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2022年5月25日 (水)

【Music Jacket Gallery】プロモーション・アルバム特集 <中編>

 
<中編>は4番目の展示棚から…え?いつもより進み方が早い?
そういう時もある。
 
§ 4-a

Img_0029_1またレゲエ。
今度は「Island」、日本では東芝EMI(当時)のバージョン。
門外漢だから余計感じるのかもしれないが、70年代はレゲエの普及が盛んだったんだね~。Img_0198解説に目をやると…「レゲエ・ミュージックは1970年代の音楽の新しい流れとなるだろう」とジョン・レノンが言っていたんだって。
<前編>でチョット触れた通り、ロンドンでは確かにスゴかったんだと思う。
ボブ・マーリーに関して言えば、日本でもあのロンドンのライシアム劇場で録音されたライブ・アルバムがナニかと注目されていたけど、どちらかというとあのヘアスタイルの方が話題になっていた感じがするナァ。
あと、ジミー・クリフの「Harder They Come」というのがよく露出されていた。
基本的には門外漢なのでサッパリわかりません。
Img_0199次はWarnerのサンプラー。
昔、「Hot-Dog Press(講談社刊)」という男性向け情報誌があった。
「昔」といっても2003年まであったのか…1回も買ったことないのでピンとこなかった。
失礼しました。
でも20年も前の話だから「昔」と言っても差し支えないだろう。
「講談社」は講談本を出版することからその名が付けられたことは以前どこかに書いた。
この「Hot-Dog Press」という雑誌は今でもある「POPEYE(マガジンハウス刊)」の向こうを張って発刊されたんじゃなかったっけ?
「マガジンハウス」って言ったって、我々の世代には「パンチ」が代名詞の「平凡出版」だがね。
こういうのは「男性向け一般情報誌」って言うの?
双方、ただの一度も買ったことがなかったナァ。
でも、なつかしい感じだけはするね。
その「Hot-Dog Press」の表紙のデザインをパロったジャケット。
放送局や大手レコード店のスタッフの目を惹くためなのか、アノ手コノ手で、あるいはやりたい放題でジャケットを目立たせようとするのがこのプロモ盤のおもしろいところのひとつなのかも知れない。
ところが、ココに出ているアーティストの名前に目をやると、私が興味を持っったことがない方々ばかり。
そりゃそうだよ、タイトルの下に「Music for City Boys」って書いてあるもん。

Img_0180しかし、「シティ・ボーイ」ってナンだ?…と、今頃になってその定義を調べてみる。
「都会風の感覚を身につけ、流行に敏感な若い男性。つまりアナタのような流行を絶対に支持しないヘソ曲がりの男性の反対」
やかましい、大きなお世話だ!
 
下は裏面。
当時はまだまだ洋楽が強かったんだろうな。
いつの時代もこういう音楽を聴いてくださっている皆さんが経済を回してくれているんですね。
<前編>に引き続いてお礼を申し上げさせて頂きます。
いつ頃の盤なんだろう?
ジョージ・ベンソンの『Give Me the Night』のPRをしてるところから察するに1980年あたりのようだ。
 
コレは聞いた話だけど、どこかの大手資本経営のライブハウスの杮落としにジョージ・ベンソンが出演した時のこと。
とあるサラリーマンが、「滅多に見れない貴重なライブ」としてお得意先のおエライさんをそのライブに招待した。
「キミキミ、今日の出演者はそんなにスゴイ人なのかね?」
「そりゃもう!アメリカではトップでございますからね。歌もギターも絶品ですから、お気に召して頂けること請け合いでございます!」
「ほほう、うれしいね、そんな機会に招いてくれて…。で、何て言ったっけね、その出演者は?」
「ベン・ジョンソンです!」
「そいつァ速そうだね!」
…コレ、本当の話らしい。
信じるか信じないかは、いかにMarshall Blogが好きかどうか次第。

Img_0181もうこの頃はジョージ・ベンソンも「歌のオジさん」で成功して、すっかり不動産屋の社長さんみたいになっていたけど、ギター、死ぬほどスゴイんですよ。
デビュー当時はウェス・モンゴメリーに匹敵する「10年に1人出るか出ないかの天才ギタリスト扱い」だったらしい。
ウェスが得意としたオクターブ奏法を踏襲した上で、そのオクターブの2音に5度の音を足し、3音でベン・ジョンソン並みの超高速で弾きまくるのがひとつのウリだった。
もちろんドーピングなしだ。
しかし、この変わりよう…2人が同一人物とはにわかには判別しにくいだろう。
若い方の時の写真…この右手の角度!逆アングル・ピッキング。
手足の短い日本人にはコレできないんだよね。

Sgb2_2 でも、そのギターをフィーチュアした「硬派でいいアルバム」があんまりないんだよナァ…というのが私の不満。
CTI時代もナァ。
ジャック・マクダフ時代のアルバムなんかはいいんだけど、コテコテもそうは聴いていられないし…。
そんな中、ベンソンのギターを「ジャズ・スタンダード」というフォーマットでタップリ楽しめるのが下の2枚のライブ盤。
「ナニもそこまで弾かなくても!」というぐらい弾きまくっている。
ところが!…録音が悪いのよ。
それでも、聴いたことがない人は「歌のオジさん」や「不動産屋」のイメージは吹っ飛ぶこと間違いなし。
不動産屋さん、失礼しました。0r4a0377 
Journeyの来日に合わせて制作されたサンプラー。
エライ豪華な装丁だ。
もう完全に売り物のLPと変わりませんナァ。

Img_0152ジャケット裏面のようす。
「未来派ハード・ロック・グループ」だそうです。
あの~、このブログは決して私の音楽の好き嫌いについて書く場ではないことはわかっているんですけど、私、Journeyって全く知らないんですよ。
以前にも書いたけど、大谷令文さんに「初期のアルバムならウッシーでも絶対にイケるって!」とおススメを頂き、早速ファーストとセカンド・アルバムを買って聴いてみたけど…どうにもソリが合わなかった。
だからJoueneyについて残念ながら書けることはナニもないんです。
以前ニール・ショーンに1960を貸したことがある、ということぐらいかな?
そうだ!思い出した!
その関係で一度コンサートへ行ったことがあったわ。
シンガーはスティーヴ・ペリーではなかったし、ドラムスもスティーヴ・スミスではなかった。
Img_0153「ロッキュペイション'79」ですよ!
ウドー音楽事務所さんが展開していた来日アーティストのコンサート・シリーズ。
KISSもAerosmithもみんなこのシリーズで来日したんだぜ。
懐かしいナァ~、ロッキュペイション。

Img_0155で、「サブ・シリーズ」っていうのかどうかは知らないけど、「スーパーギタリスト」と銘打ったコンサートのシリーズがあった。
その第1弾は、1976年にBlackmore's Rainbowで来日したリッチー・ブラックモアだった。
第2弾は誰だと思う?
ロビン・トロワ―だった…コレを見逃したのを今でも悔しく思ってる。
次がAerosmith。
続いてKISS。
そして、第5弾がデイヴ・メイソンだったのです。0r4a0379  

コレもヤタラメッタラ豪華なソウルのコンピレーション。
「SPECIAL DJ COPY」となってる。

Img_0168removebgpreview


スティーヴィー・ワンダー、O.V.ライト、ダイアナ・ロス、アル・グリーン等々の錚々たるメンツ。
それぞれのアーティストのロゴがカッコいいじゃん?
ゴメン、そんだけ。
何しろソウル系の音楽はからっきし聴かないの。

Img_0169  
コレもVan Halenの来日に合わせたプロモーションモ盤。
Img_0190この帯!…インチキなの。
いかにも帯がかかっているようだけど印刷なのよ。
まだ東京の市内局番が3ケタ!
コレが4ケタになったのは1991年からだって。
携帯電話が出回りだしてからは電話番号のケタ数なんて全く関係なくなったもんね。
昔は友達の家の電話番号をいくつもソラで言えたもんだったけどナァ。
今でもいくつか言えるわ。

Img_0191 

1980年のCBSソニーのサンプラー。

Img_0194アル・ディ・メオラ、ボブ・ジェイムス、ラムゼイ・ルイスなどのクロスオーバー…イヤ、もうこの頃は「フュージョン」かな?
その辺りの音楽が爆発的に売れてた時代のアイテム。

Img_0195注目したいのは右端の上下2作。
上はレイ・ゴメスは『Volume』。
レッツゴー三匹の長作、イヤ、スタンリー・クラークやロイ・ブキャナンのサポートなんかをやっていた人(「長作=スタンリー・クラーク」は小川文明さんの受け売りです。それと、生前の文明さんはよく「桂三枝=ブライアン・フェリー」を唱えていらしゃった)。
リーダーアルバムはコレだけなのかな?
それどころか、コレのCDって見たことがないような気がするな。
ジャズっぽいフレーズをチョコチョコと挟み込むプレイがやたらとカッコいいんだけど、この自分のリーダー・アルバムでは出し惜しみしているのか、あまりソロを弾いていないのが実に残念。
そこで乾坤一擲、爆発的に弾きまくる曲が「West Side Boogie」。
コレはどうにもならないくらいカッコいい。
ショーン・レーンなんかもカバーしていますな。
今、この人どうしているんだろう?

0r4a0513その下はテリー・ボジオやパトリック・オハーンによるバンド、GROUP87。
私だってテリー・ボジオが好きだった頃があったんですよ。
でも、一般的に名前が知られるようになってしまったのでだいぶ前に卒業させて頂きました。
しかし…コレほど期待を裏切られたレコードも珍しいナ。
てっきり『Zappa in New York』のようなサウンドをイメージしていたものだったから。
このバンドはこの後Missing Personsになっていくのだが、Zappa、UK、The Brecker Brothers、あとジェフ・ベック以外のボジオって、結局ピンと来なかったな、アタシには…。
『Bongo Fury』とか『Sheik Yerbouti』あたりの素晴らしさがアダになった。
でも、UKの来日公演の時のドラム・ソロはブッたまげました。
テリー・ボジオって、ジャズ・トランペッターのウディ・ショウのバックをやっていたことがあるらしいんだけど、その音源って残ってないのかな?
もしあればそれだけは絶対聴いてみたい(涎)!

0r4a0517  
§4-b

Img_0030_1 

まずはSly。Img_0165removebgpreview 

『Small Talk』発売時のプロモ盤。
『Small Talk』にだけでもこんなに費用をかけて宣伝したんだね。
ソウル門外漢の私でも『Small Talk』までは買って一度は聴いております。Img_0167 
ガラっと替わって、これは「Chrysalis(クリサリス)」レーベルのコンピレーション盤。Img_0118このジャケット、完全に『Gilgamesh』の流用じゃん?
Gilgameshってバンドもすごくいいんだけど、ギターがモッタイなかったね。
チョットした腕の立つスター・プレイヤーを採用していればひと山当てていたような気がする。

Ggm クリサリスは1968年に発足したイギリスのレコード・レーベル。
「chrysalis」とは蝶の「サナギ」のことね。
だからロゴ・マークに蝶をあしらってある。
また、創始者はChris Wright(クリス・ライト)とTerry Ellis(テリー・エリス)という2人で、その2つの名前を合体させた「Chris +Ellis」から「Chrysalis」とした。
このレーベルはJethro TullやTen Years After、Procol HarumやUFOといったブリティッシュ・ロックの歴史を作った名バンドやアーティストを抱えていた。
だから私なんかは「クリサリス」なんて聞くと「キュンです」。
このプロモーション・アルバムはそれから時代が下って、パット・ベネターやMichael Schenker Group、Blondie等の1980年あたりの曲がコンパイルされている。
他に収録されているIcehouse、Linx、Charlie Doreなんてのは全く知らないナァ。
そうなると「シュンです」。
ドルが上がっても下がってもあのテレビCMはイヤだナァ。

Clogos下は昔買ったレコードに入っていたチラシ。
「サナギが蝶になる」というのは、クリサリス・レーベルがアメリカに進出するので応援よろしく!ということを言ってるのね。
そんなクリサリスも1985年にクリス・ライトがテリー・エリスの権利を買収し、1991年にレコード部門をEMIに売却。
音楽出版事業だけを「クリサリス・ミュージック 」として手元に残していたが、2010年にはコレもBMGに売却してしまったそうだ。Css 

§ 5-a

Img_0035_1 
The Beach Boysのコンピレーション盤。
ジャケットの印刷はこのMJGのギャラリーがある金羊社さんのお仕事だそうです。
実はジャケットの隅っこの方に「ある印」がしてあって、後でどこの印刷業者が手掛けたかがわかるようになってるんだって!

Img_0184 

REO Speedwagonも全く通らなかったナァ。
80年代にものすごく人気が出たよね。
「ベストヒットUSA」にしょっちゅう登場していたような…それじゃ私がるワケがないわな。Img_0185東京の地下鉄の路線図をモチーフにしているジャケットがとてもステキ!

Img_0188 
コチラはDavid Bowieのディスコ・ミックス。
嗚呼、「Major Tom」や「Ziggy Stardust」はどこへやら…ということでパス。

Img_0124removebgpreview
コレは惹かれるな…1969年版のワーナー/リプライズの2枚組サンプラー。
リリースは1970年。
何ともバラエティに富んだ内容!
Jethro Tull、The Pentangle、Family、The Mothers of Invention、The Fugs、The Kinksのバンド勢から、ワイルドマン・フィッシャー、ヴァン。モリソン、ニール・ヤング、ヴァン・ダイク・パークス、タイニー・ティム、ジョニ・ミッチェル他、23アーティスト、40曲というまさに「サンプル盤!」の神髄!
自分で「Amazing」だの「Delightful」だの訴えている。
ジャケットをデザインしたのは「Hy Fujita」とかいう人。
日系の人なんだろうね。
まさか藤田嗣治の血縁かなんかじゃないだろうな?
ポートフォリオを見るとジュディ・ガーランドとかクレオ・レーンとか、ジャズ系の作品が多いみたい。Img_0127
 
このBilly Joelのサンプラーも豪華極まりない。2枚組。
後にも出てくるのでここはこれだけにしておこう。Img_0136removebgpreview


コレは「プロモ盤」と呼んでいいのか…?。
皇太子殿下(当時)と美智子妃殿下が伯刺西爾を訪れた際の現地制作の記念盤。
「伯刺西爾」ってど~こだ?
ブラジルね。
植村さん何だってこんなの持ってるんだろう?
そのおかげで皇室の方々には初めてマーブロご登場頂けることとなった。

Img_0139SPではなくてLP。
だからそう古いアイテムではなくて1967年のリリース。
レーベルは「SAKURA」レコード。Sakura裏ジャケには殿下のご挨拶などが収録されている。
しかも、全文が記載されているのでレコ―ドは必要ないような気もするが…ま、お声を拝聴するとありがたみも増すということか。
時の皇太子殿下は現在の上皇さま。
こんなご挨拶をされたようだ。
 
「(前略)59年前、笠戸丸で渡航した方々を初めとして、日本から最も遠く離れたこの地に移住された皆さんは、長年にわたり、あらゆる困難を克服して、今日各方面に確固とした基盤を築き上げられました。
私は皆さん方のここに至るまでの苦労を偲び、その努力に対して心からの、敬意を表すると共に、又ブラジル官民の方々の御協力と御厚情に対し心から感謝いたします(後略)」
Img_0141コレね、殿下がご挨拶の中で触れている「この時から59年前」というのは1908年(明治41年)のこと。
この年、アメリカとの間に「日米紳士協約」というものが締結され、アメリカへの新規の移民が大幅に規制されることになった。
「紳士協約」で移民が制限されるなんて、ナンカ嫌な感じじゃん?
調べてみると、日本が初めてハワイへ移民を送り出したのは1868年(明治元年)のこと。
その13年後、日本に来たカラカウア大王が天皇陛下に積極的なハワイへの移民を要請する。
そうして、サトウキビを作るために10年間に3万人近い日本人をハワイに送り出した。
そして、1900年にハワイがアメリカの属領になると、ハワイの日本人移民がアメリカ本土やカナダに移住するようになる。
すると、当然のごとくサンフランシスコあたりを中心に猛烈な人種差別や日本人への襲撃事件が頻発した。
そういうの、昔は今よりずっとキツかったからね。
その結果、アメリカ・サイドから「悪いことは言わないから、移民の皆さんが可哀そうだから、自発的に移民を止めるって言っちゃいなよ」といつものアメリカの論法を掲げられ、覚書ベースでアメリカへの移民を中止することにした協約。
そこで日本政府は移民の向け先を南米へスイッチし、笠戸丸という船で781人を日本から地球の裏側まで運んだ。
コレがブラジルへの最初の移民となった。
その後もブラジルへの移民は続き、最も盛んだった昭和の初期には2万数千人の日本人がブラジルに渡ったのだそうだ。
そして、1967年、時の皇太子殿下が初めてブラジルを訪れ「パカエンブー大スタジアム」というところで式典が開かれると8万人もの日系人が集ったという。
こうして記念切手も発行された。

Sstamp_2 その時の様子が上のレコードに収録されているワケよ。
どうよ、聴きたくなったでしょう?
私は聴きたい。
ナンとならば、私夫婦には「リリアン」ちゃんという日系3世のブラジル人の大の仲良しがいるからだ。
とても優秀な女性で、Marshall Blogにもご登場頂いたことがある。
ヨカッタら見てやって!
ウユニ塩湖からのレポートだよ。
   ↓   ↓   ↓
私のボリビア(行ったことないけど)

80_3コレは犬山の明治村に展示されている大正8年に建てられたブラジル移民の方の住居。
スパニッシュ様式に和のスタイルをフュージョンさせているそうだ。0r4a2662そして、こうした道具でコーヒーの栽培をしていたんだね。
移民の話というのは、行き先を問わず悲惨なモノばかりだね。
みんな政府にダマされて塗炭の苦しみを味わった。
リリアンの実家も「コーヒー農家」ではあるが、大成功して暮らし向きはとても豊かだったそうだ。0r4a2657   
「Dawn」は1969年に設立された英「Pye」傘下のレーベル。
「Pye」所属のマイナー・レーベルを掻き集めて「Dawn」ができたという系譜が記されている。
インディーズの隆盛後はこうした「レーベル意識」みたいなものが消滅してしまった感じがするね。
自分が新しい音楽を聴かないので、そういうイメージがあるだけなのかも知れない。
とにかく、70年代前半ぐらいまでは「新しいロックの創出」を標榜したオリジナリティ溢れる小さな音楽レーベルが群雄割拠していた。
Img_0144さて、この『Now Rock/Jazz Series』と題された「Dawn」レーベルのサンプラー、収録されているのはフォーク・ジャズとしてジョン・サーマンやAtlantic Bridge、ロックとしてTitaus Groan、Demon Fuzz、更にフォーク・ロックとしてMungo Jerryやマイク・クーパーなどを紹介している。
コレ…いくらPRしても「夜明け」は来ないような気がするんですけど。

Img_0146 
お次は1988年にインストゥルメンタル・ミュージックを専門に制作するために発足した「I.R.S. No Speak」レーベルのサンプラー。
ナンカこう、この辺りまで時代が下ってくると、こうしたサンプラーのジャケットのデザインもかつてとは異なるような感じですね。Img_0125収録されているのはアルヴィン・リー、Spiritのランディ・カリフォルニア、Wishbone Ash、スチュアート・コープランドなど。
このレーベル、他にもヤン・アッカーマン、ロニー・モントローズ、ダリル・ウェイなんてクセのある連中を抱えていた。
ピート・ヘイコックの名前も見える。
この人はClimax Chicago Blues Bandのギタリスト…いいんですよ、この人。
そういえば、私も『Guitar Speak II』というコンピレーション・アルバムを持ってるわ。
Img_0126
§ 5-b

Img_0039_1  
このあたりはヘタをすると市販の正規盤よりよっぽどゴージャスなプロモ盤たち。
まずはKISS、Village People、ドナ・サマーという3大看板アーティストをフィーチュアした「Casablanca Records」の3枚組サンプラー。

Img_0163このYesの3枚組ライブアルバム『Yessongs』彷彿とさせるジャケットの作りが何ともゴージャス。
もう一度言っときますけど、売り物じゃないからね。
ゼイタク~!
ドナ・サマーなんてのも人気あったよね~。
今の若い人たちには「どなた様~?」かも知れないけど。
私なんかは鼻の穴の大きさに驚いたものだった。

Img_0161 
コチラもスゴイ。
完全に売り物レベルに達しているは2枚組のEarth Wind & Fireのサンプラー。
しっかりとした作りでジャケット・デザインも申し分なし。
ズラリと並んだ代表曲。
このまますぐに売り物になりますな。
Earthの初来日の時かな?まだロックに夢中だった私は「Earthが来る!」って音楽界が大騒ぎしていたのを思い出す。
それと『Spirit』というアルバムが出た時も大騒ぎしていたのを思い出す。

Img_0129 
これも超ゴージャスなビリー・ジョエルの1979年の来日に合わせたサンプラー。

Img_0131惜しげもなくヒット曲がギュウギュウ詰めにされている。
ものスゴイお金のかけ方だよね~。
来日するたびにこんなの作ってたんだから。
それだけ儲かっていたということか…。

Img_0134 
コレ怪しい。
南米のどっかの国のGenesisのコンピレーション盤なんだけど、まずジャケットの雰囲気がまったくGenesisじゃない!
プログレっぽくしたかったんだろうね。
でもコレじゃ、Enidのロバート・ジョン・ゴドフリーかクラウス・シュルツェみたいじゃない?

Img_0137下の2枚を合わせた感じ?
チガウカ?

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Ks  

コレはブラジル製だわ。
選曲は欲張っていない…となると、それでサンプラーの役を果たすのか?

Img_0138 
『Superstars of the 70's』というコンピレーション・アルバム。
調べてみると限定販売で国内盤でもリリースされていて、「日本ではじめての"複合レーベル"による豪華な組み合わせ」なんて帯に書いてあるからそういうことなのだろう。

Img_0183 

ワーナー・パイオニアのハードロック・バンドを集めたのサンプラー。
1980年にリリースされた黒い方に収録されている音源は、Led Zeppelin、Van Halen、AC/DC、Saxon、Gamma、Deep Purple。
一方、1985年の第二巻に収録されているバンドは、Ratt、Motlry Crue、Twisted Sister、AC/DC、Night Ranger。
だそうです。
Img_0148removebgpreview
 

<おまけ>
「軽罪新聞」。RCサクセションのPRマテリアル。

Img_0100_2

Img_0101_2

昔はやたらと手が込んでいたね~。「ロッキンf」のロゴが泣かせるナァ。

Img_0102_21981年に制作されたアイテム。Img_0103removebgpreview_2「4月4日」というのも何か思わせぶり?
実は植村さん、このアイテムの存在をスッカリお忘れになられていて、RCとはゼンゼン関係ないジャケットから転がり出てきたのだそうだ。
こういうのがうれしいんだよね。
また、30cm×30cmのLPサイズはこういうことをするのにうってつけなんだよね。
私もしょっちゅうやっている。
来日コンサートの告知チラシとかをそのバンドのレコードと一緒にしておく。
そして20年ぐらい経ってそれを発見してタイムカプセル効果を楽しむというワケ。
捨てちゃっちゃあおしまいなのよ。

Img_0104_2
今回もとても楽しいコレクションだった。
次回は例によって「立体展示アイテム」のレポートをお届けします。
 
蛇足ながら…これはワタシのレコード棚からの出品。
Frank Zappaが主宰していたBIZARREレーベルの1970年のサンプラー。
アリス・クーパー、Captain Beefheart & His Magic Band、ティム・バックリー、ワイルドマン・フィッシャー、The GTO's他が収められている。
ザッパは1曲。『Hot Rats』収録の 「Willie the Pimp」。
初めて目にしたのは35年前。
大阪の梅田のレコード屋だった。
その時は10,000円を軽く超える値段が付いていたのでとても手が出なかった。
ジャケット違いの盤はもっと安く手に入ったんだけど、どうしてもこっちのジャケットのヤツが欲しかった。
結局、その時から大分経ってから手に入れた。
写真ではわからないが、ジャケットが汚れているため、かなりお買い得な値段だった。

Zapインナー・スリーブのデザインがまたイカしてる。
そこに書いてあるのは…「我々は少々風変わりなレコードを制作しています。
提供しているのは重要なレコード会社がアナタに聴かせることのない、音楽的、社会学的な内容です。
世界が必要としているもの…それはもうひとつのレコード会社なのです」とある。
ザッパが言う「体制は本当に民衆が欲しがるものは与えない」という洞察に沿ったポリシーなんでしょう。
もうそんなレコード会社はないでしょうな。
コレじゃ経済が回らないもんね。0r4a0382<後編>につづく
 

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