Marshallだより~Marshall LIVEほか
ときどきやってる『Marshallだより』。
最近のMarshall関連のニュースをお送りします。
THE LONDON DRUM SHOW
まずは今日&明日で開催される『THE LONDON DRUM SHOW』。
詳しい内容については、写真が追って送られてくることになっているので、その時またレポートさせて頂く。
イギリスではかなりNATALが伸びてきているのでどんな感じかとても楽しみだ。
その『ザ・ロンドン・ドラム・ショウ』の目玉イベントが現地時間の今晩開催される。
それはThe Whoのキース・ムーンの追悼コンサート。
観たい!
出演は、JR Robinson、Adam Marko、Ronn Dunnett、Danny Farrant、Chris Mansbridge、Pete Cater、Jonathon Rodney、Steve White、Gabor Dornyei、Pick Withersら…と言ってもJRしか知らんが、何せ「My Generation」やら「Baba O'Riley」やら「The Seeker」やら、The Whoの名曲をズラリと演奏するらしい。
観たい!
The Whoのトリビュートものなんていかにもイギリスっぽくてうらやましいよね。
こういうところに日本のロック界と大きな違いを感じる。
ところで、1978年に亡くなったキースがもし健在だったらNATALを使っていたかもね。
だって、キース・ムーンは短期間だったらしいが、ジム・マーシャルのドラム教室に通ったというし、MarshallはThe Whoの音楽を作った重要な要素でもあり、ピート・タウンゼンドのおかげでMarshallが生まれたと言っても過言ではないのだから。
それに今Marshallで製造部門のトップを務めているバリーはキース・ムーンのイトコだからね。
バリーもこのコンサートを観に行くそうだ。
そんな関係があってかなくてか知らないが、ステージではNATALのドラム・キットがフィーチュアされるらしい。
Marshall LIVE
チョット前にMarshallがミルトン・キーンズの工場の近くにあった「MK Arena」を「Marshal Arena」という名称で再スタートさせることをレポートした。
下はMarshallの本社/工場があるミルトン・キーンズのフランチャイズ・チーム、MK Donsの会長ピート・ウィンケルマンと我が社長ジョナサン・エラリー。
Marshall Arenaのオープンに際してこんなことを語っている。
ピート:Marshall社は我々がミルトン・キーンズに来る前から(MK Donsはミルトン・キーンズとウィンブルドンのチームが合併してできたサッカー・チームで、合併を機に本拠地をウィンブルドンからミルトン・キーンズに移した)、地元の歴史の重要な位置を占めています。ジョン・エラリーさんのご厚意により、Marshall社からMK Donsシャツを寄贈して頂いたのは我々の誇りです。
そして今また「Arena MK」を引き継いで頂くことによってミルトン・キーンズとタッグを組んでくれました。Marshall社はその新生アリーナを通じて地元における音楽的財産を形成することができるでしょう。
ジョン:Marshallは音楽を愛する人たちの「ホーム」です。皆さんがプロ・ミュージシャンであろうと、カジュアルな一般のプレイヤーであろうとMarshallブランドはあなたのモノです。
「Arena MK」を「Marshall Arena」にすることは、音楽業界の中で我々の根深い関係を一層強固にすることに他なりません。
そうした中で飛び出してきたのがこの企画、「Marshall LIVE」。
「Discover Tomorrows Headliners」…「Marshallが未来のアーティストを作ります」の旗印のもと、来年の6月1日、このMarshall Arenaにおいて『Marshall LIVE』というコンサートを開催することになった。
司会はBBC Radio1の「Rock Show」の人気パーソナリティDaniel P Cater。
以下はこのイベントに関するMarshallの説明。
『Marshall LIVE』はイギリスで開催されている他のロック・フェスとは趣を異にすることでしょう。Marshall Arenaの中で10時間にわたってロックやその周辺の音楽が3,500人の人々に供されるのです。
メイン・ステージのバンドとは別に「Discovery Stage」ではMarshallがインターネットで公募して審査を通過した8つのバンドがショウケース・ライブを展開します。
そして、実際にそれらのバンドの演奏を見た来場者の間で人気投票を行い、上位2つのバンドは当夜、メイン・ステージで演奏することになります。
すでにレポートしているように、Marshall Arenaのコケラ落としがヒップホップのBlack Eyed Peasということを聞いてチョット驚いたんだよね。だってMarshall使わないんじゃん?
…と最初は思ったが、後にMarshallがやろうとしていることを理解した。
Marshallは楽器メーカーだが、ギター・アンプやドラムスを作って販売するだけでなく、こうした活動を通じて、今の世の中で「音楽そのもの」を作ることに乗り出したのだ。
コレには新しい音楽を作ろうと奮闘する若いミュージシャンの要望を聞き入れてMarshallを開発・進化させたジム・マーシャルの精神が息づいているように思う。
手前ミソながら、Marshallの情報だけではなく、音楽全般の話題を提供しているMarshall BlogがMarshall社に評価されているのはこういう精神に共通項を見出しているからなのかも知れない。
そして、こんなことを10年もやってきた自分としても、Marshall Blogの方向性に間違いがなかったと思いたい。
ちなみに彼らね、Marshall Blogに「脱線」がたくさん含まれていることを知っているんだよ。
明日のヘッドライナーは誰だ⁈
MarshallビールはMarshallグラスで!
Marshallビールのレポートには大きな反響を頂いた。
早く飲みたいよね~!
飲むとしたら何を聴きながら飲む?
やっぱりMarshallサウンドの音源がいいよね。
The Who?、Small Faces?、Cream?、Jimi Hendrix?、Jeff Beck?、Free?、Deep Purple?、Led Zeppelin?、UFO?、Gary Moore?、Thin Lizzy?…どれもいいナァ。
Marshallビールにピッタリだ。
ステレオ・タイプということなかれ。
これらこそが誰も変えることができない歴史であり、永久に聞き継がれ、語り継がれる正統なロックそのものなのだから。
そんな時には正当な態勢で飲もうではないか。
…ということで、イギリスからMarshallビール周辺グッズが送られてきた。
まずはコースター。
ところが、実はコレはコースターではない…んだって。
紙で出来てるでしょ?
こういうのは「ビア・マット」っていうそうです。
つまり、水分を吸収してくれるので、水滴リッチな冷たいビールが入ったグラスなどに使うそうだ。
そういえばイギリス人がやっている行きつけの浅草の地ビール屋「Campion」のコースターも紙だわ。
それに対してはコレ。
コレはプラスティックがコーティングされているいわゆる「コースター」。
こういうのにはマグカップなどを置くのが正式な使い方なんだって。
そして、グラス。
やっぱりココでバッチリとキメたいじゃん?
伝統のMarshallスクリプト・ロゴに「ROCK 'N' ROLL CRAFT BEER」のロゴ。
これにビールを注ぐとどうなるか…トクトクトクトクトク。
琥珀色をバックにしたMarshalロゴ。
これで容量が2/3パイント。
缶なんかじゃなくてチャンとしたグラスで飲むビールは一層おいしいよね。
ま、残念なのは中身がMarshallビールじゃないってこと。
中身も早く送って来い!
それと、こんなモノも送られてきた。
野外フェスなんかには持ってこいのビニール・カップ。
こっちはコースターを敷いた。Marshallビールの詳しい情報はコチラ⇒【Marshall Blog】Marshallのビール
※Marshallビールの日本上陸については現在のところ未定です。