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2013年10月21日 (月)

大谷一門会~ギターバカ一代<前編>

大谷令文、三宅庸介、島紀史…ああ、3人の名前をタイプしただけでMarshallのサウンドが聴こえるようだ。
この3人が集まったイベントが開催された。タイトルは『Strings On Fire ~炎の血統~』。
この場合、「血統」とはMarshallの「血」を指す。

10…とかなんとかコジャレたこと考えても、本当のタイトルは『大谷一門会~ギターバカの血筋』だ。
または『令文一家のマーシャル祭り』と呼んでも一向に差し支えないだろう。上の写真の両端のふたりのうれしそうなこと!

20出演は、まずはSTAND。

25STANDは何回もMarshall Blogに登場してくれている山本征史率いる強力トリオだ。

30山本征史

50v島紀史

60金光KK健司

70今日は濃霧の中での撮影だ。
100vギターの3人が「ギターバカ」なら征史さんは完璧な「ベースバカ」だ。
90vもちろん今日もMarshall 1992 SUPER BASSをブリブリいわせてる!

80以前、『STAND, コウムテン & LOUD』というイベントをやったことがあった。もちろんこのタイトルは三宅さんの「Strange, Beautiful & Loud」のパロディ。
リズム隊の征史さんとKKが出ずっぱりでフロントがノンちゃん、人間椅子の和嶋さん、三宅さんにかわっていく、3バンドで出演者5人という普通であれば計算がまったく合わない珍しいコンサート。

110今回はその再演ともいうべき企画なのだが、家元の登場とあって、また雰囲気が違う。

120STANDの時のノンちゃんもまた強烈だ。

130vConcerto Moonの時に見せる指導者としてのオーラを取り払い、何の制限も責任もなくただのギター小僧になって縦横無尽に弾ききってしまうのだ。

140そして、このふたりのコンビネーションがいい。

150そしてそれを確実にサポートするドラムバカ。
KKはこの後、霧の中に消えて撮影不能となってしまった…。姿は見えずとも壮絶なドラミングで抜群の存在感をアッピールした。

155vドライブしまくるSTANDの曲がまたこの3人の個性を存分に引き出すんだな~。

160征史さん独特の声質がまた曲にコッテリとマッチする。

170ノンちゃん渾身のア・カペラ・ソロ!
愛用の1967MAJORが容赦なく襲いかかる!

190歌もベースもレッド・ゾーンをぶっちぎるパワフルなパフォーマンスの征史さんなのだ!

200私はアルバム『煩悩Good!』好きでしてね、個人的なリクエストとしてはアルバム『煩悩グッド』からタイトル曲や「ジェット」、「脈動」なんかも演って欲しいです。

山本征史の詳しい情報はコチラ⇒BLACK CAT BONE

210さて、ノンちゃん。好評のニュー・アルバム『BLACK FLAME』を引っ提げての全国ツアーが終盤に差し掛かった。
これはツアー・プログラム。

212メンバー3人による曲目解説や…

213ステージ・フォト満載の永久保存版!写真はすべて私が撮らせていただいたもの。
コンサートにお出かけの際には記念にお買い求め頂きたい。
残すコンサートは11月8日の大阪と16日の東京公演のみ。
是非お出かけください。

CONCERTO MOONの詳しい情報はコチラ⇒CONCERTO MOON Official site

尚、『BLACK FLAME』に関するインタビューもお見逃しなく!これを読んでからコンサートに行けば楽しさ倍増!↓
渾身のニュー・アルバム『BLACK FLAME』~島紀史インタビュー<前編>
渾身のニュー・アルバム『BLACK FLAME』~島紀史インタビュー<後編>
214さて、出番は替わって…

215三宅庸介、Strange, Beautiful & Loud。

220Soud Experience』シリーズでスッカリMarshall BlogではおなじみのStrange, beautiful & Loud。

230三宅庸介

240v山本征史

250v金光KK健司

260vオープナーは「if」。

270はじめの1音から三宅ワールドが炸裂する。
2曲目には新曲「murt 'n akush (マラケシュ)」を持ってきた!

280「いい音」を出すギタリストはたくさんいるが、やはりこうして一聴しただけで「三宅さんや!」と知らしめることができるギタリストとなるとそう多くはない。
310vフレーズを奏でて「あ、これはあの人じゃん?」というレベルに達するだけでも膨大な時間とそれに耐えうる努力が必要だ。
それにも増して「音」だけで自己を確立させるというのは並大抵なことではないだろう。
290v今日出演している3人は全員それを克服している。
3人に共通して言えることは、楽器と恋愛関係にあり、お互いに師弟関係にあるということだ。ある時は楽器をかしずかせ、ある時は楽器に教わる。
それに加えて、自由な発想、先達から素直に学ぶ姿勢、旺盛な実験精神、狂気にも似た探究心、これらから何ひとつ欠けてもうまくはいかなかったに違いない。
だからギター(ベース)バカ一代なのだ!

300ステージはStrange, Beautiful & Loud一色!

320「Bloom」、「Ring」、「Mani」とおなじみのレパートリーが続く。

330vもう何十回も接している三宅さんのステージ。もちろんほとんどの曲に慣れ親しんでいる。しかし、正直言って曲名と曲が一致しなかったり、展開を勘違いしたり…これがまた私にとってはスリリングなのだ。
ナンというか、Milesの『Bitches Brew』や『On the Corner』を聴いているような気分と言ったらいいだろうか?いつも新鮮なのよ。

350「Stratify」、「petal」、「Virtue」を演奏。「Stratufy」は三宅さんのテーマ的な曲。その向こうを張って「Marshallogy(マーシャル学)」とか「Marshalized…(マーシャルされて…)」が出て来ないかと期待している。(実際はお願いししている?!)
340vしっかし、このリズム隊はスゴイ。三宅さんと2人の音が絡み合うサマは3匹の大蛇がこんがらがっちゃって、ほどけなくて暴れまわっているようだ…見たことはないけど。

370そして、ふたたび…ギターの音!
三宅さんのMarshallの音をいくら私が辞書を片手に形容しようとも一回のピッキングにはかなうまい。
是非コンサート会場で実物を確かめていただきたい。
次のチャンスは今週の金曜日。10月25日の三軒茶屋Grapefruit Moonだ!お越しあれ!

360三宅庸介の詳しい情報はコチラ⇒Yosuke Miyake's Strange Beautiful & Loud

380v家元登場の<後編>につづく

(一部敬称略 2013年9月14日 秋葉原Club Goodmanにて撮影)