D_Drive ~ Driving Rock Revolution 2013 Summer in TOKYO~
D_Drive、東京での2回目のワンマン・コンサート。
前回は昨年の8月だった。Marshall Blogでもレポートしたが、その模様を収録したライブDVDも発表され大好評を博している。ジャケットの写真もいいね!
会場は超満員。ご覧の通り、休むことない全編ノリノリ状態だった。
ホント、D_Driveのものすごい勢いを実感する。
いつもの「D_Drive」のバリトン・ボイスから入った1曲目は「Hyper Driving High」。
あまりのウケように呆然とするYukiちゃん…というワケではないのだろうけど、それぐらいの大騒ぎ!
続いて「Drive in the Starry Night」。
まずは2曲「Drive」で固めた。なんたってコンサートのタイトルが『Driving Rock Revolution』だからね。
MCをはさんで鐘の音から「Escape from」。「Lost Block」」、「Runaway Boy」。
「Unkind Rain」、「Champagne」、「Peach Fizz」…ファースト&セカンド・アルバムからバランスよく配置された選曲。
前半は残すところあと1曲。「Mr.Rat Boots」をプレイ。
フト気がついたYukiちゃんの御御足(おみあし)。ハイヒールでワウは踏みにくかろうなァ…と思ってサ。そしたら最近足を痛めちゃったんだって。キャワイそう…。お大事に!
エフェクターを並べ替えるのは楽しい。音楽の機材も釣りの道具といっしょだからね。あーでもない、こーでもないと試行錯誤するのがまた悩ましくもうれしい。私も現役の頃はよくやった。
色々やってみたけど、私の場合はJMP時代の1959に1960AX、それにOD-1とCHORUS ECHOがあれば結局十分だったな~。
Seijiさんなんかは特にそれを楽しんでいるようだが、どんなに足元をイジくったとしてもMarshallの音を尊重してくれているのがうれしい。
ツイン・リードやバトル、なにかと2本のギターが交錯するD_Driveのレパートリーだ。やはりMarshallぐらい音の輪郭がシッカリして抜けてくれないと困るのだ。
今日はSHARAさんはJVM210Hを使用。いつもはJVM410Hね。いずれにしてもSHARAさん独特音の分厚さはいつもと同じ。
出ないんだよね~、この音が!
D_DriveはSHARAさんのmintmintsとダブル・ヘッドライナーをこなしているので同じステージに立つのは初めてのことではないが…
MCではSHARAさんからD_Driveの紹介があったりして、これがまた大爆笑!
SHARAさんとの共演、2曲目はうれしい「Radio Magic」。
SeijiさんとYukiちゃんがあのメロディをハモリで弾く。
ドワ~、メッチャかっこいい!鳥肌…と感動していたらすかさずSHARAさん、私の方を見てニヤリとドヤ顔!
ん~、インスト・シェイカーもいいかもな。MARCYさんには申し訳ないけど…。
石原SHARA愼一郎の詳しい情報はコチラ⇒official website
後半1曲目は「Mystery Zone」。
「こんなにいい人は見たことがない」とSHARAさんのShimaちゃん評。ホントいい人だけどプレイは強烈!持ち前のテクニックをウマイ具合に曲に活かす人だ。ウチの下の子もよく言われるが、正真正銘の日本民族だ。
Sharaさんから「野獣」と呼ばれているChiikoちゃん!もちろんドラム・プレイのことよ!
「Among the Destruction」を経て…
D_Drive東京での2回目のワンマン・コンサートもいよいよ佳境に突入する!
「ロシアン・ルーレット!」といつも通りのYukiちゃんのタイトル・コール。
つづいて「Screw Driver」。
「Over REV」をプレイして本編を終了。
さて、この後、D_DriveのSeijiさんとYukちゃんはギタリストの祭典『Live Rokugenshin』に出演する。
山本恭司さんをはじめとした日本を代表するスーパーギタリストたちが奏でる日本の美しいメロディをテンコ盛りに収録したコンピレーション・アルバム『六弦心』&『六弦心 vol.2』のライブ・バージョンだ。
日程は9月21日の<Rock Day>と22日の<Crossover Day>の2日間。
場所は東京キネマ倶楽部。
D_Driveは21日の<Rock Day>に出演する。
是非応援に来て欲しい!
Live Rokugenshinの詳しい情報はコチラ⇒六弦心Official Website
東京キネマ倶楽部の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト
アンコールはおそろいのTシャツに着替えて登場。このTシャツがまた大好評なんだって!
アンコールの1曲目はその『六弦心 vol.2』に収録されている「どこかで春が」。
ふたりがこの曲を弾くのを生で見るのは初めてではないが、この4人で演奏するのに接するのははじめて。
可愛くてイキがよくてとてもD_Driveによく似合う。まるでオリジナル曲のようだ。
そうそう、どうしてもこうしたメタル調のバンドってマイナー(単調)の曲が多くなってしまうのが常のようだが、カリプソみたいな明るいタイプの曲をやっても十分おもしろいと思うんだけどな。
ちょっと脱線するけど、アルト・サックスのPhil Woodsに『Live at Showboat』というライブ盤があって、それに「High Clouds」という曲が収録されている。これはサンバのリズムに乗ってPhil WoodsとHarry Leaheyというギタリストが延々と超絶技巧フレーズをハモり続けるというスリリングかつ楽しい曲。キーがメジャーなところが余計にカッコいい。
こういうのD_Driveがやったらおもしろいだろうナァ。メタル派の人に怒られちゃうか?
でもね、D_Driveもへヴィ・メタルを礎に、貪欲に色んな音楽を吸収してアウトプットしていくべきだと思う。ナゼかいうと、この4人だからできることや、この4人にしかできないことってたくさんあると思うからなのだ。
お待ちかねの「Cassis Orange」でアンコールも幕を下ろした。
Seijiさんも今回のワンマン・ショウで相当確固たる手ごたえを感じたのではなかろうか?
この後、9月上旬には名古屋でのワンマンも大成功に収めた。まさにDrive真っ最中のD_Driveなのだ。
発見!スゲ。Seijiさんのポーズ、本編の最後と完璧に同じ。さすが、「完璧」がモットーのSeijiさんだ!
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site