【Marshall GALA2】vol.10:フィナーレ
8つのすべてのパフォーマンスも無事終了。
何回も書くけどホントにアッという間だった。
コレにかかりっきりではなかったにせよ、1年半かけて準備してきたのね。
来る日も来る日もGALAのことを考えていた。
それが終わっちゃった。
もう昼に食べた「スーラジ」のキーマカレーがはるか昔のことのようだ。
…ということで前回同様、最後に出演者全員に舞台に上がって頂いた。
そして、もうひとりのGALAメンバーをステージに呼び込んだ。
Marshal Amplification plcの社長、ジョナサン・エラリー!
今回もサブステージからの登場だ~!(ジョンはこの演出が気に入っている)
社長の登場のBGMは「God Save the Queen」!
コレがやりかたかったんだ~。簡単なアレンジby私。
イギリスの国歌ね。
演奏はGUV'NORS社中の皆さん。
MASHAくんが主旋律を弾いて…
そして、ロール+劇的なアクセントで曲を盛り上げてくれた達也くん。
達也くんは今日3回目の登板。
ホントにどうもありがとう!
コレ、テンポにかなり悩んだんだけど、THE GUV'NORSの皆さんが実にウマいことジョンの歩みに合わせてくれた。
ジョンもノッてる~!
こんなビデオなんかを見れば想像に難くないようにホントはシャイな人なのよ。
私のようにベラベラ人前でしゃべったりするようなことを好んではしない人。
でもGALAは違う!
数々の素晴らしい演奏と良い音楽を真剣に鑑賞するお客さんのマナーに感動してノッてしまうのです。
ジョンがあまりにもデカいので、チョット脚立に乗ってみた。
尊敬してやまない私のボスでございます。
まずは出演者の皆さんへ、惜しみないご協力への感謝と素晴らしい演奏に対する賞賛の拍手。
GENKIさんはもう次の現場へいらっしゃったので、コレで全員集合。
お約束の撮影タ~イム!
めいめいにポーズを取ってくれた出演者の皆さん。
こうやって、今日までは会ったことがなかったミュージシャン同士が入り混じって楽しそうにしている光景というのは実にいいもんですな。
これもGALAの醍醐味。
D_Driveの皆さんは先月上海でジョンと一緒になったばかり。
その前は6月のイギリス。
今年3回目の邂逅だ。
次は1月のアメリカか。
犬神さんはメイクを落とさないでステージに上がってくれた。
HFOのみんなもありがとう!
YukiちゃんはXperiaを使っている人をチェック中。
「おったおった!アイツXperiaつことるで!…知らんけど」と言ったかどうかは知らんけど。
しかし、こっちから見た携帯が林立する客席の光景はなかなかのスぺクタキュラーでしたよ。
そして、ジョンからひとことご挨拶。
私が英語を聞き取れないことがないようにと予め用意した原稿を読んでくれた。
そういう人なんです。
常に相手の立場に立って物事を考えてくれる人。
「みなさん『Marshall GALA2』をお楽しみ頂けましたでしょうか?
この2回目の『Marshall GALA』にお越し頂きましたことに感謝申し上げます。そして今回もショウを通じて素晴らしい才能を目の当たりにするこをができました。
もちろん、今夜、最高の演奏で私たちを楽しませてくれたミュージシャンの皆さんにもお礼を言わなければなりません。
どうぞ私と一緒に大きな賞賛をミュージシャンに捧げてください」
ヒューヒュー!
「そしてこのショウを成功に導いてくれたキネマ倶楽部の長屋さん、スタッフの皆さんに深く御礼申し上げます」
実際こんなにうまくは通訳ができなかったんだけどね。
もう、疲れてアタマが全く回転していなくてサ。
イヤ、コレがかなりのイギリス英語でしてね。
発音のことではなくて、私にとっては文章が高尚で、高尚で…。
この場で初めてこのジョンのスピーチを聴いていたらかなりヤバいことになっていたかも…。
アメリカ英語だったら絶対にもっと簡単にやってるハズ。
だからイギリス英語の方がスキ!ココは原稿になかったパートなんだけど、私にもおホメの言葉をかけてくれた。
向こうの人って、例え社内であろうが、自分の部下であろうが、はたまた自分の家族であろうが、一生懸命やった人には盛大に賛辞を贈って人前でその人に対する評価を表すんだよね。
日本人はこういうことを絶対にしないもんね。
うれしいことです。
コレもすべてGALAをご支援いただいたお客様と関係者の皆さんのおかけです。
翌日熱が出るかと思うぐらい身体はヘロヘロだったけど、気持ち的には疲れがいっぺんに吹き飛んだ!
そして、コレもサプライズ!
ジョンがもうひとり感謝の念を示してステージに上げたのが…
私の家内でやんの!
家内は私と正反対で、恥ずかしがって絶対にこういう場に姿を現さない。
この時も初めはかなり遠慮していたが、歓声が鳴りやまないし、ジョンの呼びかけとあってはさすがに引っ込んでいるワケにはいかない!と観念して舞台に上がって来てくれた。
実際ですね、物販からケータリングから、要するにステージまわりのこと以外はすべて家内がやってくれたのです。
また、普段からMarshall Blogの取材でライブ会場に出入りさせて頂いているので、出演者の皆さんは全員顔見知りなもんだから、その他の細かいアーティストさんまわりことまで全部引き受けて進んで処理をしてくれた。
それと、私とは違って家内は完全に音楽を外から見聞きしているので、プログラムの内容についても世間一般の観方としてたくさんアドバイスをもらった。
イヤ、ホントはよ、ココは私が最後の最後に「家内に感謝の気持ちを送りたい」と締めくくってナミダナミダにする台本だったのよ。
それをジョンが先にやっちゃうもんだから…とんだ番狂わせになったけど、うれしかったね。
とても仲良くして頂いているジョンの奥さんのエリーに手を振っているところ。
ちなみにジョンは日本に来ると家内のことを「My boss」と呼んでいる。
イギリスに帰るとエリーが「Boss」になるそうだ。
だから「今回はTwo bossesだ~!」なんてやってたな。
そして、Marshallの創業60周年に当たる2022年に『Marshall GALA3』を開催することがジョンの口から発表された。
Marshallも還暦だよ。私も。そして今回の出演者の中の女性おひとりも。
この時は還暦のMarshall系のミュージシャンかき集めて「The Kanrekeys」でもやるか?
曲は「Happy Birthday, Sweet Sixty」か?「Sixty Candles」か?「Heartaches at Sweet Sixty」か?
ゴメンなさい!
ココで私が大きな段取りミスをしてしまったんだけど、ジョンから各チームの代表者の記念品を贈呈した。
贈られたアイテムは前回同様Marshallのマイクロ・アンプMS-2。
今回はゴールドバージョンだよ。
側面にはジョンのサインが入ってる。
日付の入れ方はどうする?と訊かれたので「日⇒月⇒年」のイギリス式にしてもらった。
「9月11日」じゃないからね。
THE CORAL CANDIESはsun-goさんが代表して。
THE GUV'NORSはMASHAくんが代表。
例の件アレ、頼みましたよ!
D_Driveはレディ・ファーストでYukiちゃんが。
「See you in America」ってジョンが言ってるところ。
そして大二さん。
色々とご相談に乗って頂いて、本当にお世話になりました。
「これで今日のプログラムは全て終了です」
Marshall GALAのエンディング・テーマ、エルガーの「威風堂々」が流れる中、閉会宣言が発せられた、と思ったら…「チョット~!アタシもらってないわよ~!」
会場(爆)!
イケね!
しかし、無事に犬神サアカス團にもMS-2がジョンから手渡された。
凶子さん、ありがとうございました!
コレが私の台本によるところか、ミスによるところかは皆さんのご想像にお任せします。
「終わり!」
たくさんのお帰りのお客さんから握手を求められ、「楽しかった!次回も必ず来ます!」というお約束を頂戴した。
皆さんのお顔は覚えていますから。
ステージに上がるとお客さんのお顔って後の方までよ~く見えるんですよ~。
『Marshall GALA3』は出欠の確認から始めようかな?
ご来場の皆さん、出演者の皆さん、スタッフの皆さん、そして東京キネマ倶楽部n皆さん、本当にどうもありがとうございました。
また『Marshall GALA3』でお会いしましょう!
(一部敬称略 2019年11月9日 東京キネマ倶楽部にて撮影)