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2013年1月24日 (木)

SCANDALコピーバンド/ヴォーカリストコンテスト vol.3

今、日本でもっともアマチュア・バンドにコピーされているガール・バンド、SCANDAL。

ギターのMAMIちゃんがマーシャル・プレイヤーということもあってマーブロでも応援させてもらっていることはすでに皆さんご承知の通り。オッサン、のめり込んじゃってるのもご存知の通り。いいのですよ、何回も言うけど…。実にいい、SCANDALは。アマチュア・バンドがSCANDALの曲を演奏したくなるのは至極当然のことだと思う。

だから『SCANDALコピーバンド/ヴォーカリストコンテスト』がある。去る2012年12月9日、第3回目の決勝大会が渋谷AXにて開催された。実はこのコンテスト、私、第1回目で審査員を務めさせていただいている。そして、今回は写真撮影とマーブロの取材ということでお邪魔した。

昨年はお休みせざるを得ない事由があって拝見していないのだが(ホントは見たかったのよん!)、今回は第1回目に比べ、参加者の幅も演奏レベルも格段にグレード・アップしていることに驚いた!おそるべし、SCANDAL人気!だってSCANDALをコピーしているバンドだけを集めてコンテストが成立しちゃうんだから。まさに平成の「勝ち抜きエレキ合戦」。世が世なら、ヘタしたら若大将だってエントリーしていたかもしれない。

確か、第1回目の時は東大名から来たバンドたちだけが参加したように記憶しているが、今回は仙台やら隠岐の島やらから参加してくれてにぎやかなことこの上ない。

驚くべきはナント今回の最年少の参加バンドは中学校1年生よ!小学校3年の時からバンドやってたんだって!で、これがどんな演奏かと思いきや、ウマい。年齢の低さなど何のハンデにもなっていない立派な演奏だった。

開演前に各バンドのポートレイトを撮ったんだけど、これも楽しかったナ。いろんなポーズをお願いして、ナニを言ってもケタケタケタケタ笑ってくれる。みんな明るくて、楽しそうで、本当にかわいい!自分も35年ぐらい前はこんなにハツラツとしていたのかナァ~…としきりに思ってしまった。イヤ、私の場合はプログレッシブ・ロックに狂って音楽変態道を一生懸命突き進んでいたな。

さて、アマチュア・バンド・コンテスト…とにかく昔に比べてみなさんうまくなりましたよね~。

私が初めてこの手のコンテストに出場した時、演奏した曲はウィッシュボーン・アッシュだった。「剣をすてろ」ってね。「ギターを捨てろ」ってなヒドイ演奏だった。別の機会では山岸潤史さんや鳴瀬喜博さんに審査していただいたこともあった。妹尾隆一郎さんの時もあったっけ。

大分前にナルチョさんとご一緒した時、この話をした。「エ~、オレなんつってた、その時?」、「イヤ、ワウワウを踏むときリズムが乱れるって」、「イヤ~、ゴメンゴメン!そんな生意気なこと言えたもんじゃないよね~!」と大笑い。

今にして思うとコンテストに出てどうしようってんだろうね?プロになりたかったんだろうナァ~。ずいぶん金も時間もかけたもんナァ~。

その頃はヴァン・ヘイレンがちょうどデビューした時分で、みんな♪ティラリティラリに夢中になっていた。「ライトハンド奏法」なんて立派なお名前がなかったから。でもまだディープ・パープルは結構定番だったな。一方では「一触即発」だとかマキOZの曲、珍しいところではサディスティック・ミカ・バンドの「嘉永●●年」で出場するバンドがいたもんね。高校生がこんな曲を演っていたんだから昔の人はエライ。RCサクセション大ブレイク前々夜の頃だ。まだいい時代だった。

当時はうまいバンドはケタ違いにウマくてカッコよくて、ヘタなバンドはチューニングすらできていなかった。ヒドイ時にはチューニングが合っていさえすればマシな大会もあった。

若い読者のみなさん、「チューニングもできないの?」って笑っちゃいけませんぜ。当時はチューナーというものが高価で、普通は買えなかったんです。というよりは、必要なかった。みんな500円で音叉を買ってきて、どこかに当てては音叉の端っこを耳に突っ込んで5弦の5フレットのハーモニクスをそれに合わせていたんですよ。それがひとつの耳のトレーニングだった。

だいたいね、この頃はドラムがしっかりしていて、ギターのチューニングが合ってて、ボーカルがウマければなんとかなった。この条件さえ満たしていれば予選を突破することができたコンテストも多かった。

ひとつ不思議なことがあって、昔は洋楽のコピーって絶対にボーカルが鬼門だったんですよ。つまり、西洋人のようなキーで歌えるヤツってまったくと言っていいくらいいなかった。要するにイアン・ギランやロバート・プラントね。パープルとかツェッペリンの曲を演りたくてもボーカルがダメだった。高校の文化祭なんかでは「Rock'n'Roll」をオクターブ下で歌ってるヤツなんかいたもんね。でも最近はどうだろう?平気で「Burn」とか演奏できるようになったでしょ?これって食べ物のせいなのかな?ますます西洋人化が進んでるってこと?

とにかく最近のマチュア・バンドはうまくなった。まず、みんな歌やコーラスがすこぶる上達した。これはおそらくカラオケのおかげだろう。それからギターのチューニングが正確になった。これは何といっても安価で優秀なチューナーが普及したせいに他ならない。いまだに音叉しかなかったらまずこうはいかないだろう。

さらにドラムがうまくなった。この理由はわからない。8ビートのような西洋のリズムが日本人のDNAに組み込まれ出したのかもしれない。コンテストに出るような子たちのご両親はもう完全にロック世代なのだから。

もうひとつうまくなった…というよりうまく聞こえる理由がある。それは、コピーの対象となる音楽の器楽演奏レベルが著しく低くなったことだ。だって考えてもごらんなさい。我々が子供の頃はギター始めるとコピーの対象がいきなりリッチー・ブラックモアやジェフ・ベックだったんですよ!できるワケないじゃん!もちろん譜面なんてありゃしない。TABなんてこの世に存在していなかったんだから!

それでもカセット・テープが擦り切れるほど聴いて聴いて1音ずつコピーしたものだ。「耳コピ」なんて言葉もなかった。コピーはコピー。耳でなければできない仕事だ。

今はギター・リフもソロもない。思いっきりギターを歪ませてジャカジャカやるだけになってしまった。しかも、どんな曲でも譜面が出ていて気軽にバンドをやるにゃ楽かもしれない。音楽というものは誰でも簡単に楽しめることも重要なことであることは理解している。

でもね、ギターに限って言えば、今の若い人たちのやっていることを見ると、ロック・ギターの一番おいしいところを切り捨ててしまってるようにしか思えない。これがマグロだったら大変だよ。天然マグロの大トロ(ギター・ソロ)と中トロ(ギター・リフ)をまとめてゴミ箱に入れているようなものなんだから!みんなトロのおいしさを知らずにスーパーの売れ残ったタイム・サービスの赤身ばかりをおいしいおいしいと言って食べているようなもんだ。

それに昔の音楽は発展性があった。60~70年代のバンドが好きになるとそのバンドのルーツを追いかけてドンドン音楽の幅が広がったものだ。ブルース・ロックがお気に入りならブルース地獄に、プログレが好きならジャズ地獄かクラシック地獄に…。今の音楽は「J-POP」なんて呼べば聴こえはいいけど、それだけで凝り固まってしまってまったく発展性がない。ルールを少しさかのぼったとしてもまったくオリジナルだけが持つすごさにたどり着くことはできない。

これは若い人たちのせいじゃない。黄金期のロックやロック・ギターのカッコよさを教えない大人が悪い。だからロックの黄金期を知っている年配の方々はみんなで教えてあげなければいけない。パープルやツェッペリンの魅力(個人的にはザッパ!)を知らずして死んでいく人生なんてあまりにもかわいそうでしょ?映画でいえば『七人の侍』を見ずして死んでいくようなもんだ。

ちなみに黒澤明は『七人の侍』の脚本制作で行き詰った時、トルストイの『戦争と平和』を参考にしたという。つまり温故知新だ。温故知新こそ今の音楽に必要なものであると確信している。また同じこと言ってる~、とお思いかもしれないが、何度でも書く。

いかん、いかん、またやっちまった!アメリカにまで来てこんなにグダグダ書くつもりじゃなかったんだけど…(現在NAMMショウで来たロサンゼルスのホテルでコレを書いてます)。

とにかくSCANDAL!SCANDALのコピーは楽しいと思うよ。まず曲がいい。歌詞の語感と曲が美しくマッチしている。それにコムズカシイ技術を必要としない。これは前述と矛盾しているように見えるかもしれないが、そうではない。こうしてキチットしたアンサンブルにおいては中途半端なソロなどかえって曲を台無しにしてしまう。このあたりの要素が絶妙に混ざっているのがSCANDALだ。つまり音楽的によく練らているということだ。あえて言うならば歌謡曲のクォリティの高さとロックのスリルがいい塩梅に混ざり合っているのだ。だから好きなのよん!

前置き以上!

さて、当日はまず、エントリーした510組(!)の中から予選を勝ち残った11組のファイナリストが演奏した。詳細は後で紹介する専門ウェブサイトを見て欲しい。

彼女たちの(男性の出場はひとりだけ!)演奏を見る(撮る)前に、ひと組ずつポートレイトを撮ったでしょう?たったそれだけの事前のふれあいなんだけど、いざステージに上がって演奏をしているところを見ると、すごく親近感が沸いてしまって、どの組も熱心に応援してしまった!いいオヤジだなオレも…。

そして、全ファイナリストの演奏終了後、お待ちかねのSCANDALの演奏が始まった。

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MAMIちゃんはいつもの愛用のDSL50と1960AX。

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こんなこと言ったら怒られちゃうけど、「さすが!」の演奏であっという間に会場は大いに盛り上がった!

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短時間ながらSCANDALエキスが十分に詰め込まれた演奏で楽しかった~。

3月3日の大阪城ホールのチケットはとっくに完売!SCANDALの勢いは誰にも止められない!

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そして、いよいよドキドキの結果発表!

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彼女たちが注目の中学校1年生のバンド、Chee bur。

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小型のMAMIちゃんゆえに「コマミ、コマミ」とよばれていたギターの瑞歩ちゃんがMAMI賞をゲット!

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MAMIちゃんから贈られたMG10CF。

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終演後楽屋で記念撮影!うれしそう!何しろみんな開演前もチョットでもSCANDALのメンバーの姿が見えただけで天地がひっくり返るほどの大騒ぎなんだから!これはうれしいでしょう。

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そして、優勝はこのDOLLさん。真ん中のボーカルの七海ちゃんはHARUNA賞も同時受賞したんだけど、圧倒的な歌唱力だった。ポートレイトを撮っていた時はおとなしくしていて想像だにしなかったんだけど、もうね、マイクを握った瞬間からものすごい存在感で、完全にステージの華になっていた。こういう人っているんだよね~。もちろん、声量も音程もバッチリ。バックもしっかりした演奏をきかせてくれた。

DOLLはSCANDAL主催のイベントにて上演する権利をゲットした。

朝、早くから現場に入ってずっと写真を撮っていたけど、楽しかったナァ~。あっという間の一日だった。オレもまたバンドやろうかな…。

がんばれ、若人!目指すはSCANDAL!いい音楽を聴けよ!アンプはマーシャルだゾ!

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SCANDALの詳しい情報はコチラ⇒SCANDAL Official website

SCANDALコピーバンド/ヴォーカリストコンテストの詳しい情報はコチラ⇒teena

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(一部敬称略 2012年12月9日 渋谷AXにて撮影)

2013年1月23日 (水)

【NAMM2013レポート】ただ今準備中!

はたして日本で一番早い「NAMMレポート」となるか?!

…ということで明後日から始まるNAMMショウのレポート第一弾をお送りする。

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まだエントランスのロビーもひっそり…。

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NAMMへ来るのは久しぶり。5年ぶりぐらいかな?

このすぐ左隣はディズニー・ランドなんだけど、以前に比べてホテルやらレストランやらがメチャクチャ増えていて驚いた。

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このNAMM会場の真ん前のステージも今年からだそうだ。以前はただの道路だった。

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中に入る。会場のちょうど真ん中あたりにマーシャルのブースがある。

ゾロリと積み上げられた展示品たち。

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フランクフルト同様に1年おきにディスプレイのデザインが変更される。今年は2年目なので前年と同じレイアウトだ。私は昨年の様子を知らないので楽しみだ。

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ここのブースにはマーシャルとドラムのナタールが展示される。エデンはとなり。

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マーシャルのコーナー、のんびり設営中!

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ブースの責任者、Marshall USAのライアン・ローズ(Ryan Rhodes)。まず、名前がカッコいい!ギターうまそう!って実際ものすごくうまくて、かつてはAVTのデモCDで素晴らしいプレイを披露してくれた。

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なんかノンビリしてるんだよナァ~。

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巨大なロゴの看板を取り付ける。

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こういう作業も「ま、こんなもんか?」的で実にイージーでいい感じ!

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ミーティング・ルーム。表札には「Marshall UK」と「Marshall US」とある。会期中一コマの空きもなくたくさんのミーティングが実施されるのだ。

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遠くから見ても目立つ!

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ユニオン・ジャックの背中はマー本などでもおなじみのジョナサン・エラリー社長。

今回発表される新商品を見せてもらったが、とてもいい感じ!これも日本で一番早くレポしたいと思っている。

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今回は日本からKelly SIMONZやD_Driveがデモンストレーターとして参加するのでとても楽しみだ。当然マーブロでもレポートするつもりなのでお楽しみに!

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木曜日から日曜日までもうイヤになるほどたくさんの人でゴッタ返すのだ。音もスゴくてね~、耳栓は必須。
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つづく

(一部敬称略 2013年1月22日現地時間 ロサンゼルス・アナハイムNAMM会場にて撮影)

2012年11月26日 (月)

【改訂版】Paul Gilbert Plays DSL40C!~最新クリニック・ツアー・レポート

先回の記事で告知した通り、ポール・ギルバートがクリニック・ツアーで来日した。

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目的はクリニックの他に自分のモデル限定版Firemanのプロモーションと…

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1月に催行される、新しいソロ・アルバム『VIBRATO』のジャパン・ツアーのプロモーションだ。

『VIBRATO』については前回の記事『「VIBRATO」の秘密』を参考にして欲しい。

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そして、今回のツアーで使用されたマーシャルは新商品のDSL40C。ポールはこれを前回の記事で述べていた通りステレオで使用した。

これが素晴らしいサウンドでしてね。わが社の製品ながらジックリ聴き入ってしまいましたよ!

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ポールの足元。もう何回もポールの機材を取材させてもらっているが、セットは毎回異なる。
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これが前回ポールが触れていた2台のPhase90。ちょっと設定を換えてステレオ感を強調するってヤツだ。ポールも「slightly」と言っていたが、本当に少しズラしてあるだけ。V字型になっているのはワザと。スイッチを近寄らせてデカイ足で2ついっぺんに踏み込むのだ。

しかし、ポールの機材はアナログでいいナァ~。ルーパーだとかそんなの関係ないもんね。…と思ったら、クリニックの中で触れていたが、フランク・マリノ大好きなんだってね。それでナットク!フランク・マリノのペダルはポールの3倍ぐらいの曲があったけど…。パット・トラヴァースとどっちが好きなんだろう?今度訊いてみよう。

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今回のバックバンド。何と言うモノか知らないが、小さな箱にピックアップが付いていて、足でそれを踏むと信号が増幅されてボンボンとバスドラのような効果を生む。そういえば以前はギター・ケースでこれをやっていたっけ!
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ギターの説明をするポール。このシェイプに対する思い入れとギターの持つ色の特徴のようなものについて触れていた。

大分前に、「イヤ~、シングル・コイルとマーシャルの組み合わせにハマっちゃってサ~」なんて言っていたが、本当にいいサウンドだ。特にボリュームを上げ下げした時のトーンの変わり具合が絶妙で、クリーン~クランチ~リードと実に多彩な音をクリエイトするのだ。

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『VIBRATO』からのレパートリーを挟みながらトークと実演を交互でクリニックは構成されていく。

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こうした時、普通だったらニュー・アルバムの宣伝で収録曲ばっかり演っちゃうところなんだけど、ポールのスゴイところは、カバー曲を平気で交えちゃうんころ。

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トークの内容はどちらかというとギターのテクニックに関する話題よりも、「音楽」に関する話しが多く、すごくおもしろかった。

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ここ数年のポールは、本当に「ギタリスト」というよりも「アーティスト」という感が強く、いかに自分のロックで人を楽しませるかということに腐心しているように見える。

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リハーサルの時、映画『ピーター・パン』の挿入歌、「Never Never Land」を演っていた。ポールは『Fuzz Universe』でトッド・ラングレンの「Blue Orpheus」を取り上げていたぐらいだから、トッドが好きなことは容易に想像できた。私が「A Wizard, A True Star?」と言うと「Yeah!」とうれしそうにしていた。この出だしのコードがまた恐ろしくカッコよくてサ。こういう人たちには、アレがこんな風に聞 こえるのかと驚いたよ。

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で、「音楽に関する話し」の中心はコードの話しだった。というか、それが一番印象に残った。
例えば、マイナー・セブンス・フラット・ファイブ、つまり「m7b5」、「ハーフ・ディミニッシュ」というコード。これはジャズの世界では、マイナーのII-VのIIの部分のコードの5thを半音下げ、V7にb9オルタード・テンションを加えると、b5ーb9が同じ音で、ドミナント・モーションした時にルートのマイナー・コードの5thの音に半音進行してより解決感が強調される…とかなんとかやるんでしょ?

もちろんポールはそんなこと一言も触れない。このハーフ・ディミニッシュというロックで使われることが珍しいコードを、ビーチ・ボーイズの「God Only Knows」やスティーヴィー・ワンダーの「Living for the City」やポールの「My Love」などを引き合いに出して、弾いて、歌って実演してみせる。
ん~、アタシャね、この辺りの曲、百回とは言わないけど、50回以上は軽く聴いてるんですよ。イヤ、「God Only Knows」はどう数えても100回以上は少なくとも聴いてるな…。でもね、一度も「まいなーせぶんすふらとふぁいぶ」のことなんて考えたことない。イングヴェイの曲まで出てきてたな。

人間、ボーっと生きていると私みたいに損しますナァ~。

ポールはそういうところがハッキリするまで曲を調べるんだと!で、実際にそれをギターでやってくれると「なるほどね~」になるんですよ。そこがメチャクチャおもしろかった!

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もちろんギターもバリバリ弾いてくれましたよ!

それと先人の偉大なギタリストの話しがバンバン出て来るのもおもしろいな。やっぱり、「いいミュージシャンは熱心なリスナー」ということなんだよな~。やっぱりミュージシャンには誰よりも音楽を詳しく知っておいて欲しいと思う。

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時々、忘れる…。

そうそう、そういえば、今制作・進行しているウェンブリーのライブレポの原稿を見せたらすごく喜んでくれてた。

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おっと、最近凝ってる「ギタリストの手特集」。ポールの手はどうかな?…と見るとやっぱりきれいな手をしてる!
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…と実に楽しく有意義なクリニックだった。

私は初日の川崎公演のみお付き合いさせていただいたが、翌日の神戸公演を終えたところでポールから私宛にメールが入った。ポールはDSL40Cを心底気に入ってくれたらしく、レポートを書いて、よければマーシャル・ブログで紹介してくれというのだ。いい人だ~!
ということで翻訳していかに全文を掲載させていただく。Domo arigato gozaimasu, Polu-san!

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『Ibanezの限定版Firemanギターと1月の「VIBRATOツアー」のプロモーションでクリニックをしに今日本に来ているんだ。DSL40Cはこ のクリニックにピッタリだよ!クラシック・ゲイン・チャンネルで「クランチ」ボタンをオンにして、「ゲイン」思いっきり上げているんだ。このセッティング だと、サウンドもフィーリングもぼくのハンドワイアード2061Xみたいな感じになる。マーシャルナマ音はこんな感じで、歪みをプラスするためにペダルを 2、3種使っている。そうすることによってレーサーXのメタル・チューンからポール・マッカートニーのバラードまでカバーすることができるんだ。』
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『以前楽器店でDSL40Cを試したことがあったんだけど、実戦で使うのは今回が初めてだった。僕はDSLのファンだったから、回路が素晴らしいであろうこ とはわかっていた。でも、本当に驚いたのは12インチ・スピーカーとキャビネットだったよ。ぼくが4×12”キャビネットに期待していた低域とタイトさを 実現していたんだよ!
ぼくはオクターバーをペダル・ボードに組み込んでいたんだけど、これはアンプを通してスピーカーにバカ低い周波数帯を送ることにな る。DSL40Cは完璧にそれを鳴らし切ったね。
それと、最近ぼくはフェイザーを違う設定にセットして、よくステレオで弾いているんだけど、4×12”キャビネッ トでこれをやると、ライブ・ハウスなんかではデカすぎてどうにもならないんだ。だからDSL40Cをペアで使うのが大好きなんだ。クリニック会場に持って 来いの実用的なサイズの割には、大型アンプに期待するトーンと明確さのすべてをぼくに与えてくれるんだよ。誰が設計したのかわからないけど、本当にスゴイ 仕事をしてくれたもんだ!』

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『I'm in Japan right now, doing some clinics to promote my limited edition Ibanez Fireman guitar and my upcoming VIBRATO tour in January. The Marshall DSL40C combos are perfect for these clinics! I use the "Classic Gain" channel with the "Crunch" button turned on, and the "Gain" knob turned all the way up. With that setting, the amp sounds and feels just like my hand-wired Marshall 2061x. This is pure Marshall tone.I use a couple pedals to push the amp into different amounts of distortion, and it let's me play anything from Racer X metal to a Paul McCartney ballad.

I've tried the DSL40C in a music store before, but this is the first time I could try it in a performance situation. I've been a fan of the DSL for a long time, so I knew the electronics would be great, but I was also really impressed with the 12" speaker and the cabinet. It had the same low end and tightness that I would expect from a 4 x 12 cabinet! I was using an octave pedal on my pedalboard, and this sends huge low frequencies through the amp. The DSL40C combo handled them perfectly. I've been playing in stereo a lot lately, using a couple of phase shifter pedals to separate the sound, and sometimes two 4 x 12 cabinets can be a bit big for a club, so I really liked playing through a pair of DSL40Cs. They gave me all the tone and clarity that I would expect from a larger amp, but at practical size to fit the venues where I'm doing my clinics. Please tell whoever designed it that they did a great job!』

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さらに、ポールからの情報。『VIBRATO』の1曲目に収録されている「Enemies (in Jail)」のPVができたのでチェックして!とのこと。それがコレ。ナント完全にアニメ。使用しているアンプは白い1959のポール・モデル!いかにもポールらしい!

年明けのポールの来日公演の予定は…
1月15日(火) 赤坂ブリッツ
1月16日(水) 赤坂ブリッツ
1月18日(金) 松下IMPホール

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(敬称略 2012年11月21日 川崎Serbian Nightにて撮影 ※協力:星野楽器販売株式会社) 21

2012年11月14日 (水)

D_Drive~ALL PART CLINIC & MINI LIVE

最近あらゆる方面でますます話題を集めているD_Drive。

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CDの売り上げ、ライブの動員数、ともに順調に伸びているようで、以前から応援しているマーシャル・ブログとしてはうれしい限りなのだ!

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リーダーでギターのSeiji

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ギターのYuki

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ベースはShimataro

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ドラムはChiikoだ。

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CDや動員数の盛り上がりに加えて、D_Driveが話題を集めているポイントは教則DVD。各メンバーがそれぞれ教則DVDをリリースしていることは皆さんご存知の通り。ギター・ソロが「死後」になったなどと言われている昨今、こうして器楽演奏のカッコよさを伝えてくれるD_Driveの4人はロックの救世主にすら思えてくる。

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各メンバーのDVDを紹介すれば、、まずはSeiji。

Seijiらしい至れり尽くせりの内容でギター演奏に関する情報がテンコ盛りの『リズムからソロまで完璧に弾けるギター・トレーニング』!

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Yukiの処女作『一緒に弾ける!速弾きギター超入門』はベストセラーになった。

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これがYukiの最新作。テーマはスウィ―プ。

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Chiikoの作品も明るくてためになる名作だ。

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「ゼッタイ」シリーズで『ゼッタイ叩ける!ドラム・フィルイン超入門』。よくできてる!

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そして、ひとりだけ教則DVDをリリースしていなかったのがベースのShimataro。ちょっとウチの下の子に似てる。

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そのShimataroがついに発表したのがこのDVD『身体全体を使って弾く指弾き&スラップ・ベース』。こういうのを「満を持す」というのだろう。Shimataroらしい音楽と楽器愛に満ち満ちた真剣な内容になっている。

大体ですね、ジャケットの写真がいいですね~。ジャケ買いしてもいいくらい?そうなんですよ、私が撮影させていただきやした。ジャケがよければ中身もいいと相場が決まってら!

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で、今日は全員の作品が出揃ったところで一種の記念ライブというかクリニックというか…。だからタイトルが『ALL PART CLINIC& MINI LIVE』になってる。

メンバーひとりひとりが自分の教則DVDに則した内容を実戦で見せてくれるという内容。

Seijiはリズムのレッスン。みんなで裏打ちの練習ね。お客さん全員が順にひとりずつ裏で拍手をしてみようということになったんだけど、これはムズカシイですよ~、Seijiさん!

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Yukiは当然スウィ―プに関すること。

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「ドラムやってる人どのくらいいらっしゃいますか~?」とChiiko。結構多かったね!例のヒモをつけたスティックの練習法を紹介。

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Shimataroは手の骨を折ってもベースを弾ける方法について講義。そう、彼、手の骨を折っちゃったのね~。でもベースマン魂(そんなのあるのか?!)で一回も休まずライブをこなしてるのよ。

どんな楽器でもそうだけど、弾く時の姿勢の大切さを解説してくれた。

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もちろんライブ演奏もバッチリ見せてくれた!

私はD_Driveが「21世紀のベンチャーズ」か「メタルのカシオペア」になって欲しいと願っている。もちろんD_Driveの音楽をもってしてね!

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今日もSeijiは愛用のDSL100と1960AX。最近、新兵器を導入したんだぜ。

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YukiはTSL100に1960A。たまには後ろ姿をば。
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ミニ・ライブでは惜しげもなく代表曲を披露!

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アップテンポもいいけど、 「Unkind Rain」のYukiの泣きのギターも素敵だ!

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Seijiが奏でるソリッドなリフはスリリング極まりない!

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手の骨が折れていようがいまいが、Shimataroのプレイは華麗でテクニカルだ。

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ドライブしまくるChiiko!みんなこの人のドラミングにマイってる!

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いつ見てもスリリングなギターのかけ合い!

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新作DVDはスウィープを課題にした内容であったが、タッピングもバッチリ!

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Seijiはギターだけでなく、MCも抜群なのよ。ライブでしゃべるのはSeijiだけではないが、楽しいおしゃべりもD_Driveの魅力のひとつ。

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今回のD_Driveの上京のもうひとつの目的はSHARAさん率いるmintmintsとのダブル・フィーチュア・ショウに出演すること。

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そのライブのもようも近々レポートするのでお楽しみに!

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D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site

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教則DVDの詳しい情報はコチラ⇒アトス・インターナショナル 

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過去のD_Driveのライブ・レポも見てね!⇒Shige Blog

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(一部敬称略 2012年10月12日 渋谷J POP Cafeにて撮影) 14

 

2012年11月 7日 (水)

YUKI in AKIBA~『Rocksmith』デモンストレーション

今更ながら秋葉原の変わりようには恐れ入るばかりだ。海外から来たお客さんや友達を連れて行くと、驚くやらおもしろがるやら…。一番人気があるのは間違いなくメイド喫茶の勧誘の女の子たち。「シゲ、あれは一体どうしたんだ?」、「ナニをやってるんだ?」、「どうしてメイドなんだ?」と興味津々だ。

続いて大爆笑を取りやすいのは、いわゆる「ウォシュレット」。ルークさんとこの話になると必ず盛り上がる。果たしてウォシュレットは身体にいいか、悪いかって。

外国人たちにとっては、水やお湯が出て来るとか、風が出て来るとか、そういうところも相当おもしろがるんだけど、どうも「Electric Toilet」という商品の説明がたまらなくおもしろいらしい。

これは一種の撞着(Oxymoron)というヤツで、電気を必要としないハズの便器が電動になっているところがどうにも可笑しいようだ。もちろん私は超ウォシュレット派で、海外に行く時は、パスポート、お金、携帯ウォシュレットを「三種の神器」としている。イカン、イカン、ウォシュレットの話しなんてするつもりじゃなかったんだ!

戦前は電気街というのはとなりに神田にあった。ちなみに明治時代には神田の須田町が東洋で一番にぎやかだったらしい。立派な駅が今は無き交通博物館のところに駅があった。秋葉原とお茶の水の間に駅の名残が残っている。

そして、戦後GHQの区画整理にあって秋葉原へ移動したというわけね。昔は、今のヨドバシカメラがあるあたりは大きな青果市場だったんだよ。あんな東京のど真ん中に市場があったんだからね~。そして、パソコン屋なんて一軒もなかった…ってPCがないんだから当然なんだけど、全部家電販売店だった。

ラジオ会館のなかにあるオーディオ店によくカセット・テープのまとめ買いに行ったナァ。箱で買うと断然安かったからね。そして、朝日無線。生まれて初めてマーシャルを見たのはここだった。ガッチリとディスプレイ・ウインドウに中に入っちゃってて、当時はニオイをかぐことすらできなかった。

それとハンターに通う前、レコードはすべて石丸電気のレコード館(3号店)で買ってた。お店の人とすっかり仲良くなって、使い終わった販促用のポスターなんかをもらったりした。当時ロキシー・ミュージックが好きで、フィル・マンザネラの『Listen Now(1977年)』のドでかいポスターをもらった時はすごくうれしかった。あそこで香津美さんやケニー・ドリューに握手してもらったこともあった。

その仲のよい店員さんが奇しくも近くに住んでいて、「スト」の時、自転車を貸してあげたりもした。「スト」なんてなつかしいね。今の若い人は「スト」を知らないようだよ。国鉄ないからね。

秋葉原にはいつの頃からかパタリと行かなくなってしまった。で、今日は秋葉原で行われたゲームのイベントのお話し。

ゲームとはこれ。「Rocksmith」という。この音楽ゲームのデモンストレーションに人気沸騰中のD_DriveのYUKIちゃんが登場したのだ。

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楽屋で練習するYUKIちゃん。おなじみD_DriveのSeijiさんも来てくれた。

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お、Red Bullの差し入れ!こないだ、ウェンブリーのマーシャルのコンサートでどうにも疲れちゃってサ…あ、この話しはレポートの時まで取っておこう。

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YUKIちゃんの前にはエア・ギター元世界チャンピオンの大地さん擁するダイノジが出演。

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実は以前にもダイノジさんを撮らせていただいたことがあった。つしまみれの結成10周年記念コンサートの時だ。大地さんがリキッドのサブステージで踊り狂ってた。

ものすごいパワーでグイグイと会場を盛り上げていくダイノジのふたり。今まで何回かお笑いの方とご一緒させていただいてるが、ちゃんとした芸に限るが、この笑いの世界のプロとアマの差ほど大きいものはないね。これはライブで見ないとわからない。本当にプロはスゴイ。もうおもしろさの塊ですよ、プロは。ダイノジは素晴らしい。

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ふたりともステージでこの「Rocksmith」にチャレンジして、どちらがよかったかお客さんの審判をあおいでいるところ。結果は大谷さんの勝ち!

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ちょっと間があって…

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YUKIちゃん登場!

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ところで、このゲーム、どんなんかというと、画面と音声に合わせて、バリバリのロック・チューンのギターのパートを弾いてしまおう!というもの。本物に近く弾ければ弾けるほど点数が上がっていくワケ。

YUKIちゃんの後ろに移っているのがプレイ中のゲームの画面。弾くべきコード、弦、フレットがジャンジャン出て来て、ベンドたビブラートの指定までしてくる!スゲエ情報量!

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会場は満員!

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こういうゲームは以前にもあったけど、この「Rocksmith」はチョイと違う。イヤ、大分違う。

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一番スゴイのは自分の愛用のギターでプレイできるってこと。
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選曲の幅もメチャ広い!YUKIちゃんはMEGADETHの曲を選んでいた。

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曲を選ぶと自動的に、その曲のギター音(アンプシュミレーター)が設定されるので音作りはしなくてもOK。だから今日は愛用のTSLはなし。

さらに、演奏する会場を選ぶことができる。ドームとかね。すると観客が自動的にその会場の雰囲気に合った感じで登場するんだからおもしろい。
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それにしてもYUKIちゃん大変だ。生放送のテレビ番組で歌詞のテロップが出るのをイヤがる歌手がいるでしょ?歌詞を間違えるとすぐわかっちゃうから。あれと同じ状態なんだもん。でもYUKIちゃん、このデモを先日の東京ゲーム・ショーでも披露してくれたそうでス~ラスラ!

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しっかし、こういったゲームの進化具合っていったらないね。ホントすごい。コレの「おじさん編」があったらいいな~。曲は全部70年代で、会場は渋谷屋根裏とか新宿ロフトなの。厚生年金会館ホールとか後楽園ホールなんてのもいいな。お客さんの服装は全員ベルボトムにロンドン・ブーツ。アンプは当然すべてマーシャル。でも、これはヴァーチャルではなくて史実だからね。

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インタビューに応えるYUKIちゃん。

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ゲーム誌の取材等、マスコミもワンサカ!
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目線をもらって、ハイ、「ロックスミ~ス!」

どんなキッカケであれ、若い人がギターを弾く楽しさを発見してくれればうれしく思う。ギターをやってる人も、これからやろうとしている人も、今はギターに興味のない人もまずはお試しあれ!

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「Rocksmith」の詳しい情報はコチラ⇒Rocksmith公式ウェブサイト

近いうちにD_Driveのライブ・レポをアップするのでお楽しみに!

D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site

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ところで、マーシャルのゲームもあるの知ってる?

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(一部敬称略 2012年10月27日 ベルサール秋葉原イベントホールにて撮影) 9