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2022年1月 3日 (月)

明けましておめでとうございます


明けましておめでとうございます
 
イヤ~、年末のレコード大賞は盛り上がりましたな~。
Da-iCEの「CITRUS」が大賞を射止めたのはほぼ想像通りだったかな…ウソこけ。
そもそもどっちがチーム名でどっちが曲名かもわかりませんな。
生来こうした流行りモノの類には全く興味がないことは年がら年中Marshall Blogに書いている通りだけど、そんな私でも昔は「レコード大賞受賞曲」となれば、正確ではないにしろそれなりに歌えたもんだったゼ。
それがココまで日本の音楽にチンプンカンプンになるとはのう。
Marshall Blogの読者の皆さんは「CITRUS」っての歌えますか?…。
  
何でもアメリカのビルボード誌が発表したところによると、昨年中に米国内で最も売れた200枚のアルバムの中に、同年中にリリースされたロックやヘビメタのアルバムは1枚もランクインされなかったとか…。
ロックやヘビメタ系のアルバムでランクインされたのは、Queenの『Greatest Hits』やFleetwod Macの『Rumours』、Journeyの『Greatest Hits』にAC/DCの『Back in Black』等々。
もはや感覚としては『嗚呼、懐かしの昭和ロック全集<Queen編>』といったところか?
しかし、コレも当然のことだと思いますよ。
世の中のロックがこれだけ金太郎飴のように同じようなモノばかりになってしまえばいい加減飽きられるってばよ。
かつて70年代まで「ロック」と呼ばれていた音楽が80年代に入ってこんな風になっちゃってから40年、むしろよく続いていると思いますよ。
も~、制作者も消費者も何かひとつ当たると競うようにしてみんなで同じことをやって…。
でもね、そういう流行りすたりに沿ってお金を使ってくれる皆さんがいるからこそ経済が回っているのも確かでしてね。
おかげで私みたいなヘソ曲がりのアマノジャクが隅っこの方で好きなことをやっていられるのも流行を追い続けてくれる皆さんのおかげなんですね。
「イヤミ」に聞こえるかもしれないけど、最近は真剣にそう思っているのです。
その感謝の印に今年もMarshall Blogはマニアックに徹しよう!と新年の決意を固めましたわ、ハイ。

また徹底的に脱線して様々なウンチクを固めさせて頂きます。
 
しかし、コロナがこんなに長引くとは思っていなかったよネェ。
Marshall Blogもその余波で思うような行動ができなかった。
かつては多い時には年に150回以上通っていたライブも数えてみると昨年は31回。
Marshall Blogの記事はその70%がライブ・レポートだったので、そりゃネタに苦労しましたよ。
それでも124回更新することができた…と言っても、コレ、通常の約半分なの、トホホ。
12月ぐらいからは大分お邪魔できるライブの数も増えて来て、このまま順調に状況が回復すれば今年はもっと更新できるかな…と。
そうは問屋が卸さないか?1_ところで、今年は2022年…Marshallアンプが還暦を迎えました。
 
最初に製作したアンプは「Number One(ナンバー・ワン)」として知られ、23台の注文を取り付けてスタートした。
下がmarshallの本社の博物館に展示されているその実物。
何たる風格!
このアンプ…自分と同じ年なんだよね。
エライ違いだわ。
Img_7999かくして1962年9月、Marshallの第1号機は「Hanwell(ハンウェル)」というロンドンの西の外れにあったジム・マーシャルが最初に構えた楽器店から世に放たれた。
そして「Number One」は後に「JTM45」に発展する。

下の赤い看板の床屋がかつてジムの店舗があったところ。39後のジムの楽器店の広告。
「我々は有名なスターやバンドをサポートしています」…と、声高らかに謳っているアーティストは、ブライアン・プールとザ・トレメローズとイーデン・ケインとザ・ダウンビーツを筆頭に、あまり馴染みのない名前がゾロゾロと挙がっている。
ビートルズもなければローリング・ストーンズの名前もない。
Marshallは後発だったから。
それでも、スクリーミング・ロード・サッチ(ジムと仲良しだったらしい)、ロング・ジョン・ボールドリー(エルトン・ジョンの「ジョン」はこの人から採られている)の名前が見られ、The Whoのクレジットのすぐ後ろには(Detours)という表記があるところが時代を感じさせるではないの!
ちなみにブライアン・プールは、DECCAのオーディションでビートルズに勝った人。
数年前にMarshallの社長からブライアンのメール・アドレスを教えてもらい、ご本人とやりとりをしてMarshall Blogの説明をした時はうれしかった。
それに関する記事はコチラ⇒ビートルズに勝った男

Ads_2 「76」とあるのは上の床屋さん。
「93」はその向かい。
裏でキャビネットを作っていたとか。
こんな感じ。
40 その辺りのことが今ではプラークとなって近隣の建物の壁にひっ付いている。
下はそのレプリカ。Img_0534…という具合で今年は「Marshall 60th Anniversary」。
つまり「Diamond Jubilee(ダイヤモンド・ジュビリー)」の年となる。
イギリスではそれを祝したイベントが開催される予定になっている。
日本でもやることになっているのです…となると当然「Marshall GALA」か。
ちょうど前回から3年経つしね。
ま、コロナ次第なんですわ。 
 
今年もMarshallファミリー製品、Marshall Blog、Marshall Music Store Japanをお引き立てのほど何卒よろしくお願い申し上げます。

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