SHOW-YA 35th Anniversary Live『組曲』~SHOW 1 <後編>
「今日のライブはSHOW-YA 35周年ライブ『組曲』です。
いつものライブとはチョット趣向を変えて何かできないかな?と思って色んなことを企画したんだけど、一切できなくなってしまいました。
それで、35年間ずっとSHOW-YAと歩んでいない人もいるでしょ?」そこで、今日はタイトルにあるようにSHOW-YAの35年を『組曲』にしました。
聴いてください…。
SHOW-YAの35年の歴史を!
SHOW-YAの35年の軌跡を!」
壮大な序曲が流れる中、暗転するステージのスクリーンに35年のSHOW-YAの歴史を伝える映像が投影される。
そして、いよいよ演奏に入った。
『組曲』の1曲目は1987年のシングル、「水の中の逃亡者」。
sun-go☆さんのギターから…
勇ましく「BATTLE EXPRESS」!
今でもSHOW-YAのステージに欠かすことのできないドライビング・チューン。
順調、順調!
何せ20分のメドレーだからね、まだまだゴールは遠いぞ!時代がグッと下って「兵士の肖像」。
当然、全曲暗譜。
自分たちの長年の愛奏曲とはいえ大変なことですよ。ココでガラっと雰囲気を変えて…
「何故」。
こうした曲調の大きな変化もメドレーの楽しみのひとつ。欲しいモノは…「奪い取れ」!
sun-go☆ギター、猛ドライブ!
1988年のアルバム『Glamour』のオープナー「I Gotta Your Love」。
この曲は普段あんまり演らないね。
カッコいい曲だ。ココでまた時代がドーンと下って『Genuine Diamond』から「Rolling Planet」。
アラ!sun-go☆さんの衣装、こんなに☆だらけだったのね?
髪の毛で気が付かなかった!まだまだ突っ走って「ギャンブリング」。
まだ半分来てないからね。
スクリーンに現れたのは青いバラ一輪…会場が即座に静まり返る。
もちろん場面は「Bles Rose Blues」。グッ~と歌い込む恵子さん。
ここまでが前半。そのままおとなしめに「愛さずにいられない」。
ココから後半ね。1987年の『Trade Last』から「その後で殺したい」。
この辺りになると「アッラ~、私の好きな曲がなかなか出て来ないな~」なんて心配しながら聴いていたファンもいるんだろうな。
35年もの歴史があるんだから、好きな曲が出てこなくてもガマンガマン。1990年の『Hard Way』のクローザー「叫び」。
緩急自在にタイプの異なる曲をいくつも叩き続けるmittan。
ココでまた時代が思いっきり下って「限りなくはるかな自由へ」。
収録アルバムは『Progress』。
ついこないだリリースしたアルバムって感じだけど、オイオイ、もう6年も経ってんのかよ!もう1曲『Progress』から…キャプテンのオルガンとともに…
「Always on Your Side」。
次で16曲目。
いよいよ「組曲」もフィナーレに近づいてきた!「私は嵐」で爆発しておいて…
「流星少女」へとつないだ。
この曲もつい先日お披露目した感じだけど、もう「SHOW-YAの歴史」に組み込まれる存在なのね。
この日のオープニングを飾った「Fairy」をもう一度。
「SHOW-YAの歴史」だからして、この曲は『組曲』からハズせないでしょう。
サービス満点の恵子さん。
大変なさなかにステージに腰を掛けての熱唱。
このままブッちぎるのかと思いきやココで今一度バラード。
曲は『Outerlimits』から「祈り」。
しかしこの『Outerlimits』というアルバムからのセレクトが多いね~。
まさにSHOW-YAのマスターピースだね、このアルバムは。20曲目!フィナーレ!
「組曲」を締めくくったのはやっぱり「限界LOVERS」!1人の脱落者も出さず(当たり前だ!)20曲マラソンを見事に完走しきった5人!
「イッチョ、あがり~!」
イヤイヤ、すさまじい演奏でした! 「どうもありがとう!本当にありがとう!
『組曲』をアレンジしてくれたプロデューサーを紹介します…
笹路正徳!
笹路さんで~す!」
客席後方に座っていた笹路さんは立ち上がって会釈。
恵子さんが続ける。
「本当に大変だったと思います。
SHOW-YAの35年の歴史をコンパクトにまとめてくださいました…といっても20分だからね~!
これからもよろしくお願いします!」「ハイ、注目~!」
…と、ココで告知コーナー。
それは1月30日のこと。
まだ先のことだと思っていたけど、今週末じゃん!
30年前、第1期SHOW-YA最後のツアー『HARD WAY TOUR 1991』を再現したライブ。
題して『SHOW-YA 35th Anniversary Live 「HARD WAY TOUR 1991 in武道館 AGAIN」』。
場所はメルパルクホール(東京郵便貯金ホール)。
「待ってますよ!
来ない人?! 正直に手を挙げてごらん!
みんな来るよね?…コレはパワハラではございません。
言っておきますけど、私たちは活動を続けることで皆と"共にある"と思っています。
最後にパーっと熱くなりたいよね?…やっぱこの曲でしょ!
この曲でドカーンと終わろう!」ドカーンとやったのは「限界LOVERS」!
文字通り「限界」まで激しいパフォーマンス!
「SHOW-YAの35年史」に組み込まれるべき感動のライブが終了した。
今日の締めくくりの♪ジャンジャンは当然35回!
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャルサイト