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2016年8月18日 (木)

Jubilee家の新しいメンバー、2536A

楽しかった夏休みもアッという間に終わってしまいましたね~。
今日からMarshall Blogを再開しま~す。


今年はオリンピックと重なっていたので、不眠で楽しんでいた方もいらっしゃったのではないでしょうか?
なんかもうチョット気の利いたことを書こうかと思ったけど、ナニもネタがないな…。
「夏休みの思い出」というと、小学校の時のプールとラジオ体操ぐらいだからね。
今となっては夏休みどころか、完全に土日もなくなってしまって、曜日がサッパリわからなくなっちゃった。
中古レコードのバーゲンがある水曜日ぐらいかしらん?それも月に一回きり。


どんなに小さくても構わないので、軽井沢あたりに別荘があってサ、PCを持ち込まないで読みたい本と好きなCDだけを持って行ってユ~ックリ過ごす。読書に飽きたらあたりを散歩。採れたての野菜を分けてもらって…こんな一週間を送りたいものだけど、それとて何かと後のMarshall Blogのネタになりはしないかと思いを巡らしてしまう。
結局、Marshall とMarshall Blogのことで頭の中はパンパンで、半日も経ったらパソコン買いに上田まで出かけちゃう。
「あ~、やっぱりパソコン持って来ればヨカッタ~!文章書きて~!写真撮りて~!」と後悔。
ナンダカンダでユックリすることなんて出来なくて二日目には東京へ戻って来ちゃう。
こういうことですな、やっぱり。「酒飲みの二日酔い」みたいなもんですわ。
皆さんはどんな夏休みをお過ごしになりましたか?

そんな夏休みの期間中にMarshallから新商品リリースの連絡が入った。
それはJubilee一家に新しい家族が増える…という一報だった。
Marshallの創立25周年、Jim Marshallの音楽ビジネスでのキャリア50周年を記念し、1987年に発表されたJubileeシリーズ。
それから28年。
Marshallの代名詞とも言えるスタック・アンプの生誕50周年を記念して、そのJubileeシリーズが昨年リイシューされた。
この辺は復習ね。
リイシューされたのは100Wヘッドの2555X。
「X」は「リイシュー」という意味。
1987年の発表当時は100Wと50W(あるいは50W/20W)の出力の切り替えが大きな話題となった。
今ではビギナーでも知っているこの機能は30年前には、ビックリして座り小便をしてしまうぐらいの衝撃だったようだ。
今回のリイシューに当たっては、さすがにそれに驚くギタリストはいなかったであろうが、このトーンは時空を超えて大きなインパクトと化し、真空管アンプの素晴らしさに重きを置く欧米の国々で大きなヒットとなった。
そして、日本でもこのオリジナル・トーンに魅せられ2555Xを愛機に据えたギタリストも少なくない。
やっぱりMarshallには「オリジナル」という言葉が似合うブランドのひとつだ。

10_5当然、キャビネットも同時に復刻された。
CelsestionのVintage30を搭載した4×12"の2551AVと2551BV。

20_22×12"の2536。

1_2536_2
そしてMini Jubileeという名称で登場した2555Xのチビッコちゃん。
モデル名は2525H。20W。

40_2

2555Xと比べるとこんなに小さいの。
小さいJubileeは今に始まったことではなくて、以前にも説明した通り3005 Lead12というミニ・スタックを取り扱っていた。

30_2同時にリリースされたのは2525Hのコンボ・バージョン、2525C。
オリジナルのJubileeにラインナップされていたコンボは2554(1×12")と2558(2と12")というモデルで、アメリカの広告には「Marshall Jazz」という惹句の元、Bill Friselが登場していた。50_2これがMiniのJubileeシリーズ。

60_2藤子不二雄のマンガって、昔から「主人公の子+ドッカから来た相棒」のコンビから始まって、その相棒の親だの兄弟だのが登場してくるパターンて多いじゃない?
ネタを作るにあたってはキャラクターを増やすのが一番ラクだからね。
Jubileeもそんな感じになってきたぞ!
それにしても小さい頃、「藤子不二雄ってひとりじゃないのよ」とお母さんから教えてもらった時は結構ショックだった。「そ、そんな天地真理じゃあるまいし…」なんて誰もわかんねーか?というより時系列がメチャクチャだ!
で、もっと小さくしたJubileeが~、限定で発売されたMS2J。
ココまでは既発品。
そして、今回発売された新しいJubilee一家のメンバーとは…

70_2コレ。
2x12"のスピーカーキャビネット、2536A。
仕様は…
● 2 x 12” Celestion G12 ‘Vintage 30’
● 入力140W
● モノ8Ω

80

80bそして、取り出だしたるは2525H、Mini Jubileeヘッド。
コイツを2536Aに乗せてやると…

90_2こうなる!
カッコよくね?
「A」がついているけど、「B」はない。
「A」は「Angled」の「A」ね。「B」キャビ作って三段積みにしてみたい気持ちもなくはないけど、すぐに倒れちゃうよ。

100

100b

2536A、Jubilee一家の新顔のキャビネットくんをよろしくお願いします。

ちなみに…「Jubilee」というのは、50年に一度の周期で祝賀が行われるユダヤ教の慣習に基づいている。
結婚記念日の名称も元はコレ。50年の半分の25年がSilver Jubilee(銀婚式)、50年がGolden Jubilee(金婚式)ね。
シンバルの老舗ブランド、ジルジャンが大分前に『創業375周年』を祝ったことがあったのだが、「なんでそんなハンパな年にお祝いをするんだ?」と不思議に思ったが、375は25で割り切れるもんね。
したがってこの次は400周年を祝うことになるハズだ。
Marshallは、次は2034年だ。