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2016年1月 8日 (金)

POWER AND THE GLORY Vol.20 <後編>~Fury of Fear

さて、『POWER AND THE GLORY Vol.20』の後編。
この日、序盤に登場したのは若手メタル・バンド、Fury Of Fearだ。

10_2西村直人

20v_2西村守
このふたり、苗字は同じだが血縁はないそうだ。

30v_2文月りら

40v_2サポート参加の石井健裕。

50v_2Fury of Fearは両西村氏が中心となって2011年に結成された。
これまで自主制作でリリースした三種のアルバムやシングルからセレクトした10曲に新曲を加えた全14曲入りのベスト・アルバム、『The Beginning Of Collection』が好評だ。

Fofb昨年の9月には、Kellyさんとの共演でMarshall Blogで紹介したKeijiくんと日本テレビの『news every.』に出演した。
「都内で活動するヘビーメタルバンド」というのがFury of Fearのことだ。

G_fofk何しろサウンドは伝統の正統派ヘヴィ・メタル。
西村両氏は今年25~26歳になるが、この手のサウンドを熱心に追求している姿はとても頼もしく見える。

70v_2もちろん、正統派ヘヴィ・メタルとくれば花形はギター。
そしてその花形をバックアップするのはMarshallと相場がキマっている。
この日はハコのMarshallを使用したが、守くんの愛機は1959だ。ん~、トラディッショナル~。
90
正統派メタル・バンドには正統派シュレッダーは欠かせない。
守くんはお兄さんの影響で12歳の時にベースをはじめ、JacoやらMarcusに夢中になっていたとか…。
同時にDeep PurpleやYngwieやVan Halen、Paul Gilbertを聴いていたのだそうだ…12歳でだよ。年上の兄弟がいるっていいよな~。
ちなみにお兄さんはバークリーを卒業してブルース、ジャズ・ギタリスト、サポート・ギタリストとして関西で活動しているとのことだ。
守くんはといえば、その後15歳の時に、今でも最大のアイドルであるYngwieに憧れてギターに転向した。そして、専門学校でKellyさんと出会い、大いに薫陶を受けたそうだ。

80vオープニングは「Hunger Never Filled」。
幕開けに持って来いの疾走チューン。

110

クラシック・ライクな中間部のギター・ソロをはじめ、守くんのシュレッディングが響き渡る。

100v二曲目はこれまたブッ速いドライビング・チューン。当然か…。
幾分70年代がかった曲調が小気味よい。

120派手なアクションは見せないが、ステージ上手でモクモクと低音を刻み続けるりらちゃん。かなりの存在感!

130vツーバス・フレーズを連発して猛烈にバンドをプッシュする石井さん。

140_2三曲目は「Power of Jade」。
お、コリャますますクラシック・ロック風だぞ。

160_2

Bメロの展開が面白い。
中間部の仕掛けもスリリング。若いながらも、いかにも色々な音楽を聴いてきたかがうかがい知れる一曲。

155v続けて「Beyond the Gate」。タイトルからしてソレっぽいじゃん?
FOFのメロディアスな面を思い切り前面に押し出した曲。
180
歌メロとハードなギター・リフのコントラストが面白い。

170v_2まだまだ飛び出すタイトなアップ・テンポ・ナンバー、「Crest」。
「crest」っていうのは単語の意味としては「鶏のトサカ」のことなんだけど、「勇気」とか「誇り」の象徴とされている。

150_2

ここでもメロディを重視した守くんのシュレッディングが炸裂!
ピッキングがシャープだ。

190v_2こんなこともしちゃう!
215v
最後は昨年四月にリリースした初のフル・アルバム『Lost Innocence』からタイトル・チューン。

200vもちろんこれもクロージングにふさわしいハード・ナンバー。
この日演奏した六曲は冒頭に紹介したベスト・アルバム『Beginning of Collection』にすべて収録されている。
要するにFOFのエキスを思いっきり放出したステージだったということだ。

210v_2しかしですね、考えてみるとこの手の音楽をやっていくのは本当に大変なことだと思うな~。需要と供給と手間と経済性をそれぞれ量るとジャズと同じぐらい大変な音楽になっていて、この道を追求するのは実に過酷なことのように見える。
だって様式があまりにも決まっているでしょ?他の言い方をすれば、自由度がまったくない音楽なワケだもんねェ。
みんなが同じ様式に取り組んでいるだけにバリエーションも極端に少なく、「順列組み合わせ」も通用しない。
かつてパンクにアイリッシュを合体させたバンドを見たことがあったが、そんなことは正統派メタルには絶対に許されない。
ギターだってジングリー・ジャングリーみたいなタイプの音楽と違って、速弾きができて初めてスタート・ラインだからね。
ボーカルだってハイ・トーンが必須だし、どんなに目が回ろうと髪を振り乱して頭を振らなければならない。
ツーバスにスタック・アンプ…機材だって大変だ。
重厚長大と軽薄短小…今流行の草食系のロックとはすべてにおいてエライ違いだ。
だからこうして若い人達が、連綿とこのある種ムズカシイ音楽を伝承している姿を見るとうれしい気分になってくるし、こういうシリアスな音楽をやっている連中こそドームで演らせてあげたいと思うよ。
この若きメタル・バンドを見ていてそんなことを感じでしまった。
がんばれ、Fury of Fear!

Img_0921 Fury of Fearの詳しい情報はコチラ⇒Fury of Fear Official Website

270_2

さて、先日発表して我ながら驚くほど大きな反響を頂戴したMarshall Gala。

K_marshall_gala_emblem 今日紹介したFury of Fearから守くんが出演する。
225ショウの冒頭に前途有望なミュージシャンに弾き狂ってもらって景気づけてもらおうという魂胆なのだが、先に述べたようなメタル衰退に歯止めをかけんとする若き勇者たちにMarshallからエールを送りたかったのだ。
守くんが登場するセットの名前は「The Shred Masters」。
Galaのために編成した四人組みのメタル・バンドだ。
そう!思いっきりシュレッディングしてもらうってばょ。
このバンド名はもちろんココから。
かつてMarshallから発売されていた歪み系エフェクターの名前なのよ。

 

Sm_3The Shred Mastersのメンバーは;
元Crying MachineからMasha。
残念ながらMashaくんは最近Marshall Blogに登場してもらう機会がないのだが、The Shered Mastersでは音楽監督(←コレ、よくジャズで使う言葉なのね。一度使ってみたかった!)をお願いした。
先日、Mashaくんからさっそくアイデアを聴かせてもらったのだが、ヒヒヒ、面白くなりそうだよ。

230vベースはAlhambra、元Light Bringerのhibikiくん。EDENプレイヤーだ。
ベーシストにだって思う存分シュレッドしてもらう。

240v_2ドラムは昨年奇跡の復活を遂げたCyber New NewからセミメタルA太郎。こよなく愛するNATALで金属爆発してもらう。
この日は「セミメタルA太郎」ではなく「リアルメタルA太郎」だ!

250vそして守くん。


The Shred Mastersの出番は冒頭。ノッケから楽しみでしょう?
Marshall Galaのチケットは1月12日、e+イープラスで発売開始となります。
席数がそれほど多くないのでソールドアウトにご注意ください。

Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒Marshall GALA

260v_21965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます。)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
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(一部敬称略 2015年9月27日 目黒鹿鳴館にて撮影)