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2016年1月18日 (月)

LOUDNESS情報

1985年、アルバム『THUNDER IN THE EAST』を引っ提げてアメリカへの進出を果たしてから早や30年。
「世界のLOUDNESS」の礎を築いたそのアルバムを完全網羅した構成で大好評を博した『LOUDNESS WORLD TOUR 2015 ″THE SUN WILL RISE AGAIN″
~30th Anniversary THUNDER IN THE EAST~in JAPAN』 と銘打った国内ツアーも昨年の12月に大好評のうちに終了した。
この時のもようはMarshall Blogでもレポートしている。
そして、年が明けて15日、その追加公演が東京で開催され、これまた大盛況であった。

10「これが見納め」というセットリストに観客全員が貪るようにして30年前に作り上げたLOUDNESSの音楽に入り込んでいる姿は感動的でもあった。

20…と書き出すと、今日はその時のレポートかな?とお思いかもしれないが、さにあらず。
この追加公演のレポートはまた別の機会にユックリとさせて頂く。
今日は別の話題。

25昨年は『THUNDER IN THE EAST』リリース30年の年であったが、本年2016年はLOUDNESSのデビュー35年の年に当たる。

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当然、世界に誇るロック・バンドであるからして色々な企画が目白押しだ。

40v_2そのひとつがコレ。
『雷神~Rising 高崎晃自伝』の上梓だ。

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コレがですね~、実に面白かった。
幼少期、アマチュア期、LAZY期、LOUDNESSの揺籃期から成長期、成熟期、そして現在、そしてソロ作品についても詳しく触れている。
これから読む方々のためにも詳しい内容をココに記すことはできないが、「エ~?!」なんて箇所も満載だ。
口述筆記の形態で、サクサクととても読みやすい。何だか目の前で高崎さんが本当に話してるかのようだ。声が聞こえてきちゃうの。

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この自伝を読んでいると、世界の第一線のバンドやギタリストの名前がLOUDNESSや高崎さんと同じステイタスでたくさん登場する。
Marshall Blogでもう何回も書いているが、海外の連中と一緒になって「日本のロック・バンド」という話しになると今だにLOUDNESSだけなのね。
そして、「日本のロック・ギタリスト」として開口一番、彼らから出て来る名前は絶対に「Akira Takasaki」なのだ。
このことに尚一層合点がいった。

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高崎さんの並々ならぬLOUDNESSへの情熱を感じるさせる内容であるのはもちろんなんだけど、ソロ活動について紙幅を割いているのも興味深く、特にソロ2作目の『氣』に関する記述は面白かった。
テープを回しっぱなしにして、集まったミュージシャンの生のクリエイティビティを記録したというこの作品、問答無用でカッコいい。好き。
Joe Zawinulも似た手法でWeather Reportの世界を作り上げたと聞くが、『氣』も音楽制作の場の「緊張感」がそのまま伝わって来るような作品であり、高崎さんならではの所業であろう。
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2010年にリリースされた菅沼孝三さんのソロ・アルバムで、高崎さんが出たばかりのMarshall JMD:1を使用され、レコーディングにご一緒させて頂いたことがあった。
あの日は午前中にスタジオに入った。
ギターの音作りなど「おちゃのこさいさい」で、Marshallであればすぐにご自分の音を出してしまう。
その後、すなわち音楽制作の段になると、もう集中力が尋常ではなくて、スタジオに籠りっきりで、…恐らく休憩もほとんど取らなかったんじゃないかな?…スタジオから出て来られた時にはもうスッカリ夜中の12時を回っていた。
それでも、高崎さんはケロっとされていて、「アレ、ええアンプやナァ」と何事もなかったかのようにおっしゃった。
「音楽の塊り」のような人だと思った。
夜中の12時までスタジオに詰めなくても『雷神~Rising』を読んでもらえばそんな高崎さんの音楽に対する姿勢が容易にわかることだろう。
中間部には高崎さんの愛器のコレクションが紹介してあり、そこにはMarshallのJMP-1や1960やGuv'norも掲載されているので是非注目してね。

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そして、コレはMarshall Blogでも既報のアイテム、『THUNDER IN THE EAST 30th Anniversary Edition』。
私の手元にあるのは『Limited Edition』。
①アルバム『THUNDER IN THE EAST』の最新リマスター音源にボーナス・トラックを加えたCD。
②120分にも及ぶドキュメンタリーDVD、『A Documentary of THUNDER IN THE EAST』。
③1985年のアメリカ―・ツアーを収録したライブDVD、 『THUNDER IN THE EAST 1985 US TOUR LIVE』。
…からなる『THUNDER IN THE EAST』づくしの記念アイテム。
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私は残念ながらリアルタイムでこのアルバムを聴くことはなかったが、こうして聴いてみてナニがスゴイって、やっぱり曲だね。
圧倒的に曲がいい。
もう空気からして海外のバンドだよ。
それと高崎さんのソロの密度の濃さ!コレ、ジャズでいたら完全にClifford Brownだね。ムダな音がただのひとつもない。
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欧米の連中はね、「スシ、スシ」なんて騒いでいたって絶対に「肉」の方がいいの。
LOUDNESSのスゴイところは、最上の曲とテクニックとロック・スピリッツという「肉」で連中を唸らせたところなんだよね。
②のDVDではそのアルバムをどうやって作り、どのようにしてLOUDNESSがアメリカに浸透して行ったかが具に記録されている。
メチャクチャおもしろかったし(特にMax Normanの箇所は最高!)、日本人として、やっぱり見ていてうれしいもんだ。
海外へ行って演奏する日本のバンドはドンドン多くなっていくであろうが、LOUDNESSのような形で海外に進出するケースはもうないでしょう。そういう バンドがいるとしたら、やっぱりLOUDNESSだけでしょうな。LOUDNESSがLOUDNESSを追い抜くより仕方ない。
高崎さんならやってくれるでしょう。

コンサートのシーンではどこを切っても高崎さんの背後にはMarshallのフル・スタック。
LOUDNESSの音楽制作にMarshallが関わっていることに誇りを感じる。

それにしても、「ロック」という音楽ジャンルで考えてみるに、今の若い人たちの草食系音楽とLOUDNESSの偉業が地続きであるとは思えないんだよナァ。
きっと違う世界のモノなんでしょう。

80そして、特報!
今週末、カリフォルニアのアナハイムにてNAMMショウが開催されるが、その中で『RANDY RHOADS REMEMBERED』というRandy Rhoadsへのトリビュート・コンサートが23日に開催される。
イベントは、昨年11月に95歳で逝去したRandyのお母さんDoloresへの追悼の機会にもなっている。

100v_3Randyのお兄さんのKelle Rhoads(この方、前のMarshall Blogにご登場頂いてるの)やBrian Tichyを擁するTHE MAD MANというホスト・バンドをバックに、Doug Aldrich他の錚々たるギタリストが競演を繰り広げる。
そこへ登場するのが我らが高崎晃!
チョット小さくて見にくいけど上段右列の上から四番目にクレジットされている(苗字のアルファベット順)。

Rrrf今年も全米ツアーやヨーロッパのフェスティバル等、海外での活動に忙しいLOUDNESSだが、2016年の幕開けとして高崎さんがアナハイムで一発カマしてくれるに違いない!
がんばれLOUDNESS!

LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS Official Website

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(一部敬称略 ライブ写真は2016年1月15日 赤坂BLITZにて撮影)