ド~ンとMoth in Lilac、LinkerNationSそしてoutput_infinity!
今日はフレッシュなバンドが3つ出演したイベントを紹介する。
もちろんMarshall&NATALづくし!
まずはMoth in Lilac。
2013年結成のガール・バンド。Marshall Blogへは2回目の登場だ。
ギターのLisaちゃんはMarshall。ノイズのことでチョットお悩みだったが、セッティングをイジって見事解決。
MinちゃんもMarshall。こちらはJCM2000 DSL100。
ドラムはNATAL。
よく我々は音が「抜ける」という表現を使うが、英語では「cut through(カット・スルー)」と言う。
さすが、NATAL。
フロント陣の大爆音をものともしないカット・スルーっぷりなのだ!
ステージからブルドーザーが飛び出してきたかのような圧倒的な音の塊!
いくつもの声色を使い分けるAYANOちゃんの個性あふれるすざまじいパフォーマンス!
激へヴィでソリッドなふたりのギターのアンサンブルが素晴らしい!
攻撃的なLisaちゃんと…
黙々とステディにリズムを刻むMinちゃん。
何となくAngusとMalconのコンビみたい?
短い時間ながら、今もっとも注目されているガール・バンドのひとつとしての実力を存分に発揮した!
Moth in Lilacの詳しい情報はコチラ⇒Moth in Lilac OFFICIAL SITE
ゲストで登場したのはおなじみKOJI!
いきなりドッカーンと入ってきてステージの雰囲気が台風モードに!
LinkerNationSでギターを弾いているのはKOJIさんのバンド、BRASH☆BEATのHIDE。
KOJIさんはLinkerNationSに曲を提供し、プロデュースを担当しているのだ。
そして、BRASH☆BEATとのダブル・フィーチュアで『BRAND NEW DIMENSION』というCDもリリースしている。
このCDに入っている「Dreamer」という曲を最後に演奏。
KOJIさんの作なんだけど、この曲、すごく可愛くて好きなんだな。リサちゃんの張りのある声が曲にぴったりマッチしている。
サビ中に「♪I'm just a dreamer」という歌詞があるんだけど、私にはそれがどうしても「High touch fever」に聞こえいて、確認したら大笑いされてしまった。
メロディが可愛いもんだから、仲のいい2人が片手をあげて微笑みながらハイタッチをしているシーンを思い浮かべてしまったのた。ああ、なんて詩人な私…コリャ老人特有の一種の譫妄か?
LinkerNationSの詳しい情報はコチラ⇒Days of Lisa
この日のトリ、output Infinityの登場だ。
まずはインストでご挨拶。
色々なバックグランドを持つメンバーの交配による新しい日本のロック・サウンドの構築を標榜しているのがoutput_infinity。
ベースのkikumaru。T-Iの相棒。
ギターはサポートで参加の竹田京右。
NATALのツーバス・キットを操るPONさん。
プレイ同様、PONさんにはやっぱり派手な仕掛けがよく似合う!
京右さんは三重県名張市の親善観光大使を務めていて、昨年フルオーケストラと共演した実力派だ。
PONさんの紹介で去年初めてお会いしたのだが、プレイに接する機会がなかったので今回を楽しみにしていた。
使用しているギターから受ける印象通り、コンテンポラリーで実にニートなプレイ。テクニックだけに走らないエモーショナルなプレイもステキ。
その面々をひとまとめにしているのがプロデューサーのkikumaruさんだ。
私あたりのビンテージ世代とは隔世の感あるロック・フィーリング。これもロックが生きている証拠!
そこで何の違和感もなく自由自在に自分を表現するPONさんのバーサティリティには脱帽せざるを得まい。
そして、PONさんの眼前にはNATAL!
output_infinityの詳しい情報はコチラ⇒Official Website
NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト
(一部敬称略 2015年1月20日 目黒鹿鳴館にて撮影)