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2014年2月24日 (月)

#LIVEFORMUSIC~Marshallのあるライフスタイル

マーブロ開いてビックリした?

操作ミスで実は昨日ホンノ少しの間、このスタイルでアップされちゃったんだけど、見られちゃったかな…?
新しいMarshall Blog…いかがかしら?

先日、本国イギリスのMarshallのウェブサイトが大幅にイメージを一新したことをお伝えした
以前の梅村デザイン研究所のバナーが大好きだったので、ちょっと戸惑ったが、Marshall Amplificationの公式ブログとして、その新しいMarshallのイメージにのっとってリニューアルしたというワケ。
素晴らしい作品を提供して頂いた下町のヒプノシス、梅村昇史さんにはこの場をお借りして感謝の気持ちをお送りしたい。

さて、ちょっとこの動画をご覧いただきたい。

ね~?! イメージ変わったでしょう?
もう世界中のMarshall関係の露出がこの新しいイメージを取り入れている。

こちらは新しいHandwiredシリーズの仲間の1962HW、Bluesbreakerのハンドワイアード・バージョンのデモンストレーション。
こうした動画の作り方も大幅に変わった。

クリスも変わったな~。初めて彼に会ったのはもう10年以上前のこと。Marshallの工場で開催されたイギリス中の楽器店の担当者を集めた商品説明会の時にデモンストレーターとして登場した時だった。
クリスは20歳になったか、ならないかぐらいの時分で、髪はフサフサとソバージュにしていた。
『50 YEARS OF LOUD LIVE』でも重要な役回りを演じていたことは以前レポートした

ところで、私がMarshallという名前を知ったのは1974年位のことか…。Marshallがスタートしてちょうど干支がひと回りした頃だ。
そして初めて三段積み(ここは敢えて「フル・スタック」とはいわない)を実際に見たのは秋葉原の「朝日無線」だったろうか?
初めてMarshallのスタック(JMP時代の1959と1960AX)を手に入れてから34年。
そして、Marshallの仕事に携わってカレコレ16年。
さらに正式にイギリスのMarshallのスタッフになって約2年。
外から、中から、ずいぶん長いことMarshallに接して来た。

過去のMarshallの視覚的なイメージはといえば、黒、金、銀、ガイコツ、ライオン…ってとこか?
実際に展示会などでブースを設営する時は、黒を基調に銀のトラスを使用すべし…という指定がかかったこともあった。
とことんへヴィ・メタルのイメージだったのよ。

それがですよ…動画を見てビックリでしょ?
まるでパソコンやらスニーカーやらのPRイメージみたいじゃん?
ギターでコレをやるならまだわかる。現実的に海外では「生活の中に音楽&ギターありき」的路線でPRをし続けている有名アコギ・ブランドもある。

ギターならともかく、Marshallはギター・アンプでこの路線を打ち出した。
コレはね~、メッチャすごいことだと思うのですよ。

創業から50年を経過し、今ではNATAL(ナタール)とEDENも加わった。他にもヘッドホンやブックシェルフ・スピーカー等のオーディオ機器、海外では冷蔵庫の発売等、「Marshall」のスクリプト・ロゴをまとった関連製品も定着してきた。

先述した初めてMarshallの実物を目にした時は、ショウウィンドウの中にガッチリしまわれていてニオイをかぐことすらできなったMarshallが、今や生活の中に溶け込んでいるのである。
これはロックが生活の中に染み込んだということに他ならず、50年にわたってロックの発展に貢献して来たMarshallのひとつの業績ということが言えるだろう。

3brands先の動画にJim Marshallの姿はもうない。
明らかにMarshallは51年目以降の新しいステップを踏んでいるのだ。
しかし、Jimの精神はMarshallに生き続けている。
やはり、MarshallはMarshallなのだ。

これからもMarshall、そしてMarshall Blogを何卒よろしくお願いします。
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