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2014年2月25日 (火)

王様+はち王子様+渡辺英KING全国行脚2013 <前編>

マーブロのデザインが新しくなって最初の『ライブ・レポート』に登場するのは誰じゃろな?外タレか?

イエイエ、今日登場するのは王様。しかも、まだ去年の12月分。
でもね、コレは詳細にレポートせずにはいられないのさ!だって最高におもしろいし、ひとりでも多くの人にコンサート会場に足を運んでもらいたいから!

Marshallのハーフスタックを背にまずステージに登場したのは、「印度の林檎」。

05印度の林檎という芸人さん。嘉門達夫氏の唯一のお弟子さんという。

10ネタを曲に乗せて笑いを取るというおなじみの芸のスタイル。
マイクにぶつけて唇から出血!というトラブルをその場でネタに押し込んだ!

20vしっかりと会場の笑いを取ってツカミはOK!

印度の林檎の詳しい情報はコチラ⇒ほんとうは蜜柑がすき

昔、ミカンって冬になると段ボール箱で買ってたよね?…とか、ミカンを食べすぎて爪だか指先だかが黄色くなってる人とかいたでしょ?アレ、なんだって昔はあんなにミカン食べたんだろうね?コタツで。
考えてみりゃ、ミカンだってかわいそうだゼ。
段ボール箱で買うほど庶民に愛されていたのにキウイだの、マンゴーだのワケのわからない外来種にヤラれちゃってさ…かく言う私もこの冬1ケしかミカン食べてないわ。
ミカンのために言っとくけど、キウイもマンゴーも1ケも食べていませんから。
長野に長いこと住んでいた関係でウチは、リンゴに関しては毎年モノスゴイ数を食しております。「リンゴ好きは医者いらず」って言うらしい。

30v続いて登場したメタルトリオ。激鉄♪MAX!!。

40激鉄♪MAX!!…これは正式には「げきてつはちぶおんぷまっくすびっくりまあくふたつ」と読む。正確には「げきてつはちぶおんぷひとつまっくすびっくりまあくふたつ」のような気もするが、さして問題ではあるまい。

50vドラムはファンキー末吉。ヘア・スタイルがメッチャかっこいい!

60ベースは渡辺英樹だ。なんつーか、突然現れて、大声でまくし立て、そして大爆音で1曲演奏。

70ナニがナンだかわからない電光石火のパフォーマンスがスリリングだった!

80次の出演は…ってほぼ同じなんだけど、小畑秀光!

90今日もひとりメタル。私はコレが好きでしてね…。95共演者もバッキング・トラックも何にもないひとりぼっちのへヴィ・メタル。
Marshallがあれば何とかなる!…なんて勝手に思ってるんだけど…。

100vひとりじゃ寂しいから、その分アクションが激しい!これがまた見物なのよ。

110金沢港のマグロの冷凍倉庫に真っ赤っかに燃えたぎった練炭を持ち込んだような無理のある熱気とでも言おうか。この雰囲気がタマらない!

120v縦横無尽に宙を舞う華麗なシュレッディング!

130異常に滑舌のよい雄叫び!(ちなみに「滑舌」と言う言葉は広辞苑に掲載していない)

140v爆風スランプへのトリビュート・アルバム『We Love BakufuSlump』にも収録されている「人間はなぜ」他を激演した。

今、急に思い出したんだけど、皆さん、生コンクリートの状態ってどういう方法で評価しているか知っていますか?
「スランプ」っていう概念があるんですよ。
アイスクリームを乗っける「コーン」ってあるでしょ?あれを逆さまにしたような「スランプ・コーン」と呼ばれる鉄の容器に出来たての生コンを詰めて、そのコーンをそのままスッと垂直に持ち上げる。
すると中に入っている生コンがグニャリとつぶれて広がる。それが元の高さからどれぐらいつぶれて(「スランプ何センチ」という呼び方をする。ちなみにプロは「センチ」とは言わず、「セン」と省略する」)、どういうふうに広がったかを目で確認して良し悪しを決定するんですよ。
土木はスランプ8センとか10セン、建築は18センとか20センという生コンが使用される。元の高さから8cmつぶれる程度の柔らかさということね。
これは高さが何百メートルもある最新のインテリジェント・ビルの建設でも生コンが使われる以上、必ずこの検査が現場で行われる。プリミティブでしょ~?
イヤね、何となく「プリミティブ」ということでは真空管のアンプを連想するナァ。
結局、昔から使われているモノは「確か」ということよ。

150演奏者の熱が、これほどそのまま伝わる演奏も珍しい。

小畑秀光の詳しい情報はコチラ⇒JET秀光の爆走ロックンロール日記

160vナントいう豪華なコンサート。ここまででオープニング・アクトが3組!
そして満を持して真打の登場だ!

170まずは写真タ~イム!

180お客さん、み~んな携帯を手に激写!

190そして演奏がスタート。あ~今回も楽しみだ!

200王様

210v渡辺英KING

220vはち王子さま…しかし似てる!

230v1曲目は「♪あぶない~、あぶない~」の「Kill the King」。

240ギター・ソロもバッチリ!
もちろん王様のMarshallの愛用者だ。

2502曲目は「Detroit Rock City」。

260おかげさまでこのMarshall BlogはイギリスのMarshallの連中の他、結構海の向こうの人たちにも見てもらっているのだが、今日みたいな記事は音や主旨に関する知識がまったくない、写真だけの情報でこの3人が一体どういう風に見えているのだろうか?!

270vそして、英KINGのボーカルで「We Are an American Band」。

280今回、ものスゴイ公演数のツアーをこなしている3人。
ところが、中一週間空いてしまったという今日のステージ。「王様、段取りが危ないゾ!」…とメンバー2人から鋭い指摘が!
この先は果たしてどうなるのか?波乱含みのこの続きはまた明日!290<後編>につづく

(一部敬称略 2013年12月18日 HEAVEN'S ROCKさいたま新都心にて撮影)