八王子.....白崎映美との一夜
久しぶりにやってまいりました…ココは八王子。
いつも楽しいLive Bar X.Y.Z.→A。
オ!店内にはmintmintsのポスター!
うれしいね~。この写真を撮影した時も楽しかったナ。
さて、今日のレポートは上々颱風の白崎映美のステージ。
私は勉強不足にして上々颱風を通過していないのだが、バックを務めるおなじみのメンバーからお誘いを頂戴してお邪魔することになった。
ファンキー末吉
仮谷克之
ホッピー神山
田川ヒロアキ
ヒロアキくんはMarshall JVM215Cを使用。
相変わらずの美しい音色!
しかし、この日は完膚なきまでにヤラれてしまった…映見さんに!
昨日ちょっと数えてみたんだけど、今年は取材や写真撮影でこれまで2.8日に1回の頻度でホールやライブハウスに足を運び生の演奏に立ち会ってきた。
どの公演も力演ぞろいで素晴らしい演奏だったことはここに記すまでもないのだが、今回の映美さんのステージは2013年のベスト・パフォーマンスの上位に軽く喰い込むあまりにも素晴らしいものだった。
皆さんにご覧頂いているのはイギリスのMarshall社直営のオフィシャル・ブログなワケだけれど、Marshallのことなどスッカリ忘れて映美さんのパフォーマンスにハマりきってしまった!
この衣装。カラフルなエルメート・パスコアールのようだ。
着付をするだけでも結構な時間を要したそうだ。
クツもカッコいい!
とにもかくにも映美さんの一挙手一投足がどうにも魅力的で写真を撮るのに夢中になっていると耳がおろそかになってしまう。
オープニングから数曲はドンドコドンドコと「和」のビートとテイストを大胆に取り入れた曲を披露…というより民謡だな。
「皆様の人生にファンファーレを」
「あったりまえだ節」
「夢の果てには」
「♪とうほぐは、寒くて暗い。暗い、暗い…くら~いベイベ~~!」
ってコレ、ジャニスでおなじみの「Cry Baby」!(オリジナルのレコーディングは1963年のGarnet Mimms and the Enchanters)
映美さんは山形は酒田のご出身だそう。
山形弁は最高だよ!ちなみにステージのご本人はまったく暗くありません。楽しい一方。
これはどんな衣装を着ているかを説明するためにヒロアキ君に触らせているところ。
George Dukeでおなじみのフィンガー・シンバルをつけて歌う映美さん。
顔の表情が豊かで至極演劇的だ。
特に目の動きにこちらの目が行ってしまう。
これだけの人選だからして、もちろんバックのパフォーマンスも最高だ。
音楽王、ホッピーさん。
ホッピーさんとは伊藤広規&青山純の奇盤『A*I』のお仕事でごいっしょして以来。
誠に勝手ながら私的にホッピーさんを「音楽の師匠」と仰いでいる。
師匠、Tシャツありがとうございます。
もう大分前のことになるが、鬼怒無月さんらとMike Keneallyとの演奏を撮影できていればよかった…。
もっともあの頃はカメラすら持っていなかった…後悔している。第2部の冒頭にはホッピーさんのソロ・コーナーが設けられた。
ホッピーさんのソロ・ピアノいいんだよな~。
今回のショウの前半はナント、8ビートなし!
「和」のビートでバンドをグルーブさせた。でもね、お経は8ビートだよ。
ひとたびロック・ビートになるとそこはもう脱兎のごとくドライブしまくるホレボレするようなドラミングだ。
コレ、本番中。
ここで一番ウマそうにジョッキを空にしたのはヒロアキ君。
実はこの当時、新しいCDの制作にかかりきりでビールを飲む時間もなかったとか…。
これが発売になったそのCD『ようこそ田川Nightへ』。『Ave Maria』とはエライ違いだな。
これはレギュラーで開催している田川ヒロアキのショウ『田川Night』の雰囲気を詰め込んだCDで、なかなか本物を見に来れないような人たちにも田川Nightの楽しさを伝えようとした作品。詳しくはまた別の機会にね。
田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒Fretpiano
一番前に座っていたノリのいいお客さんと…ってコレMarshall Blogのバナーでおなじみの下町のヒプノシス、梅村昇史さんじゃないの!
オリジナル・ソングだけでなく、こうして時折出て来るスタンダードがまた楽しい。
第2部でに思いがけない1曲はツェッペリンの「Rock'n'Roll」!
ナニを歌っているのかと思ったらこれが「♪有り金くんろくんろ、ろくんろーる」のお金チョーダイ・ソング!
これは思いつかなかったな~!
この日はサイドマンに徹した田川ヒロアキ。ま、サイドに回った時も最高の仕事をするのがヒロアキくんだ。
最後にはドバッと超絶ソロをかましてくれた。
もちろんMarshallから繰り出されるそのサウンドは非の打ちどころのない美しいものだ。
「月夜のらくだは泣いているだろうか」~「ココロはいつか」と映美ワールドを炸裂させて本編を終了した。
もうとにかく最初から最後まで映美さんと映美さんの音楽の魅力に満ち溢れた素晴らしいショウだった。
もう3回観たい!
白崎映美の詳しい情報はコチラ⇒白崎映美facebook