amber lumber~8周年記念ライブ<前編>
amber lumberの8周年…ということは、このチームがスタートしたのは2016年ということか。
Marshall Blogに初めてご登場頂いたのは2017年5月26日のライブのレポートなので、比較的最初期からお付き合いさせて頂いていると思っても叱られることはないだろう。
おめでとうございます!
8周年を記念する場所はもちろん東京のホームの神田「SHOJIMARU」。
この日も定刻にショウが始まった。「amber lumberです。
今日はヤバイTシャツ屋さんみたいで…モデルも兼ねて。
あの日から8年…8年だよ!早すぎてビックリする。
あの時にいた人たちが1、2、3、4人くらいは今ココにいるんじゃない?
すごくない!8年?
しばらく連絡していなくて時間ができたら連絡しよう…とか思ってる人っているじゃんね?
それがさ、気がついたら何か月会っていなかったどころじゃなくて、『10年会っていない!』なんてことがあるようになってきてしまいました」
まったく!何でもかんでもアッという間。
そもそもamber lumberの7周年を祝ったのがつい先月ぐらいの感覚なんだから。
とにもかくにも「1日」が早くてしょうがない。「モデルを兼ねて」というのはコレ。
お召しになっているのはamber lumberの8周年記念Tシャツ。開演前に屋台村の横で見ていたら、商品に羽が生えたかのような売れっぷり!
デザインもさることながらモデルがヨカッタからだな?もちろん屋台村には他のamber lumberグッズもゾロリと並んだ。
今日はこの歌から始めようと思います。
夏のワンマンの時に『今日出来た!』と言って披露しましたけど、いまだにタイトルも決まっていません。
『ウッカリ八兵衛』の歌です。
ウッカリしてると大事なものがなくなるよ。免許もなくなるよ!…そういう歌です」森永JUDYアキラ
山本征史
この曲は、前回の初披露時には本編とアンコールで2度演奏したが、今回はその時より各段に曲の貫禄が増してショウのオープナーを務めるに十分であった。
ソロソロ題名が決まるのかな?
今日もアキラさんのお供をさせて頂くのはMarshall。アコースティック楽器用アンプ「AS100D」。
アキラさん、「ウッカリ八兵衛」なんてまだ運転免許証のことを言っていたけど、私は先月無事に書き換えを終了しました。
アキラさんのおかげでウッカリすることが全くなかったわ、
ところが…あ、今回はこの後脱線がほとんどないのでココでチョットやらせて頂きます。
アキラさんより先に毒を吐きます。
免許の書き換えの時、私は最寄りの神田の「運転免許更新センター」というところに行くんだけど、最近は完全予約制で何でもかんでもインターネット。
コレ、本当にお年寄りは困るだろうナァ。
一方、インターネットを通じての予約制ゆえ「待たない」という利点があるにはある。
ところがコレが猛烈にアタマに来たのだ。
私は11時に予約をして、少々早めに会場に着いた。
すぐに申請の手続きを始めて、11時を5分すぎた頃にはもう終わっちゃう。
好事魔多し。
「コリャいいや、後は講習か…」と喜んだのも束の間、ナント、その講習の開始時間が12時だって言うんだよ!
つまり1時間、ひたすら講習の開始までムダに時間をつぶさなければならない。
1時間待って、そこからまた1時間の講習だからね。
も~ハラが立って、ハラが立って!
「I'm Your Blood」じゃないけど、大分血圧が上がったわ。
そこでそんなに待たされるんじゃ予約の意味がねーじゃねーか!
このシステムは一体どういう感覚の持ち主が考えたのか…人の1時間をナンとも思わないヒマなヤツなんだろうナァ。
講習も昔に比べるとナンカ変なんだよね。
ヨソヨソしいというか、他人事というか。
講師の言うことなすこと、すべて「受講者からクレームが来ませんように…」ということだけを考えている感じ。
脱線終わり。 ほぼそのまま続けての2曲目はおなじみ「ランデブー」。
力強いアキラさんの歌声でグッと盛り上がる。
今日の第1部ではアキラさんはお気に入りのナイロン・ギターのみを使用。
だからいつもとはチョット雰囲気が異なる「ランデブー」になった。早速バッキングに、ソロに、とさっそく抜群の存在感を主張する征史さん。
もちろん征史さんもMarshall。
1970年代に製造されたベース・アンプ「1992 SUPER BASS」を使用。もう1曲続けたのは「呼吸とテレパシー」。
ワンマンでは毎回取り上げられてきたamber lumberの愛奏曲。まずはココで征史さん爆発!
このベースの音は他では決して聴くことのできないモノだ。
amber lumberだけが持つサウンドのひとつ。「『呼吸とテレパシー』は唯一アルバムに入っていない曲。
なんかいろいろ決めごとをしたのに全部私がスっ飛ばしてしまって…」
「昨日、間宮さんアレンジでコレを録ったんですよ。
違うアレンジで演ったばかりだからなんかすごく脳が言い訳しています。
聴いたことのないようなブリティッシュロック感があって80年代と70年代がうまく混ざってる感じになっていました」とは征史さんからの情報。SHOJIMARUでのamber lumberは8月のアキラさんのお誕生日ライブ以来。
「やっぱ、一緒に演るといいなぁ~。
なんか、ズッと1人で演ってきて、お客さん全員が私を見ているということにチョット快感も覚えていたんですが、最近はそれもシンドくなってきて…。
今日も最初はみんな歌っている私を見ていてコノヤローとか思ってたけど、こうして2人だと安心できるなって思った。
やっぱりボトムを支えてもらっているというのがスゴい!」8周年記念Tシャツの話になって…
「今日は2人でコレを着て出る?という『どうしよう状態』。
やっぱり普段着で演るとスイッチが入りにくいですね」「私、ゼンゼン平気。どんな普段着でも大丈夫。
この間、衣装を忘れて普段着で演りましたけど…今流行りのカーゴパンツっていうんですか?
ワークマンとかで売ってるようなズボンで演りました。
最近はもう女捨てまくり!ダハハハ!
じゃあ、せっかくの8周年ですからね。
8年前に山本さんから歌詞が送られてきて、私が曲を付けたこの歌を今演ったらどんなかな?という感じで…」「この歌」というのはファースト・アルバムに収められた「青い月夜」のこと。
そうした背景を持つ曲だけあってamber lumberのステージでは必ず演奏される曲のひとつ。 そして、何度聴いてもアキラさんの歌声と征史さんの伴奏にホロっとさせられてしまう1曲でもある。歌詞と曲と歌声と演奏の4つがうまい組み合わさった時に生まれる名曲の見本だ。
続いても『運命のわっか』から「あたし待ってんの」。
アキラさんのシャープなストラミングと「♪あたし待ってんの!」の熱唱が実にクール!
人を待たせてはイケません。そのアキラさんのパフォーマンスを上質のグルーブで色づけする征史さんのベース。
そして、スリリングなソロ。そうか…コレを初めて聴いてからもう8年も経ったのか!
大好評のTシャツに加えてスウェット・シャツや征史さんが着ていたフーディを作るまいか?という話。
その値段の話からチョイと政治っぽい話に…。
そういえばココのところスッカリ相撲の話が出なくなったナ。フーディを脱いで8周年記念Tシャツ姿になった征史さんが歌うのは。
カニ…「カニはエライ」。
以前はカニの被り物をつけて演奏したりしたっけね。amber lumberのメルヘン・チューン(「メルヘンは」 "Märchen"というドイツ語です)のひとつ。
同時にamber lumberの曲の特徴でもある「なりたいチューン」のひとつでもある。
「舟」になったり、「猫」になりたかったり、来世は「カニ」になりたかったり…ロマンチックでよろしいな。
この歳になってみると「なりたいモノ」なんてありゃしない。
あ、あった…お金持ちになりたいわ。「皆さんご一緒に!…ありがとう!」
この盛り上がり方もamber lumberのライブならでは!「実は9月にamber lumberのワンマンが入っていたんですが、その当日に山本さんのお父さんが亡くなられて私ひとりで演ったんです。
ソロ・ライブなんて結構演って来たのに、amber lumberのソロってなるとスゴく緊張しちゃって…。『カニ』とかドラムスだけで『赤血球』とか、山本さんの歌もひとりで歌いました。
来てくれた人達が優しくてさ…ほんと私たち幸せだよね。
今日もこんなに来てくれるなんてね。
8年も本当にありがとうございます。
でも何10年とか演っているバンドがたくさんあるもんね…そんなの気が遠くなるね」次は「呼吸とテレパシー」と一緒に録音した曲「とりあえずハッピー」。
これまでアンコールで取り上げられることが多かった曲。
アキラさんによるとポンキッキみたいな感じになったという。
それはきっと楽しい仕上がりに違いない!今日はいつも通りの2人の演奏。
タイトル通り第1部をハッピーに仕上げた!
amber lumberの詳しい情報はコチラ⇒amber lumber Official web site
<後編>につづく
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<Your Tears>
<Miss You in the Dark>
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