犬神サアカス團単独興行~犬神凶子生誕祭2023<大無人>
昨年お邪魔することができなかった犬神凶子の「生誕祭」。今年は来たよ~!
会場は昨年同様の三軒茶屋「HEAVEN''S DOOR」。今回も会場内の屋台村には楽しいオリジナル犬神オリジナル・グッズがゾロリ。
CDはもちろん…
おなじみの人気グッズに加え…
何やら見慣れないアイテムも…
チラホラ。
いつも通りONOCHINグッズも色々と並んでいる。
「かわいい」ウチワも大人気。
暑いからね~。そのウチワがノッケから大活躍!
冒頭、ソロでステージに上がったのは…犬神凶子
手にしているのはその「かわいい」ウチワ。お客さんの「か!わ!い!」コールに囲まれて歌う凶子姉さん。
「♪はぁ~いつもアタイはモテモテ
はぁ~捨てた男は数知れず
はぁ~どんな男でもいちころ
はぁ~死んだ男も数知れず
(安全を期して中略)
アタイやっぱりかわいい~
かわいい!かわいい!」
コレは「河内音頭」じゃなくて「かわい音頭」かなんかいうのかしら?
いい曲だナァ。 やがて團員がステージに上がり、本日の主役にレイをかけた。
前説完了!
本日の1曲目は「猟奇の国のアリス」。犬神明
犬神敦
そして、ONOCHIN。
続けて名曲「花嫁」。
疾駆する明兄さんのドラムス!
もちろん明兄さんはNATALドラムス。
切れ味鋭く深みのある音が犬神ミュージックにベスト・マッチする。そしてONOCHINはMarshall。
この日もJCM800 2203と1960Aでソリッド極まりないプレイを聴かせてくれた。
「人を愛する喜びを知りました
そう、それだけが生きがいなんです」
曲半ば過ぎのセリフもキマッた。
ここからクライマックスに突入する。「どうもありがとう!
本日は『犬神凶子生誕祭2023』に来てくれてどうもありがとう~!
まずは明兄さんからひと言もらいたいと思います」「今日は誕生日おめでとうございます。
どうですか?新しい年を迎えた気分は?」「ハイ、今日、お母さんからLINEが来ました。
アナタは14時47分に生まれたのよ…あの日も暑かったわ。
今日もガンバってね!って言ってた」
「もうかれこれ29年くらいの付き合いになりますね」
凶子姉さんがスパッと自分の年齢に触れて…「モノの始まりが一ならば国の始まりが大和の国、島の始まりが淡路島。
泥棒の始まりが石川五右衛門ならバクチ打ちの始まりが熊坂の長範…」
あ、コレは柴又だわ。
今日は松戸ね。
「今宵お目にかけますは 犬神一座の大サアカス
どうかひとつ 最後まで 最後まで 最後まで
最後まで盛り上がっていくぜ~!」 お決まりの啖呵に続いては『新宿ゴーゴー』から「あだうち」。
ミディアム・テンポのヘヴィ・チューン。
凶子姉さんの巻き舌が冴えわたる!ONOCHINがシャープなソロを披露して…
ク~、その後のパートのベース。
敦くん、ホントにかっこいいわ~。
ノリがいかにもベースらしい。
コレは当たり前のことなんだけど、敦くんのように本当にベースらしいベースを聞かせてくれる人はそう多くない。
「いいバンドには必ずいいベーシストがいる」…コレは、44年の長きにわたって山下達郎さんのベースを担当している伊藤広規さんのソロCDのライナーノーツに私が添えた言葉。
おかげさまでご好評を頂戴しました…でも、本当にそう思っていたからそう書いたのだ。明兄さんのセカンドライン風のイントロが目印の「天変地異」。
凶子姉さんはタンバリンを振って盛り上げる。
アレ?マイケル・シェンカーの話が出たのは前回だっけ?
MarshallとフライングVの組み合わせっていいんだよね~。
いい具合に張り出した中音域が実に気持ち良い、「いかにも」なロック・ギター・サウンドを聴かせてくれるONOCHIN。こういうカッコいい演奏が聴けるウチは「死にたくない!」。
「さぁ、疲れた人は一旦座って!ココはMCだからね。
みんな大丈夫?無理をしたら明日に響くよ!
イスがない子は誰かのヒザの上に乗って大丈夫だからね…みんな優しいから大丈夫だと思います。
出演前に楽屋で準備をするじゃないですか。
楽屋も猛暑でナニがナンだかもうよくわかんない!」「今日から新しい着物にしました。
意外と夏っぽかったですね。良かったです。
冬もコレを着ますけど。
見た目にもずっと楽しんでいってもらえたらいいなと思ってます。
どうぞよろしくお願いします。冒頭で紹介した「見慣れぬグッズ」は凶子姉さんの新しい衣装で作ったバッジと…
巾着袋だったのだ。
とてもいい感じです。この日は凶子姉さんの誕生日なので、『コレを演りたい』とリクエストをしたのが次の曲。
その凶子姉さんのリクエスト曲とは2001年のシングル『人工妊娠中絶』収録の「女囚のブルース」。この4人で初めて演ると言ってたけど、カレコレ10年を超える犬神キャリアの私も初めて聴いたような気がする。
中間にセリフがあってなかなかシアトリカルな作りになっている。
「女囚さそり」なんてのがあったね…「松島ナミ」とか言ったっけ?ストラトキャスターに持ち替えたONOCHINのギターがいい具合に凶子姉さんに絡んでくる。
続いても「久ぶり」と紹介した2005年の『スケ番ロック』収録の「太陽を待ってる」。
コレもステージで聴いた記憶がゼンゼンないな。
そのまま「悪たれ小僧」が始まってもナンの違和感もない明兄さんのドラムスから「Hush」へ…チガウカ?見せ場は何と言ってもの後半の凶子姉さんとONOCHINのコール&レスポンスでしょう。
凶子ギランと…
ONOCHINブラックモアのスリリングな掛け合い!
「どうもありがとうございます。
やっぱ犬神サアカス團のワンマンと言えばバラード…だと思うのでこの辺でバラードを入れたいと思います。
みんな泣いちゃうかも…嬉しくて」凶子姉さんのノドを味わうコーナーは「紅雀」。
凶子姉さんが歌うこうした「犬神バラード」を聴くと、いつも7年前の寺山修司のイベントを思い出す。
主催者側の方が凶子姉さんの歌声を耳にして「とてもキレイな声ね」とおっしゃったのだ。
今日もその美しい声を存分に聴かせてくれた。
そのイベントのレポートはコチラ。
↓ ↓ ↓
【Marshall Blog】冥土への手紙~寺山修司と犬神サアカス團
ここでもONOCHINのギターが実にいい味を発揮して出して曲をロマンチックに仕上げてくれた。
メンバーからお誕生日の凶子姉さんにひと言贈るコーナーの2人目は敦くん。
「皆様の気持ちをボクが代わりに凶子さんに大きな声で伝えます。
お誕生日おめでとうございます!」
犬神サアカス團の詳しい情報はコチラ⇒犬神サアカス團公式家頁
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