曾我泰久バースデイ・ライブDVD『感激ROCK+』e-写真集<下巻>
それでは、先日リリースされた曾我泰久のライブDVD『感激ROCK+』付属「e-写真集」の<下巻>、
すなわちDVDの「DISC-2」の写真集いってみましょう!バースデイ・セレモニーを含む熱狂のTHE GOOD-BYEコーナーの後、ヤッチンのレギュラー・バンドのメンバー全員が再びステージに上がった。
ところで…<上巻>で何度か触れたように、このDVDセットはMCの様子まで限りなく完全にショウの内容を収録している。
ところが…実はこのDISC-2の最初の場面が始まる直前、DVDには収録されなかった瞬間があるのです。
それがどういう場面だったのか、真ん中の前の方の席でコンサートをご覧になられていたお客さんは記憶されているかも知れない。
ナニが起こったのかは…へへへ、一応「ヤッチンと私だけの秘密」にしておく。
もうチョットでヤバかったんだけど、ヤッチンが私が出したサインに気がついて事なきを得た…とだけ記しておきましょう。
ね~、ヤッチン?
曾我泰久田川ヒロアキ和佐田達彦そうる透soucesの3人…
野津永恒加賀谷綾太郎日髙隼人そして、曲の冒頭から豪快なブロウを聴かせてくれた鍬田修一。…とくれば曲は「Stand Alone」。鍬田さんと向き合ってヤッチンも豪快なストラミング・アクションを見せてくれた。 客席はどうしようもないぐらい盛り上がっちゃってます。
最後までブッ通しでいくぞ~!
ヤッチンのライブはいつも後半がスゴイ。
MCなしにドド~っと続けて演奏しちゃう。
今回はこの「Stand Alone」を皮切りにナント8曲連チャンだった!
続けてはヴァイオリンの音色が最高に美しい「Carry On」。毎回書いているけど、このサビね。
いつ聴いてもいいよね~。
そういえば<上巻>の宮城道雄のところに出て来た甘粕正彦大尉ね。
デヴィッド・リーンの映画にもなった『アラビアのロレンス』で知られるイギリスの軍人、トーマス・エドワード・ロレンスがヒーローだったんだって。後半でもヒロアキくんのコーラスとヤッチンの歌が完璧なコンビネーションを聴かせてくれた。 ヤッチンのギター独奏。このソリッドなギター・サウンドを出しているのはMarshall JVM410Hと1960A。
大きな会場でのライブのヤッチンのレギュラー・リグだ。そして、聞き馴染みのあるリフに突入。
曲は「約束の場所で」。さっきはスチール・ドラムのサウンドを聴かせてくれたノッツがこの曲ではシタールのサウンドでかなり辛めスパイスを与えてくれた。
しかし…ちょっとインド過ぎない?この曲ってこんなにインディアンだったっけ?
カレーどころじゃなくて、タンドリーとか、ビリヤニとか、マサラの域!
でもカッコいい!この曲もサビの展開が素晴らしい。
とても好きな曲。 ヒロアキくんのソロもいつになくインドっぽいな。ヒロアキくんのMarshallもJVM。
JVM210Hと1960A。
ヒロアキくんの愛器。
アメリカに行った時もわざわざシカゴからロサンゼルスのスタジオまでJVMを取り寄せて降り寄せて録音した。チョット雰囲気を変えて「愛を育てよう」。 客席はホッコリ・ムードね。ヒロアキくんがコンパクトながら内容の濃いソロをキメる。ノッツのピアノもカッコよかった!ギターの2人が奏でるアンサンブルが楽しいのは…「Love potion」。数回出て来るギターのキメのフレーズを2人が向かい合って弾くのはこの曲の見せ場のひとつ。こうしたギターのアンサンブル・パートがまた魅力的。
でも、チョットしか見せない。
そこがヤッチンのウマいところ。透さんのドラムスが炸裂して…和佐田さんのベースが唸って…ヤッチンがファンク・ストラミングをかぶせる。「流されて」はいつもショウの後半のハイライトだ。定番をポーズを交えて熱唱するヤッチン。おお!トリッキーにしてメロディアスなソロ!
これぞ田川節!
「田川節」か…そういうのが本当にあるのかどうか調べてみると、「♪月が出た出た」でおなじみの「炭坑節」ね。
あの曲は現福岡県田川市の後藤寺町の見番の芸子たちによって昭和7年に日本で初めてレコードに吹き込まれたのだそうだ。
だから、「炭坑節=田川節」と言ってもいいかも知れない。
ヤッチンの歌に続いて…
和佐田さんのソロ!
アノね、この和佐田さんのソロは痛快この上なくてもちろん最高にカッコいいんだけど、この曲のヤッチンの歌のバッキングのベースラインを聞き逃がしてはあまりにもモッタイない。
本当にカッコよくて、聴き惚れてしまい、いつもシャッターを切る指が止まってしまうのだ。
さてさて、怒涛の「8曲連続コーナー」もいよいよクライマックス!
タオルの準備はできたかな~?
「Yes! Yes!! Yes!!!」だ~!
「♪おかしなことだとわらわれたりもするのさ…田川くん!」「♪そんなことにとまどい~」
ギターだけでなく、歌のコンビネーションも完璧!
「♪Nice」やっぱりメチャクチャ盛り上がるナァ!もうイッチョ「♪Nice」
エエイ、もうイッチョ!
最後の「Nice!」 間髪入れず透さんのドライビング・ドラムスとともに始まった『感激ROCK+』本編の最後の曲。
「あ、ワン、ツー、ワンツースリーフォー!」ヤッチンのカウントも高らかに「UP BEAT」!
どうしてもカウントの時に「あ」って入れちゃうよね。
「あ、ワン、あ、ツー、あ、ワンツースリーフォー!」てやる人もいるもんね。
英語圏の人は絶対に「あ」を入れることはありません。
「あ、どした!」とか、「あ、ドッコイしょ!」とかね、この間を「あ」で埋めるのは日本人ならではのリズム感覚。
コレができるのは日本人の特権なのです。
ん、待てよ…若い人は「あ」を使わないのかな?
「♪心をボクに預けて…」「♪さぁ、同じ時を一緒に過ごそうよ」
「♪地球は回り続ける」
これまで10年間もヤッチンの写真を撮らせて頂いていて、今まで無意識にシャッターを切って来たのか、こうして見るとずいぶんフリのパターンがあることに気づきますナァ。
今回の「e-写真集」のおかげでそれがよ~くわかった!
ヒロアキくんのソロや…ノッツのソロも大フィーチュアされて…
会場は興奮のるつぼ! 「最高だよ~!」
最後の最後まで大熱演を見せてくれたヤッチン。「どうもありがとう!」
こうして盛り上がりに盛り上がって本編を終了した。
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そして、アンコール。
「本当に最高の時間を作ってくださいましてありがとうございました!」
まずはヤッチンから丁重なる感謝の言葉がファンに贈られた。アンコールの1曲目は衛藤さんと野村さんをお迎えしてTHE GOOD-BYEの「悲しきRadio Girl」。
還暦を過ぎた人、これから還暦を迎える人、まだまだ還暦まで時間がある人の別を問わず、ステージに上がった全員が赤いイベントTシャツに着替えて登場。本編の時と同様、ノッツと…
和佐田さんがお供を務める。
和佐田さんは着替えた感じが全くしないナァ。
「♪You」
そして、最後の最後は「Forever Friends」。
ヤッチンのレギュラー・バンドのメンバーが全員合流!
透さんに…
ヒロアキくんに…鍬田さんとsourcesの2人。
みんな赤!…戦前&戦中だったら大変です。
大石先生どころではありません(映画『二十四の瞳』より)。
そして、ゴキゲンなツイン・ドラムスで…
ヤッチンが最後の熱唱を聴かせてくれた。いつも楽しそうに演奏するヤッチンだけど、今回は取り分け最初から最後まで最高に楽しそうだった!エンディングもバッチリ!「ありがとうございます!」メンバーを送り出して…
ステージにひとり残って…いつも通り最後のご挨拶したヤッチン。「どうもありがとう!」
Marshall Blog初めての試み「e-写真集」はいかがでしたか?
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