世界の国からD_Drive
去る8月26日にインターナショナル・リリースされたD_Driveの『DYNAMOTIVE』ですが、おかげさまで中身はもちろんのこと、ジャケット・デザインに対しましても大変な好評を頂戴しております。
D_Driveのライブ会場並びにMarshall Music Store Japan他でお買い上げ頂きました皆様には心より御礼申し上げます。
さて、Marshall Recordsからの報告によると、『DYNAMOTIVE』は海外のSNSを中心とした数多くのメディアに盛んに取り上げられ、特に本国イギリスでは注目の的となっており、1作目の『MAXIMUM IMPACT』の時に比べて『D_Drive』の名前が飛躍的に浸透してきているそうだ。
『日本のプログレッシブ・ロック・バンド」としてね…。
D_Driveの音楽がプログレッシブ・ロックか否かは先日書いた記事「プログレッシブ・ロックってナンだ?~D_Driveの新作『DYNAMOTIVE』が教えてくれたこと」をご覧あれ。
気に喰わないったって仕方がない。
エリザベス1世がスペインの無敵艦隊を破ってからというもの、言葉も時間も世界の標準は全てアチラですからね。
同じ島国でもこっちは世界の田舎の「Far East」だからイギリスが「D_Driveはプログレッシブ・ロック・バンドである」と言ったら世界的に「D_Driveはプログレッシブ・ロック・バンド」なのだ。
そもそもプログレッシブ・ロックは「イギリスの音楽」なのだから逆らうことは絶対にできまい。
私も今度イギリスに行った時に「D_Driveってどんなバンド?」と現地の人に訊かれたら胸を張って「インストゥルメンタルの『プロッグ・ロック』を演っているんですよ」と答えるつもりだ。
ま、何でもいいのよ、注目されれば!
そんなワケで今日はどんな海外のメディアでD_Driveが取り上げられてきたかを今日は紹介するよ!
今日の1本、泣きたいぐらい大変だった! D_Driveに関する記事が投稿された順番にはなっていないのであしからず。
目についたヤツを片っ端から並べてみた格好だ。
ホトホト困ったのが国籍。
ウェブサイトって、ナゼかどこの国のページかを明らかにしないんだよね。
「About Us」というページを読んだところで、どのサイトも全くと言っていいほど国籍に言及していない。
だから英語で文章を書かれてしまうと、どこの国のウェブサイトかもうゼンゼンわからない。
例えばスウェーデンなんかは、国の刊行物が英語と自国語の2通り発行されるっていうぐらいの英語国だからね。
英語でもスウェーデンのサイトかも知れないワケ。
オランダ人なんかホントに英語がうまいからね。
でも、「世界の人が見る」というインターネットの特長を考えれば、英語で書きたいのは当然だ。
今日これから紹介するサイトは、Marshall Recordsの情報によるとイギリスのウェブサイトがかなり多いようだ。
猛烈にウェブマガジンの文化が浸透していると言い換えられるではなかろうか?
でも、どれも言っている内容はほぼ一緒。
基本は私がD_Driveやアルバムについて書いた文章を参考にして、各サイトが音源を聴いての感想が付け加えているという流れ。
そんな感じでご覧頂きたいと思う。
1. Games, Brrraaains & A Head-Banging Life
まず…コレはイギリス。
「ゲーム、ホラー、ヘビメタ…他に人生で何を望もうぞ」みたいなサイト。
「少しは本を読んで勉強しなさい!」とでも言いたくなるナ。
D_Driveは「ロック/メタル・アルバム・レビュー」というページに登場している。
名前からするとどうしても歪み系ギターが活躍する音楽のサイトという印象を受けるが、今イギリスで大人気のウチのNOVA TWINSやMarshall Records初のブルース系ギタリストのローレンス・ジョーンズなども取り扱っているところを見ると、総合的な音楽サイトのようだ。
上でリンクしている記事に書いた通りD_Driveを冒頭から「Japanese progressive rockers」と紹介している。
誌面ではご親切にも大分前にシングルでリリースした「Begin Again」のビデオも紹介してくれていてチョット照れるな…イヤ、コレは私が作ったビデオなんですわ。
3. METAL NOISE
名前の通りのメタル系ロックのサイト。
『DYNAMOTIVE』に収録されている曲をひとつずつ音楽的に丁寧に説明してくれている。
最後に点数が付けられているんだけど、10点中8.5。
何枚か他のアルバムもチェックしていみたけど、8.5は高いほうみたい…ヨカッタ。
4. METAL EPIDEMIC
「生きてるかッ?メタルで息をしているかッ?没頭できる新しいバンドやアルバムを探しているかッ?」…みたいなサイト。
ん~、この記事は放っておこう。
真実と違うことを推測で書いている。
5. ROCK 'N' LOUD
コレはイギリスのロックの総合ウェブ・マガジン。
コチラさんはシングルやら、ビデオやら、当然アルバムやら、何かをリリースするたびにD_Driveを取り扱ってくれてありがたい。
アルバムのレビュワーはBABY METALとCROTHFAITH以外の日本のロックやインストゥルメンタル・ミュージックに詳しくない…としていながら『DYNAMOTIVE』のことは大変気に入ってくれたようで、やはり1曲ずつ適切な感想を述べてくれている。
6. BRING the NOISE UK
昔、黒人音楽の歴史を綴った『Bringin' da Noise, Bringin' da Funk』というブロードウェイ・ミュージカルがあったが、それはそれは素晴らしい作品だった。
このサイトは特に『DYNAMOTIVE』の解説はしておらず、「I remember The Town」と「Wings」、それに「Red Light, Green Light」のビデオを紹介していた。
7. CLASSIC ROCK
大好きなCLASSIC ROCKマガジン。
イギリスのスーパーへ行った時、雑誌コーナーにおいてある本が好きなバンドを特集している時には必ず買って帰ってくる。
そんな雑誌がD_Driveを取り上げてくれてとてもうれしい。
コレはシングル「I Remember The Twon」の紹介記事。
8. MAXIMUM VOLUME
「Maximum Volume」なんて言ってるけどサ、向こうの連中、「Marshall Live」のサウンドチェックの時にD_Driveの「音がデカい!」ってやたら言うんだゼ。
いくら音量を下げても「まだデカイ!」とか言われてPAとD_Driveの間に入っていて往生したわ。
でもこの『MAXIMUM VOLUME』は大丈夫。
他の記事では「TURBO D_Drive」なんてキャッチ・コピーまで付けてくれてとても好意的。
この『DYNAMOTIVE』の紹介記事では『POWER ON』だよ。
ココのサイトも『MAXIMUM IMPACT』の頃からとてもD_Driveに協力的で、このレビューでもメンバーの言葉を引用しながら丁寧な解説をつけてくれている。
9. METAL PLANET
タイトルの通りメタル中心のウェブ・マガジン。
出ているバンドは結構ベテラン感大。
D_Driveが若い感じ。
このサイトも「Thumbs Up」や「Begin Again」の頃から応援してくれているが、今回もシングル「I Rmember The Twon」を取り上げているだけで『DYNAMOTIVE』自体の紹介はなし。
10. FrontView Magazine
コレはベルギーだな。
上で紹介したどれかの記事と同じ内容。
11. Musipedia of Metal
コレはイギリスのブログ。
一切写真が使われていない男のブログ。
今時、政府の刊行物でもゆるキャラを遣ったりして愛想を良くしているものだが、大丈夫なのか?。
内容的には他のサイトと同じ。
12. Stormbringer.at
オーストリアのサイト。
副タイトルが「THE AUSTRIAN HEAVYZINE」だって。
ヘビメタル+マガジンね。
「ヘビジン」か…浅草の蔵前に「蛇善(へびぜん)」という明治17年創業のゲテモノ食材屋があるけどね。
品揃えのスゴさは『DYNAMOTIVE』の比ではない。
このページはドイツ語なので解読不可。
大学の時、もっと勉強しておけばヨカッタ!(←ウソ)
13. At The Barrier
アルバム発売前の記事。
先行リリースしたシングル2曲の紹介と、近い将来リリースされるアルバムへの期待が書かれている。
メンバーの言葉も引用された結構マッシブな内容。
14. News Day FR
コレはフランス。
まったく読めません。
15. SPAZIO ROCK
コチラはイタリア。
チャオ!
「SPAZIO ROCK」というのは「ロック空間」みたいな意味かな?
まったく読めないけど、評価はかなりよさそう。
グラッツィエ!
16. RADIO ACTIVE
ドイツの総合音楽ウェブサイト。
ビデオからサブスクから丁寧な作りでダンケ!
17. DISTORTION
「интерактивный журнал о музыке и искусстве.」…ってサッパリわからんわ!
とうとうキリル文字の登場!
スゲエなD_Drive。
コレがですね、どこの国のサイトかどうしてもわからない。
ロシアとウクライナはD_Driveどころじゃないだろう。
他のキリル文字の言葉を使うどこか他の国だろうから…ベラルーシ、ブルガリア、マケドニア、セルビア、カザフスタン、キルギス、ウズベク…。
そうそうモンゴルもキリル文字なんだよね。
「D_Driveのウランバートル公演」とか見てみたいナ。
会場は当然あの「ゲル」よ。
ホーミーと共演しちゃったりなんかしてね。
18. THE RAZORS EDGE
コレもイギリスかな?
『DYNAMOTIVE』がリリースされる大分前に掲載された記事。
19. Progressive Rock Journal
待ってました、プログレ!
「Wings」がリリースされた時の『DYNAMOTIVE』の紹介記事。
サイトのページは「Progressive Rock」を声高らかに謳っているけど、オリアンティとかも出ていてそれほど専門色が強い感じはしない。
「プログレ」として目立つのはせいぜいELPのことが少し書いてある程度か?
D_Driveのことも「プロッグ・ロック・バンド」と騒いでいるワケでもなく、ごく平均的な内容。
20. Shreddelicious
「シュレッド+デリシャス」がサイトの名前。
コレはその名の通り、速弾き系ギタリスト向けのサイト。
すでにYukiちゃんとLisa-Xちゃんが取り上げられていた。
イヤ、ナニがビックリって、私が『NAONのYAON』で撮影した時よりLisaちゃんがメチャクチャお姉さんになっていたことよ!
ココでは「Red Lighjt, Green Light」と「Begin Again」のビデオを紹介してもらった。
21. Marshall Blog
コレは国内のブログだけど常時D_Driveの情報やライブ・レポートを掲載している。
スゲえホーム感!
やっぱ、コレが一番いいな。
これだけじゃないの。
現在もビデオがらみや雑誌インタビュー等、仕込み中の企画がいくつかあるのだ。
例えば『POWER PLAY』という人気雑誌のインタビュー。アメリカの人気ギター雑誌『GUITAR WORLD』のイギリス版。
ココからはビデオがらみで「I Remember The Town」のインタビューが来た。
困っちゃうのは、「I Remember The Town」の作曲のコンセプト、音楽的な解説、ギターの奏法について…を英語で5~6行でまとめてください、って言うワケよ。
「英語で5~6行」?
幅はどれだけなのよ?
日本語で「何千字」と言うのであれば簡単なんだけど、英語の「5~6行」というのはかなりムズカシイ。
でも、こっちも大分慣れてきているから、こういう時は遠慮なく箇条書きで応えちゃう。
それで後は「煮るなり、焼くなり、二宮和也」で「後は自由につなげてくれ!」と、先方に押っ付けちゃう。
そして、出来上がって来たのがコレ。
オイオイ、コレのどこが5~6行なんじゃい!
ま、そんなもんですわ。
そして、プログレッシブ・ロック・メディアのボスキャラ的な存在の「Prog Rock」マガジンのインタビュー。
ゼヒお楽しみに!
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official website
…なんてやっていたら、今朝来たのはイタリア。
コレは結構マッシブなインタビューでホネだな~。
『TuttoRock』というウェブ・マガジン。
「tutto(テュット)」というのは「all」という意味だね。
「tutti(テュッティ)」という音楽用語があるのでコレは知ってる。
イタリアはプログレ大国だからね…プログレッシブ・ロック・バンドのD_Driveとしてはイタリアも大切にしなきゃイカン。
Seijiさん、質問を後で送るのでよろしく!
うれしいことにこんな仕事がまだまだ続きそうだ。
そして、Marshall Blogは先日の初台Doorsでのレコ発ライブのレポートを次回公開します!
■□Marshall Music Store Japanからのお知らせ■□
インスト・ミュージックを盛り上げよう!
去る8月26日に発売したD_Driveのインターナショナル・アルバム第2弾『DYNAMOTIVE』絶賛発売しております。
おかげさまで、中身もジャケットも皆さまから大変好評を頂戴しています。コチラはリード・チューンのひとつ「だるまさんは転ばない(Red Light, Green Light)」。
また長らく欠品しておりましたインターナショナル・アルバム第1弾『MAXIMUM IMPACT』も入荷しました!Marshall Music Store JapanでCDをお買い上げのお客様にはMarshallスクエア・ロゴステッカー3枚をプレゼント!
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