【NAONのYAON 2021】vol.4~NAONのYAONメドレー&ファーストサマーウイカ
『NAONのTAON 2021』前半の最後。
雨、ゼンゼン止まね~!
ステージはますます『NAONのYAON』っぽくなってきた。
「皆さんが知っている曲のオンパレード!
みんなおウチだよね?雨の降らないところで観てるんだよね?
一緒に歌ってくださ~い!」『NAONのYAON』でしか決して見ることのできないパフォーマンス。
コレぞ『NAONのYAON』の醍醐味。
ピックアップ・メンバーによる人気曲のメドレーだ。
シンガーのメンバーは下手から…
SHOW-YAから寺田恵子。
Mary's BloodのEYE。
そして、バンド陣はベースに…
渡辺敦子力石理江
富田京子
そしてギターはSHOW-YAから五十嵐☆sun-go☆美貴。
やっと出て来てくれた。今回も愛用のJVM410Hと…
1960BDMで☆sun-go☆サウンドをブチかま~す!
このアクト、まずはSHOW-YAとプリンセス・プリンセスのレパートリーのメドレーでスタートした。
あ、英語圏の人に「レパートリー」という言葉は通じにくいので注意してくださいね!
語源はラテン語で、英語にも「repertory」という言葉があるのに、ナゼかフランス語の「repertorie」を借用して「レパトワ」と発音するのが普通のようです。
結構恥ずかしいんだよね、向こうの人と英語で話していてココだけフランス語にするのって。まずは「限界LOVERS」。
好きな歌を歌うって楽しいよね~。
しかも、ご本人たちといっしょ!
「世界でいちばん熱い夏」…コチラもご本人たちと!
ホンモノ同士も!
とにかくみんな楽しそうなのだ!
『NAONのYAON』しか持ち合わせていない雰囲気ってコレだよな。
世界でココにしかない雰囲気。「19 Growing up」ではみんなでジャ~ンプ!
メドレーの最後を締めくくったのは「Daiamonds」。
思い出すな~。
お嬢さんがプリプリの大ファンというんで、課長がスナックのカラオケでよく歌っていたっけ。
まだ音楽とは何の関係もない会社に勤めていた時の話ね。
「ブラウン管じゃわからない」の「ブラウン管」とか、「針が降りる瞬間」の「針」とか、今歌っているお嬢さん方にはわからないだろうナァ。
「初めて電話をする時にはいつも震える」の「電話」には線がつながっていたんですよ~。そんな時代や世代を超えて歌い継がれる曲のナント素晴らしいことよ!
舞台ソデでステージの成り行きを見守り拍手を送るウイカさん。
出番は次のアクトだ!2つ目の出し物は、かつて『NAONのYAON』に出演してくれたレジェンドたちの名曲で構成したメドレー。
まずはアン・ルイスで「六本木心中」。
一層気合が増す恵子さん!
アンさんは2回目の1988年と4回目が開催された1990年にご出演されている。
88年!…このイベント歴史の重みを感じるナァ~。
こんなイベント、世界に2つとないんだゼ!プリンセス・プリンセスは第1回目からの常連さんだった。
つまり34年前からご出演されているということになる。
「続く」とか「続ける」というのは本当に偉大なことだ。2曲目はSHEENA & ROKETTSの「レモンティー」。
シーナさんも2回目にご出演された。
ギター・ソロも挟み込まれてより一層盛り上がる!私は2010年に福島の郡山美術館で鮎川さんとシーナさんとで「60年代のロンドンのロック」をてーまに据えて鼎談をさせて頂いたことがありましてね。
この時のことは一生忘れんわ。
鮎川さんが根っからのマーシャリストということで、SHEENA & THE ROKKETSは何度もMarshall Blogにご登場頂いた。
考えてみると、SHEENA & THE ROKKETSの35周年記念コンサートでSHEENAさんのお姿を最後に撮ったのもこの日比谷野外大音楽堂だった。
私が撮った下の登場シーンの写真をSHEENAさんはすごく気に入っていらした…というお話をお葬式の時に鮎川さんからお聞きして涙が止まらなかった。
2015年の『NAONのYAON』ではフィナーレで「レモンティー」を演奏して、その2か月前に逝去されたSHEENAさんを追悼した。
あの時も大感動だった! そして、この豪華メドレーの最後を飾ったのはカルメン・マキ&OZの「とりあえずロックンロール」。
マキさんは初回の1987年にご出演された。
まさにどこまでも走り続けていきそうなパワフルなパフォーマンスだった!もう1回ジャ~ンプ!
最後は全員でピョ~ン!
「どうもありがとう!
カレコレ1987年に『NAONのYAON』が始まって、今、たくさんのバンドで開催できるってシアワセに思います」
記録を紐解くと、第1回目の出演者は今より全然少なかったことがわかる。
「昔、プリプリのメンバーたちと5人で『全日本女子プロバンド』っていうのを組んでいたんです。
プリプリが解散して、プロレス始めたんですか?ってよく言われたんだよね!」…渡辺敦子さんと雑談。
恵子さん、また「新幹線顔」の話をされていたけど、気に入ってるんだな?
恵子さんが「のぞみ」だったのは知らなかった。
その『全日本女子プロバンド』、京子さんに赤ちゃんが生まれてできなくなってしまった。
「『全女』、またやりたいね!」…ということで前半終了。
ココで15分の休憩が入った。フゥ~!
撮影も休憩。 では、休憩の間にコチラの様子を…。
こんなんです。
キタねーなー。
朝一番でオリンピックに行って合羽上下と縫い目がない水が入らない靴を買ってきた。
ペラペラの合羽があるにはあったんだけど、丸一日雨になることを覚悟して丈夫なヤツをゲット。今回のウチのベース・キャンプ。
上野恩賜公園じゃないからね。
ナニか取り出すのにビニールシートをめくらなくてはならず、また用が済んだらすぐに荷物に被せないとすぐにビチョビチョになってしまうので面倒極まりない!一番ツラかったのはカメラの合羽だね。
何年も前のこと、前日までの天気予報で降水確率が高かった『NAONのYAON』があって、その時に用意したんだけど、このレポートのvol.1に書いた通り雨が本格的に降ることはなく、長い間使わずじまいだった。
それが、今回大活躍!…しない。
もうね、うっとおしくて付けていられないんですわ。
豪雨の撮影はアメフトの試合で何回か経験していて、このカメラの機能性の低さは十分に認識していたのね。
アメフトの試合は第4クォーターの終了までプレイの時間自体は90分を超えることは絶対ないでしょ?
なのでゴマカシゴマカシ合羽を装着せずに撮っちゃうんだけど、このイベントは6時間近くですからね。
アメフトの試合の4倍!
覚悟のうえでカメラに取り付けたものの撮りにくいったらありゃしない!
結局、雨は降り続いていたけど、途中で撮りハズしてしまったわ。休憩ついでに…
「大聖堂」で有名なイングランド北部のヨークね。
あ、豚のヨークシャーや犬のヨークシャー・テリアも有名か。ココに「国立鉄道博物館」というのがあるんだけど(無料です)…
そこに初代新幹線の車両が飾ってあるんだよ。
スゴクね?
地球の裏側に「新幹線顔」のオリジナルが飾られているなんて!
私たちの「新幹線」といえば間違いなくコレに限る。
小学校2年の時、コレに乗って日帰りで万博に行ったわ。 ハイ、休憩終わり。
ゴングの音とともに神取さん登場。
「さぁ~、いよいよ後半戦の始まりです!」
「素晴らしい前半、ここが野音だ!って感じだよね。
みんなの思いがすごく伝わっていいね~!
ゼンゼンさみしくない!」
そして、『NAONのYAON』初登場のウイカさんをステージに呼び込んだ。 7番目のアクト。
SHOW-YAをバックに従えて…ファーストサマーウイカ!
1曲目はテレビ番組の主題歌「カメレオン」。☆sun-go☆さんのギターソロもはさまって…
ウイカさんの飛び切り歯切れのよい歌いっぷりが最高にゴキゲン!
気風がいいっていうのかな?
堂々としていて実にカッコいい!「はじめましてファーストサマーウイカです。
ソロ・デビューして初めて歌いました!生バンドで歌うのも初めてなんでです。
雨の野音に憧れていました…ロックだと思うんです」
イヤイヤ、濡れる方は大変なんですよ~。
…と1曲歌い終わりウイカさんが挨拶をしたところで恵子さん登場。「ツイッターでモノマネしてくれてありがとう!」
「私、自分が『寺田恵子』だと思って歌いました!」
ほほぉ!
曲は「私は嵐」!コレはタマらん!
休憩後の「喝!」がわりの一撃。
☆sun-go☆さんにからむウイカさん。
ギター・ソロから…
さとさんのベース・ソロ!
このあたりは我ながらお手の物です。2曲だけの短い持ち時間だったが、とても初出演とは思えない堂に入ったパフォーマンスで後半のアタマを大いに盛り上げてくれたウイカさんだった!
ファーストサマーウイカの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト
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