【NAONのYAON 2021】vol.5~葛城ユキ、田村直美、小柳ゆき
「続いては私の大好きなシンガーです。初登場になります!」と恵子さんが紹介したのは…葛城ユキ!
「いつ声をかけてくれるのかな~?って思ってた!」バックを務めるのはSHOW-YAの4人。「え~、今まで『NAONのYAON』に出たことなかったの!?」というアーティストが時々登場するが、ユキさんはその最右翼だろう。
え~!コレが初出演?!1曲目は大ヒット曲「ボヘミアン」。
「♪ボヘミア~ン」のひと声でヤラれちゃう!
「歌は声」そして「声は個性」。
最近テレビから流れて来るバンドの形態をしている歌謡曲では絶対に聴くことが出来ない「ロックの声」。
ユキさんのこの歌声が聴けてヨカッタ!もちろんSHOW-YAのバッキングも完璧!
1曲終わったところでステージ下手から恵子さんが出て来てユキさんめがけて走り寄る。
そしてハグ。
ココは密解除…ICheckでバッチリ検査しているので大丈夫。
「うれしかった~!まさか出てくれるとは思わなかった!」
ハハハ、お互いにそんなことおっしゃいますな。
「約束します…来年も一緒に演ります!」
ユキさんと恵子さんが共演する2曲目は「ハートブレイカー」。
「ロックの声」の大激突!
コレが盛り上がらないワケがない!
「ああ~、お客さんがいたらナァ~!」と悔しがった現場のスタッフ、「ああ~コレが野音で生で観れたらナァ~」は残念がった配信視聴者がさぞかしたくさんいたことだろう。
何せ日本の女性ロック歌手の最高峰がシャウトし合ってるんだから!☆sun-go☆さんもイケイケ~!
余裕しゃくしゃくのユキさんのド迫力の歌いっぷりに生でなくてもたくさんの視聴者が魅了されたハズだ!
「無観客でチョット寂しいけど、素晴らしい皆様と今年はこうして配信でやっています。
毎年やっているので、来年もやります!
で、冬になると歌いたくなるユキさんの歌があるんですよ」
…と恵子さんが歌うと「ナンで知ってるの?」ユキさんビックリ。
「だから~、私は本当のユキさんのファンなんですって!」
しからば今日の野音の舞台でのご共演は最高にうれしかったに違いない。
『NAONのYAON』の2日前、ユキさんはご自分が「原発性腹膜ガン」のステージ4であることをコンサート中に表明され、野音のステージでもその状況を具にご報告された。
ユキさんのご挨拶。
「私の病名は原発性腹膜がんでスーテジ4です。
でも、またこの素晴らしいステージに戻ってきたいと思っております。
そしてまた私の歌を生きる励みにしてくださってる方々の為にも、まずは私が元気にならなければならないんです。
これから入院治療しますが、どんなに痛くても、辛くても、必ずステージに復帰したいと思っております。
ロック魂で頑張ります!」
恵子さんは涙をこらえきれない。
「な…なので…来年も…よろしくお願いします!」雨とマスクでただでさえファインダーが曇りがちなのに、涙で完全に曇ってしまったよ!
ユキさん、来年を楽しみにしております!
葛城ユキの詳しい情報はコチラ⇒Yuki Katsuragi Official Siteココで恵子さんからスポンサーさんのご紹介。
我々スタッフは全員ICheckで陰性を確認していま~す。
恵子さんがお召しになっているのは…
「SO-CRAZY .TOKYO」さんのTシャツ。
Tシャツにあしらわれた「Keep on Rockin'」や…
そでの「Rock Love」は恵子さんの揮毫だ。 そして、『歌謡ポップスチャンネル』さんは1時間半ずつ2回に分けて公演の模様を再放送する。
第1回目は明日、26日だ。
観た後で、Marshall Blogの記述が間違っている…なんて揚げ足を取るようなことはしないように。
舞台の転換が済んでステージに登場したのは…
田村直美! このアクトで直美さんのバックを務めたのは…
葉月山田直子
直美さんが出てきただけで明るくなるね。
『NAONのYAON』の出演は2016年以来のこと。
1曲目は大ヒット曲「ゆずれない願い」。
私は一昨年の福島を応援するイベントでご一緒して以来。
そのことをお話しすると「あ~~、あの時の!」と最高の笑顔で接して頂いた。
本当に底抜けに明るくて気持ちの良い方だ。
しかし、スゲエ降ってんな~。
「仲良くしていた友人が亡くなった時に歌った曲です。
去年、野音で演った時に☆sun-go☆さんがその友人に捧げよう!と言ってくれたのがすごくうれしかった。今日は皆さんに捧げたいと思います」
と前置きをして歌った2曲目は「永遠の一秒」。「ロックンロール・バンドやってます!聴いてください!」
一変して演じたのはゴキゲンなロックンロール「ROCK YOU」。
ステージ狭しと元気なパフォーマンスを見せる直美さん。
ステージ後方の壇上に駆け上がる!直美さんならではのパワフルな魅力に満ちた3曲で後半の中盤を彩ってくれた。「ステージがツルツルだね。
87年からやってるんだけど、最初の頃は晴れが多かったんだよ」
復活後もナントカもっていたんですけどネェ。
今日はもうズ~っと降っていますからね、ステージの中まで雨が吹き込んでいるのだ。
しかし、風は強くなかったのだけは助かったね。
「ウサギ年のミュージシャンだけでバンドをやろう!とか言っていたんだよね」
「うん、やろうよ!」
お2人とも卯年なのね?
ガラリと雰囲気が変わったのが次のアクト。
ギター陣が入れ替わって…
菅原潤子Li-sa-Xまずは「愛情」。
他のアクトとはまったく違う雰囲気。
コレもまた『NAONのYAON』の大きな楽しみのひとつ。
「ひさしぶり!
ステキな歌声で胸がキュンキュンしちゃいます!」と恵子さんが合流。
「ヤバイ、ヤバイ!あなたの歌、トリ肌経ちまくり~」
もちろんギター・ソロも! 手に汗握る熱唱の応酬!
ココも見逃がし厳禁のワン・シーンだったね。
『NAONのYAON』は楽しいな~!「ありがとうございました、寺田恵子さんでした!
ひとりになるとしゃべれなくなる…。
9月からツアーが始まります。
来られる方はゼヒお越しください。
今日はとても楽しかったです。
どうぞ最後まで楽しんで聴いてください」 最後は大ヒット曲「あなたのキスを数えましょう」でしめくくった。
「ありがとうございました!
お客さんがいればヨカッタのにネェ…」
まったくですよネェ。11番目のアクト。
ユニットとしては初登場のANNA。
中村あゆみと相川七瀬のコンビネーションだ。このセットでもギターが入れ替わる。
Li-saちゃんに替わってYASHIROちゃんが入る。他のバンドメンバーは変わらず。
菅原さん直子さん
理江さんそして、GRACEさん。1曲目はあゆみさんの「翼の折れたエンジェル」。
この曲も『NAONのYAON』に欠かすことのできない曲だ。
2曲目は七瀬ちゃんが「夢見る少女じゃいられない」を熱唱。
そして、3曲目には百恵ちゃんの「ロックンロールウィドウ」を持って来た。
ココであゆみさんが歌だけでなく、最高にカッコいいダンスを見せてくれた。
こういう身のこなしができる若手シンガーってのはいなくなったナァ。
ダンスの形態もずいぶん変わってしまったもんナァ。
ワタシャ、とにかく見惚れてしまいましたよ。この曲ならギター・チームが大爆発するのは必定だ!この曲、高校の文化祭で演っていたヤツがいたナァ。
「カッコカッコ」を何回歌っていいのかがわからなくて、指を折って数えていたっけ。
ちなみに作曲者の宇崎竜童さんはその高校のOBです。
やっぱり問答無用でカッコよかった!
中村あゆみの詳しい情報はコチラ⇒中村あゆみオフィシャルサイト
『NAONのYAON 2021』ものアクトも残すところあと1つとなった。
そして、雨は降り続く。<つづく>
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