【蔵出し画像満載!】コロナ前の『居酒屋でぃ~どらいぶ』
以前、他のD_Driveの記事で触れたことがあったが、本八幡のライブハウス、Route Fourteenさんは今年35周年の大きな節目を迎えた。
おめでとうございます!
本八幡…総武線沿線ですよ~。
新宿から向こうの中央線エリアとは状況が異なり、浅草橋からこっちの総武線沿線は、昔は芸能っ気というか、音楽っ気のようなモノがほとんどなかった。
そうだナァ…確か松崎しげるさんが新小岩の出身だったハズ。
それと月の家圓鏡(現橘屋圓蔵)さんはよくラジオで「平井小学校OB」って言っていたので平井の出身なのだろう(と思って調べてみると、出身は長野県になってるな)。
平井といえば、「島村楽器」さんの本社の所在地だ。
楽器屋さんでは、小岩に「音曲堂」さんという最上階にちょっとしたホールを備えた立派なレコード/楽器店がある。
昔は書店がレコードや楽器を同時に扱っていたりしたもんですよ。
その小岩にはかつて「珈琲園」というすごくいいジャズ喫茶があった。
市川になると、「りぶる」というジャズ系のライブハウスがあったね…一度しか行ったことがなかったが、アソコもいいお店だった。
今では小岩にも、錦糸町にも、両国にもライブハウスがあるもんね。
ずいぶん変わったもんですよ。
平井も駅前の建物を全部取り壊して再開発をしているのでライブハウスのひとつもできるかも知れないね。
路線は違うけど、「千葉」ということで言えばウシャコダが松戸の出身だ。
そんな総武線沿線にあって、35年間の長きにわたってライブハウスを続けていらしたなんて素晴らしいことだと思う。
昔はテレビ局のお仕事をよくされていたとか。
35年周年…SHOW-YAと同じだったのね。
ライブハウスの叙勲制度があったら間違いなく黄綬褒章をゲットできるだろう。
も~、いつお邪魔してもRoute14の皆さまはとてもよくしてくれましてね。
それも長い間皆さんに愛され続けている理由のひとつだろう。
とにかく私にとっても大好きなライブハウスのひとつなのだ。
とにかくおめでとうございます!
そして、ナントカこのコロナの難局を安泰に乗り切って頂きたい!
さて、今日はそんなおめでたい機会を祝うべく、Route14でのD_Driveの秘蔵ライブ・レポートをお届けしましょう。
時は『Marshall GALA2』の11日後の2019年11月20日。
11月20日といえば、次期大統領の可能性が高いジョー・バイデン氏、Yoshiki氏、そして私の誕生日ということになる。あの頃はまだみんな若かった…
Seiji
GALAの舞台では三段積みで登場したSeiji Vintage Stack。
略して「SVS」。
ベースはJVM410Hと1960A。
同じくYukiちゃんのBlue Rose Special。
略して「BRS」。
この辺り、毎回呼び名が変わっていますがお気になさらずに。
ToshiくんもEDENのフル装備。
略して「TEF」。
EDEN WT-800、D410XST×2。Chiiko
この時のChiikoちゃんのNATALはウォルナットのキット。
略称は特になし。この日はいつもRoute14で開催している『居酒屋でぃ~どらいぶ』の公演だった。
申し訳ないんだけど、この日のセットリストがもう残っていなくて、いつもみたいなレポートは書けませんが…写真は正真正銘すべてこの日に撮ったものですので、雰囲気をジックリと味わってやってくださいまし。
「ありがとうございます。
水曜日の『居酒屋でぃ~どらいぶ』にようこそ!
皆さんのご支援のおかげで『47都道府県ツアー』をやらせて頂いております!
今日はココ、千葉県です!」
………そうだったんだよね、この頃。
こうしてみると、この1年は一体なんだったんだろう。
こんなの近代では初めてのことだからね。
ま、泣き言は言いたくないけど、私もホントに悔しいよ。
10月には上海の『MUSIC CHINA』の野外の大ステージでD_Driveが演奏することになっていたし、来月にはNAMMのMarshallブースでの再演がキマっていたワケよ。
前回上海では信じられないぐらいウケたし、アメリカでもD_Driveの音楽は人気があるので楽しみにしていた。
せっかく軌道に乗って来たと思ったのに~!
ま、仕方ない…楽しみがチョット先に延びた…ということにしておこう。ココで当時の新曲コーナー。
まずは『Thums Up』。
この時から11日前の『Marshall GALA2』の時、世界で最初に披露した。
そして、この曲は列席したMarshallの社長に捧げられた。
このRoute14の時はまだ「IOSR」、つまり「Input, Output, Send, Return」という珍なる題名が仮に付けられていた。
その後、Seijiさんと相談して「Livingston's Thumbs Up」としたものの、Marshall Recordsから「短くした方がいいんじゃない?」ということで「Thumbs Up」に落ち着いた。Seijiさんならではのアイデアがたくさん詰まったアクロバチックな作品。
メンバー全員を均等にフィーチュアしたD_Driveの民主性が曲を一層楽しいモノにしている。
まだ聴いていない人はご自身がお使いのウェブサイトからダウンロードしてね!
続いてはYukiちゃん作による「Begin Again」。
Toshiくんが加入して生まれ変わったD_Driveはまたイチからスタートするという気持ちを込めて作った作品。
このハードなサウンドからはチョットやソットではない新たな決心ではない…ということが聴き取れる。
コチラもまだお聴きでない方はダウンロードをお願いします!
ちなみにコレら2曲のビジュアルを担当して頂いたのは、最近上梓された『フランク・ザッパ攻略ガイド(河出書房刊)』の装丁を手掛けた「下町のひとりヒプノシス」こと梅村昇史さん。
熱心なザッパ研究家である氏は、装丁だけでなく価値ある数々のレコード評をこの本に寄せている。 「新曲はいかがでしたか?
またアレンジが変わるかもしれませんね。
さ、あと3曲演ったらセッション・タイムです!」D_Driveの演奏のコーナー。
そして『居酒屋でぃ~どらいぶ』名物のお客さん参加のセッションのコーナー。
Yukiちゃんと目が合ったお客さんが問答無用でステージにひっぱり上げられて演奏させられるという過酷な時間。
このコーナーの前になるとお客さんのほとんどがトイレに逃げ込んでしまい、客席がガラガラになってしまう。
ウソですよ~。
そんなことしませんよ~。
腕自慢のD_Driveファンの皆さんが意気揚々と愛器を抱え、メンバーを相手に丁々発止と難曲を弾き倒すショウのハイライト!
私の好きなコーナー。
まずはギターでのご参加…D_DriveのTシャツをシッカリ着こんでいただいたのは岡村さん。
ギターは赤いV!
「Screw Driver」をハードに弾きこなして頂きました!「私のパートをやってくれる人、募集中です!」
見てると、やっぱりどうしてもYukiちゃんと演奏したいのでギターはSeijiさんパートに人気が集中しちゃうのよ。
こうなったら「ツインYuki」のD_Driveってのやってみたらどうかね?
Yukiちゃんパートを完全にユニゾンで弾いちゃうの。続いてはベースでのご参加。
なおやさんは「Attraction 4D」をチョイス。
メッチャかっこいいな~。
完全に板についている感じ。
ルックスだけでなくもちろんプレイも完璧でした!最後はドラムス。
今日は各パートが揃っていて楽しいね!
たきやさん?あるいはたくやさん?
間違えていたらゴメンなさい。
曲は「Cassis Orange」。
これまた完璧なパフォーマンス!
みなさん、ご参加ありがとうございました!メンバーが客背に入り込んでのフリー・トークの時間を経て、最後の演奏のコーナー。
ココでも3曲のエキサイティングなナンバーを演奏して盛り上がった!
アンコール前のMC。
傷口に塩を塗り込むようなことをするけど、Yukiちゃんはこんなことを言っていた。
「47都道府県、必ず行きます!
半年かけて、来年の5月には終わるかな?って感じです。
1月の11と12日はダンスとD_Driveのコラボ、そのすぐ後にNAMMに行ってイベントのオープニング・アクトを務めます。
メチャクチャ忙しい!」
5月に終わらなかった…ああ、この時誰がコロナのことなど想像していただろうか…。 アンコールに選んだのは「Screw Driver」。
とにかくガンバりましょう!
今はこの後にやって来る良いことの準備期間です。
だって、思いっきりジャンプする前はかがまなきゃならないでしょう?
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE
さて、Route FourteenさんはYouTubeのチャンネルを開設し、当座の目標として登録者数1,000人を目指しています。
今、900を超えたところまで来ました。
わかる~、このチャンネル登録者数の苦労。
どうぞ皆さん、「35周年記念祝い」のつもりでチャンネル登録してあげてくださいまし!
チャンネル登録はコチラ⇒YouTube「ライブハウスルート14」チャンネル登録
「Marshall Japan」はノンビリやっていますが、ついでで結構ですのでよろしくお願いします!
チャンネル登録はコチラ⇒YouTube「Marshall Japan」チャンネル登録