SHOW-YA 35th Anniversary Live『The Turning』<下巻>
『The Turning』もいよいよクライマックス!
「You Turn Me Over」から続けて飛び出てきたのは「Riff Raff」。
コレも1989年のツアー時に演っていたかしらん?AC/DCの代表曲のひとつ。
「♪リーフラーフ」…「Riff Raff」とは「最低クラスの人」とか「クズ野郎」みたいな意味。
そして、ナント言っても「Riff Raff」といえばこの人…リチャード・オブライエン。
この人が『ロッキー・ホラー・ショウ』を作った。 キーボーズが唸る!
キャプテンのソロってカッコいいんだよね。
ハードロック・キーボーズの教科書みたいなプレイ。
今、こういうキーボーズのソロが出て来る若いバンドって皆無なんじゃないかしら?ドラム台に乗るsun-goさん。
この通りmittanとの息もバッチリ!
しかし、コレはSHOW-YAに持ってこいの曲だな。
そういえば、AC/DCはニューアルバムをリリースしたね。
「世界最高のロックバンド」とあのイギリス人ですら認めているAC/DC。
ま、今はオーストラリアでもヤング兄弟の出身はグラスゴー、ということもあるんだろうけど…。
都合のいい時は全部「イギリス」にしてしまうのがイギリス流。
そのAC/DCのコンサートが売れ残る唯一の国が日本らしい。
世界の標準からすると、日本は「ロックの後進国」なのだそうだ。
若い人はSHOW-YAを聴いて「ロックが何たるや」を勉強して欲しいものですな。
「今日はみんな、どうもありがとう!
最後の曲です」
シーン………
コレは仕方ない。
お客さんは声を出すことができないんだもん。
その気持ちをポーズで示そうということで…
「最後の曲です、ポーズ!」 <エエ~!(心の声)>
コレがそのポーズ。
お客さんは「マスク+フェイス・シールド」の完全防備体制。
ご協力ありがとうございました! 最後の曲は「Fairy」!
ああ、今年初めて実物を目にする「Fairy」ポーズ。
やっぱりいいわ、ナマは!
そして、アンコール。
「35年間応援してくれて本当にありがとうございます…(泣)…泣きながら告知していいですか?」と告知コーナー。
コレは後ほど。曲のコーナー。
35年前に戻って…ファースト・アルバムの『MASQUERADW SHOW』から「AU REVOIR」。
いいナァ~、こういうサウンドは。
恵子さんがさっきの告知で「温故知新」という言葉を使っていたけど、ホントにそう。
音楽の未来は過去にしかないよ。
過去に立ち返り、今や誰も知らない音楽を見つけて今の間隔を交えてアレンジするしかない。
レッド・ツェッペリンだってディープ・パープルだって、みんなそうやって自分たちの音楽を作ったんだもん。
しかも、過去に戻るのにタイムマシーンなんか必要ない。
ストリーミングひとつあればいい…って言っているんだけど、残念ながら若いミュージシャンには一向にコレが通用しない。一旦、ステージから姿を消した恵子さんがバラを手にして戻って来た。
「今日はありがとう。
バラの花束をみんなに渡してあげたいんだけど、できないから…。
今日は感謝の気持ちを込めてメンバーに渡したいと思います」
「mittan、ありがとう!」
「キャプテン、ありがとう!」
「さとちゃん、ありがとう!」
「sunちゃん、ありが…」
水の入ったペットボトルを差し出すsun-goさん。
「ここへ入れるの?」
「みんなに投げたつもりで感謝の気持ちを込めて真ん中に置きます。
Present for you!
SHOW-YAの魂を持って帰ってくれ!」
ステージど真ん中に恵子さんがそっと置いたバラ一輪…素晴らしい。
恵子さん、またホロリ…で曲は「What do you say?」。
ブラウン管の前のひとりひとりに歌を届ける。
ハイハイ、「ブラウン管」は古いっていうんでしょ?
てやんデェ!こちとら真空管が中に入っている時代からテレビを見てるんデェ!あ~あ~。
安心してください、歌ってます!
配信はココまで。
しかし、ライブ会場ではもう1曲!
sun-goさんのリフが鳴り響く…
さとさん!
イケイケ~!
そして「嵐ポーズ」!
今回は真正面から。エンディングのパンチ一発!!
「今日は本当にありがとう。
来年コロナが終息したらSHOW-YAの35周年をもう1回お祝いしてください!」
今回はメンバー全員で…「みんな、愛してるよ~!」こうしてSHOW-YAの35周年を記念したコンサート『The Turning』は終了した。
今日もsun-goさんのお供はMarshall。
JVM410Hと…
さて、本編の最後の方で恵子さんが告知した内容は次の通り。
①SHOW-YA 35th Anniversary Live『組曲』
12月13日(日)@SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
名曲のメドレーでたどるSHOW-YAの35年の歴史!
コレね、もうメチャクチャ楽しみにしてるんだ。
何しろこのメドレーのアレンジが笹路正徳さんだし!
当日は①15:00~②18:00~開演の2回公演。
②SHOW-YA 35th Anniversary Live 『HARD WAY TOUR 1991 in武道館 AGAIN』
2021年1月30日(土) @メルパルクホール(東京郵便貯金ホール)
第1期SHOW-YAのラスト・ツアーとなった『HARD WAY TOUR 1991』の武道館公演を再現するショウを開催!
コレも楽しみだね~。
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA Official Site