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2020年9月28日 (月)

横浜文化プログラム2020の田川ヒロアキ

 
しかし、いい加減マイッたね、コロナには…。
日本は何やら「もう平気なんじゃん?」みたいな雰囲気になってきた感じを強く受けるけど、こんなんでホントに大丈夫なんだろうか?
というのは、イギリスなんかは強力な第2波に見舞われて「7人以上集まったら罰金」とか、「飲食店は10時以降営業禁止」とかでソーホーのパブが早じまいしている光景がテレビで報道されているでしょ?
イギリスの人たちとやり取りをしていると、ロックダウンの時よりははるかに自由にしているけど、ものすごく気を付けているよ。
アメリカも同様。
ラスベガス在住のNATALドラマー、misaiちゃんの話を聞いてもロスなんかはメチャクチャ大変らしい。
いくら地球の裏側とはいえ、マスクの着用率が大きく異なるとはいえ、こんなに違っていいのか心配になるわ。
とにかくもうマスクはイヤだね~。
幸運にして花粉症の気が全くない私はマスクを着用することが今までほとんどなかったので実にツライ。
子供さんなんかがイヤイヤ付けているのを見ていてもとホント気の毒になる。
で、普段は事務所にいる時間が圧倒的に長いので、外出する時についマスクを付け忘れてしまうんだよね。
すると、行く先々で10枚入りぐらいのヤツを買うもんだから、ドンドン溜まってきたよ。
 
さて、先日『横浜文化プログラム2020』というイベントにお邪魔して来た。
「新型コロナウイルス感染症により活動の場を失ったアーティストの支援、市民が文化に触れる機会の創出、横浜市内の賑わい醸成・活性化を主な目的に行われる、音楽とダンスによるステージ」というのがイベントの主旨。
開催は9月19日~11月23日まで。

Ybp お邪魔したのはその初日。
会場は「ランドマークプラザ 1F サカタのタネ ガーデンスクエア」。
サカタのタネの本社は横浜市都筑区だ。
私はどうしてもウィルスを家に持って帰れない深刻な事情があるので(誰でも同じだろうけど)、有客のライブハウスにお邪魔するのはまだ遠慮しているのね。

10代わりに、こうしたオープンなスペースでのイベントや無観客の配信ライブの現場には通い始めている。20今日はハマーシャル。
ステージにセットされているのはJVM210Hと1936。

30v 時間となり、ステージに上がったのは…40田川ヒロアキ
『横浜文化プログラム2020』初日の登場だ!

60v1曲目はオープニング・チューンの定番、「Seascape」。

50ソワソワ~っと流れるバッキングに乗った美しいメロディとギター・サウンド。 S41a0366天井は高いし、雰囲気最高!70そして、一変してヒロアキくんのキラー・チューン「My Eternal Dream」。

S41a0404次々とページがめくられる音のストーリーにちりばめられた華麗なギター・テクニック!0r4a0132 はい、キマった~!
田川ヒロアキを初めて見る会場の人たちはビックリしただろう。90v続いてはまたまた雰囲気をガラリと変えて「Ave Maria」。110これはいいよ…まるで大聖堂で聴いているようなムード!

100こんなん知ってる?
バッハ、ヴェルディ、サン=サーンス、ストラヴィンスキー、ビゼー、モーツアルト、リスト…「Ave Maria」という曲は古今東西(「東」はほぼないか?)色んな人が作曲しているんだけど、コレはそれをひとまとめにしたコンピレーション・アルバム。
ブックオフで100円(税別)だったので、「資料」として買って聴いてみたんだけど、何のこたぁない、ヒロアキくんがMarshallで弾くシューベルトの「アヴェ・マリア」がダントツで美しく、カッコいいってばよ。

11_0r4a0538 残る2曲は歌モノを持って来た。
まずは「キミを乗せて」。120ココは盛り上がったね。
お客さんが踊り狂ったりしたワケではないけど、雰囲気でわかる。

130vそのムードを察してヒロアキくんもハデにポーズをキメちゃうワケ。

140v最後を締めくくったのはロスアンゼルス録音で話題を呼んだ「Sky」。

11_skyjacket感情を十分に注入して歌い込むヒロアキくん。S41a0370その歌声にジックリを耳を傾ける横浜のみなさん。
ん?ケータイをイジってるのか?
そんなこたぁない。
皆さん、ジーっとヒロアキくんの音楽に聴き入ってくれた。
155vそして、泣きのギター。
美しい音だ。

S41a0366_2 以上5曲で持ち時間を消化した。
通りかかって足を止めた人の多くがそのまま最後まで観て行ってくれたのはうれしかったね。
『横浜文化プログラム2020』の初日、「田川ミュージック」の魅力を横浜に炸裂させた午後だった。

170v ヒロアキくん、来月も横浜のイベントに出演する。
『ホッチポッチミュージックフェスティバル』という、その名の通りバラエティに富んだミュージシャンが出演するコンサート。
「hotchpotch」とは「ゴチャ混ぜ」という意味だからね。
場所は今年新しくなった横浜市役所。
10月18日(日)、ヒロアキくんの出演は15:55から。
  
ホッチポッチミュージックフェスティバルの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

11_hpmf帰りはチョット寄り道。
元町もチャーミング・セールの初日だったので、みんなで行ってみた。
春秋に年2回開催されるこのセール。
学生の時によく家内と来たもんでしてね。
元町に来ると必ず立ち寄ったがこのクレープ屋さん、『ドン』。
180初めてここのクレープを食べたのはちょうど40年前のこと…我々2人、もう40年も付き合ってるのよ。
その頃は向かいの元町プラザには中古レコード店があったな。

年は取ったけど、その時と同じオジさんがいまだにひとりでクレープを焼いている。
店の造作もナニひとつ変わっていない。
今回話を聞くと、今年で開店41年なのだそうだ。
だから我々が初めてココのクレープを食べたのはちょうど開店1周年ぐらいの時だったんだね。
41年。
多い時で1日に500枚焼くんだって。
毎日ではないだろうから、平均はその約半分として300枚。
25日店を開けるとして月に7,500枚。
すると年間に9万枚。
41年間このペースで焼いていれば41年間で369万枚!
クレープがおいしいとされる厚さは0.5mmなんだって。
コレを369万枚積み上げると…エ、1,845m?
ちょうど富士山の半分の高さだって。
次、クレープ屋さんのクレープの直径は35~40cm。
ドンのクレープは大きいので40cmとするとその面積は20cm×20cm×3.14で1,226㎠。
369万枚ならべると463,464㎡。
コレ、東京ドームの9.6個分だそう。
スゴイな。
こうなると原材料の延べ重量なんてのも知りたくなってくるがヤメておこう。
 
実は2、3年前にもココへ来て40年来に客であることを告げると、オジさんは大層よろこんでね。
その時はしきりに「チェーン店ばかりになってしまって今の元町はもう『元町』なんかじゃないよ」と残念がっていた。
全く同感。
別れ際にお互いに「お達者で!」なんて…ああ、私もそんな年なのだ。
まだ、2回か3回は食べることができるだろう。
お名前も存じ上げないけど、オジさん、その時は生クリームラムレーズンよろしく。

Don2 さて、Marshall CODEの魅力をプロ・ギタリストがお届けする『BREAk the CODE』、次回はヒロアキくんが登場します!
今、編集作業に楽しみつつ取り組んでおります。
乞うご期待!

190田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano

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