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2019年4月 1日 (月)

機材自慢~D_Driveの新しいバックライン


♪れい~ら~
やっぱり、いわゆる「有識者」の中にも熱狂的なクラプトン・ファンがいたんでしょうナァ。
知らんけど…。
大のキンクス・ファンの私だったら…
L-O-L-A…♪ろう~ら
…にしちゃうんだけど。「ローラ元年」…カッコよくない?
知らんけど…。
辞書なら「えいわ」。
カギ屋なら「めいわ」。
んん~、いいのが出て来ないわ…後はご自分でアレンジしてくだされ。
とにかく!
「〇〇わ」の〇にどの文字が入ってもいいんだけど、やっぱり「へ」と「い」を代入してもらって「へいわ」を保ってもらいたいと思うよ。
しかし、今日のお昼に新しい元号が発表になった途端、facebookは「令和」だらけ。
皆さんがこんなに新しい元号に関心をお持ちだったことにビックリ。
 
週末、その「〇〇わ」に「な」と「に」を入れて「浪速」に行って来たよ。
何もかもスンゲエ混んでやがんの。
よくある新幹線とホテルがパックになっているヤツあるでしょ?
アレもなかなか適当なヤツがなくて、四苦八苦。
新幹線はエキストラ料金なしの通常の値段だと東京駅を朝6:30に出る「のぞみ」しか取れなくて、5時半に家を出たんよ。
そしたr東京駅は6時だというのに信じられないぐらいの大混雑!
行きも帰りも指定席は完売だった。
大阪もスゴイ人出だったよ。
なんなんスか、この混みようは?
1泊したものの、フリー・タイムがほとんどなかったのね。
でも2カ所だけ立ち寄りをして来た。
そのウチのひとつがこの大阪城。
大分前に大阪に2年半ほど住んでいたんだけど、1回も行ったことがなかったので思いきって行ってみた。
ハイ、大混雑。
こんな行列に並んだらせっかく貫き通している私の「アマノジャク人生」の名折れになるからね…「どうしようか?」と全く迷うことなく帰って来ちゃったよ。
で、「知らんけど」は今回教わって来た関西の表現。
英語で言えば「Anyway I don't know」ってとこか?
確かに使うよね、関西の人たち。
知らないのに言っちゃうところがワイルドにしてダイナミックだ。
スッカリ気に入っちゃったもんだからさっきから使わせてもらっています。
知らんけど…。

Nk0r4a0081 さて、ナンで大阪まで行って来たのかというと、D_Driveの10周年記念コンサートがあったからなのね。
その取材。
ライブの内容は「私の大阪」を引っ付けてまた後日レポートする予定だけど、その前に取り急ぎ当日使われた機材の紹介をさせて頂く。
D_Driveの10周年を記念するこの日に初めて皆さんの前に姿を現したバックラインだ。
D_DriveがMarshall RECORDSの契約アーティストの証としてMarshallが用意してくれたのだ。20まずはSeijiさんのMarshall。

30v基本モデルはJVM410Hと1960BX。
Seijiさんはもう最初からこの完成形を頭に描いていたので、仕様のチョイスに何の迷いもなし。

40v強いこだわり「その1」はロゴとフレット・クロス。
ナニがナンでも「ブロック・ロゴ」。
そして、今まで使っていたDSLにも採用されていた「ECフレット」。
このロゴは猛烈なビンテージ感を演出するよね。
ECフレットと組み合わさると余計に効果が増す。
60そしてこだわりの「その2」はコーナー・ガードなし。
イヤなんだって。
角ッコをブツけないでよ!
それから、レヴァント・カバリング。
さらにビンテージ・タイプのゴールド・ハンドル。

50コレは私と2人で相談して決めたゴールドの「パイピング」と「ビーディング」。
ビンテージ感を増強するのに効果大。

70そして、実際のステージに上がった。
このうれしそうな顔!

Nk0r4a0162 ヘッドの回路は市販のJVM410Hと同じ。
スピーカーユニットはBXなのでGreenbackが搭載されている。

ZつづいてYukiちゃんのMarshall。。
Seijiさんもとてもうれしそうだったけど、Yukiちゃんなんて一番最初に箱から出した時、「これから一緒にがんばろうね~」とJVMに話しかけてたからね。

90vヘッドはSeijiさんと同じくJVM410H。
キャビネットは1960A。

100vYukiちゃんは「デザイン、どうしようかな~」と考えていたが、「ナニ言ってんの?『白地にトレードマークの青いバラ』にキマってるじゃん!」と提案すると、「そんなことできるんですか?」。
そこで一発、私の答えは…「知らんがな」。
ウソですよ~。
120Yukiちゃんの希望を訊きつつ、カバリングは「ホワイト・エレファント・グレイン」、ハンドルはゴールド、ロゴはラージの黒…などとひとつひとつキメていった。

110ギターは青いバラの真ん中がYukiちゃんの頭文字の「Y」になっているけど、

Nk0r4a0328アンプは「Marshall」になってる…というワケ。

130コーナーガードは付いてます。

126そして、いよいよステージの上にセットされた~!

140vギター・チームさんはJVMのサウンドにインスパイアされてコレからも世界のリスナーを魅了するカッコいい曲をジャンジャン作ってくださいね。

Nk0r4a0270続いてウワサのFireball Rhythm SectionのNATAL。
コレがですね~、奇跡だったんだわ~。
もう絶対に間に合わないと思っていたら本番の2日前にイギリスから到着したの。
「10周年記念のコンサートなんです!」と、事情を話したら通関業者の方も親身になって迅速かつ的確に処理を進めてくれましてね。
偶然その担当者の家が配達先のSeijiさんの家に近いということもあって親切度アップ!
そうして、当時は無事にこうしてドラム・ライザーの上に乗せることができた。

150素材はメイプル。
コンフィギュレーションはタムが10" x 6"、12" x 7"。
バスドラムが22" x 16"と24" x 16"。

160フロア・タムが16" x 15"と18" x 15"。

170スネア・ドラムは14" x 5"。

180しかし、ホントNATALって音がいいよな~。
でも音だけじゃなくて、細かめの青いラメを存分に使ったこのフィニッシュがヤケクソに美しい!

Nk0r4a0128 Toshiくんはゴメンナサイなんだけど、自分で手を加えてくれた。
コレはイジワルでも何でもなくて、EDENはイジるところがないんですよ。

190vToshiくんが手を施してくれたのは、強い光が当たると見えるフロント・グリルの模様。
そして、4x10"キャビに使用LEDライト。
こうして見ると、何かカスミがかかってるみたいだな。

200vそして、本番。

220いいじゃないの~!
2人ともJVMがよく似合ってる!
もちろん音もバッチリ。

230ドラムスのサウンドも文句なし!
このバスドラムの音抜けの良さは一体どういうことなんだろう?

240そして、Toshiくんもギター・チームの新しいサウンドに一歩も引けと取らないエキサイティングなプレイを披露してくれた。250感動のコンサートだったの。
演者もお客さんもD_Driveが10年も続いたこと、そして世界デビューを果たしたことを本当に喜んでいるのが手に取るようにわかりましたよ。
MCでは、コンサートが終わるまでしつこく告知され続けるであろう「Marshall LIVE」の情報に触れた。
関西からもミルトン・キーンズに来てくれる方がいらっしゃっることを知ってとてもうれしいです。

1march_9d_drive_social_imageそして、この他に2つの重要な情報が公表された。
Yukiちゃんが発表したのはまず…
Marshall LIVEの翌日の6月2日、カムデン・タウンで開催されるロンドン最大のロックフェス『CAMDEN ROCKS FESTIVAL(カムデン・ロックス。フェスティバル)』への出演が決定した。
スゴイよ、これは。
カムデン・タウンにある20カ所のライブハウスに2日間で400のバンドが出演するというのだ。
D_Driveの出演会場と時間は…知らんけど。
…というのは、5月の上旬に発表になるらしい。
もうポスターにD_Driveの名前も入ってるんよ。
渋谷でもこういうのをやっているけど、さすが「ロックの国」。
規模が違う!
 
CAMDEN ROCKS FESTIVALの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

260ひとつ気をつけてもらいたいのはこのフェスの名称。
「ROCKS」と「S」が付く。
な~んでか?
知ってるけど。
実はカムデン・タウンは「ロック」でその名を知られているのです。
「カムデン・ロック」といって、「ロック(Lock)」、すなわち「閘門」がある街なの。
それと区別をしてるんだね。
知らんけど。
カムデンの詳しいことはこれから書く『名所めぐり』でやりましょう。

Nkimg_1722 そして、もうひとつ。
今度は中国。
イヤ~コレはね、ゼヒD_Driveにやらせたかったの。
昨年はイギリスの女子コンビのRewsが担当して一気に知名度を上げたから。
それは、10月10~13日に上海で開催される『music CHINA』。
Marshallのブースでデモンストレーションをすることが決定したのです!
日本の人はよく『上海メッセ』と呼んでいるようだけど、世界一の規模を誇ったフランクフルトの『MUSIK MESSE』が、時代が変わって中国に中心がシフトした。
だからこのYukiちゃんが持っているパネルにある四角いロゴがフランクフルトと共通なんだね。
会期中の来場者数は11万人を超える巨大な楽器の展示会。
今はNAMMが一番大きいのかな?
ロック楽器が中心のNAMMとは異なり、music CHINAはフランクフルトの時と同様にすべての音楽に使用される楽器を展示するので裾野が広い。
コレからもますます発展していくだろう。
知らんけど…だって私も行ったことないんだもん!
だからとても楽しみ。
NAMMの時もD_Driveはウケていたけど、あれから海外のファンも増えたので反応はあの時よりもずっとスゴイんじゃないかな?
 
music CHINAの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

280結成して10年。
こんな展開になるとはネェ。
アナタ方から人とは違うことをすることの尊さと、諦めずにそれを続けることの重要性を教えてもらったように思う。
おめでとうD_Drive!
ライブのレポートはまた後日。
 

D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site

290

200_3 
(一部敬称略 ライブ写真:2019年3月30日 十三GABUにて撮影)