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2017年6月 1日 (木)

NATALと祝う石川達也のバースディ <その1>~ Highschool Dream BandとFury of Fear

「全32曲…もしNATALじゃなかったらとても最後まで叩けなかったと思います!」
…とは今日の主役、自身のバースディ・コンサートを終えた直後の石川達也の言葉。
NATALがあまりにもよく鳴ってくれるので、力んでドラムスを叩く必要がなく、32曲もの長丁場を容易に乗り切ることができたと、いうのだ。
うれしかった。
おかげさまでどこへ行ってもドラマーの皆さんからとてもいい評価を頂戴しているNATALだけど、こうして目の前で壮絶なステージをこなした姿を見た直後だけに、その感想はお世辞でも社交辞令でもないドラマーの真実の言葉に感じられる。
でもサ、考えてみると32曲もの重厚なプログラムを組んだのは自分なのではないですか~?
NATALだったからヨカッタものの、もしNATALじゃなかったらどうするつもりだったのよ?
あ、NATALがあるから32曲も組み上げたのか。
そんな絶大な信頼をNATALに寄せてくれる石川達也。
日頃からNATALをご愛用頂いている感謝の気持ちを込めて達也くんの27歳の誕生日を祝うコンサートのレポートを編ませてもらうぜ!
やっぱり「ああ、NATALを使っていてヨカッタ!」って思ってもらいたいからサ!
題して『Tatsuya Ishikawa’s 27tth Birthday Live Event』!
自分自身で企画するバースデイ・コンサート。
今日から豪華三本立てのレポートだ!

10まずはステージのようす。
Marshall、NATAL、EDEN…コレが正しいロック・コンサートのステージの光景。
Marshallはお店のJCM2000 DSL100とJCM900 4100。
終盤でJVM210Hのハーフスタックが助っ人でステージに上がった。
20さっきからギャアギャア騒いでいるように、今日一日、達也くんはNATALの前に座りっぱなしとなる。

30vNATALのブビンガ。

40コンフィギュレーションは10"、12"、16"、22"。

50ものすごく歯切れがいい割には音に厚みがあって超ゴキゲンなサウンドだ。
達也くんもバスドラムをノン・ミュートにして臨んだ。
だけどですね、NATALはもうブビンガのキットの生産を終了してしまった。
現在はウォルナットをプッシュしている。

60ベース・アンプはEDEN。
ヘッドは先代のフラッグ・シップ・モデルWT-800。現在のフラッグ・シップ機はWTP-900
キャビネットはD410XSTが二台。

70vまずは顔合わせのミーティング。
知っている人達ばっかりでうれしいわい。

80何から何まで仕切る主賓。
これに加えて長時間にわたってドラムスもプレイしようというのだから恐れ入る。

90物販コーナーではこの日だけしか入手できない貴重なグッズを用意され人気を呼んでいた。

100まずステージに上がったのはこの日だけのプロジェクト、THE THONTAX(ザ・ソンタックス)!
ウソウソ!
でも、こんな名前のバンドがソロソロ出て来てもいいかと思ってサ。
ホントの名前は「Tatsuya Ishikawa's Highschool Dream Bnad」。
メンバーは…

110TORNADO-GRENADEから塚本”Joe”旭。

120vギターに同じくTORNADO-GRENADEから松浦カズマ。

130vカズマくんもいつもMarshallを愛用してくれている。

140ベースはDIVIDED BY ONEのKOTAが駆けつけた。

150vドラムは企画、運営、広報、人事、総務、経理、財務、営業、そして余興のコーナーではドラムスを披露する石川達也!
ドラム・キットはNATALだ…しつこいか。
「ナタル」じゃなくて「ナタール」ですからね。「タ」にアクセント。

160vさっきはTHE THONTAXなんて冗談を書いたが、実はこのチーム、高校の時に演りたくても演れなかった達也くんの気持ちを実際に忖度して編成したバンドなのだ。
したがってレパートリーは往年のジャパメタの名曲が取り上げられた。

170一曲目はFLAT BACKERの「Hard Blow」。

180vアノ、曲の解説めいたことはほとんどしませんので。
読者に皆さんにはどうせ「釈迦に説法」になるだろうから。

190v達也くん、うれしそうだな。

200やったらおもしろいな…と思っていた「ワルネタ」をMCに導入。
ウマいこと仕込んであって面白かったぜ!オマエら、ホントにワルだな。
240v
二曲目はLOUDNESSの「In the Mirror」。
コレはよく知ってます!

210vなるほど、わかっちゃいるけどNATALはよく鳴るな~。
とにかく音がいい。とても音楽的だ。
このバスドラムの粒立ちの良さ!タマりまへん!

220達也くんと鉄壁のコンビネーションを組み上げたKOTAさん。

230vJoeくんからお客さんに質問。
「ジャパメタで一番有名な曲は何でしょう?」
お客さんからLOUDNESSの「Crazy Doctor」とかEARTHSHAKERの「MORE」とかの声が上がったがJoeくんはそれらを否定し、次の曲で答えを発表した。

250Make upの「ペガサス幻想」!…なのだそうだ。

260この曲あたりって若い人みんな大好きだよね。
ものすごい世代に違いを感じるんよ。
最初聴いた時、「先生YEAH!」って歌っているのかと思った。
調べてみるとこの曲は1986年なのね。案外古い。
1986年といえば、私もう社会に出てサラリーマンやってました。営業。
チョット待てよ…達也くんは27歳の誕生日って言ってるから1990年の生まれか?
すると、コレってキミが生まれる前の曲なのか?!
何もそんなに驚くことはないか…私が「Johnny B. Goode」を弾くようなもんだ。
それにしても私はそんな若い人たちと一緒に仕事をしているワケか!
道理で楽しいと思ったよ~。
普通の会社にいたら、社内の話題は病気、血圧、老眼、ハゲ、肥満、介護の話、それに上司あるいは部下の悪口ばっかりだぜ。イヤだ、イヤだ。
そこへいくとこっちは「聖闘士星矢」だかんね!
ところで聖闘士星矢ってダレ?

270四曲目は44 MAGNUMの「No Standing Still」。

275

そして、出番を締めくくったのは「Do You Understand?」。ANTHEMだ。

280vゴメンナサイ、私は詳しくなくてわからないんだけど、演奏した曲は「ペガサス幻想」だけでなく、すべて皆さんが生まれる前とか、少なくとも幼い頃の曲なんじゃないの?

290vつまり、生まれた時から日本のへヴィ・メタルがあったってことなのね?
それじゃ洋楽なんて聴くワケないよね~。
そういうことなんだな~。

300vそうした憧れの曲の数々で演る方も観る方も大いに盛り上がったトップ・バッターのステージだった。

310v達也くん、仲間たちからの忖度、ヨカッタね!こういう忖度なら大賛成だ。よろこんで一票投じよう。
とても楽しそうで大変よくできました!

320v続いてエルガーの「威風堂々」でステージに上がったのはFury of Fear。
「威風堂々」か…この曲は六つあって、我々がよく知っている曲は第一番。原題は「Pomp and Circumstance」という。
新しい発見があったので、ココでイギリスの文化を題材に思いっきり脱線したいところなのだが、今日はやめておいて別の機会にやらせて頂くことにする。
でもナニ?
二、三日前にリリースしたRitchie Blackmoreの新曲って「Land of Hope and Glory」ってのッ?
コレ、「威風堂々」に歌詞をつけた歌。「エルサレム」と並んで、イギリス人が国家の次に大好きな大好きな歌。
やっぱりRitchieもイギリスが好きなのね。
行きたいな~、ロンドン。

330西村直人

340v西村守

350vサポート・ベースの岡村勇太。

360vドラムスは当然石川達也。
まだまだ元気だ。
今日二枚目のベロ出し写真。
時折こうして舌を出して体温を調節している。

370vFury of Fearと石川達也の愛のキューピットはワ・タ・シ。
Marshall GALAでThe Shred Mastersというセッション・バンドを組む時に守くんと達也くんにご参加頂いたのだ。

380一曲目は「Lost Innocence」。
この曲、「♪ココには帰る場所がない」という歌詞がすごく耳に残るんだよね。

390vさっそく守くんのソロに爆発して頂く。

400vThe Shred Mastersの時は「ツーバスは久しぶり」と少し心配していたようだったが、Furyとの共演を何度も果たした今ではもうお茶の子さいさいだぜ!

410v続いては「Till the End of Time」。

420当然この曲もドへヴィなメタル・チューン。

430vコリャさっきよりバスドラムのドコドコが激しいね。
今のドラマーは大変だよな~。
今となってはハードなロックにおけるバスドラムの使い方がまったく変わってしまった。

S41a0458 冷酷なまでに弾きまくる守くん。
いつもニコニコの実にもの静かな青年だが、ギターを抱えてステージに上がった途端、誰に遠慮することなく「オレが、オレが」と「六弦の鬼神」と化す。
コレでいいんですよ。ギタリストはこうでなくちゃダメ!

440vもちろん安心して「鬼神」と化すことができるのも強靭な用心棒が背後に控えているからだ。
その用心棒の名前は「麻五十五郎」。
彼が持っている、誰にもマネをすることができない無敵の必殺技を「真空剣」という。
あ、違う「真空管」だ!
若い人にはなんのこったかサッパリわからないだろうから一応説明しておくと、これは黒澤明のパロディなの。
「麻」はマーシャルの「マ」ね。
「五十五」はMarshallが今年で55周年を迎えるから「五十五郎」。
つまり、「麻五十五郎」というのは黒澤明の名作、『用心棒』に出て来る三船敏郎演ずる主人公、「桑畑三十郎」に引っ掛けてあるというワケ。「桑」ではなく「麻」。「三十歳」ではなく「五十五歳」。
みんな!悪いことは言わないから死ぬ前に黒澤明の映画だけは観ておきなよ!
興味のある人はおススメ作を教えてあげるから、ライブ会場で私を見かけたら尋ねて来てくだされ。

510
達也くんがボンベで酸素を体内に送り込んだところで次の曲。
450
これまた急速調の「Crest」。
エエイ!「急速調」って書くだけムダか。全部早いんだから。
ここのところ、ある事情があってパソコンのキーボードをあんまり長い時間叩かないことにしてるのよ…。

460電光石火の守くんのギターに一歩もヒケを取らない直人くんの絶唱。
一生懸命やっている姿がカッコいい。
さっき、チョット剣のことを書いちゃったけど大丈夫だったかな?

470おりゃ~!
鬼神さまのソロ。
猛烈なピッキングで開放弦フレーズを弾き狂う!

480v達也くんもスゴイわ!
まだ二つ目のバンドなのにそんなに飛ばして大丈夫なのか?
「ハイ、大丈夫です。NATALがよく鳴ってくれるので、こう見えても楽に叩いているんですよ!」と私はテレパシーで演奏中の達也くんと話をした…ような気がしたんですよ、この時も。

490v「新曲を演ります」とアナウンスしてプレイをしたのは「Grandmoutain」というナンバー。
540

ユックリな出だしから、濃密な展開を見せる魅力的な曲だ。

505v直人 「一番早い曲を演奏するバンドをよく二番目に持って来たね!」
達也 「だから、二番目にしたんだよ!」
守  「オレのギターの音メッチャいいな~!イングヴェイを観てきました!」
達也 「今日限定発売の缶バッジ買ってください!」
ナンだ、このバンド?!
自分勝手のカタマリだ!
でも、ギターの音がいいのは事実で、ホンモノの真空管のアンプを使って弾いているからです。
ギターの音を作っているのは「アンプ七割、ギター三割」…今日はコレだけ覚えて帰ろう!。
…と、「Hunger Never Filled」。
お、この曲ね。
Furyのキラー・チューン。

520もう、こういうプレイ・スタイルのお手本みたいなソロを徹底的に聴かせてくれる。
これがシュレッディングだ~!
確かに音はいい。やっぱりMarshallだな~。

530v

全六曲、Fury of Fearのステージの最後を飾ったのは「Tails of End of World」。
500

セットリストの一、二を争うスピード・チューンでこの通り燃え上がった!

Fury of Fearの詳しい情報はコチラ⇒Fury of Fear Official Website

550二バンド目終了。
残すところ21曲!
がんばれ達也!NATALがついてるぞ!

560v<つづく>

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2017年4月8日 大塚hearts+にて撮影)