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2016年4月18日 (月)

春CANTA'16 EVERYBODY NEEDS SOMEBODY 〜 欲しがられたい男達 〜

先日のMarshall GALAでも最高のパフォーマンスで大いに会場を沸かせてくれたルークさん。
その興奮も冷めやらぬうちに新しい音源、『EVERYBODY NEEDS SOMEBODY』を引っ提げてCANTAの春のツアーをスタートさせた。
10新しい音源とは、4月9日にリリースされた4曲入りのマキシシングル、『EVERYBODY NEEDS SOMEBODY』だ。

25vdそして、CANATAは14周年。
そのツアーの千秋楽を赤坂BLITZで迎えた…というのが今までのMarshall Blogの展開だよね?
ところが…そこはヨソとはチョイと違うことをするのがCANTAのいいところ。
このBLITZ公演は初日なのよ。
それをMarshall Blogがレポートしちゃおう!という趣向。
つまり、ツアーはまだまだこれから。
今日の記事は「お見逃ししなさんなよ!」という一編だ。
これからCANTAの最新のステージをナマでお楽しみになるという方のために、記事内の曲名は暗号でお送りします。
「暗号」は英語で「CODE」。これから発売されるMarshallの新商品の名前ですな。
そう、Marshall GALAにお越し頂いた皆さんはご存知の通り、ルークさんがこのCODEを日本で初めて公共の場で披露したワケ。
それにちなんで…。
暗号の方式はシンプルな「カエサル・シフト」でできています。
「カエサル・シフト」が何かは過去のMarshall Blogで調べてみてくだされ。

20

ルーク篁

30vMASAKI

40v雷電湯澤

50vもちろんルークさんはMarshallなんだけど、今回のステージのルックスはいつもとは様子が異なる。

60中央に1959と1960AX。
その両脇には1960とMODE FOURキャビがセットされた。

70メインが白いヤツ…Randy Rhoadsシグネチャーの1959RR。
下段に収まっているのは日本でのみ25台限定で発売された1959SEだ。

80今回もインストからスタート。
120v
そして、「Wlmi」。
あ、もう一回言っておきますが、CANTAに「Wimi」という曲はありませんからね。暗号よ、暗号。

90ウ~ン、やっぱりこの3人の寸分のスキもないガッチリしたアンサンブルはいつ聴いても気持ちがいいね。
ルークさんの分厚いMarshallトーンに彩られたギターと艶っぽい歌声…

100MASAKIさんの超絶なテクニックとスケールの大きなベース・ライン…

110v丁寧かつダイナミックにバンドをドライブさせる雷電さんのドラミング。

130v続けて「Vemrfsa」。
客席から「おかえり~」という声が飛んでいたが、メンバーの2/3が人間界を離れていた関係で、何でも9か月ぶりCANTAとなるそうだ。
しかし、まったくそんなブランクを感じさせない、毎晩どこかで演奏しているかのようなこなれた演奏だ。

135vギターを持ち変えたルークさん。
曲は「Fsyrh jsv Jviihsq」。

140続いて新作から1曲。

1505曲目は雷電さんスタート。
170v
日本語がタイトルになっている曲。

180vMASAKIさんのヤカンも登場!

160v

イヤ~、もうルークさんのMCも冴えに冴えちゃって会場は大爆笑!
演奏といい、トークといい絶好調!

190新作からタイトル曲、「Everybody Needs Somebody」。
あ、ココはレコ発のコンサートゆえ、タイトル曲はセットリストに入るにキマっているので暗号を解いておいた。

200vDeam Martinの「Everybody Loves Sombody」はMarshallの創業者でプロの歌手でもあったJim Marshallの愛唱歌で、パーティの時など必ず歌っていた。
そして、映画『ブルース・ブラザース』の挿入歌でご存知の方も多いと思うが、「Everybody Needs Somebody to Love」はKing Solomonこと、Solomon Burkeの1964年のヒット曲。
もはやCANTAもこの域…「Everybody Needs CANTA」なのだ。
「every」が来たら「単数」ね。

210vもう1曲。
男性の失恋の歌を書いてみたかったという「誰かのために」。
MCでは、会場販売分のCDが完売したことが告げられた!
「もっと持って来ればヨカッタ…」とルークさん。
240
新作収録曲の披露が終わったところでおなじみのレパートリーが緩急取り混ぜて飛び出してくる。

S41a0162CANTA名物、「しっとり泣こう」のコーナーで「Gvcmrk Hecw」…あコレ、また暗号に戻っています。
ジックリ聴かせておいてから…

250vそして「Izivchec」から「Jerxewmdi」でグイグイ盛り上げいく~!
230v
最終コーナーでも「Liezirw Aemxmrk」他、おなじみの曲を並べて観客を興奮のるつぼに叩き込んだ!

260

270本編の最終曲の直前には秋のツアーの前にアルバムをリリースする宣言をしたルークさん。
お客さんはそりゃもう大騒ぎにキマってる!

280

アンコールはツアーTシャツで登場。

290v

300v

310ルークさんの「コッテリ系いっちょう!」の掛け声で「Checw」。

320vさらに「Ehmiy!」、「Xsrmklx」でたたみ込んでいく!
もちろん、タライ回しも!

330最後は観客に飛び込んでのいつものアレ。

340何て言うの、コレ?「卓弾き」?

350…ということでメンバーがミキサー卓に大集合。
雷電さんって「Uncle Meat」お好きなのかナァ?
もうこの辺りがないとCANTAのショウが〆らないし、観た感じがしない!

360『春CANTA'16 EVERYBODY NEEDS SOMEBODY ~ 欲しがられたい男達 ~』は始まったばかり。
次は4月23日の柏PALOOZA。
そして、ツアーは6月4日の札幌まで続く。
ウェブサイトでスケジュールを確認してゼヒお出かけくだされ!

そして、ファンの皆さんならもうよくご存知。
ルークさんが7月にソロツアーを敢行する!
ツアーのタイトルは『25年目の「篁」~再発記念、THE 四半世紀「篁」LIVE!~』。
25年前にリリースしたルークさんのソロ・アルバム『篁』を再現するという内容。
バンドのメンバーは、K-A-Z(g)、若井望(g)、大桃俊樹(b)、LEVIN(ds)という布陣。
東京は7月28日のチッタか…ハイ、もう手帳に書いといた!
進撃のルークさん、相変わらずの忙しさだ!
あ~、Marshall GALAを早く済ませておいてヨカッタ!


CANTAの詳しい情報はコチラ⇒CANTA Official Web Site

375cd今回も会場お声をかけてくれたCANTAファンの皆さん、ありがとうございました!
先日の【号外】に記した通り、皆さんMarshall GALAにお越し頂いていて、好意的なご感想をたくさん頂戴しました。
私、完全にホメられると伸びるタイプです。絶対にシカってはいけません。
今後ともCANTAともどもMarshall並びにMarshall Blogをお引き立て頂きますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

380(一部敬称略 2016年4月9日 赤坂BLITZにて撮影)