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2015年7月14日 (火)

【Music Jacket Gallery】サウンドトラック盤ジャケット特集<前編>

今回のミュージック・ジャケット・ギャラリーは「サウンドトラック盤」特集。
別項にも記した通り、私は父の影響を強く受け、元来映画が大好きで、映画あるいは映画音楽から音楽の世界に入った。

10_3それにしても、映画の世界も変わり果ててしまったナァ。
アニメばっかりになっちゃった。
昔はアニメは子供のものだった。そこへ1969年、手塚治虫が「大人のアニメ―ション」とか銘打って『千夜一夜物語』を制作した。ものの見事ズッコケて虫プロが傾いちゃったんじゃなかったけ?
手塚治虫はマンガはスゴイけど映像に関してはそれほどでもなかった…なんてことも言われているようだけど、失敗の原因のひとつは「大人はマンガを見なかった」からだったのではなかろうか?
今では大人も夢中になってアニメを見てる。
それと、何から何までディズニーになっちゃった。
興行収益の上位といえば、ここのところもう何年もアニメとディズニーなんじゃないの?(最近の邦画は対象外)
これはひとえにハリウッド映画の凋落が原因だと思っている。
アニメじゃなければCGの人形劇か、過去の名画のリメイクばっかりだ。
俳優も小ぶりになった。
ジェイムス・スチュアートやケーリー・グラントやハンフリー・ボガートのような本当にカッコよくて存在感のあるいい男優が見当たらなくなった。みんな軽い。
女優陣も美人の基準がスッカリひん曲がってしまって、グレース・ケリーやエリザベス・テイラーやデボラ・カー型の真性美人女優がいなくなっちゃった。
さらに、ピーター・ローレやアーネスト・ボーグナイン、マイケルJ.ポラード、あるいはジョン・カザールみたいな優れた性格俳優も見なくなった。
これは、作る映画の質が低くなったからなのではないか?いい作品がないから役者が育たない。必要ともされない。
では、いい映画とは何か?
それは「いい脚本」から作られる映画ということだ。
コレはヒッチコックや黒澤明も言っている。
ヒッチコックはストーリーを明解にするために短編小説しか素材に用いなかったし、『七人の侍』の脚本を書いた黒澤・橋本・小国のコンビネーションは世界の映画人がうらやんだという。
音楽でいえばメロディだ。
いいメロディがなくなってしまった今の音楽界と状況がよく似ている。

そんなだからとにかく映画を観なくなった。
子供の頃はアカデミー賞の結果を楽しみにしていたものだが、全く興味が失せてしまった。バカバカしくて…。もうだいぶ前になるけど、昔アカデミー賞の授賞式の会場に使われていたLAの「シュライン・オーディトリアム」に入った時は大興奮しちゃったぐらいなんだから。
まず最初の脱線。
この会場ではStan Getzのライブ・アルバムなんかが録音されているが、Genesisが『GENESIS ARCHIVE 1967-75』というボックスセットに、1975年1月24日にここで全曲演奏した『Lamb Lies Down on Broadway』の音源を残している。


しっかし、音楽でも映画でも、文句ばっかり言ってるナァ…。でも私は映画も音楽も心から愛しているのだ!
でも、いくら新しくても「いいものはいい」と言いますから。最近では五月にロンドンへ行く飛行機の中で観た若年性アルツハイマーの恐ろしさをテーマにした『アリスのままで(Still Alice)』というのがヨカッタ。
主演のジュリアン・ムーアやアレック・ボールドウィンの演技が素晴らしかったし、映画自体テーマにふさわしくコンパクトに、そしてとても丁寧に作ってあっ好感が持てた。

20_2そんな映画好きなものだから、MJGが「サウンドトラック特集」を企画していると聞いて「コリャ、記事を書くとなったら紙幅がいくらあっても足りないぞ…」と思ったりもしたが、植村さんには恐縮だが、そうはならなかった。
…というのも、映画の作品自体にはそれぞれ色々と思うところがあるのだが、「サウンドトラック盤のジャケット」ということになると、特段語るべきことが見つからなかったのだ。
なぜなら、コレは当然のことなのだが、サントラ盤のジャケットはその映画の有名なシーンのスチール写真やロゴやタイトル等々、映画のイメージを一発で想起させる意匠をそのまま使うのが普通だからだ。
要するにサントラ盤のジャケットのためのオリジナルのアイデアというものがほとんど見当たらない。
コレは仕方ない…というより他にやりようがない。
それでも好きな映画を中心にゴチャゴチャやってみた。
尚、展示は2013年10~12月のもので、現在の展示アイテムではないことを予めご了承ください。

では…

『E.T.』のサントラ盤とくれば、この指先を合わせるシーンか、例の満月をバックに自転車が空を飛ぶシーンということになるわな~。
コレは丸の内ピカデリーへ今の家内(今も昔もひとりだけです)と観に行った。ものすごく混んでいて、前から2列目ぐらいの席だった。
この頃のスピルバーグはヨカッタね。『激突(コレ、原題は「Duel」という。つまり「決闘」ね。そっちの方が良かったのでは?)』を見よ!デニス・ウィーバーよかったナァ。
『ジョーズ』、『未知との遭遇』、『レイダース』、そして『E.T.』。この辺りがピークかと思いきや、『シンドラー』でまたかましてくれた。
でも、私にとってのスピルバーグはここまでだったかな。
『戦火の馬』とかいうのを飛行機で観たけどツラかった。

帯に「ロードショー」誌のロゴが見える。私は「スクリーン」派だった。今にして思うと、よくもこんな洋画の専門誌がしのぎを削る時代があったもんだ。
ロードショー誌は2009年に廃刊になったそうだ。

40_3コレも家内と映画館で観たな。どこの映画館だったか覚えていない。
まさにこのジャケットなんかはコレ以外やりようがないでしょう。
この映画はおもしろかった。
「♪ゴッ~トバッタ~ズ」という主題歌もはやった。
この曲ではまったくその片鱗を見せないが、Ray Parker Jr.はカッティングの達人で、Herbie Hancockの『V.S.O.P.』ではすさまじいプレイを聞かせてくれる。

50_2このオムニバス映画はタイトルがアニメーションで、それがすごくヨカッタ。
でも映画自体はどうってことなかったことしか覚えていない。

60_2『ウエスト・サイド物語』は中学1年の時に日比谷のスカラ座にひとりで観に行ったことをよく覚えている。
あの頃はそういうオリジナル映画かと思っていた。
つまり、ミュージカル映画のほとんどがブロードウェイやウエスト・エンドの舞台がオリジナルであることを知らなかったのである。子供だったから。
『West Side Story』は1957年のブロードウェイで初演された。
そして、映画は1961年の公開。
妖しい口笛のメロディ。黄、赤、青と刻々と変わる画面に不規則に描かれた縦の線。
そこへいきなり入ってくるオーケストラの爆音!
その縦線が遠ざかって行くのと同時に現れるタイトル。そしてその縦線がマンハッタンの摩天楼だったことがわかる。
なんて、いかにも正確に覚えているように書いているけど、一部DVDで再確認した。
でもはじめて観た時は感動したナァ。全身にトリハダが立った。
このジャケットも映画のロゴを使わざるを得ないでしょう。


美術はソール・バス。いかにものデザイン!素晴らしすぎる。
ソール・バスの映画でのいい仕事を挙げたらきりがないが、特にヒッチコックの『北北西に進路をとれ』、『めまい』、『サイコ』がカッコいい。ヒッチコックとの仕事はこの三本だけだったそうだ。
もっとあってもよさそうなのに…。加えてこのあたりのバーナード・ハーマンの音楽も最高!
他にも私の大好きな『攻撃』、また『黄金の腕』をはじめとしたオットー・プレミンジャーの諸作、『シャイニング』のポスターとかね…挙げ出したらキリがない。
スピルバーグの『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』もそう。コレなんかスピルバーグがソール・バスにタイトルを作ってもらいたいがために制作したんじゃないかとさえ思っちゃう。
180_2
ちなみにこの京王百貨店の包装紙はソール・バスの仕事であることはよく知られている。ミノルタや紀文のロゴもソール・バスの手によるものだ。

Keioさて、『ウエスト・サイド物語に』もどって…。
当然上のサントラ盤のLPは持っているんだけど、チェックしてみたらCDは持っていなかった。
代わりにこんなのいかが?
コレは大阪の難波のレコード屋さんでヘロヘロになりながら売られていたシングル盤。100円か200円だった。
オリジナル・ブロードウェイ・キャストのレコーディングで「America」と「I Feel Pretty」のダブルA
面。
もう一枚同じデザインで「Tonight」のシングルがあったんだけどどっか行っちゃった…。

J_s41a7792下は私が持っている『ウエスト・サイド』色々。
上段左から…
●穐吉敏子=Charlie Mariano
●Dave LiebmanとGil Goldstein
●オリジナル・スコアを使ったナッシュヴィル交響楽団の全曲集
下段へ移って…
●Richie Cole
●定番のOscar Peterson Trio

別に意識してるワケではないんだけど、何となくこうして集まってしまう。
…というのはやっぱり素材がズバ抜けていいからなんだろうね。
私はこのレニーの代表作は、人類が作り出すことのできる「いい音楽」の限界のひとつだと思っている。これ以上いい曲を作るのは不可能なのではないか?
ミュージカルという括りで言えば、一般的ながら『サウンド・オブ・ミュージック』も『マイ・フェア・レディ』も『メリー・ポピンズ』もはたまた『ロッキー・ホラー・ショウ』もそれぞれ鉄壁の名曲で固められているけど、レニーにはかなわない。
その完璧さゆえか、下の各再演盤のほとんどが原曲をなぞっているだけに等しい内容になっているのが面白い。
かのDave Liebmanですらかなりオリジナル・メロディを忠実に奏でていて、いつものLiebman節があまり出て来ない。もっともそういうコンセプトで制作をしているんだろうけど…。
そこへいくとOscar Petersonの作品はかなり大胆なアレンジで挑戦していて、そこが定番たる所以なのかもしれない。
Richie ColeのヤツはVic Jurisのギターがぶっ飛んでいてカッコいい。
Toddも「Something's Coming」を演ってたね。

J_s41a7789ヒッチコック大好き。
登場人物はきれいに着飾った正統派美男美女ばかりだし、短編小説しか題材にしない脚本はよく書けているし、音楽は濃密だし、撮影は奇想天外だし…すべてヒッチコックの演出のなせるワザ。
映画本来の魅力が全部詰まってる。
この人もイギリス人。
アールズ・コートの住居跡にはブループラークがかかっているらしいが、五月に行った時チェックするの忘れた!
左下はヒッチコックの名言『It's only a movie』をタイトルにした伝記本。
1945年の『白い恐怖(Spellbound)』の撮影の時、当時大プロデューサーだったデヴィッド・O. セルズニックが送り込んだテクニカル・アドヴァイザーが気に入らなかったヒッチコック(ヒッチコックは撮影技術の大家)は、あるシーンを訂正しようとするそのアドヴァイザーに向かってこう言った;
「マァ、キミ、こんなのたかが映画じゃないか(my dear, it's only a movie)」
カッコいい~!彼ほどの巨匠がそう言ったのである。Mick Jaggerからさかのぼること約30年前のことだ。
で、この伝記は「ヒッチコックが好き」と言ったのを覚えていてくれたHal Leonardの社長が日本に来る時にお土産でプレゼントしてくれた自社取扱い商品。
プレゼントもさることながら、自分が言ったことを覚えていてくれたのがうれしい。あと、彼は私がFrank Zappa&ジャズ・マニアということも知っている。
お嬢ちゃんがShige Blog出ているので、パパに敬意を表して紹介しておこう⇒コチラ

J_s41a7823 ああ、また出てしまった。
この映画は一体何回観たことか…。
ジャケットのスチール写真はジョー・バック(ジョン・ヴォイト)とラッツォ(ダスティン・ホフマン)が自分たちが住処にしていた廃屋が解体されるのを茫然と眺めているシーン。
ジョーが寒そう。外套を買う金がないのだ。
この映画についてはもう何度かMarshall Blogに登場していて、もうここで書くことがないので、過去の記事を紹介しておく。
我ながらお気に入りの記事だ。Nilsonのところだけでも拾い読みして頂ければ幸いである。

Music Jacket Gallery~日本独自ジャケットLPコレクション<前編>  

前回、『乗り物ジャケット』の時にこの作品については『サウンドトラック盤』特集の時に触れる…と書いたのでもうチョット触れる。
それは、お定まりのNilsonの「Everybody's Talkin'(邦題:「うわさの男」)」のこと。まただ。でも書きたい。
この歌は、「自分の好きな服装にマッチする太陽が輝く気候のところに行くんだ。小石のように大洋をひとっ飛びするんだ!」というようなことを歌っている。
で、この曲は映画の最初と最後でガツンとフィーチュアされるんだけど、最初は田舎から飛び出して、ニューヨークで有閑マダムを相手にするハスラーを目指すカウボーイ姿のジョー・バックのために使われる。
そしてエンディングでは、健康のために陽光を求めてフロリダに向かうバスの中のアロハ・シャツ姿のラッツォのために流れる。
スゴイなぁ、ジョン・シュレシンジャー。この人、イギリス人だったのね?
コレ、英語の歌詞がリアル・タイムで理解できれば涙倍増でしょうな。私は違いますが…。
帰国子女のような英語の達人を除いて、残念ながら大抵の人は欧米の文化を本当に楽しんでいるとは言い難い。私も含めてですが…。でも努力はしてます。
そう考えるとドメスティックなエンタテインメントに人気が集中するのもムリはない気がしてきた。

70_2「ニック、ニック、ニック!」
この単車がカッコいいといって、小学校の時にクラスで流行った。
でも私はこの映画はあまり好きじゃなかったな。
だって面白くないんだもん。
それと、重厚なハリウッド映画をそれまでにもタップリ観ていたので、アメリカン・ニュー・シネマってのはどうもチープでタイプではなかった。
先の『真夜中のカウボーイ』や『俺たちに明日はない』もアメリカン・ニュー・シネマのひとつに数えられるけど、つ出来はすっかり別物だ。
だから、私はこの映画を小学校の時以来観ていない。
でも印象に残っているのはジャック・ニコルソンがウィスキー(バーボンかな?)をラッパ飲みして、たたんだ肘をバタつかせてこう叫ぶところ…ニック、ニック、ニック!

ところでコレは完全に映画『イージー・ライダー』のサントラ盤の体をしているが、The Byrdsの『Ballad of Easy Rider』というアルバム。

80_2オリジナルのジャケットはこんな感じ。我々世代にはDoobie Brothersでおなじみの「Jesus is Just Alright」がこのアルバムからシングル・カットされている。この曲のオリジナルはゴスペル方面。

Balladridercover『イージー・ライダー』の正式なサントラ盤はこっち。
サウンドトラック盤というのはフィルムの音の入った部分を音源として独立させたものを指すため、そのことを鵜呑みにすれば、映画の内容とサントラ盤の内容が合致するハズなのだが、現実はゼンゼンそうはいっていない。
一番わかりやすい例は『ウッドストック』のサントラ盤であろうか。
あのLP三枚組はフェスティバルのライブ盤という扱いであればアレはアレで立派に成立する作品だと思うが、盤には「Music from the original soundtruck and more」と謳ってある。
いくら「more」と記してあってもゼンゼン内容が違うでないの。
その点この『イージー・ライダー』のサントラ盤は、映画の内容を可能な限り代弁すべく、進行に沿って曲が収められているそうだ。
これらの曲は、この映画の編集を担当したドン・キャンバーンという人がオートバイのフィルムを何時間も見て、そこからインスピレーションを得、自分のレコード・コレクションの中から選曲した。そして、その使用料たるや百万ドル(当時のレートで3億6千万円)にも上り、映画の製作費より高かったとか…ホンマかいな。
しかし、それだけこの映画における音楽の重要性が高く、また、ベトナム戦争が背景にあった1969年当時のロックに力があったことを示しているということだ。
Bob Dylanもこの映画の制作に協力も求められたが乗り気ではなく、イヤイヤ「It's Alright, Ma」という曲を提供し、The ByrdsのRoger McGuinnに演奏させた。
それだけでは満足できぬと制作サイドは曲を書き下ろすようにDylanに依頼する。
Dylanは「Ballad of Easy Rider」の一番だけをサラッと書いて制作サイドに告げた。
「マッギンに渡してくれ。そうすれば彼はどういうことかわかるハズだ」
ヤル気ね~!
Roger MuGuinnは曲を完成させて演奏した。
また、映画の中ではThe Bandの「The Weight」も使用されているが、サントラ盤への収録許可が下りなかったため、Smithというバンドが演奏したバージョンに差し替えられている。
Jimiは邦題で笑いが取れる曲のひとつ、『Axis: Bols as Love』から「If Six was Nine」が選ばれた。その邦題とは「もしも、もしも」。
カメか?このネタは三宅さんとジミの話しをしていると時折話題に上がる。
ま、何と言ってもこの映画の音楽で一番得をしたのはSteppenwolfじゃないかね~?「いつものラーメン」はさぞかし美味だったことだろう。
でもね、出て来る度に毎回かいているけど、このカナダのバンドは海外ではモノスゴイ人気だったんだってよ。

90_2今の時代、「いちご白書をもう一度」は知っていても、『いちご白書』を知らない人は結構いるのでは?この映画、原題を『The Strawberry Statement』という。
…なんてエラそうに言う私もこの映画は観ていない。
やっぱりCSNの曲が使われている。この時代のCSN強し!
観たこともないのにこの映画を取り上げたのは主題歌になっている「Circle Game」が好きだったから。
小学生の時、ラジオで聴いてBuffy Saint-Marieの激ちりめんビブラートに驚いた。
「ウワ!歌ヘッタ~!」って。
歌詞は「♪ロンドンロンドンロンドンサーコーゲー(←こう聞こえた)」しかわからなかったけれど、曲がものすごくよくて、メロディをすぐに覚えてしまった。
後に『Ladies of the Canyon』でJoni Mitchellのオリジナルを聴いたが、どうも違う。イヤ、全然違う。
三つ子の魂百まで…いまだにJoniが演奏するこの曲を聴くと「間違えて歌っている…」ように聴こえるのだ。

しかし、昔はこういう学生運動の映画なんてのがあったんだね。忘れていたよ。
音楽もしかり。
演る方も聴く方も、今こそ若者に頭脳警察のパワーを知って欲しい。

100_2「ア~イム・スパルタカス!」…キューブリックも好きだァ。
『スパルタカス』も『現金~』も『ロリータ』も『博士~』も『オレンジ』も『バリー・ロンドン』も『シャイニング』も『アイズ・ワイド~』も大好き。
『バリー~』からはリアルタイムで映画館へ観に行った。
何しろ『シャイニング』の舞台となったコロラドのホテルまで行ったけんね(ついででだけど)。
この『2001年宇宙の旅』ももちろん大好き。さっぱりワケがわからないんだけど、いつもジックリ観てしまう。
トム少佐は出て来ないけど、David Bowieの「Space Oddity」はココから。タイトルからしてもいかにも…。
それに、この映画の準主役、HAL-9000というコンピュータがあるでしょ?殺人コンピュータ。
あの「HAL」という名前はIBMの先を行くということで、I・B・Mの一文字ずつ前のアルファベットを採ったと言われているけど、違うんだって。
このHALはHercuristically programed ALgorithmic computerの略で「発見的学習能力をプログラムされたアルゴリズム・コンピュータ」という意味なのだそうだ。
IBMはキューブリックがコンピュータに殺人させたことがお気に召さず、このHALの語源のくだりも快く思わなかった。そんなもんだから、映画の中に映っていた会社のロゴを全部取り外すよう要求し、社員にもこの映画を観ないようにしたそうだ。大人げないナ…。
一方、PAN AMはこの映画に協力的で、キューブリックの要請に応じてロゴの使用を快諾した。あのスチュワーデス(キャビン・アテンダントっていうのか…?)の制服にPAN ANのロゴが付いているのはこのせい。
ところが、皮肉なことにパンアメリカン航空社はこの映画の舞台の10年前の1991年に破産してしまった。
昔、あのPAN AMのロゴの入ったバッグを持っている人をよく見かけたよね。「海外旅行行って来ました~!!!!」のサインだったんね、アレは。

キューブリック作品はいつも音楽がすごいでしょ?映像的なパワーを持っている。
『2001年』では何と言っても印象深いのは「ツァラトゥストラ」と「美しき青きドナウ」でしょう。リヒャルトとヨハンのシュトラウス・コンビ。
ワケはわからなくても「ツァラトゥストラ」の「♪ドンガンドンガン」で猿が一発で進化してしまいそうな猛烈なパワーを感じさせる。
宇宙船の「ドナウ」もしかり。
このサントラ盤、『第2集』とある。サントラ盤で連作?
確かにこの映画のサントラ盤はいくつかバリエーションがあったようだ。それで、劇中で使われているクラシック曲をフル・レングスで収録してあるバージョンはとても一枚には収まり切らず、こうして分割されたようだ。
他にもリゲティやハチャトゥリアン(あの「剣の舞ね」)といったクラシック曲がこの映画には使われたワケだが、実はこの映画のために書き下ろしたオリジナル・スコアがあったそうだ。
作者はアレックス・ノースという映画音楽作曲家。
キューブリックは、アタリで使っていたそれらのクラシック曲をそのまま本チャンに使ってしまったのだ。
ノースがこのことを知ったのはプレミアの時だったというのだから残酷な話しじゃあ~りませんか。
しかも、これには後日譚があって、「キューブリックは音楽の使い方に失敗して作品を台無しにしてしまった。もし、キューブリックがノースの作品を使っていたら『2001年』はもっとスゴイ作品になっていた」という人が現れた。
これが通りいっぺんの映画評論家かなんかだったら何の騒ぎにもならないが、この発言の主が、「超」がいくつも付く一流の映画音楽作曲家ジェリー・ゴールドスミスだったのである!
私はキューブリックに付いて行きます。

さて、このジャケットにある宇宙ステーション。機内で乗組員がジョギングするシーンがあるでしょ?あのセットだけで、当時の金額で2億7千万円(1$=360円換算)もかけたんだって。
1969年にアポロが月に行った時、あの月面着陸の映像は、実はキューブリックがどこかのスタジオで撮影したというまことしやかな噂が立った。そして、アームストロング船長が地球に帰って来て受けた最初のインタビューでその質問が出たという。
何しろこの話しをネタにしたような『カプリコン1』という映画もあった。アレのテリー・サバラスは最高だった。ジブリの『紅の豚』という作品の主人公のキャラクターは完全にアレが元ネタでしょ?だって声(森山純一郎)が同じだもんね。
で、アポロ11号のアームストロング船長は「フェイクより実際に月に行く方が簡単だ」と答えた。もし、キューブリックに任せておいたら本当に月に行くより費用がかかっていたかも知れないからね!
そういえば「月の石」見に行ったナァ。万博じゃないよ、上野の科学博物館。ウチは万博へは日帰りで行った。アメリカ館の長い行列に並んでいる時間なんかなかった。
ちなみに、万博が出て来る山田洋二の『家族』というロード・ムービーはおススメですぞ!

ところで、この映画はある種オムニバスのように内容をいくつかに割っていて、最後は「木星と無限のかなた(JUPITER AND BEYOND THE INFINITE)」という章で終わる。
何やら宇宙の大パノラマを主人公が暴走し、光の中に突入する(このシーンの撮影が一番大変だったらしい)と、そこには年老いた自分とモノリス、そして胎児がいた…みたいなサッパリワケがわからないシーンだ。ま、クライマックスといえばクライマックス。

一方、Pink Floydに『Meddle』っていうアルバムがある。あのブッチャーのテーマが入っている『おせっかい』ね。
このアルバムのB面は23分半にも及ぶ大作「Echoes」が占めている。
昔、四人囃子はこの曲を完璧に演奏できるバンドとして有名だったのだが、この「Echoes」という曲、実は『2001年』のその最後の章、「木星と無限のかなた」と完全にシンクロしてるっていうのよ。
言い換えれば映画の中で起こっていることを音にしたというのね。確かに歌詞にもそんなくだりがある。
「ホンマかいな?」と思って、早速DVDとCDを引っ張り出して来て、DVDに合わせてヘッドホンで「Echoes」を聴いてみた。しかも2回!
こんなことしてるからMJGの記事を書くのに膨大な時間を要してしまうのです。でもコレが楽しい!
できればひとりでも多くの人に読んでもらいたいのです。

さて、やり方は簡単。DVDの音を消して、チャプター機能を使って「木星と無限のかなた」まで飛ぶ。そして、そのタイトルが現れた瞬間に「Echoes」に合わせておいたCDのPLAYボタンを押すだけ。
画面は宇宙、音は例の「ピッ、ピッ」…。
コレが異常にピッタリくる。数か所画面に合わせてサウンドが変わるところもあるような気もしてくる。Nick Masonのドラムがいつもよりインテリジェントに聴こえる。
そして、そのまま見て、聴いていくと…ナント!映画と曲がまったく同時に終了するのよ!
コレ知ってた?有名な話しなのかしらん?今度、大二さんに会った時に訊いてみよう。
マ~ジで驚いたわ!
やるナァ、Floyd、『死刑台のエレベーター』よりスゴイわ。

関係ないけどよくテレビの右下の丸い小さな枠で別の映像を流すでしょう?芸能人水泳大会みたいなヤツ。最近、テレビでアレを指して「ワイプ、ワイプ」って呼んでるけど、正しくは「アイリス」っていうんじゃないの?映画用語。

110_2「ジャケット」といっても上着のことでもレコードのことでもない。
『フルメタル・ジャケット』とは「被覆鋼弾」という弾丸の種類の名前で、鉛でできた弾芯を真鍮で覆ったモノを指す。このジャケットに見られるヤツがそう。
このタイプの弾丸は貫通性に優れていて、軍用ライフルにはこの弾丸が使われる。一発で仕留めるためだ。
ナニを?
「人を」…だ。
だからヘルメットに書いてある…「BORN TO KiLL」って。
その横にはピースマーク。一種の撞着だろう。またはイヤミ。これは反戦映画だから。
ところで、日本人は鉄砲の弾丸を「タマ」と一口に呼ぶが、英語では「弾丸」と「薬きょう(cartridge)」とに分けて呼ぶ。
すっ飛んで行くヤツが「弾丸」だ。英語では「bullet」。
スティーヴ・マックィーンとジャクリーン・ビセットの『ブリット』がコレ。サンフランシスコの街の傾斜を利用したカーチェイスが壮絶で、サンフランシスコに行った時、現地の人にチョットだけロケ地を案内してもらってうれしかった。
そういえばこの映画も父に教わった作品のひとつ。
で、この「bullet」という言葉は「ブリット」でも「バレット」でも、恐らくネイティブには通じないだろう。
「ビューレット」と発音すればOK。
だから新幹線のことは「弾丸超特急」として、英語では「Bullet Train」と呼ばれている。
かつて、日本テレビの朝の番組に外タレが出演して、「日本で何がしたいですか?」の問いに「新幹線に乗りたい」と答えたところ、通訳が「ブルー・トレイン乗りたいそうです」と誤訳していた。
この時は「勝った!」と思った。
「Bullet Train」を「Blue Train」と聞き間違えたのだ。

さて、音楽を担当したAbigail Meadとは、キューブリックの末娘Vivianのペンネーム。
そのオリジナル曲の他にキューブリックは時代観を出そうとして、1962~1968年までのBillboardのTop100に入った曲を何百曲も聴いて選び、映画に挿入した。
The Rolling Stonesの「Paint it Black」やThe Dixie Cupsの「Chapel of Love」(60年代に活躍した黒人女性のコーラストリオ。Dr. Johnの名盤の誉れ高い『Gumbo』の一曲目の「Iko Iko」はニューオーリンズの伝承歌で、Mac Rebennac=Dr.Johnより先にkixie Cupsが歌って有名になった)の他に日本ではお世辞にも「良く知られた」なんて言えないマイナーな曲たちだ。
キューブリック曰く「あの映画には1968年以降の曲は一曲もないハズだ。」
舞台となったのが1968年のベトナムだったからだ。でも、確か、この映画の後半の狙撃兵のシーンはロンドンで撮影したと聞いた記憶がある。
キューブリックはイギリスが好きでブルックリン生まれながらイギリスで息を引き取っている。

このサントラ盤のジャケットも宣材物がそのまま転用された格好だ。
このヘルメットのイラストが際立つようにワザと真っ白の背景を選択したそうだ。

まだキューブリックいい?音楽がらみ。
やっぱりどれもセンスがいい。『オレンジ』のベートーベンとか「Singing in the Rain」、『博士』の「また会いましょう(We'll Meet Again)」とかね。
この人の音楽の使い方の特徴は、黒澤明が『生きる』で思いっきりやったように、「対位法」っていうのかな?…悲惨な場面に明るい音楽をかぶせるのが得意なんだよね。
それとクラシック。
ドンズバの『バリー・リンドン』はもちろんグッド。『シャイニング』ではシュトックハウゼンやペンデレツキやリゲティの現代音楽をウマく使った。
そして案外好きなのが遺作となった『アイズ・ワイド・シャット』。
ここでもハンガリーの作曲家リゲティの作品が使われている。「ムジカ・リチェルカータ」というピアノ曲がそれで、たった2つの音が行ったり来たりするだけで恐ろしく不気味な雰囲気を醸し出す。
イヤ、そういう風になるようにキューブリックがうまく使ったんだろうけど。
そして、ヤラれたのはショスタコーヴィチ。
月並みでお恥ずかしいのですが…「ジャズ組曲 第2番ワルツ2」ってヤツ?ジンタだよね、ジンタ。この場末の飲み屋のBGMでかかってるような曲をうまく使うんだよな~。
アタシャこれを知って、すぐにショスタコーヴィチの27枚組のCDボックスを買ったわ。交響曲、協奏曲、弦カル、ソナタ、どれもいいわ!
教えてくれてありがとう、スタン!

120_2戦争つながりで『地獄の黙示録』。
コレもサッパリわからなかったな。話しはわかるんだけど、だからナンダ?的な。
映像はスゴイ。さすがのコッポラ。
音楽は「The End」と「ワルキューレ」に尽きる。音楽自体の出来も素晴らしいんだけど、その使い方がやっぱり芸術的にスゴイよね。

ところで、ベトナム戦争をテーマにした映画の音楽ってナゼか当時のロックが頻繁に使われるよね。オリジナル・スコアがフィーチュアされることはまずない。
これはどうしたことだろう。
ひとつは「時代感」を出すためだろう。
そして、もうひとつはベトナム戦争の主役は「若者」だったということなのだろう。その若者の文化の象徴であるロックを画像にシンクロさせて現実感を出したんだと思う。一種の「対位法」だ。

こういう映画はもちろん「反戦」をアッピールして作っているワケなんだけど、「戦争狂い」のアメリカが作っているのはいかがなものか?…色々なことを知って来るとそんなことを考えてしまう…特に最近のアメリカを見てると。
フランク・キャプラの『素晴らしきかな人生!』や『スミス都へ行く』のように「アメリカは素晴らしい!」、「自由って素晴らしい!」、「正義って素晴らしい!」とアメリカン・ヒューマニズムをアッピールした映画が1930~1940年代にはたくさんあった。勧善懲悪の時代劇みたいなものだ。
恥ずかしながら私もキャプラは大好き。『或る夜の出来事』なんてタマらんよ。
つい「ああ、自分もアメリカ人に生まれたかった」と思ってしまう。
ところが、そういう「素晴らしい(はずの)アメリカ」の裏では、黒人やマイノリティに対し、壮絶な人種差別をしていていたワケでしょう。
他にもある。
例えば『12人の怒れる男』や『アラバマ物語』。
黒人擁護の、すなわち白人は立派である…みたいな映画をジャンジャン作った。今となってはイビツな「ノブレス・オブリッジ」に映る。

『アラバマ物語』をご覧になった方はいらっしゃいますか?
本題に入る前にひとつ…この『アラバマ物語』、いよいよ邦題がメチャクチャで、Lynyrd Skynyrdの伝記みたいだもんね。舞台は南部だけど、サザン・ロックは一切出て来ない。
原題はピューリッツァー賞を受賞した原作「To Kill a Mockingbird(モノマネ鳥を殺すこと)」と同じ。
この映画の主人公は、グレゴリー・ペック扮するアティカス・フィンチという弁護士で、人種差別の嵐が吹きすさぶ南部にあって立場が圧倒的に弱い黒人を弁護する役柄なんだけど、2003年、アメリカでこういうアンケートがあった。
「あなたが考えるアメリカン・ヒーローは誰ですか?」
リンカーン?
クラーク・ケント?
ビル・ゲイツ?
R2D2?
答えはナント、つまりアメリカン・ヒーローの人気ナンバー・ワンはアティカス・フィンチだった。
ホンマかいな?「作り」じゃないの?
コレ、すなわちこうした「アメリカ=いい国」のプロパガンダ映画がいまだに世代を超えて支持されていることを示しているのではなかろうか?…なんていう風に見えて来ちゃう。
おもしろいので、次点以降を記しておくと…
*インディアナ・ジョーンズ
*ジェイムズ・ボンド(イギリス人なんですけど…。ショーン・コネリーはスコティッシュ)
*リック・ブレイン(ハンフリー・ボガート扮する『カサブランカ』の主人公。「サム。その曲は弾くなと言ったろう!」の人ね。あれってヒーローなのかな?)
*ウィル・ケイン(『真昼の決闘』のゲーリー・クーパー。クーパーもイギリス人。ダンスタブルというMarshallから車で30分ぐらいの街の出身)
*クラリス・スターリング(『羊たちの沈黙』のジョディ・フォスター。彼女は私と同じ年で生年月日が一日違いだ)…とマァ、おなじみの名前が続く。
おもしろいのは、他国の人でも平気で選んじゃう。オスカー・シンドラーなんてのも13位に入ってる。
反対に悪役版もあって、一位は「レクター博士」だって。
以下…
*ノーマン・ベイツ(『サイコ』のアンソニー・パーキンス。「ベイツ・モーテル」ね)
…以上二人、精神異常者。
続いて…
*ダース・ベイダー
*西の魔女(誰だ。こんなの選んでんの?『オズの魔法使い』だよ、コリャ)
*ラッチト看護婦(『カッコーの巣の上で』のルイーズ・フレッチャー。日本だったら絶対に出て来ない)
*ポッターさん(『素晴らしき哉人生!』のクソじじい。でも、このライオネル・バリモア演じる意地悪ジイさんが本当に意地悪そうでいいんだな~)
…とマァ、こんな感じ。
どちらかというと悪役の方がおもしろい。ヒーローよりもはるかに役の振り幅が大きいからね。悪役に魅力がない映画はおもしろくない。
私が役者だったら断然悪役をやりたいな。
おかげさまで「悪人面」ではないので、見た目はいい人だけど、本当はエライ悪くてなにを考えているのかわからない…みたいな。誰だ?それなら地でイケるなんて言ってるのは?!

私だったら誰を選ぶかな…。今の気分だと、ヒーローはまたしても『攻撃』のジャック・パランス扮するコスタ大尉(「大尉」はアメリカ英語で「lieutenant」。コレ発音がメッチャムズカシイ。アメリカ式に発音すると「リューナン」みたいな。これに「Colnel」がついて「Lieutenant Colnel」になると「中佐」。私の同じ年のアメリカ人のイトコ、Danielはアメリカ空軍にかつて従軍していて、数年前に退役した。最終の階級はこの「Lieytenant Colnel」だったと電話で話していた。このことを普通のアメリカ人に話すとかなり驚く。私の年で、つまり当時40代後半で「中佐」になるのはかなりのエリートで、しかも25年勤め上げているとなると、退役後は信じられないぐらいの厚遇が待っているそうである。うらやましいな~。でも転勤ばかりで本当に大変だったと言っていた。頭もかなり薄いらしい。コレは母方のジーさんに似ちゃってるんだ~)
エー、どこまで行ったっけ?(Whre am I?)
あ、悪役だ。
悪役も『攻撃』から選ばせて頂く。ただし、それは臆病で部下を見殺しにしたエディ・アルバート扮するクーニー大尉ではなく、その上司のバートレット中佐。自分の利益しか考えないから。
『攻撃』はDVDにもなっているようなので、男女を問わず会社勤めの皆さんはゼヒ一度ご覧あれ。

イヤ~、今日は脱線が激しいな。思っていた通りだ。
ハイ、今日の〆。
最近の日本の世情と絡めるに、もうアメリカはウンザリだ。
犬神サアカス團じゃないけれど、いい加減「アメリカ病」を治療した方がいい。
今でも12月24日になるとアメリカでは『素晴らしき哉人生!』がテレビで放映されるとか…。かく言う私も何回観ても泣きますよ。この後また観ても多分泣くわ…。
良きにつけ、悪しきにつけ、それだけ映画というのは力を持っているのだ。
そして、いつの世も変わらないのはマーブロの脱線話しだ。
今日はチョット締まりが悪うございました。

130_2<中編>につづく

Music Jacket Gallery展示の詳しい情報はコチラ⇒金羊社MJG常設展

※本展示は2013年12月に終了しています。現在の展示内容は上記の金羊社ウェブサイトでご確認ください。