EROS→TEAM ACTION 【ACTION! DEBUT 30th ANNIVERSARY】<後編>
ACTIONのデビュー30周年を記念するコンサートの第2部。
私はこのラインナップのEROS→TEAM ACTIONはすでに経験済み。
昨日も触れたが、日本語によるポップでハードなロックの権化とも言えるサウンドは快感以外のなにものでもない。
しかし、サウンドの核はまったくブレない。これが確固たるヨシロウ・サウンド!
続けて「Baby!」。
3曲目は「微睡の果て…」。
「微睡」は「まどろみ」。「まどろみ」と聞くと令文さんの「おやすみ」を思い出す。
ふたりは「まどろみ」の中でつながっている?イヤイヤ、ふたりのつながりは燃えるような「ロック魂」なのだ。
原田喧太が加わる。
曲は「ヒドラ伯爵の館〜ロングバージョン」…山水館、そしてNOVELAでも演奏されていた大作だ。
ステージには松明が灯され雰囲気もバツグン!
いいナァ~。
シーンがコロコロと変わるスケールの大きな曲。こういう曲が巷間で聴かれなくなって久しい。若い人たちに是非聴いてもらいたいものだ。
ヒヒヒ、こりゃタマらんわい!
令文さんのJCM900と喧ちゃんのJVM。リリースの時期は17年も違うが、何の違和感もなく、絡み合って美しいアンサンブルを織りなす。
もちろん最良の弾き手と最高の素材があってこその話しなのだが、この芯が決してブレることのないないMarshallのサウンドも評価に値するものだ。
「ブレない」ということにおいてはヨシロウさんの音楽に通ずるものがあるように感じる。
そして、第2部最後の曲。
「MEIKI」。これはアン・ルイスに提供した曲。
これまた切れ味鋭いアップ・テンポのナンバー。今日のメンバーにピッタリ!
第1部と第2部合わせて全11曲というサラリとした構成。コレもうれしい。サッパリした構成でドロドロに濃~い演奏をブチ込むのもベテランのなせるワザだ。
アンコールで登場したヨシロウさんのベースのネックに指が!
令文さん、飛び上がっていたけど、ワザワザこんなことを仕込むヨシロウさんがメッチャオチャメ。
アンコールの1曲目はこれまたアン・ルイスでおなじみの「HONEY DRIPPER」。柴山俊之作詞、作曲はヨシロウさんだ。
耳なじみのいい大サビのメロディが泣ける!
そしてドハードなロックンロール「THE PARTY!」へ!これじゃイヤがおうにも盛り上がる!
アクションもバッチリ。いいナァ、やってみたいナァ~。もちろんお客さんも全員このアクションだ!
歌に、ギターに、おしゃべりに…最高のエンタテインメントだった。
イヤ、何よりも「ロックの楽しさは何たるか…」を十二分に見た気がした。
こういうショウを見た後は何とも言えない幸せな気持ちになるもんだ。
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