BLUES DETOX at TOWER RECORDS
先日、レコード発売ツアーの初日のようすをレポートしたBLUES DETOX。
それとほぼ同時期に渋谷のTOWER RECORDSでもレコ発記念イベントが開催されていた。
今日はそのレポート。
コレがBLUES DETOXのアルバム『VERSATILY』。
「タワーの洋楽売り場で取り扱われているのがうれしい」と語っていたオカヒロちゃんだったが、なるほどこの通り、鳴り物入りの扱いだ。
「日本のジェフ・ベックとコージー・パウエル」というコピーがまたスゴイ!ナニせ、他にこういうバンドないからね。
…ということで、たくさんのファンが集まる中、イベントが始まった!
MAD大内
このふたりがBLUES DETOX。
ベース・パートはオカヒロちゃんがギターと兼務している。詳しくは前回のレポートをチェックしてもらいたい。
いつもは古めの100Wヘッドに4x12"キャビネットがオカヒロチャンの標準バックラインだが、今日はさすがにインストア・イベントということで小ぶりの機材が用意された。
ギターにはJVM215C。1x12"の50Wコンボ。
機材は新しくてもちゃんとオカヒロちゃんの年季の入ったプレイを忠実にサポートする。それがMarshall。
ベース・アンプはEDENのEC210。2x10"の180Wコンボ。コレがよ~鳴りよる!
オカヒロちゃんがギターで弾くベース・パートをコイツがパワフルに炸裂させるのだ!
もちろん披露するは『VERSALITY』収録のゴキゲンなナンバーたち。
例によて弾くわ弾くわ!
あたり構わず弾き散らかす自由度の高さがこのバンドの魅力のひとつといえるだろう。
難しいプレイをしているワケでは決してない。しかし、ロック・ギターが本来持っているハズの熱気やスリルを伝えてくれるのがオカヒロちゃんのプレイだ。
歌モノも2曲ほどプレイ。
控えめとはいえ十二分にラウド!「もう二度と呼んでもらえないんじゃないのかナァ」と心配しておきながら曲が始まればそんなことは忘れてすっかりエキサイト!
もう呼んでもらえないかもよ?!
猪突猛進にロック・フレーズを炸裂されるオカヒロちゃん。もちろんお客さんも大喜び!
ここでギターをFirebirdにスイッチ。このギター、なかなか似合う人が日本にはいないでね。デカすぎちゃうんだよね。
でもオカヒロちゃんにはピッタリだ。
個人的な趣味で言えば、私は極めてややこしい音楽を好んで聴くが、こういう生一本のストレートなロックも大好きだ。
枠にとらわれない自由な発想と、カッコよくやってやろうじゃねーか!という昔ながらのロックンローラーの魂のようなものが手に取るように感じられる。
この日、偶然アメリカから来た男性が2人居合わせていたが、おっそろっしく盛り上がっていた。
やっぱり彼らにもそういうロック魂がバッチリ伝わったのだろう。
この直後に敢行されたツアーも各地で大好評だった。
確かに「この二人なら可能性は無限大」だ!
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