CANTAの12周年"二回し目のグラン・デパール~春の胸キュン親父旅"
CANTAの12周年を記念するコンサート…長い!タイトルが長い!…のはいつものことか!
オープニングのSEはForeignorだった。
オリジナル・ベーシストのEd Gagliardiが3月にガンで亡くなったんですってね。
初来日の武道館、観に行ったっけな~。まだIan McDonaldがいるころでさ…。ベースは当然Ed。「北側」のヒドイ席で、完全にステージの後ろ側だった。アソコまでお客さんを入れてたんだもんね~。当時の人気がうかがい知れるというものだ。Foreignorはまだ活動しているけど、今じゃとても無理だろうな。Lou Grammがメッチャかっこよかった。実にいいバンドだった。
…なんてことは忘れてしまうほど派手なCANTAのオープニング。
シレ~っと3人がステージに登場して、何も言わずに大爆音の長~いかき回し大会!3人とも弾きまくるわ、叩きまわるはでもう大変な騒ぎ。
そして1曲目の「SHINE」に突入。
続けて「1400km/h」。
MCをはさんで「Are You Ready?」。ご機嫌なミィディアム・テンポの8ビート。ポップなサビが魅力的だ。
皆さん、電車に乗るときはベビーカーはたたんでくださいね。ルークさんに怒られちゃうからね。
「みんな歌わないでね。歌って欲しいときは『歌って!』って言うから」でも次は新曲だから誰も歌えない…「Feel the light」。
ん~、このルークさんの白玉のバッキング…メッチャ音いいな~。こりゃタマらんよ。
決してソロだけがギターの音の良し悪しの判断基準じゃないからね。
バッキングの音がいい人はソロの音もいいと相場がキマっている。その音はコイツらから出てる。
白いヤツ。1959RR。Randy Rhoadsのシグネチャー・モデルがルークさんのお気に入りだ。
下にサブでラックに収まっているヤツはJCM2000 DSL100。
1959RRとコンビを組んでいるのが向かって左下のMF280B。
この組み合わせでないとあの音にはならない。キャビネットは重要だ。
これまた新曲。素直なバラード「あなたに」。
最前列の女性の何人かはやさしく語りかけるように歌うルークさんの演奏に感動して涙をポロポロこぼしていたよ。
そんな歌を一度でいいから歌ってみたいもんだゼ!ヘタで泣かすことは簡単にできるけどよ!
一転してみんなで大合唱の「Fantasize」…ルークさんに歌っていいと言われたからね。
ルークさんの振り付けが見ものだが、なかなか写真がOKにならん!写真がヘタでゴメンちゃい!
代わりにMASAKIさんのキメのポーズを!
ドラミングに没頭する雷電さん。変顔の合間にシャッターを切る!
新旧を取り混ぜて、「Crying Days」…クリーンの音も滅法太いな~。
「Bitter Sweet」、「Everyday」と続く。コンサートは終盤戦に入る。
「HEAVEN'S WAITING」のハード・ドライビングなソロには唸ったね。音抜けも素晴らしい!
本編最後は「月とチャリとGuitar」。ものスゴイ盛り上がりようだ!
最後の「Happy Birthday To You!」では恒例の客席(ミキサー卓席)乱入!
「ちょっとコレ預かっといて!」と雷電さん。この鶏は何ですか?ZappaのUncle Meatみたいですな。
最後はまた3人で大かき回し大会。要するに冒頭に戻ったというワケ。音楽的に言えばD.C.ですな。
つまり、CANTAの魂は永遠に続くということなのだ。あ、コレは私の個人的意見です。
あ~、今日も楽しかった!CANTAの詳しい情報はコチラ⇒CANTA Official Web Site