EARTHSHAKER at TSUTAYA O-EAST
19年ぶりに来日したSKID ROWのサポート・アクトとして我らがEARTHSHAKERがO-EASTのステージに現れた。
ギターの最初の一音だけで大歓声が沸きあがる。この日本のハードロック史に残る名曲のイントロもMarshallだ!
キャビネットはMF400B。双方、EARTHSHAKERには不可欠な装置。
3.放熱
4.月に叢雲花に風
5.RADIO MAGIC
持ち時間が短いのを覚悟の上の「MORE」。すさまじいドライブ感!
続いては1984年発表の『FUGITIVE』から「記憶の中」。
今日も「厚い」!この音はここでしか聴けないんだよな~。SHARAさんのギターの音はもちろんmintmintsでも他でも厚いんだけど、EARTHSHAKERの時はまた違う。
グループ・エクスプレッションというのはこういう不思議な化学反応を生み出すからおもしろい。
30年も続いているグループとなればなおさらのことだ。
「去年30周年を迎え、これからも走り続けていく」とMARCYさん。そう、日本のロック・シーンにはEARTHSHAKERがいなくてはならないのだ。
その30周年を記念してリリースした意欲作、『THE EARTHSHAKER』から2曲。
アルバム1曲目の「放熱」。シェイカーらしいご機嫌な8ビートのアップ・テンポ・チューン。
もう1曲は「月に叢雲花に風」。
「つきにむらくも、はなにかぜ」とは、名月に雲がかかり、美しい花は風が吹いて散ってしまう…、つまり、「よいことには邪魔がはいりやすく、長続きしないものだ」というたとえ。
EARTHSHAKERの名月や花は、これからも美しく我々の前にその姿を見せ続けてくれるに違いない。
「それでは最後の曲」。
「エ~!!」みんなで楽しく「RADIO MAGIC」!
今日も渾身のプレイの連続で大歓声を浴びていたSHARAさん!
シェイカー・ファンだけでなく、SKID ROWファンも「WONDER RADIO」の大合唱!名曲だけが持つパワーを思い知る。
何たる風格。見慣れた私でも疾走感あふれるステージにウットリしてしまった。
ひとつだけ文句を言わせてもらえるのであれば、時間が短すぎる!
EARTHSHAKERは毎回タップリ見たいバンドなのだ!
EARTHSHAKERの詳しい情報はコチラ⇒EARTHSHAKER OFFICIAL SITE