EX THEATER ROPPONGIのグッドモーニングアメリカ
いよいよ始まりましたナァ…『ドラゴンボール改』…って別に番組を楽しみにしていたワケではないよ。そんな世代ではない。こちとら「オバQ」から「鉄腕アトム」で育った世代だ。
ただ『ドラゴンボール』は世界中のテレビで放映されていて、その現地の公用語での吹替えに興味があり、海外で出くわした際にはチラッと見たりしている。これがドイツ語なんかだとすこぶるおもしろい。もちろん会話の内容はチンプンカンプンだが、キャラクターたちがあの強烈な言語を発しながら格闘する姿は実に珍妙で興味深い。
さて、『ドラゴンボール改』で楽しみにしていたのはエンディング・テーマの「拝啓、ツラツストラ」。
5月6日発売のグッドモーニングアメリカのニュー・シングルだ。(写真は初回盤A)
もちろんMarshallサウンドも…
NATALサウンドもテンコ盛り!
さて、グドモ。今日のレポートは1月に開催された『GO LIVE vol.1』というイベントから。
会場は六本木のEX THEATER ROPPONGI。
実はウチの社長が昨年来日した際、EX THEATERさんのご厚意により、建設現場をご案内頂いたことがあった。
来場者の待合のスペースから、小分けした多数の楽屋、車ごと地下まで入れられる完璧な搬入経路、見やすい客席、そしてもちろん音響…。
建設中のことでコンクリートむき出しの光景とはいえ、各所の説明を受ける度に感心してしまった。訪れる側、観る側、演る側、手伝う側…すべての人の立場を十分に考慮しつくした素晴らしい設計なのだ。
それがこうして落成して実際に使用している現場を見ると、その感心は想像以上のものとなり、このサイズでは日本屈指の名ホールに仕上がったのではなかろうか。
それと、もうひとつ。撮る側にもうれしい配慮がなされていると思った。
私は仕事柄、都内のほとんどのライブハウスや名の通ったホールで写真を撮らせて頂いてきたが、やはり撮影に適した所とそうでないところがありましてな。
異常に暗いところやスモークで何も見えないところや逆光の照明設備しかないところ…これらはシンドイね。でも、反対にやたらめったら照明が強い所も大変撮りづらい。
このEX THEATERは実にその頃合いがいいのだ。好きですEX。さて、EX THEATER ROPPONGIにちなんでもうちょっと脱線。
慣れというものは恐ろしいもので、決してカッコつけて言うワケではないが、「theater」という綴りがちょっとシックリ来ない。「theatre」の方が自然になってきた。
「-er」と「-re」の違いね。
チョット下の写真を見てくだされ。
これまでマーブロでは幾度となく、「日本ではイギリス英語とアメリカ英語がゴッチャになっている」という話しを書いてきたがその究極がコレ。
車のフロント・ガラス越しに撮影している上に文字が小さくてよくはご覧頂けないだろうが、この写真の中ではスゴイことが起こっている。
場所は三宅坂の国立劇場の前。
演目の掲示板の表記では「NATIONAL THEATRE OF JAPAN」となっているのに、信号のサインの英語表記にはナント「National Theater」となっている!
ナンジャこれ?
「国立劇場」といえば国でやっている劇場でしょ?それなのにこのいい加減さ!合わせとけよ!
コレ、絶対何か理由があるに違いない。さもなきゃこんなみっともないミスを国がするワケがない。
この先にはイギリス大使館があるので気を使って片方は「-re」にしたのかね?
このザマで早期英語教育に力を入れて行くんだってサ!子供たちは一体どんな英語を教わることやら?まずは政治家や役人の英語の勉強が先決だ。
ついでにもうひとつ。イギリス人は「favour」、アメリカは「favor」。「programme」に対して「program」とか英米間で単語に綴りの相違があることはご存知の通り。
メールでは、私はイギリス人とのやり取りの回数が圧倒的に多いので「郷に入れば郷に従え」精神でイギリス式を使うようにしている。
で、これらの単語をイギリス綴りでパソコンに入力するとスペルチェックで引っかかるんだよね。
おかしんじゃないの?英語は、アータ、元はイギリスの言葉でしょうが…。ま、なんか基準があるんだろうね「アメリカに従っておかないとコワイぞ!」みたいな。
あ~、思いっきり脱線した。
グッドモーニングアメリカはじめます!
この日はグドモの他にThe Mirraz、OKAMOTO'Sが出演。グドモの出番は2番目だ。
幸一ちゃんのMarshallは1959。今日のキャビはBurney。1994年に限定発売された「Hendrix Stack」と呼ばれるパープルのモデル。そのBキャビ、1982BLTD。トール・キャビネットにGreenbackを4発搭載している。
ペギちゃんがイギリスのNATALのウェブサイトにも登場していることはファンの皆さんならご存知のことだろう。世界中の人が「Pegi」に遭遇しているのだ。
ペギちゃんが登場しているNATALのウェブサイトはコチラ⇒NATAL Official Web Siteいつも通りたなしんの開会宣言で始まったステージ。
オープナーは「キャッチアンドリリース」。続いて「空ばかり見ていた」。
元気ハツラツ、はじけるようなパフォーマンスが気持ちイイ!
そして、当時のニュー・シングル「イチ、ニッ、サンでジャンプ」。
この日のライブの6日前に発売されたピッカピカの新曲だけあって、みんなで歌っちゃってモノスゴイ盛り上がりようだ。
コレ、楽しくていい曲だもんね。
「ファイティングポーズ」~「アブラカタブラ」
カラフルにグドモ・サウンドを彩る幸一ちゃんのギター。渾身のギター・ソロ!
「ウォールペーパーミュージックじゃ踊りたくないぜ」~「餞の詩」~「未来へのスパイラル」と続けて持ち時間を駆け抜けた。
グッドモーニングアメリカの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAL WEB SITE
Marshall Blogをご覧のギタリストの皆さん!
バンドのドラマーさんに↓↓↓を教えてあげてくださ~い!
NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。
おかげさまでNATALが設置されている部屋のご指定もたくさん頂き、高い評価を頂戴ております。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト
(一部敬称略 2014年1月14日 六本木EX THEATERにて撮影)