マーシャルだより 2014~その1
久しぶりのMarshall。
Receptionと呼ばれているおなじみの玄関。
正面にはHer Royal Highness、アン王女(Princess Royal)が来場された際に制作したJVM410のフルスタックが飾られている。
知らなかったんだけど、このアン王女、今からちょうど40年前、バッキンガム宮殿の近くで誘拐されそうになったことがあったそうだ。
誘拐犯はアン王女たちが乗るリムジンを停車させ、お付きの人を銃で撃ち、アン王女に「200万ポンドが欲しいので2~3日一緒に来てください」と頼んだ。
この当時の200万ポンドは今の1300万ポンドに値するそうで、邦貨に換算すると23億円ぐらい?アホか…?
するとアン王女は暴漢に向って「私は200万ポンドなんて持っていません。どこへも行きません!」と気丈に断ったという。
アン王女は反対側から車を降り、暴漢を誘導。通行人がその暴漢の後頭部を殴打し、アン王女を安全な場所へ移動させたというんだからスゴイ。
このドキュメンタリーをBBCでしきりにやってましたわ。
スタックの傍らにはスタックの序幕式の写真が飾られている。
この時の模様はコチラ⇒【英王室アルバム】Her Royal Highnessがお見えになりました!
これは一緒に飾られている王室から送られたMarshall社社長、Jonathan Elleryに宛てた感謝状。
大英帝国勲章。OBE(Order of British Empire)。
コレってJimmy Pageももらってんるんだって。David Beckhamもそう。
叙勲するとその勲章のタイトルを名前の最後にくっつけることが許される。
これは私のコレクションからなんだけど、2002年当時のJimのサイン。
そして、コチラは2004年のサイン。名前の後ろに「OBE」が付いている。2003年にOBEを叙勲したからだ…そういうこと。
これはご存知ハリウッドのGuitar CenterのROCK WALKのCertification。
詳しくはコチラをご覧頂きたい⇒マーブロ聖林へ行く<中編>
「しゃれこうべ」ってヘンな言葉だよな。元々は「されこうべ」と言っていたらしい。「曝首」と書く。「こうべ」ってのは頭のことじゃん。つまり「曝(さら)したクビ」という意味で、ただのガイコツとは異なり、さらし者になったり野原に転がってるガイコツという意味があるそうだ。
階段を挟んだ向かって左サイドはEDEN。こっちはおとなしい。
こちらはJimの親友だったBert Weedonの1923C。
Bert Weedonについてはコチラをご参照されたい⇒【号外】バート・ウィードン逝く!
これは社長室の壁に飾ってあるQueenの人気ミュージカル『We Will Rock You』のデザインを模した感謝状。贈り主はMarshallの工場が位置するMiton keynesにあるWillenというホスピス。
Marshallはこのホスピスのスポンサーを務めている。
チョット見にくいが銀のペンで施されたサインはBrain Mayのもの。
うれしかったのはコレ。
社長室の書類キャビネットの上なんだけど、この2本のミニチュア・ギター…白いのはEARTHSHAKERのSHARAさんから、奥の黒っぽいのはSHOW-YAのsun-goさんから…去年社長が東京に来た時に催されたMarshallアーティストが集うパーティでプレゼントされたもの。うれしいな~、自分がプレゼントしたワケじゃないけど…。大切に飾ってある。
これは3月13~16日に北ウェールズで開催されたHammerfestというメタル系のフェスティバルのプログラム。
誰が出てるのかって?
自慢じゃないけど、ひとバンドも知らん。
でもMarshallがスポンサーを務めていて、広告が出てるのさ。
Marshallじゃん…
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<その2>につづく