1st0~Dramatic 1man Show 3rd<後編>
3回目を迎えた「1st0」の単独公演のレポートの<後編>。
リズム隊の2人が燃え上がった後、シーンは一転。
ロマンティックなピアノの音が流れ込んで来る。
『2nd Chapter』から…吉祥寺を「眠らない町」にしてしまった「不夜城Fake Love」。
サビのチョット変わった感じのクロマティックの使い方がタマらん!
とてもいい曲。
ホント、このバンドは曲のクォリティが高いと思う。
CDで聴くことができる緻密な作り込み方のセンスもバツグン。
ココでもTAKAAKIさんと…
LEAさんを大フィーチュア!
カ~ッチョいい~!
そんな名曲をRyoくんのギターがドラマティックに締めくくった。
その「ドラマティックなギター・サウンド」を出しているのはMarshall。
「JCM2000 DSL100」と「1960A」だ。
「ありがとうございます。
大活躍のTAKAAKIにもう1度拍手を!
髪の毛もカッコいい~」
「カッコいい?ありがとう。
しかし…夕方に予定があるでしょうに。
色々な事情があるにもかかわらずココに来て頂けたことを本当にありがたく思う限りですよ。
配信をご覧の皆さんも昼間忙しいでしょうに…ありがとうございます。
うれしいですね。
今日1つだけ約束することがあります。
絶対押しません!…どんな恨みを買うかわかりませんからね。
途中で帰り始める人を見るのもツラいですしね。
もし危ない!と思ったら1.25倍速ぐらいで演奏します。
こうして滞りなく進行できてるのは会場のスタッフとココにいらっしゃっる皆さまのお陰です。
本当に今日はメチャクチャ演りやすいです!」
「ココからお楽しみの企画がございます…世界初公開の新曲を披露したいと思います。
この曲のキーワードは『ネバネバサラダ』です。
私がこの曲をもらった時に思い付いたのが、チョット爽やかなんだけどチョット悲しみもあるような…そんな雰囲気だったので、主人公は不器用な生き方をしているんですが、周り人の力を借りてガンバって切り抜けて欲しい…というメッセージを込めた歌詞にしました」
「『ネバネバサラダ』というのは野球の星野仙一さんが掲げていたスローガンで『ネバ―ネバ―サレンダー』というのがあったんですよ。
そこから曲の主人公の生き方にこのタイトルをあてがいました。
ま、たまたまファミリーマートに行った時に、『ネバネバサラダ』と言うのを売っていたんでみんな覚えやすいかな?って…そこから発展させてタイトルをつけた次第でございます」
新しい曲「Never Never Surrender」は「♪ウォ~ウォ~」とメンバー全員参加のコーラスから。
これまた胸のすくようなドライビング・チューン。
Ryoくんのソロを交え…
複雑な転調を繰り返し、不退転の決意を感じさせながらネバネバと盛り上がっていった!
続いては『Chapter2』のクローザー「Everlasting Shine」。
激しい演奏の中からみずみずしい歌のメロディが浮かび上がって来る。
コンパクトながらもギュっとおいしいとことを詰め込んだギターソロ。
TAKAAKIさんのベースによるアルペジオのように…
この曲ってバッキングいちいちカッコいいんだよね。
荘厳なパイプオルガンのサウンド。
そして大爆発!
ここまでで一番のスピード・チューン(かな?)が飛び出した。
それは「Dear Ruler」。
何しろ複雑なキメがスゴイったらありゃしない!
そして本編の最後を締めくくったのは「東京Dream」。
前の曲に勝るとも劣らない急速調の展開に4人はドラマティックに燃え尽きていった!
アンコール。
んん?まだ準備が出来ていないのか?
YUHYAさんやLEAさんが手を交差させてしきりに「ダメ出し」をしている。
か~ら~の~「イチゼロ」サイン。
全員お揃いのTシャツに着替えたアンコールの1曲に演奏したのは「X JAPAN」の「Blue Blood」。
あ、あのポーズは「ダメ出し」ではなくて「X」だったのか!
昔、「EX(エックス)」というバンドがあってね、2本溝のレコードを出して話題になったことがあった。
1度だけ野音でこのバンドを観た記憶がある。
「2本溝のレコード」とはその名の通り盤面に溝が2本切ってあって、となりの溝に針を落とすと違う曲が再生される仕組みになっていた。
それにどういう意味があったのかはいまだにわからない。
サングラスをかけて熱唱したYUHYAさん。
ちなみに我々の世代で「青い血」といえば大映の「大怪獣ガメラ」だよ。
「今日は我々、こうやってワンマンをやっておりますが今年もガンバって活動して参ります。
で、今日はひとつ発表があります。
下半期に巣鴨の『獅子王』で主催のライブが1本決まりました。
楽しみにしていただければと思います。
さて、残り時間があと14分となってしまったのでソロソロ」
時間に追われる「シンデレラ・ライブ」も残りわずか!
「ではでは今日はいい天気ですからきっと夜になってもいい星空が見えるのではないか思います」
アンコールの2曲目は「Starlight」。
そしていよいよ最後!
「ついにコノ曲が流れたと言うことは、本当に、本当に最後になって参りました!
皆さん、今日は長い間本当にありがとうございました。
我々1st0は今年も走り続けますよ~。
このままみなさんと駆けて行きたぁ~い!」
もちろんショウの締めくくりは泣く子も黙る1st0のキラー・チューン「Planetary Nebula」。
この名曲を志し高らかに奏でた4人。
コレはもう日本のロックの「第九」だね。
会場の聴衆に、そして配信の観客に大きな感動を与えて1st0の3回目の単独公演が終了した。
もちろん時間通りに!
「ありがとうございました!」
1st0の詳しい情報はコチラ⇒1st0 Official
<おしまい>
(一部敬称略 2026年5月10日 吉祥寺CRESCENDOにて撮影)