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2014年1月30日 (木)

【イギリス-ロック名所めぐり <番外編>】マーブロ聖林へ行く~Mar-Blo Goes to Hollywood <中編>

ところで、先日の『NAMMレポート』の時に書き忘れたんだけど、「トラベラーズ・チェックって無くなった…」って知ってた?
昔はセッセとサインしまくったもんだけど、もうないんだってね~。
「落としても安心」とか「両替手数料が安い」とかいいことずくめだったのにクレジット・カードの普及にまったく敵わなかったらしい。
アメリカは特にすごいよね。パーキング・メーターや駐車場の改札機なんて現金を入れるところがないもんね。(「ない」で思い出したけど、食パンありました。リーズナブルなホテルの朝食で発見!もちろんいただきました)

それにトラベラーズ・チェックを受け付けないお店もあったりして段々と不便かつ使うのが億劫になり、私もいつの間にか比較的低額な買い物は現金で、(滅多にないけど)まとまった買い物はカードを使うようになっちゃったね。

クレジット・カードも旅先で落としたりしなければ確かに便利だけど、失くすと泣くよ~。止めるのが実に面倒だし、現金を持っていないとニッチもサッチも行かなくなっちゃうからね。
私の場合、ロンドンで財布を掏られてマァ苦労したのナンノって。クレジット・カードが3枚入っていたからね。2枚はすぐに止められたんだけど、もう1枚が大手家電店で勧誘されて安易に作ったヤツ(よく自動的にVISAとかが付いてくるポイント・カードみたいなヤツ)で、間に入っている信販会社がどこかがわからない。
カードを作っている家電店がわかっても、実際に面倒をみている信販会社がわからないと絶対にカードを失効させることができない。
マジで慌てた。
こうなりゃ時差なんかカンケーねぇ。家内を真夜中に叩き起こして(実際には国際電話で起こしたんだけど…)、その場で片っ端から信販会社に当ってもらった。
あれで懲りた。もう特に用のない余計なカードは二度と作るまい…と心に誓ったのであった。
皆さんもご注意アレ!

さて、これはホテルの裏の空地。
真ん中に黒いものが転がってるでしょ?
これ、人。
そのやや左上の壁の緑の落書きの下に転がっているのも人。
昼間は半袖、陽が出れば日焼けするぐらい暖かいLAの冬だけど、夜はすごく寒くなる。
こうして街中で寝てる人が結構いる。
この広い空地のど真ん中で寝てるというのが何となくアメリカっぽいな。私だったらやっぱり端っこに寝るだろうな…なんで考えてしまった。

550_2今回もGUITAR CENTERから。
ROCK WALKをもう少しやらせてね。ここからが肝心。

これが入口左側の壁。
こういうのは何と言うのだろう…レリーフか?天国の大音楽家たちだ。
上からJaco、Otis, Dimebag、Curtis Mayfield、Miles、Muddy Waters。
あまり似てない。
480v右側は左の列からタテに、Bill Graham(Filmore East & Westのオーナー。Santana他数々の名バンドの面倒をみた)、Roy Orbison(Royは「Pretty Woman」ばかり有名だが、1962をアメリカに持って帰った初めてアメリカでMarshallを使用したミュージシャン)、Randy Rhoads。真ん中の列は同じく上からBuddy Rich、Gene Krupa(Jim Marshallのアイドル)、Robert Johnson、Marvin Gaye、James Jemerson(Motownのハウス・ベーシスト)、Janis、Richie Valens(「La Bamba」の人ね)、Tito Puente(ラテンの大御所。Santanaの「Oye Como Va」はこの人がオリジナル)。
やっぱり似てね~。
470vさて、手形シリーズのつづき。
「Rock Walk」ってぐらいだかた仕方ないのかもしれないけど、あまりにもジャズ・ミュージシャンが少なすぎる!ってんで探してみた。

Herbie。コレはジャズというよりも「Head Hunters」とか「Future Shock」ってところでしょう。手、ちっちぇ~!Herbieは耳もかなり小さいよね。
ChickもKeithもなかったナ…。
190_2Louie Belsonは有名なドラマー。ツイン・バスドラム・キットのパイオニアだ。
310_2あ~あ~、Joe Zawinulなんて花の下敷きだよ!ZawinulはWeather Reportだけだと思ったら大間違いよ。チャンとしたストレート・アヘッドなジャズを演った『To You with Love』なんてゴキゲンなピアノ・トリオ盤がある。
Capitol時代のCannonball Adderleyの数多くの作品に参加していて、有名なスタンダード「Mercy. Mercy, Mercy」は彼の作品。Davis Axelrodプロデュースのアルバムは好きで買ってきて聴いては悦に浸っている。
それがこのザマだもんな~。
390_2さて、肝心な楽器部門いってみよう!

Armand Zildjian。先代のZildjianの社長。Zildjianは今年で創業何年になるのかな?390年ぐらいかな?
Zildjianとはトルコ語で「シンバル職人」という意味。創業者はAvedis。よく知ってるでしょう?
実はジルジャンの本の監修をしたことがあるのよ。そんな関係で2001年に開催された六本木のスイートベイジルの記念コンサートの台本も書かせてもらった。アレは本当におもしろかった。

130_2Steinwayは例のピアノね。

140_2これはマーブロ読者には説明不要でしょう。
Wilkinsonブリッジの創始者、Trev Wilkinsonから聞いた話し。彼は生前のLeoにギターづくりを師事していたことがあった。Trev曰く、「Leoはよく怒っていたよ。テレビでもオーディオでも消費者は新しいものを欲しがるのに、ギターだけは古いものが求められている。54年だか57年だか知らんが、そんな古いギターよりもワシが今やっている新しいことに注目するべきなんだよ!って」…だそうだ。

150_2ERNiE BALLのEarnie Ball。

240_2ピーヴィー。

270_2梯郁太郎さんはローランドの創始者。グラミー賞も獲得している。
320_2アコギ。

330_2打楽器のヘッドの雄、REMOの創始者。
ここでおもしろいのは、みんな名字をブランド名にしているのに(ERNiE BALLは例外)、この会社だけは創始者のファースト・ネームを使っている。

340_2ラディックね。ドイツ系だね。ドイツ読みでは「ルードヴィッヒ」。
そういえばLudwig Donathというオーストリア出身の俳優がいた。「ジョルソン物語」とかヒッチコックの「引き裂かれたカーテン」とかね。この人は日本では「ルドヴィク・ドナス」という名前で通っていたが、本当は「ルードヴィッヒ・デナート」と発音されていたようだ。

360_2我が友、レス…というのはウソ。一度だけNYCの「The Iridium」でお会いして握手してサインしてもらった。
370_2皆さん大好きのEVH。

380_2スティービーも撮っておいた。ナ~ンでか?
お気づきだろうか?
プラークの日付をご覧ただきたい。そして、<前編>で紹介した「ROCK WALK」のプラークの日付。
全部、1985年11月13日だ。
つまり、このお店のオープンの日。
Guitar Centerは楽器屋さんだもんね。グランド・オープンの時にロックの創造に欠くべからざる歴史に名を残す楽器メーカーの創始者たちを招待したというワケ。
エ、肝心なのが抜けてるって?
ご心配なく!

490_2The Guv'nor、Dr. Jim Marshall OBEはココにあります。
ナンカ、ここにJimが来てたなんてヘンな感じ。
案外手形がデカイ。
Jimは握手をする時、必ず相手の手をギュッと握った。これを見てあの力強いJimの握手を思い出してしまった。
この石板は筆がスムーズに動かず、サインを入れるのがムズカシイのだろう。ブロック体で簡単に署名している人が多い。でもJimは違う。JCMシリーズに施されるあのサイン通りに署名しようとしているところがいかにもJimらしい。
しかし、「ジム・マーシャル」なんて、今更ながら実にいい名前だな~、ウン。

400_2Bo。
結構好き。「Bo Diddley」というのはもちろん芸名で、本名はEllas Otha Bates。アメリカのスラングで「Bo Diddley」というのは「Absolutely Nothing」という意味のようだが、芸名の本当の由来はわかっていないらしい。

510_2お店の入り口のウインドウに飾ってあるアイテムのひとつがBoのギター。
Boはあのトレードマークの四角いギターにもエフェクターを組み込んでいたが…
440v

これはあからさまにスゴイというか、もはやフザけているに違いない。

450vリズム・マシーンまで組み込まれちゃってるんだもん!
460_2もひとつ。1960Bもウインドウに入っている。上に乗ってるレリーフはKurt Cobain。
これにてGuitar Center終了。
次回はSunset Boulevardをさらに西に進む。
430v<後編につづく>