【姉妹ブログ】
【Marshall Official Web Site】
Marshall Blogに掲載されている写真並びに記事の転載・転用はご遠慮ください。

« 【緊急告知!】アースシェイカーがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!~30th Anniversary Tour | メイン | 「様式美」でいこう! »

2013年7月 5日 (金)

GUITAR☆MAN #006

さて、6回目を迎えた「GUITAR☆MAN」…

10
今回は東京鶯谷の「東京キネマ倶楽部」での開催となった。
20 このゴージャスな雰囲気の会場にピッタリの出演者と演目でファンの心をとらえた。
ま、これは完全に私的なイメージなんだけど、今までで一番ギター、ギターしていたように感じたな。
30 いつものようにギター・エンジェルが登場。
50v バラの花をプレゼント!
60v そしてメンバーが入場する。

今日の出演者は…
70v 大槻啓之
110vルーク篁
120v
向山テツ
100v 西脇辰弥
130v
MISUMI
140v Bret Gillen145v ayane
150v そして親方、伊藤広規。
160v At last never least、最後に登場したのは森園勝敏
80vギター・エンジェルからギターを渡される。
71ちょっと、森さん、ナニやってんのッ?!
72そして、GUITA☆MANが始まった!
170_2 いきなり、いきなりですよHumble Pie!エネルギーの塊のようなバンドだからね。MISUMIさんのパワフル・ボイスがSteve Marriottに迫る!
180v 2曲目から登場したのは金子マリ
友情出演だ。
90v歌うはCarol Kingの「I Feel the Earth Move」。
この曲、マリさんにピッタリだよね!
190 そして「Hush」。第一期Deep Purpleの代表曲だ。でも作曲はJoe Southというアメリカのシンガーソングライターによるもの。この人はギタリストとしても優秀な人で、アレサの「Chain of Fools」やディランの『Blonde on Blonde』のレコーディングにも参加している。
200v 森さん、広規さん、テツさんの3人のユニット、Thlee of Usでもよくこの曲を演っている。
210v だから演奏はお手の物!
220v いつも通り、ここで「Purple Haze」によるメンバー紹介が入る。   
230v 大槻さんは1987とJTM45に1960BX。
240v ルークさんはJVM210Hに1960Aだ。
250v 続いてはZZ TOPの「Rough Boy」。Billy GibbonsとDusty Hillにロンドンで会ったことは以前にも書いた。すごくおとなしい人たちだった。「日本に行ったらMarshallよろしく頼むぜ」なんて言ってたけどゼンゼン来ないじゃん。
260 Freeの「Whishing Well」。これも人気曲だね~。

この「Well」を「よい」のwellだと思っている人もいるようだが、これは「井戸」とか「泉」という意味。石油を掘る井戸のことを「油井(ゆせい)」っていうでしょ?あれはまわりの土がくずれないようにセメントで固めながら掘り進むんだけど、地熱でセメントがすぐに固まって用をなさない。そこで登場するのが油井掘削専門の特殊なセメント。これを英語で「Oil Well Cement」という。はい、これで「well」の意味が頭に入りましたね~。だからこれは「願いの泉」。
270v Jeff Beck Groupの「Tonight I'll be Staying Here with You」。オレンジのヤツね。もとはBob Dylanの曲。
今日はBeckフリークがふたりいるのでBeckナンバーが多いよ!
280 「Jumpin' Jack Flash」のアレサ・バージョン。
290v これはスゴかった!
『Quadrophenia』から「Real Me」。もちろんThe Whoだ。
300v 「お医者さんよ、母さんよ、本当のオレが見えるかい?」…若者の行き場のない悶々とした精神世界を描いた物語のオープニング曲。問答無用でカッコいい曲だ。(『Quadrophenia』は『名所めぐり』でまたやります)
310v 1969年から1973年に『Tommy』、『Who's Next』、『Quadrophenia』と立て続けに力作・話題作・問題作を発表したこの頃のThe Whoは創作能力だけでなく、演奏能力も頂点を極めていたと思う。
320 さすが広規さんとテツさん!見事にJohn EntwistleとKeith Moonの役割を果たしていた!ちなみにMarshallにはKeithのいとこのBarryという人がいる。重役ね。
330v さて、休憩をはさんで第2部。「」スペシャル・ゲスト!」と紹介されてサブ・ステージから出てきたのは…
340v なんだ、ウチの社長だよ!

Jonathan Ellery。『Marshall Chronicle』やMarshall Blogに度々登場しているので顔をご存知の方も多かろう。
ちょうど来日していたのでGUITAR☆MANに来てもらった。んで、せっかくだからということで急遽ステージであいさつをしてもらったというワケ。通訳はMISUMIさん。
350 広規さんと約1年ぶりの再会!
360 アララ、ハグハグしちゃって!
昨年の6月、広規さんがロンドンに赴いた際、Marshallの工場にお連れしたのであった。なんたって広規さんは超長年のマーシャル・プレイヤーだからね。
370 広規さんがお土産のTシャツをさっそく着ているのを発見!
380 なんで笑ってたんだっけか?楽しそうな広規さん。
390 お返しにと広規さんから「うまか棒」をプレゼント。日英友好条約成立。イギリスとは付き合いがながいからね。でも、イギリス人は極東の小国で自分の国が「イギリス」と呼ばれているのを誰ひとりとして知らない。ジョンも知らない。
ちなみに、「生麦事件」ってあるでしょ?あの騒ぎで薩摩藩士に殺されたイギリス人の一行の親分の名前がMarshallさんというんです。知ってた?詳しくは吉村昭先生の『生麦事件』をご覧あれ。
400 友情の握手!
この後、もらったうまか棒を指して「シゲ、これは一体なんだ?」としつこく訊いてきてたよ。
410 さて、日英友好の儀式も完了して…と。
420 いきなりバリバリのハード・ロック!
430 AC/DCの「Back in Black」!
440 これは盛り上がるに決まってる!
443v MISUMIさんもBrian Johnsonになりきっての激唱!Brian Jonesも生粋のGeordie、つまりNew Castle生まれ。だから彼がAC/DCの前に参加していたバンドがGeordie。
445 ここはもう思い切りルークさんに行っていただきましょう!
450v 気の済むまで弾きまくったルークさん。客席からは大きな歓声!
460 Misumiさんもエキサイト~!
475vJefferson Airplainの「Somebody to Love」。
470 ここで雰囲気がガラリと変わる。
『Meddle』のナンバー、「One of These Days」。もちろんFloyd。
490 ここはブッチャーになったつもりの広規さん(そんなバカな!)のディレイを駆使したベースを存分に楽しむ。
それにしてもなんでも器用にこなす人だ。それでいて広規さんらしさを失わないところがスゴイ。
510v西脇さんも大活躍!
500 第2部はJeff Beckネタが集中する。
まずは大槻さんフィーチュアで「Diamond Dust」。 
520 ん~、とろけるよな演奏!タマリマセン!
530 テツさんも守備範囲が恐ろしく広い人だ。でも、テツが叩き出すドラムはホンモノのロック・ビートでありテツさんしかクリエイトできない「テツ・ビート」でもある。
Ra:INのときもmintmintsの時もそうだが、テツさんのドラムはレガートだけ、スネアだけ聞いていても十分にロックを感じさせてくれる。
530v これもはやったナァ…Bostonの「More than a Feeling」。

The Zombiesの「Time if the Season」も飛び出した。ああ、Rod Argent大好き!Rick Wakemanの後任としてRod ArgentがYesに誘われていたらしいことは案外知られていないようだ。
540 このメンツなら当然出るでしょ、「Stratus」。「ストラトゥス」。
(また書いちゃう…)フランクフルトの展示会で、MarshallのデモンストレーターのChris GeorgeとDoug Aldrichが演奏する時、急にそこに居合わせたBernie Marsdenが一緒に参加することになった。
「Bernie、一緒に演ろうぜ!」とDougがいうと「いいよ!ナニ演るの?」と訊くと「ストラトゥス」とDougが答える。するとBernieが「いいよ、ストラトゥスね」とま~ったく何も決めないでいきなり演奏してた。何が言いたいのかというと、これはJeff Beckが取り上げて有名になる前に、本場では定番のジャム・セッション曲として定着していること。それと発音は「ストレイタス」ではなく「ストラトゥス」だということ。

スゴイ演奏だった。Bernieのギターの音があまりにも太くて(身体も太い!いつもアイスを舐めてる)ビックリしたね。
550v これももうお手のモノ曲ですな。広規の超絶グルーヴが迫りくる!
560v 今日はあの時のBernieとDougの演奏にまったく引けをとらない充実した演奏!
570 Jeff Beckがふたりいるからね。
580 各人の強烈な熱演の連続に観客も押されっぱなしだ!
590 もういっちょJeff Beck。
600 「Goodbye Pork Pie Hat」。これも森さんのオハコだ。
610 ギターでこの曲というとすぐにJeff Beckを連想する人が多かろうが、他にも名演があるよ。McLaughlinのもそうだけど、こっちはギター嫌いとして有名だったこの曲の作者、Charles Mingusのアルバムから。御大Larry Coryell、ベルギーのヤング・ジャンゴPhilip Catherine、今ではすっかりベテランになったJohn Scofieldらが参加した『Three or Four Shades of Blues』に収録されている。この曲ではCoryellとCatherineが弾いている。
しかし!このアルバムは1977年の作品。でも『Wired』は1976年なんだよね。

コレ、もしかしたらMingusが『Wired』を聞いて、「ナンダ、このイギリス人のギタリストは…俺の曲をこんな風に弾きやがって…Rahsaanは昔からの仲間だからまだいいにしても、なんだこのギターは…ウネウネしやがって…(間)…ん、なかなかいいもんじゃのう。いっちょ俺もやってみるか…。どれどれよさそうなギタリストを集めてみるか…」なんてことになっていたとしたらおもしろい。
620 今回も素晴らしいクロマチック・ハーモニカの妙技で観客を魅了した西脇さん(写真は違うけど…)。
630 そしてGUITAR☆MANの6回目も佳境に入る!
640v こないだみんな見に行ったVan Halen(といってもいいでしょう)の「You Really Got Me」。
650 なんか、Van Halenから1曲選ぶのが定番になってきましたかな?
660_2 今回は歌だけでなく、爆発的なMISUMIさんのアクションも大きな見どころだった。
680私は何回かBeppを拝見しているがこれほどアクティヴなMISUMIさんを見るのは初めて!MISUMIさんだけでなくみんな楽しそうで観ているほうも気持ちがいい!

700
素晴らしい演奏、最高の素材、素敵な雰囲気…やっぱりそうした要素が起こした化学反応ともいえるのだろう。それがGUITAR☆MANショウなのだ!
690_2

本編最後はJoe Cockerバージョンの「With a Little」。Jimmy Pageのアレンジですな。     

今日も楽しかった~!

 
伊藤広規の詳しい情報はコチラ⇒伊藤広規公式ウェブサイト
710v 次回のGuitarManは7月10日、渋谷DUO MUSIC EXCHANGEです。是非お出かけくだされ!
GUITAR☆MANの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト
720(一部敬称略 2013年6月7日 東京キネマ倶楽部にて撮影)