Marshall Blogに掲載されている写真並びに記事の転載・転用はご遠慮ください。
【マー索くん(Marshall Blog の索引)】
【姉妹ブログ】
【Marshall Official Web Site】
【CODE/GATEWAYの通信トラブルを解決するには】

« EAST OF EDEN~御社の乱れ正します! | メイン | THE BIRTHDAY EVE ~Sally 誕生前夜~ 中編:HADES & LOC divide xxx AMNS »

2024年5月 4日 (土)

THE BIRTHDAY EVE ~Sally 誕生前夜~<前編>CRIMSON FALRE、がしゃめたるセッション & 私のベティ・デイヴィス


先日初めてMarshall Blogにご登場頂いたSallyちゃんに早くも帰って来て頂いた。
今回は『THE BIRTHDAY EVE~Sally 誕生前夜~』と日本のメタル・ファンにはなじみが深そうなタイトルを冠したSallyちゃんのバースディ関連のイベント。
開催されたのが3月20日で「イヴ」ということはSallyちゃんの誕生日は3月21日なのね?
小学校の低学年の頃はきっと大変なこともあっただろうな。
だって、3月の下旬といえば年度末もいいところ。
4月の初めに生まれた子とはほぼひとつ歳が違うワケで、そんな子たちと同じことをしなければならないのだから大変なハンディキャップがあって然るべきなのだ。
ナゼこんなことを考えるのかというと、つい先日、2月に初めての孫が生まれたばかりから。
まぁ、そうはいってもそうした生まれ月の差なんてのはアッという間になくなってしまうのかな?
早や生まれの皆さん、いかがでしたか?
ところで、日本の学期を「4月始まり」と定めたのは、学校が補助金を支給してもらうために政府の会計年度に合わせたからで、そしてその会計年度を4月始まりと決めたのには農業が大きく関わっている。
江戸の昔は「年貢」という形で米によって税を納めていたが、明治になりそれを金で支払うようになった。
米を収穫して、それを販売して、換金して、という過程を経ていると海外のように暦年で1年を〆ることが難しいため、チョイと時期を遅らせた4月を新しい会計年度のスタートに定めることがふさわしいとなったそうだ。
しからば海外の学校はどうか?
アメリカをはじめとして9月を新学期としている国が圧倒的に多い。
一方国の会計年度はかなりマチマチで、例えばイギリスとカナダは日本と同じ4月スタート、アメリカは10月スタート、ドイツ、フランス、イタリアなどは暦年だ。
コレはどういうことか?
実はこの海外の学校の「9月始まり」も農業が関係していて、農繁期である夏に学校を休んで家の畑仕事を手伝い、収穫が終わって落ち着いた9月に新しい学期を始めることとしたそうだ。
米と麦の違い…ということか?
でもいいもんですよ、「4月始り」というのは。
桜が咲いて、新緑が輝いて…いかにも「さぁ勉強するぞ!」って感じじゃない?
したためしはなかったけど。
10さて、今回はココから本題に入るまでが長い。
久しぶりにMarshall Blogらしいオープニング。
古い映画の話。
興味がある人にはゼヒ読んで頂きたいし、まっぴらゴメンという方はどうぞ遠慮なくスクロールしてくだされ。
 
さて、つい冒頭で「新年度」に関することを書いてしまったが、本当は「前夜」という意味の「イヴ」について書こうと思っていた。
ところが、それについてチョット面白いことを発見してしまったので、誰が登場するのか今は皆目見当がつかないが「クリスマス・イヴ」の時の記事のネタようにその「発見」をキープしておくことにした。
そこで今回は同じ「イヴ」でも女性の名前の「Eve」について書いてみることにした。
そもそも「Eve」というのは「Evelyn(エヴェリン)」や「Evangeline(エヴァンジェリン)」などの愛称(diminutive)。
フランク・ザッパに「Evelyn, a Modified Dog」という曲があるが、あの「エヴェリン」。
「Evangeline」というロビー・ロバートソン作の曲もあった。
意外なのが「Genevieve」。
日本ではフランスの女優のジュヌヴィエーヴ・ビジョルドのようにコレを「ジュヌヴィエーヴ」と読んでいるが、英語圏では「ジェネヴィーヴ」と発音していて、その愛称も「Eve」なのだそうだ。
もちろん「Eve」単体でも正式な名前として一般的だ。
「Eve」とか「Jane」とか「Emma」とか、一音節の名前って覚えやすくていいな。
「Sarah」や「Sandra」の愛称の「Sally」も一音節だ。
さて、その女性の名前の「イヴ」ね…私の場合、真っ先に頭に浮かぶのは、ヘビにそそのかされて禁断の実を食べてアダムと共にエデンの東に追放された「イヴ」ではなくて、1959年のアルフレッド・ヒッチコックの最高傑作『北北西に進路をとれ(North by Northwest)』なのです。
この中でエヴァ・マリー・セイントが演じる美人の悪役の名前が「イヴ・ケンドール」だった。
何しろ好きな映画でこれまで軽く10回は観てる。
25_nbn_59そして、ドンズバの「イヴ」は1950年の『イヴの総て(All about Eve)』。
そういえば「All About Eve」というイギリスのバンドがいたっけネェ。
この映画もいいですよ~。
アン・バクスターが演じる女優の卵「イヴ」がファンを装い、大スター女優であるマーゴに「出待ち」をして接近し、まんまと付き人になる。
するとイヴは徐々にその本性を現し、マーゴの座を奪い、自分が大スターになっていくのだがその本当の姿は誰も知らない…みたいなハリウッドの裏話もの。
無名時代のマリリン・モンローが出演していることでも知られているが、マーゴを熱演したベティ・デイヴィスが素晴らしい。
アン・バクスターやマリリン・モンローの可愛さをヨソにアータ、ベティときたらウチの近所の製麺屋の不愛想極まりないオバさんソックリなのよ。
この製麺屋というのが東京中の有名なラーメン屋に麺を供給している業界では知らない者がまずいないであろう超有名企業で、朝の3時から太いの、細いの、ありとあらゆる麺を製造している。
その忙しさのせいか、そのオバさんは始終しかめっ面をしているのだ。
その姿はまさにイヴにしてやられて不満タラタラのマーゴそのもの。
もちろんウチではそのオバさんのことを「ベティ」と呼ばせて頂いている。
 
20_eve_50
ココで「イヴ」から「ベティ」に話が替わる。
興味のない人は遠慮なく飛ばしてくださいね~。
 
1981年にキム・カーンズが「ベティ・デイビスの瞳(Bette Davis Eyes)」という大ヒットを飛ばしたが、コレはジャッキー・デシャノンというシンガーソングライターの焼き直し。
この歌に出て来る「ベティ・デイヴィス」こそが例の製麺屋のオバさんのベティ・デイヴィス。
ナニを歌っているのかは知らんが、聴いているとグレタ・ガルボなんて名前も出て来る。
この後のライブ・レポートの展開を考慮するととても大きな声では言えないが、私はプライベートにおいては基本的に80年代以降のロックを好んで聴くことがまずないんだけど、この曲はオリジナル、カバーともにとてもいい出来だと思っています。30_epで、この製麺所のオバさん…じゃない、ベティ・デイヴィスというのが『イヴの総て』の中のマーゴどころじゃない本当の大女優で「名作」の呼び声が高い映画にたくさん出演している。
例えばコレ。
1934年、『痴人の愛』という邦題が付けられているが、原題はそれとは全然関係ない『Of Human Bondage』。
フラれても、ヒドイ目に遭わされてもベティ・デイヴィス演じるアバズレ女のことが好きで好きで仕方がないアホな男を描いた1本。
このベティが美しくも何ともないのだが、ただただ可愛げがなく憎たらしいところが実に素晴らしい。
こんな役、ベティ・デイヴィスじゃなきゃできない。40_hb_34元はウィリアム・サマセット・モームの『人間の絆』。
上に書いたようにアバズレにゾッコンとなってしまう主人公の男はもはや「痴人」に違いないが、それにしてもタイトルの「痴人の愛」とは何事か?

50b_2 映画の公開当時に話題となっていた谷崎の「痴人の愛」に内容が似ているので同じタイトルにした方がウケがよかろうと考えてこういう乱暴なことをしちゃったワケだ。
映画会社の宣伝マンのやることといえば今も昔も大差ないことがコレでわかるというものだ。 Ca そして、他のモームの映画化作品といえば『雨(Rain)』。
コレ、大学の時に原文で読まされたイヤな思い出があるんだけど、内容自体には結構ショックを受けたように記憶している。10_rb この短編は1932年に同じタイトルで映画化された。
コレもなかなかヨカッタ。
主演の娼婦役を演じたのがジョーン・クロフォード。
この人はフランチョット・トーンという男優をめぐってある有名女優と深刻な三角関係に陥り、その女優と心底憎み合う仲になってしまった。
その女優こそがベティ・デイヴィスだった。
この話はジェシカ・ラングとスーザン・サランドン主演で『フュード』とかいうTVドラマになっているそうだ…観たいな。
Ra そのフランチョット・トーンという人は私もほとんど馴染みがないが、この人が主役を務めるビリー・ワイルダーの『熱砂の秘密(Five Graves to Cairo)』という作品はヨカッタ。
下のポスターで大写しになっているドイツの軍服姿のオジちゃんがいるでしょう?
この人はエリッヒ・フォン・シュトロハイムというドイツの有名な映画監督兼俳優で、この人が出てきた途端フランチョット・トーンはちょっとどころではなく影が薄くなってしまったナ。
相手が悪かった。Nh1_2 ベティ・デイヴィスはモーム原作の映画にもう1本出演している(まだあるのかも知れない)。
1940年の『月光の女』という作品で原題は『The Letter』。
ベティはココでも心優しいダンナを欺く性悪女を演じている。
顔が顔だけに大変にピッタリな役どころで、先が読めてしまいそうなドンデン返しを名匠ウイリアム・ワイラーの演出とベティの熱演で見応えのある1本に仕上げた。
淀川長治はこの作品を「私の1000本」の内の1作に選んでいるんだよね。
「ベスト1000」ならどんな映画でも簡単にランク・インしちゃいそうなんて思うでしょう?
ところが淀川さんってビデオやDVDではなく、試写室でチャンと「映画」として生涯に84,000本もの映画を観たと云われているからね。
そのウチの1,000本ならかなり選りすぐりの作品なんですよ。
45_lt_40時代は一気に下って1961年。
ベティはフランク・キャプラ作品に出演する。
さっきからチョコチョコと監督の名前を挙げているけど、私はウイリアム・ワイラー、ビリー・ワイルダー、フランク・キャプラの作品を1本でも多く観るようにしているのね。
そんな中でDVDを買った1作。
お婆さん版『マイ・フェア・レディ』といった風情の作品で、お乞食さんのベティが街のチンピラの手によって美しく変身するところが見もの。
ココでのベティは非常にキレイです。70_pom_61その翌年、アクション映画の巨匠ロバート・アルドリッチの演出でベティは『何がジェーンに起こったか?(What Ever Happened to Baby Jane?)』に出演する。
本領発揮!このベティは本当にすさまじかった!
アタマをヤラれたお婆さんがその妹を逆恨みして自宅に軟禁する話。
姉妹の間に一体何があったのか?…というヤツ。
そのイカれた婆さんを演じるのがベティ。
そして、ベティに虐げられる妹を演じるのがナント、私生活での本当の宿敵ジョーン・クロフォード!
こんなキャスティングをする方もする方だし、仕事を受ける方も受ける方だ。
この作品のおかげで2人が仲直りした…なんていうオチがついたのかと思いきや、スッカリ仲が悪いままで終わったらしい。
向こうの人は「水に流す」という精神が希薄ですからね。
私はロバート・アルドリッチが好きなこともあるけど、それを差っ引いてもとても好きな映画。80_jane_62この作品にはビリー・ワイルダーの1951年の『サンセット大通り』を参考にしているパートが散見されるが、同作品のグロリア・スワンソンに勝るとも劣らないベティの怪演が恐ろしくも素晴らしい。
他にこの役を演じることができる女優は当時はまずいなかったであろう。
ところで、ナゼ私がこの場をお借りしてこんな100年近く前の古い映画を引っ張り出してホメそやしたりするのか?
「古いから良い」ということを主張しているワケで決してはなくて、ただ単に「オモシロい」ものを紹介しようとしているだけの話ですからね。
インターネットはおろか、アニメもゲームもロックもない時代、一般大衆を楽しませてひと山当てようと、世の中のすべての才能が集中したエンターテインメントのひとつが「映画」だったのです。
そんな時代に創られたモノがツマらないハズがなくて、それを知らないで死んでいくなんてあまりにもモッタイないと思うのです。
世間ではこういう私のような振る舞いを「大きなお世話」と呼ぶんだろうけど、良いものをみすみす見逃す手はないよ。
日本映画だったら溝口健二の『西鶴一代女』、黒澤明の『七人の侍』、木下恵介の『二十四の瞳』、成瀬己喜男の『浮雲』、川島雄三の『幕末太陽傳』…こうした監督たちは今のゴジラの70年も前に海外でズバ抜けて高い評価を受けていたんですよ。
それを知らないで死んでいくなんて人類として生まれて来てモッタイなさすぎます。
そんな人生、Marshallがないロックぐらいツマらないじゃないか!…結局コレが言いたかったりして。
ハイ、オープニング終わり。
Sb あ~、書いた~、スッキリした~!
 
さて、Sallyちゃんの「誕生前夜」ライブ。
入り口にはこんなにゴージャスな祝い花が贈られていた。90v「さらなる高みを目指して」…4月の始業式の校長先生のご挨拶みたいでいいね。
私が通った中学&高校の校長先生は明治39年(1906年)生まれのおジイちゃんで、マァ~とにかく飛びっきり話が長かった。
どうだろう、中高一貫校に通わせてもらった私の場合、校長が6年間変わらなかったので始業式や終業式、文化祭や体育祭等のイベントでの校長のご挨拶を延べ50回は聞かされたであろうか…イヤ、ご講話を拝聴させて頂いたであろうか?
それがどうだ?
一体ナニをお話になっていらしたのか?
毎度いかなる箴言を頂戴していたのであろうか?
見事にナニひとつ覚えていない!
お父さん、お母さん、ゴメンなさい…きっとあのダラダラとした長い話も月謝の一部だったのですね?
若者よ、年寄の言うことを聞きたまえ!
そして勉強したまえ!大いに本を読みたまえ!自分自身のためだぞ!…とこの美しい赤いバラを眺めて思ってしまった(←ウソです)。
100ステージのようす。
上下にMarshall。
中央にNATAL。
コレがロックを演る現場のデフォルトの光景だ。110今下手に見えているMarshallは「JCM2000 DSL100」と「1960A」。120vドラム・キットはNATALのブビンガ。130上手にも「JCM2000 DSL100」と「1960A」。
そして一番上に乗っているのが「JCM800 2203」だ。140vさて、Sallyちゃんの「誕生前夜イベント」の最初のステージはCrimzon Flare。
バンド名の「z」の表記は私がスペリング・ミスをしているワケではなく「Crimzon」で正しい。
ちなみに日本人は時折「スペルがわからない」のように「スペル」という言葉を使うが英語的にはコレは誤用。
「spell」という言葉は「つづる」を意味する動詞で、コレを名詞として使うと「呪文」とか「魔力」を意味してしまう。
ジミヘンも「Purple Haze」で「Whatever it is, that firl put a spell on me」って歌っているでしょ?
それ以前にはスクリーミング・ジェイ・ホーキンスの「I Put a spell on You」という有名なR&Bの曲があった。
だからどうしても「つづり」という意味で「spell」という言葉を使いたいのであれば「spelling」と動名詞にしてやらなきゃダメね。
だから「スペリング・ミス」ね…でも「Crimzon」は間違えではありません。
 
まずは壮大なインストゥルメンタル・パートから。
145Yuki170vReanne180vShoko190vサポート参加のMari。200vそして、Keiichi。210ノッケからバリバリ弾いてくれているYukiくん。
彼とはLuluの頃からのお付き合いだからカレコレ10年になる。
ありがたいことに彼はズッ~とMarshallでギターを鳴らしてくれている。220Yukiくんは1959も愛用してくれているが、この日はオリジナルのJCM800 2203を使用。
この日、集合時間に会場の入り口でYukiくんに出くわしてビックリ!
彼はこの2203を積んだコロコロを手にしていたのだ。
つまり20kgにもなるこのアンプヘッドをワザワザ電車で運んで来てくれたというワケ。
昔は時々そういう熱血ギタリストを見かけたものだったが最近はスッカリご無沙汰だ。
「利便性より音質」…Yukiくんの姿勢にギタリストのあるべき姿を見たような気がしたよ。
Yukiくん、どうもありがとう!2301曲目は2022年にリリースしたバンド名を冠したフル・アルバムから「Twilight Time」。
Keiichiくんのハイトーン・ヴォイスが炸裂!
時空海賊SEVEN SEASの時からだから彼とも長いよ~。
ライブやイベントはもちろんのこと、ニッポン放送の公開収録とかウチの近所のスタジオでやっていたバンド練習とかずいぶんお邪魔させてもらったっけ。
なので以下親しみを込めて「Kちゃん」と呼ばせて頂くことにする。
240「元気ですか?ありがとうございます。
Crimzon Flareです…よろしくお願いします!
Sallyさんの誕生日祝いに来ました。おめでとうございます!
出番が1発目ということで皆さんの心に灯をともしに参りました。
今日は最後までよろしくお願いします!」250v「オレたちの歌」と紹介した2曲目はその名も「Crimson Flare」。
こっちは「Crimzon」ではなくて「Crimson」ね。
Yukiくんが弾くリフが突き進み…
280v「♪ホイホイホイホイ!」
Kちゃんが客席をアオる。
もちろん凄まじい反応が返されてくる!
260_cf曲が猛然と疾駆する中、各メンバーがソロを披露して紹介される。
ベースから…
290ドラムスへ!
実は…2014年9月8日の『渋谷革命』というイベントのレポートで、お2人揃ってMarshall Blogにご登場頂いているんですよ。
あの時から10年も経ったのか!300v…と驚きつつYukiくんも激烈なソロを聴かせてくれる。S41a0130 そして、Reanneさんへとつなぎメンバー全員がフィーチュアされた。
Reanneさんは先日清水保光さんのライブ・レポートでマーブロにご協力頂いている。
するとナンのことはない、このバンドさんはメンバー全員がMarshall Blogに過去にご登場頂いているワケ。310ギターとキーボーズのアンサンブル・パートを経て曲はクライマックスを迎えた。320矢継ぎ早にキーボーズの壮大なサウンド。330v_fbそして、これまたすさまじい猪突猛進型メタル・チューンと化す「Fire Bird」。340「♪Fire bird」
Kちゃんのハイトーン・ヴォイスが炸裂する中…
360v高速テンポに乗って繰り広げられるギターと…350キーボーズのい掛け合いがとてもスリリングだった。S41a0132 「ありがとうございます!
みなさん、楽しんでいますか~?
今日はSallyさんからひとつお題を頂戴しております。
それは「80年か90年代のロックのカバー曲を1曲セットリストに組み入れる」…ということで、我々ファイヤー・メタル・バンドにふさわしい燃えたぎるような曲は何だろうかと考えました。
そこで知らない人も、知ってる人も盛り上がることができるであろうこの曲を選びました」370そしてKちゃんが絶叫した曲のタイトルはSex Machinegunsの「Fire」。380「♪ファイヤ~~~!」390イケイケ~!
ガンガン弾いたれ~!
やっぱりMarshallで鳴らすギター・ソロはいいね。
Yukiくんが2203をガンバって持って来てくれた甲斐が十二分にもあるというもんです。
そして三宅庸介、島紀史と日本を代表するロック・ギタリストに系譜が受け継がれる「Marshallに黒いストラトキャスターのコンビネーション」…大谷令文さんが確立した日本の「ロック・アイコン」のひとつと呼んでよんでいいだろう。
S41a0044_2 出番を締めくくったのは先に触れたファースト・アルバムから「Rising Fire」。400_rf全部で5曲。
エエッ!…マジか?もう20曲ぐらい聴いたような感じがするぞ!
そんな圧倒的なパワーを発散した5人!410 420 430v 450v 460v「Fire Bird」、「Fire」、「Rising Sun」と「火」つながりでまとめたステージ。
バンド名からして「Flare(ゆらめく炎)」だからそれもごく自然なことだろうけど、とにかく火の元だけは気をつけてくれよ!470Crimzon Flareの詳しい情報はコチラ⇒Official X
480続いてステージに上がったのは「がしゃめたるセッション」。
オープニングはMotley Crueの「Live Wire」。490一ノ瀬500vREMI510vSATORU520v森はるか530vそして「本日の主役」、Sally。540vこのチームもバリバリのMarshallサウンド。550vそしてはるかちゃんはNATAL。560この日もパワフルにそしてエレガントにブビンガのキットを鳴らしてくれた。570この曲名の「Live Wire」というのは「スゴ腕」とか「精力的な人」とかいう意味ですからね。
このセットにピッタリのオープナーですな。580「LIVE STATIONの皆さん、こんばんは!がしゃめたるセッションです!
Sallyちゃんの誕生前夜ということで今日のがしゃめたるセッションはSallyちゃんが選んだセットリストでお届けしようと思っております。
おかげさまでハードロックやヘヴィメタルの名曲が揃ったセットリストになっているんですが、皆さん、メタルはお好きですか?」
590v客席から「イエ~イ!」と元気なお返事。
「ありがとうございます。
今日はこの会場を80年代に戻してそんなハードロック、ヘビーメタルをたくさん演奏していきたいと思いますので最後まで楽しんでいってください!
その前にこのかわいい本日の主役とその脇役たちをご紹介致します」
バンド・メンバーを「脇役」と称して紹介して…「本日の主役はコノ人…オン・ギター 、Sally!」
595「今日はこんなにたくさんの方にお集まり頂きまして本当に本当にありがとうございます!
配信でご覧の方もたくさんいらっしゃるようでありがとうございます。
明日がリアル誕生日でで二十ンン歳になります…今ぐらいからボカしておこうと思っています。
今日は誕生日の前日ということで、もう知ってる方は知ってると思うんでが、LOUDNESSさんのファースト・アルバムのまるパクリで『THE BIRTHDAY EVE~SALLY 誕生前夜~』というイベント名にさせて頂きました。
今日は出演の皆さんはハードロックやヘヴィメタル演るバンドさんばかりなので、私たちもココでLOUDNESSさんの曲を演りたいと思います」
やっぱりタイトルはそういうことだったのね?
600Sallyちゃんが選んだのは「Soldier of Fortune」。
610_sof「ワザワザ大阪から来たのに今日は脇役」と紹介されたREMIちゃん。
イエイエ、ガツンと熱唱してくれてとてもじゃないけど「脇役には収まりきらない!」的熱演。610vSallyちゃんのギター・ソロ…620さらにSATORUちゃんのソロも爆発して見どころ満載!
SATORUちゃんも超久しぶりのご登場。
調べてみたら以前ご登場願ったのは、昔のMarshall Blogの2010年3月の記事だった。
14年前!630vこの日のSATORUちゃんが着ていたTシャツがまたスゴかった。
思わず楽屋で写真を撮らせてもらっちゃいました。640もう1曲LOUDNESS。
LOUDNESSスタンダードの1曲「In the Mirror」だ!
はるかちゃんと…640v_itm一ノ瀬ちゃんの超ヘヴィ級のメタル・グルーヴが心地よい!
一ノ瀬ちゃんも昨年末にDamian Hamada's Creaturesのライブ・レポートでMarshall Blogにご登場頂いている。
650REMIちゃんとSallyちゃんのコンビネーションもバッチリ!660水を得た魚のようにバリバリ弾いてくれたSallyちゃん。665v「皆さん、盛り上がってますか?!
熱いライブになっていますか!?」
ライブや物販の告知をしてもうひとつジャパメタ・ナンバーを演奏。
670v「歪みはMarshallで作る」というSallyちゃんが弾く分厚いハードなギター・リフが会場を突き抜けたのは…680v_srr44MAGNUMの「Street Rock'n Roller」。690一ノ瀬ちゃんのソロ!700vその後ろではるかちゃんのドラミングが凄まじい疾走感を演出する!710vさらにもう1曲続けたジャパメタ・ナンバーはDEAD ENDの「The Awakening」。720皆さんとても楽しそう!725もちろん客席も最高に盛り上がっちゃってる!
750_hlでも、一番楽しそうだったのはSallyちゃんだったナ。
740「皆さん、イケますか~!」
730がしゃめたるセッションが最後に演奏したのはJudas Priestの「The Hellion〜Electric eye」。
ステージ中央で肩を寄せるSallyちゃんと一ノ瀬ちゃん。
760そこにStatoruちゃんが加わって…770さらにREMIちゃんが突っ込んで来た~!7804人の後ろで1人で暴れまくるはるかちゃん!S41a0482 イヤ~、盛り上がったわ~。
コレで2バンド目。マジか!
あと3つも残ってるけど客席の皆さん大丈夫なの?…と心配したくなるぐらいの大騒ぎだった!
800<中編>につづく

☆☆☆Marshall Music Store Japanからのお知らせ☆☆☆
 
イギリス南西部のコーニッシュ出身のキング・クリーチャー。
本場のブリティッシュ・ハードロックを存分にお楽しみあれ!

<Lowlife>

<Can You Forgive Me>


Marshall Recordsからのファースト・アルバム『ヴォリューム・ワン』絶賛発売中!
 
お求めはコチラ⇒Marshall Music Store Japan
7king_creature レコードもあり〼。
 
お求めはコチラ⇒Marshall Music Store Japan

9king_creature_volume_one_vinyl_moc Marshall Music Store Japanでお買い上げのお客様にはMarshall特製スクエア・ロゴ・ステッカーを3枚プレゼント!

☆☆☆Marshall Music Store Japanからのお知らせ☆☆☆
 
イギリス南西部のコーニッシュ出身のキング・クリーチャー。
本場のブリティッシュ・ハードロックを存分にお楽しみあれ!

<Lowlife>

<Can You Forgive Me>


Marshall Recordsからのファースト・アルバム『ヴォリューム・ワン』絶賛発売中!
 
お求めはコチラ⇒Marshall Music Store Japan
7king_creature レコードもあり〼。
 
お求めはコチラ⇒Marshall Music Store Japan

9king_creature_volume_one_vinyl_moc Marshall Music Store Japanでお買い上げのお客様にはMarshall特製スクエア・ロゴ・ステッカーを3枚プレゼント!
 

☆☆☆Marshall Music Store Japanからのお知らせ☆☆☆
 
イギリス南西部のコーニッシュ出身のキング・クリーチャー。
本場のブリティッシュ・ハードロックを存分にお楽しみあれ!

<Lowlife>

<Can You Forgive Me>


Marshall Recordsからのファースト・アルバム『ヴォリューム・ワン』絶賛発売中!
 
お求めはコチラ⇒Marshall Music Store Japan
7king_creature レコードもあり〼。
 
お求めはコチラ⇒Marshall Music Store Japan

9king_creature_volume_one_vinyl_moc Marshall Music Store Japanでお買い上げのお客様にはMarshall特製スクエア・ロゴ・ステッカーを3枚プレゼント!

9img_9727

 
200

(一部敬称略 2024年3月20日 目黒LIVE STATIONにて撮影)