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2023年10月16日 (月)

田川ヒロアキ FACE TOUR 2023 Auntumn vol.1~STUDIO JTMお披露目!

 
久しぶりの音楽室DXのヒロアキくん。
10_2最近作『FACE』の発売を記念するツアーのひとコマ。V1 ショウのプロローグ。
バッキング・トラックに乗って流れ出すヒロアキくんのギター。20そこから『Sky』収録の「Ride the Wind」につなげる。
40vヒロアキくんが長年関わっているMAZDAの『ファン・フェスタ』というイベントのテーマ・ソング。
CMにも採用された曲で、MAZDAの海外マーケット向けに英語で書かれた歌詞にヒロアキくんが曲をつけた。
30v「爽快感の権化」のようなこの1曲はショウのオープニングに持って来いなのだ!0r4a0105「皆さん、ようこそいらっしゃいました。こんばんは!
いつもは『TAGAWA STATION』という名前でココ音楽室DXの舞台に上がっているんですが、今回は秋の『FACE TOUR』です。
『FACE』とは、去年の11月にリリースした私のアルバムです。
そのツアーの真っ最中でございまして、東京までたどり着きました。
また、DXさんでのソロのライブ自体が約1年振りとなります。
今日、久しぶりにお会いする皆さん…初めての方もいらっしゃいますけども…いろんなメニューとか、トークを持って来ましたので最後まで楽しんでいってください」
70v「ところで、まだまだ暑いですね~、秋なのに。
最近は秋も春も短い感じがしますね。
そんな暑い中、連休の最終日に皆さんにお越し頂いてうれしいです。
私たちはこの連休中、一昨日長野の上田市にあるレストランでコンサートをしまして、昨日は静岡の
富士スピードウエイで国家を独奏しました。
そんなこんなで、乗り物系の曲とか、景色を感じさせるような曲が、割と多い感じなんですが、皆さんも一緒に走行したり、飛んだり、景色を思い浮かべたりしながらお聴きください。
車の後は今度は飛行機の曲です」50アルバム『FACE』のリード・チューンのひとつ「WHITE ARROWS」。

「WHITE ARROWS」は下関の海上自衛隊のアクロバット飛行チーム。
18から23歳までのパイロットの卵が所属する団体で、急上昇や急降下というようなアクロバットをコンピュータを使用せず人力で演じる団体。
さて、日本で最初の飛行機は「飛行器」と呼ばれ、愛媛県の八幡浜出身の二宮忠八という人が、タマムシの羽の動きを観察してライト兄弟より12年も早く開発に成功していたんだよ。
ところが人間を乗せて飛ぶには強力な動力が必要で、とても個人ではその開発費用を賄うことができなかった。
そこで軍に援助を申し入れたが、長岡外史という山口県下松(くだまつ)出身の中将が忠八の申し入れを却下してしまった。
もしこの時、長岡が忠八を援助して飛行機を完成させていたら、軍事に利用し、日本は世界を征服することができていたであろう…と言われている。
飛行機の重要性を知った長岡は素直に自分の過ちを認め、後に謝罪したという。
忠八もエライが長岡もエライ。
コレでいいのだ。Img_7619 この曲、まさに早朝、飛行機が格納庫から出て来て滑走路を走り、離陸して大空に飛び立ち、そしてスリル満点のアクロバット飛行をしている様を音で表している感じがする。80_waそして、ヒロアキくんも翼を広げて空に舞い上がった!0r4a0054 飛び続けるヒロアキくん。
 
ここでクイズ。
旅客機ってメチャクチャ重いでしょ?
あんなに重いモノがガツン!と着陸するでしょ?
では…①格納庫で駐機している時、または②離陸する時…どちらが地面のコンクリートに与えるダメージが大きいでしょうか?
答えは巻末で…。90v続いてはファンク・ストラミングからスタートするフュージョニーな曲。
コレも『FACE』収録の1曲「Swing Picking~Evolution」。100v_sp曲は途中からジャズ・ビートに変わり、ヒロアキくんの指がフレットボードの上を軽快に滑って行く。
もちろんギターのサウンドは美しいクリーン・トーン。
…と、今日のヒロアキくんのMarshallは見慣れないヤツだぞ。110コレはもうすぐ日本でも発売となるMarshallの人気シリーズ、「STUDIO」の新しい仲間「STUDIO JTM」なのです。
実は、この国でこのモデルを公の場で使用するのはコレが初めてのこと。
ヒロアキくんが第1号のギタリストとなった!120vDXのステージではヒロアキくんは自分のアンプと同じモデルのコンボ・バージョン「JVM210C」を使っていた。
要するにメチャクチャ使い慣れているアンプなワケ。
だから、リハーサルでJTMを試して気に入ったら何曲かで使ってみて!と事前にお願いした上でこの日JTMを持って行った。90_ss ところが試してみてみると、スッカリお気に召して、結局最初から最後まで全ステージを通じて使ってもらっちゃった。
リハーサルの時、ビックリしたよ。
まずはギターをアンプに直でつないで試してみた。
バチーン、バチーンってアンプがいうワケ。
コレ、Marshall独特の音なんですよ。
ウリ・ジョン・ロートもこの音を出していた。
演奏の都合上、歪み系のエフェクターをカマしたので、本番ではこのバチーンを聴くことはできなかったが、さすがヒロアキくんだと思ったわ。0r4a0073 コレが今回発売されるSTUDIO JTMのラインナップ。140ヒロアキくんが使ったのはヘッドが20WのST20H。150スピーカー・キャビネットは1x12"のST112。
Celestionのクリーム・バックを搭載したこのキャビがまたよくできてると来てる。160上下合わせるとこうなる。170「Swing Picking~Evolution」を披露し終えたステージに戻りましょう。
「『WHITE ARROWS』は海上自衛隊の公式YouTubeチャンネルに上がっていますのでゼヒそちらでもお聴きになってみてください。
実際のアクロバット飛行の動画も見られますからね。
さて、今回の『FACE』というアルバムはコロナ禍を経て5年振りに出したアルバムでした。
その間、ナニもしていなかったワケではないんですよ。
ラジオのテーマ曲やイベントの曲などを作っていました。
アルバムに向けた曲を作ったりもしながら、『今度のアルバムはどういうテイストにしようかなぁ~』と考えていたんです。
3年半ほど前は人との接触がどうのって言われて、そういう時にはどういう過ごし方をするべきかな~と。
自分のコンサートもキャンセルや延期になったりして、今となってはあの時期がウソみたいですよね。
で、そういう状況の中で自分に何ができるのかな?あるいは、音楽で何が出来るのかな?…と。
作ったモノを届ける手段は色々あるワケですから、まずは自分の仕事である音楽づくりをしようと思いました。
でも、他のミュージシャンと長い時間スタジオに入ることすら出来ないご時世でした。
そこで自分ひとりでスタジオに入って、ドラムを叩いて、ベースも弾いて、歌も歌って…みたいな感じで1人でどこまで出来るか演ってみようと考えたんです。
それに加えてミキシングやマスタリングも自宅で全部やってしまおうと計画しました」Img_7713 「1人でやったとはいえ、妻でマネージャーの美瑞穂にサウンドのチェックなんかを手伝ってもらったんですけどね。
あ~だ、こ~だと知恵を出し合いながら、我が家で夫婦で作ったみたいなアルバムなんです。
それで、ミュージシャン仲間とかファンの方々にも会えない時代って言うのかな…でも心と心は結局つながってると思ったんです。
それで『FACE』という名前を付けてみました。
アルバムには打ち込みを一切使わず全部生楽器で作りました。
す~ごい大変でもう2度とやらない!
結構懲りたとはいえ、時間が経つとまたやってみたい!という気持ちもあったりして…で今、曲を作っていたりします」
190コレがそのアルバム『FACE』。
梅デ研のデザインも秀逸!
60cd 「今日は自分で同時にドラムとかを演奏するワケにはいかないので、自分の演奏を録音してきたモノを流しながら『1人ライブ』としてお届けしています。
バンドでは出来ないこと、バンドならではのこと、1人ならではのことをそれぞれ表現していきたいと思っております。
そんな中で作った曲をもうひつ聴いて頂きます」
曲は「ニジノート」。
コロナの真っ最中に「アートにエールを」という東京都が企画した文化事業のひとつに参加したヒロアキくんの作品。
その曲について解説を加えた。
200「私は光も全然見えないんですが、3歳の頃にはまだ薄く見えていました。
4歳になったらもう光しか見えなくてなって…色についてはほんの少しの記憶しかありません。
赤といったらこんな感じ、黒といったらこんな感じかナァ…という程度なんですが、もしかしたら実際とは全然違うかも…何十年も経っていますからね。
夕日は何となく覚えているんですが、虹は見たことがない。
虹は七色といいますがこういう感じなのかナァ?と」
そして盲学校での経験について語ってくれた。
「赤とか、だいだいとか、青とか…虹の色をドレミファソラシに付けてみた…という曲です」210「ニジノート」…私はこの曲がすごく好きでしてね。
私なりの曲の解説は以前記しているので今回は省くが、色々な工夫がしてあってとても味わい深い1曲だと思う。
240曲に合わせてバックの照明のきらめきが変化するという趣向も相まってとてもステキなパフォーマンスになった。230STUDIO JTMだけでなく、この照明も今日が初めてだったんだよ。235vココで1人ライブで使われている機材の説明。
STUDIO JTMをガツンと紹介してくれた。
ヒロアキくん、どうもありがとう!
 
STUDIO JTMの超詳しいことはコチラ⇒STUDIOシリーズの新しい仲間~今度はJTMだ!180v歌にギターにトークに…この3つで構成されるヒロアキくんソロのステージ。
MCの合間にはネックを順手で握って弾いて見せるサービスも!
似合わない!Img_7665 続けて次に演奏する「Just Do This」の解説に移った。250この曲については共同作曲者の武藤将胤さんと一緒にステージに立った、今年6月に開催された「MOVE FES.」といういイベントのレポートをゼヒご覧頂きたい。
下の写真はその時のようす。
  ↓     ↓     ↓
MOVE FES. 2023の田川ヒロアキ

300あの時の大ステージを思い出させてくれるエキサイティングなパフォーマンス!260_jdt尊敬する武藤さんとのこの1曲はヒロアキくんの音楽活動を通してひとつマスターピースになることであろう。270v「今日は前半と後半がありまして、前半は次が最後の曲です…後半もまた同じ曲を演ります。
あ、そんなことはない!
全然違う曲を演ります。
一語一句全く同じことを後半でも演れたらすごいですよね…絶対無理ですけどね。
だから落語の人とかってスゴイなって思うんです。
噺家は台本通りに一語一句全部同じことをして回るわけですよね。スゴイと思います」280噺も人それぞれです。
「昭和最大の名人」と言われた五代目古今亭志ん生は同じ噺をしても、毎回違いました。
ヒドイ時になると、前半が「八っつぁん」だったのに後半では「熊さん」と知らない間に主人公の名前が変化したりしてね…また、そこがいいんですわ。
一方、その志ん生最大の競争相手の八代目桂文楽は何度演っても数秒しか長さが変わらなかった。
ものスゴイ完全主義者だったが、年老いて上がった高座の途中でセリフが出て来なくなってしまった。
どうしたか…文楽はゴマカシも慌てもせず、「勉強し直してまいります」とお客さんに深々と頭を下げ、二度と高座に上がることがなかった。
対照的な2人はとてもよいライバルで、奥さんを亡くした時にも泣かなかった志ん生が、文楽の訃報を耳にして号泣したという。
昭和の名人の感動のお話…お後がよろしいようで。290vまったく同じことを繰り返すことができるのは噺家だけではない。
ちょっとヒロアキくんが言っているのとは局面が異なるが、私が驚いたのはクレイジー・キャッツのトロンボニスト、谷啓さん。
下は私が所属していた大学の時のジャズのオーケストラのリサイタルのひと幕。
40年以上前のこと…22歳の時に谷さんのバックでギターを弾いた。
谷さんは本番の数日前にリハーサルに来てくださった。
自分の書いた譜面をチェックするためにアンサンブルを確認して、通しでリハーサルをすることになったのだ。
通しリハでは何の迷いもよどみもなく、MCも演奏もツラ~っと進めちゃう。
もう頭の中でナニからナニまで全部出来上がっていて、我々は谷さんの指示に従って音を出すだけ。
そして、驚いたのが本番。
演奏はもちろん、MCの一言一句までリハ―サルと全く同じことを繰り返したのだ。
コレが「プロフェッショナルというモノか!」と感心した。
あ、私はもうこの頃にはプロのミュージシャンになることを諦めていました…正解でした。
脱線終わり。100_2 前半を締めくくったのは、コレも『FACE』に収録されている「金メタル」。
あの日本テレビのオーディション番組で披露して大反響を得た曲だ。300v今日もたくさんの国からオファーが来るような素晴らしい演奏だった!310_2しばし休憩。
ヒロアキくんグッズもずいぶんにぎやかになったナァ。330後半の冒頭はギターを持ち替えての登場。
普段とはチューニングが異なる曲をこれから演奏するのだ。340そのギターの解説をして…350v後半のオープニングに持って来たのは「ZERO」。360v『FACE』収録のこの曲も乗り物シリーズ。
「全国EV&ゼロハンカーレース」のテーマ。
ヒロアキくんには珍しくカントリー・フレイバーのパートがオモシロい。
370
ステージ上を歩き回るヒロアキくん。
目も覚めるようなドライビング・リズムに乗ってシャープなギター・ソロが暴れまわる!380v「まだまだ暑い暑い夏が続きそうですね…あと1週間くらい?
少しずつ涼しくなって欲しいナァ~と思います。
そして、毎年秋が短いな~と感じて来ておりますが。
次は『もう今年最後です』と言ってカレコレ10年くらい演っているこのコーナーです。
やっぱコレをやらんとね、秋が来た感じがせんやろ~」
♪チンチロチンチロチンチロチン
おお、あの虫のヤツか!
あの記事を書くのは楽しかった。
そしてヒロアキくんのおかげでエライ勉強になったわ。
   ↓    ↓    ↓
西日本豪雨災害被災者支援 田川ヒロアキの緊急チャリティーコンサート~田川ヒロアキ

390「秋童謡メタル」、童謡をメタル化したシアトリカルな組曲とでも言おうか?
パンクも童謡を激しくアレンジして演っているが、知性の高さが違う。400_dym「イエェェェェェェッ!」
やたらと猛り狂うヒロアキくん。
スゲエ迫力!410vこんなことをやっているのは恐らく日本でヒロアキくんただひとりだろう。
さらに、欧米の連中は「秋の虫の声」を味わうなんてナイーヴなセンスを持ち合わせていないであろうし、熱帯や極寒の国には秋という季節すらなかろう…ということは、この曲は世界に誇れるロック・ナンバーなのではなかろうか?
こういうことにはドンドン取り組んで欲しいものである。
人と同じことをしていてはダメよ。420vいつもの赤いテリー・シェイプのギターに持ち替え。
「私が15歳の時に作った『Red15』という曲をお届けします。
このあたりが私がハード・ヘヴィメタルの自作曲のスタートになりました。
赤いストラトキャスターを手に入れた時に…もう当時は『赤』がわかりませんでしたけど…それでズ~っと練習してヤマハのコンテストで優勝しました。
ヘビメタとかハードロックとかを聴き始めた時期にそういうギターで作った曲です」
440vそれで「Red」なのか…「15」はその時の年齢かな?
コレも『FACE』に収録されている「Red15」。
ストレートなドライビング・チューン。
フーム、もうこの頃にはヒロアキくんはインスト・ナンバーの作曲のスタイルをほぼ確立していたんだね。
曲の断片のつなげ方とか、転調とか、今作る曲と共通のアイデアがたくさん詰まっている。
やっぱり、こういう人は最初から「出来上がっている部分」を持っているんだな~。450_r15ヒロアキ・フレーズがテンコ盛りの鮮やかなソロ!
音も素晴らしい!
STUDIO JTMは歪み系のエフェクターをつないだ時に信じられないぐらいハリのあるサウンドを出してくれるのだ。
だからビンテージのリイシューとはいえ、若いギタリストがすごく欲しがってくれるのです。
460曲はエンディングに差し掛かる。
アレ~?
このカデンツァで弾いたフレーズ…『人造人間キカイダー』のプロフェッサー・ギルの笛のメロディじゃん?!
渡辺宙明先生の作曲。
このメロディが耳に入るとキカイダーの頭が痛くなっちゃうヤツ。
キカイダーは私が小学4年生の時だからネェ…ナンでヒロアキくん知ってるの?
私は戦隊モノだの、怪獣モノだのには何の興味もなくて、この笛のメロディなんてスッカリ忘れていたんだけど、金属恵比須というバンドが自分のライブに実際にキカイダーを演じた伴大介さんをお招きして、そのクダリを演じていたことから思い出した。Img_8198 「コレで東京でのソロ・ライブは年内最後になります。
また来年音楽室でやっていきたいと思います。
予定が決まり次第発表していきますので是非チェックしてください。
そしてまた遊びに来て頂けたらうれしいです。
なんか終わりみたいですけどもう少しあります」
470vそして告知。
昨日から始まった「デーモン閣下のツアー」、Marshall Blogではおなじみの「Sports of Heart」などについて触れた。
詳細については巻末でリンクしているヒロアキくんのウェブサイト「FretPiano」でご確認あれ。480「秋の田川ツアー」も継続中!V2




さて、次はヒロアキくんが弾く美しいギターを味わうコーナー。
この日に来場したお客さんには、初めて公の場で音を出したSTUDIO JTMの音色の美しさをヒロアキくんのギターで同時に堪能して頂いた。500v_ys_amまずは『FACE』から「約束」。
速弾きばかりがヒロアキくんの超絶技巧ではありません。
こうしたユッタリとしたテンポの曲の中で人が歌を歌うように弾くギターは実に素晴らしい。
「こうして歌って欲しい」と思うことをそのまま演ってくれるんだよね。
ムヤミやたらとロック的ではないし、かといってパワーがないワケでもないし、実にその辺りのサジ加減が絶妙なのだ。510その真骨頂はやはり続けて演奏した「Ave Maria」と言って良いだろう。
アチコチで耳にする歴史的名曲だけど、この曲が流れて来るとアタマの中で無意識にメロディをヒロアキくんのギターの音に置き換えてしまう。
540vステージの背面に投影された幻想的な模様もヒロアキくんのギターの魅力を効果的に演出した。530もうひとつ、今度は歌を交えてホッコリと「またどこかで」。
NHKの「B面談義」のエンディングに採用されたヒロアキくんの「優しさ」がにじみ出る1曲。Img_8072いいね、こういう雰囲気は。
ショウの後半となると「オマエら最後までイケんのカァァァァ」と、是が非でも盛り上げようとするのが普通だけどゼンゼンそんな気がない。
アレ、一度でいいから「イイエ、最後まではムリです!」って言ってやれ!
このショウのスタイルもヒロアキくんのエンターテインメントのひとつの術策なのだ。
お客さんを楽しませようと、毎回藤井聡太くんぐらい考えているから。
Img_7973「『秋のFACE TOUR』と題したツアーの東京公演…久々にソロでお届けしましたが、連休の貴重な時間を割いてお越し頂き本当にありがとうございました。
それぞれいろんな時間やライフスタイルがある中でこうやってお越し頂けるということは本当にありがたいことだ思っています。
スケジュールをチェックして頂けたら、また色々なところで皆さんとお会いできる機会があると思います。
また、お越し頂けたお客様にはSNSで今日の感想などを書き込んで頂けたらうれしいと思います」
550v「次でラストなんですが、すごく久しぶりに演る曲です。
またYouTubeがない時代にこの曲を演奏している動画が世界的に広まって何十万回と再生され、色んな方に知ってもらえるキッカケとなりました。
モータースポーツが好きなんですが運転できないので、レースの雰囲気とか色んなことを想像しながら、まだ山口に住んでた時に作った曲です」560その曲とは…「My Eternal Dream」!
私が勝手に「田川ヒロアキのテーマ」と呼んでいる一番のキラー・チューン。590v身体を前後左右に揺らし壮絶なプレイを見せる。600やっぱりこの曲はヒロアキくんにピッタリだな…って自作曲だから当たり前か。
クルクルと変わっていくスリリングな場面の数々で構成されるこの曲は何度聴いてもヒロアキくんの「名刺代わり」の必殺曲だと思う。610v「ありがとうございました!」620vTシャツに着替えて登場したアンコール。
「どうもありがとうございます。
FACEティーシャツがおかげ様で大好評です。あとタオルとかバッチとかもありますのでねチェックして頂けたらうれしいです。
アンコールでは数か月前に作ってまだCDにはなっていない曲を演ります。
コレもマツダ・ファンフェスタ関連の曲なんですが、『パーティレースⅢ』という競技がって、今年リニューアルしたのでそれに合わせた新曲を作って欲しいということでこの曲を作りました」630何とも荒々しいイメージの「KAKERU」。
勝負ごとで2位になった時の悔しさと次に機会のために燃やす闘志を歌った1曲。
なるほど!そんな勇猛な雰囲気がバッチリ出ているゾ!
650両手を広げて今ナニかを目指してガンバっている皆さんへのエールを送った。660もちろんガンバっている人には最高の音色のヒロアキくんのギター・ソロが贈られる。670v「どうもありがとうございました!
今日の模様はもしかしたらMarshall Blogに載るかもしれませんのでチェックして頂きたいと思います!またお会いしましょう。
ありがとうございました。」
ハイ、もしかしなくても載った!
  
ん?待てよ…「Marshall Blogに載るかも知れない」なんてヒロアキくんが言ってくれたけど、前回音楽室DXで取材をさせて頂いたのはいつのことかいな?
早速「マー索くん」で調べてみると…グエッ!
ナント、ナントナント、2018年12月16日の『Guitar Station』のもようをレポートしたその翌年の1月29日の記事だった!
5年前だよ!その時の記事はコチラ
しかし、こうしてMarshall Blogに記録を残しておけば5年前のライブの様子がどうでもいいウンチクを交えて細かく味わえちゃう。
ビデオではこうはいかないよ。
だからヒロアキくんが言うのだ…「Marshall Blogはもはたひとつのメディアである」と。
自分で言うのもナンだけど、コレはけだし名言ではあるまいか?
ヒロアキくん、ありがとう!
 
田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano

680vSTUDIO JTMもよろしくお願いします!

 

さて、お待ちかねのクイズの答えは…①の格納している時です。

ヤケクソに重い機体が長時間にわたって乗っかっていると、さすがのコンクリートもタマらない。衝撃よりも時間が問題になってくるのです。
690v

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Marshall Blogの索引『Marshall Blog INDEX』を作りました。
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調べごとに利用するもよし、マーブロ・サーフィンするもよし、ゼヒご活用ください!
 
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200 (一部敬称略 2023年9月18日 高田馬場 音楽室DXにて撮影)