【スタジオだより】中間英明とSTUDIOシリーズ
今日の【スタジオだより】は中間英明。
STUDIO VINTAGEとCLASSICの2種を試奏するためにお越し頂いた。…と言っても、中間さんがSTUDIOシリーズを弾くのはコレが初めてではなくて、既に2019年の9月に実戦でガツンとお使い頂いているのだ。
だからSTUDIOシリーズがどんなモデルか中間さんは先刻ご承知。
この時から大分時間が経っているので、もう1回どんなものだったか確認しておこう…といった話の流れ。まずはSV20Hから。
キャビネットはSTUDIOシリーズの2×12"を使用。
アレコレと設定を変えて試す中間さん。試奏に使用したギターは中間さんのトレード・マークの1972年製のストラトキャスター。
続いてSTUDIO CLASSICに移る。
とにかくギターを弾くことが何よりも楽しそうな中間さん。
飛び出して来るフレーズもバツグンの迫力だ。
やっぱり長いキャリアで培った豊富な経験を持つ人が弾くギターってのは重みがある。
「空気が違う」って言うのかな?
しかもSTUDIOシリーズが出す音なもんだからスッカリ聞き惚れてしまったよ。チック・コリアに『Now He Sings, Now He Sobs』というピアノ・トリオの有名なアルバムがあるんだけど、レコーディングする前にプロデューサーがマンハッタンの「STEINWAY AND SONS」のショウルームにチックを連れて行き、ズラリと並んだピアノを前にしてこう言った。
「レコーディングに使うピアノを好きに選んでいいよ」
チックはまるでオモチャを買ってもらう小さい子供のように、とてもうれしそうに片っ端からそこに展示されていたスタインウェイを弾いて試したという。
STUDIOシリーズを試奏する中間さんを見ていてこのチック・コリアの話を思い出してしまった。ピアノの「3大ブランド」といえば、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン、そしてスタインウェイ。
ま、Marshallも「ギター・アンプ界のスタインウェイ」ぐらい言わせてもらってもいいんじゃないの?…イヤ、言わせてチョーダイ。
…というのはひとつオモシロイことに気づいたから。
スタインウェイの正式な屋号は「STEINWAY & SONS」。
つまり「スタインウェイと息子たち」。 マーシャルも創設者のジム・マーシャルと息子のテリー・マーシャルで「J. & T. Marshall」という楽器店を始めたのがことの起こり。
スタインウェイより100年以上後のことだけどナンカ成り立ちが似てるでしょ? そして、そのジム(J)と息子のテリー(T)の頭文字を冠したマーシャル(M)の第1号機が1962年に発表した「JTM」。
下はその3代目のモデル。 そのJTMのSTUDIOシリーズ「STUDIO JTM」版が発売された。
日本では10月の発売を予定しているが、中間さんにはそれよりひと足にお試し頂いた。
最終的に中間さんはSTUDIO VINTAGEとCLASSICの両方のヘッドをゲット。
両方のMarshallを使ってステージで元気に暴れまくる中間さんの今後の活動が楽しみだ!
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Thin Lizzyがお好きなご貴兄に…。
そういえば、今日の記事の一番最初に載せた写真のライブの時、中間さんとこのアルバムの話しをしたナァ。
ということでまたGRAND SLAM。
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