Dan Smith's Birthday Celebrationの田川ヒロアキ
仕事の関係で離れたことも数年あったけど、生まれてからというもの、これまで私はずいぶん長い時間を東京で過ごしてきた。
「だから東京のことなら何でも知っているゼ!」なんて言うつもりは毛頭なく、今回は反対に自分の無知さにビックリしたわ。
というのは、南麻布にある下の写真の建物のこと。
ドイツ大使館にお邪魔する用事がある時、有栖川宮公園方面からフランス大使館を左に見て明治通りに出る時に通り過ぎるんだけど、コレがホテルだったとは知らなんだ!
「ニュー山王ホテル」という。日本人はこのホテルを利用することはできない。
「ニュー山王ホテル」はアメリカ軍関係者の宿発施設や在日米軍勤務者の保養施設として機能しているというのがそのワケ。
だから知らないのもムリはなかったのかも知れない。
「ニュー山王ホテル」の前身の「山王ホテル」といえば、「二・二六事件」の舞台となったことで有名だが、建物自体は当然のこと、ロケーションも異なる。
今回、パスポートを持参してそんな施設にお邪魔する貴重な機会を頂いた。ナニをしに来たのかと言うと、ダン・スミスさん。
ダンさんは田川ヒロアキ・ファンの皆さんにはおなじみであろう。
2021年の9月に放映された日本テレビの『世界進出オーディション!目指せ!グローバルスター★オファーで海外デビュー』でヒロアキくんのパフォーマンスを大絶賛して世界的な活動のサポートの約束してくれたハリウッドの敏腕プロデューサーだ。
そのダンさんの「70歳バースデー」がココで開催されたのだ。
そのパーティでヒロアキくんがギターを披露することになり、Marshallでサポートすると同時にMarshall Blogの取材をさせてもらったというワケ。コ、コレがバースデイ・パーティの会場なのッ?!
芸能人の結婚披露宴みたいじゃん!私の人生の中で間違いなく一番規模がデカイ「お誕生会」だわ。
トム・クルーズや…
ウィル・スミスなど、会場内にはダンさんと親交の深いハリウッド・スターとのツーショット写真が飾られていた。
実は、このパーティはダンさんのお誕生日を祝う会であるのと同時に、日本での活動20周年を記念するパーティでもあるのだ。そして、ステージにはMarshall。
おめでたい場所にはMarshallがよく似合う!定刻になり司会者が登場。
司会を務めたのは、ヒロアキくんも親交のあるCharlie Okamuraさんと…
2021年のミス・ユニバース日本代表の渡邉珠理さん。
アナウンスはほとんど英語。珠理さんの紹介で最初にダンさんの誕生日を祝福するパフォーマーが紹介される。
ステージに上がったのはLaniちゃん。
切れ味鋭い身のこなしのダンスで会場を盛り上げ、トップ・バッターとしての重責を見事に果たした。続いては歌のパフォーマンス。コーラス・グループ「LuvandSouL」のKentaさんの甘い歌声が客席の皆さんを魅了した。ステージは各種のパフォーマンスと会場に駆け付けたダンさんの各界の友人のスピーチで構成された。
続いてのパーフォーマンスはヴァイオリンのSongさん。Songさんは控室が同じだったので少々お話をさせてもらった。
ナント、11年もロンドンにいらっしゃった…ということで一気にロンドン話で大盛り上がり!聞いたらナント、Songさんはマリルボンの「Royal Academy of Music(王立音楽院)」の卒業生だっていうじゃないのよ!…ということはエルトン・ジョンの同窓生ですな。
この学校には立派な博物館があって数年前にMarshall Blogで取材をしています。ハジけるようなダンサブル・チューンに乗って、確かなテクニックに裏打ちされたSongさんのヴァイオリンが歌いまくる!「お客さんを楽しませよう」とするステージ・マナーも完璧でお客さんの目をステージに釘付けにしてしまった。今度はハワイ!
Nā Hōkū O Kāhealani(ナ ホク オ カヘアラニ)の登場!
「♪ドンスカドコスカ、ドンスカドコスカ」、もうコレはも盛り上がるにキマってるヤツ!
しかし、いつ何度見てもこの腰の動きには感心してしまう。
ダンさん、フラともご関係がおありでいらっしゃるのね?
まぁ、ハワイもアメリカだからね。
駆けつけたダンさんの仕事関係の皆さんも…ステージに上がり祝辞を披露した。次のパフォーマンスはR&B。
デトロイト出身のシンガー、ハーヴェイ・トンプソン(Harvey Thompson)さん。
私はR&B方面は門外漢なので自信がなくて恐縮だが、歌った曲はビル・ウィザーズかな?ハーヴィイさん、ジャズ方面の活動も活発で(こっち方面は得意)、ジョー・ヘンダーソン、カーティス・フラー、ロイ・ヘインズ、ジェイムズ・カーター等というスゴすぎる面々との共演の経験もおありだそうだ。会場はもうスッカリできあがっちゃてとてもいい雰囲気なのです。今度は声楽…オペラね。
出演はジョン・健・ヌッツォ(John Nuzzo)さん。
リハーサルを拝見したんだけど、当然のことながら本気の本番はリハーサルとは全く異なり、天地がヒックリ返るのほどのスゴイ声だった。
ご本人が歌われたNHK大河ドラマ『新選組!』のテーマソングとヴェルディの「誰も寝てはならぬ」を歌唱。 割れんばかりの喝采がジョンさんに浴びせかけられた!ダンさんもステージに上がったり降りたりで大忙し!
奥様の未薫(みか)さんもご登壇された。
山野愛子ジェーンさんもステージに上がりダンさんに祝辞をお送りする場面も。そして、宴もたけなわ。
いよいよトリの登場だ!
そう、トリは田川ヒロアキ!ようやくMarshallの本当の出番が来たゼ!爆音を出すワケにはいかないので、内蔵スピーカーを鳴らす傍ら、エミュレイテッド・ラインアウトからミキサーに信号を送り、バッキングトラックに混ぜてPAスピーカーからギター音を出してもらった。
こういう時にこのラインアウトは信じられないぐらい優秀な仕事をするのだ。まずはア・カペラでヒロアキ・ギター・サウンドを披露。
美しいMarshallトーンとスケールの大きな曲想はいつも通り。
みんなジ~ックリ見てたよ~。
ヒロアキくんのパフォーマンスを見守るダンさん。そして、バッキング・トラックを交えて最新アルバム『FACE』から「ZERO」。爆音は控えたものの、やっぱりこの日一番ハードなパフォーマンス!
ま、トリですから!…Marshallを従えて思いっきりにぎやかに演ってみました!
でも、コレだけで終わらないのがヒロアキ流。
「ZERO」を弾き終えた後、今日のお祝いにダンさんに「♪Happy Birthday to You」を捧げたのだ。
しかもギター1本でただメロディをナゾるだけでなく、凝ったアレンジのバッキング・トラックも用意していたのだ。
さすが、ヒロアキくん!
ダンさん、コレにはスタンディング・オベーションで大喜び!
そして、ひと言ご挨拶。
「Thank you very much!ありがとうございます。
ダンさん、70歳…古希…お誕生日おめでとうございます!
Happy Birthday, Dan-san!」
「今日はこんなに素敵なパーティーにお招きいただき本当にありがとうございます。
ダンさんと未薫さんに本当に感謝です。
ダンさんとは日本テレビの『グローバルスター』というオーディション番組で出会いました。
その時、ダンさんが私にオファーくださって『ハリウッドに連れて行いきたい』というコメントをくださいました。
それからのご縁でございます。
今日こうしてみなさんにお会い出来てうれしく思います。本当にありがとうございました。
Thank you very much!」パーティのフィナーレ。
集まったお客さんが再び大きな拍手で迎えたのは…
本日の主役のダン・スミスさんと双子のお姉さんのダイアナ・ジョンソンさん。
これから記念のバースデイ・ケーキに刀を入れる。お2人は双子だからして、当然同じ年で古希のお祝い。ご入刀!
おめでとうございます!そして、ダンさんからご挨拶。
今日のこと、日頃のこと、そしてこれまでのこと…心を込めた感謝の言葉が綴られた。
撮影タイムも設けられ、今日の記念にたくさんの写真が撮られたのであった。
お料理も美味しかったし、きっと皆さんの良き思い出になることでしょう。
私たちまでごちそうさまでした!ヒロアキくんもダンさんとツーショットで!
おしまい
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