塚本"JOE"旭 30th ANNIVERSARY <前編>
塚本"JOE"旭の30歳を記念するライブ。
JOEくん、まだ30歳か…フッ、まだ若いな。
若いうちはどんなことでもやりたい放題にやるがいい…ということでその「やりたい放題」がオモシロかった!
この告知に「VOOZ BORN」とある重大な発表もなされた。会場に届けられたお祝いオブジェ。
もちろん祝い花も。
ん、どれどれ…おお、「スーラジ」からだった!
カラさは足りていますか?
何なら「赤いタマネギ」もいっとけ!JOEくんグッズ色々。
ナゼか記念Tシャツが「販売中」ではなく「予約中」となっていた。
へ…?
この記念すべき日に販売するTシャツのハズなのにナンで「予約中」なのよ?
どうしても気になってスタッフに尋ねてみると…JOEくん本人の手違いで製造が間に合わなかったんだって!
本来ならこういうガラのTシャツが並ぶハズだったのに…ダイナミックなことをする人だ。
とてもいいデザイン!
コレが本当の「ヤバいTシャツ」。定刻になり客電が落ちる。
そして、緞帳に「JOEくんの歴史」ビデオが投影された。
下は「かつてはサッカー、水泳、バレーボールが得意だったスポーツ少年だったのに、どこでどう間違えて音楽を志すようになったのか」という場面。
高校の時のバンドが軽音楽部の全国大会で優勝したのがキッカケなのだそうだ。
大したもんだ。
しかし、「人間の顔」ってのは変わらないもんだね~。緞帳が上がってステージに登場したJOEくんは半裸。
まずは皮パンをはいて…と。「イヤァァァァァァ!!」
アコースティックのフライングVを下げて雄叫び一発!
こうしてショウが始まった。 そのアコースティックのフライングVを鳴らしているのはMarshall。
JCM900 4100と1960Aだ。
1曲目は「What's Up?! Crazy Girl!!」。
「♪ギャアアアアアアアアア!」
雄叫び、また雄叫び!これぞJOEくん!
滑り出しから絶好調!「オレは常にいかにロックであるか…ハードロックであるか、ヘビーメタルであるか、
そんなことを考えている。
30歳になった今日もそんなことを考えている。
そんなことを考えていた結果、ロックはインストだ!」インストゥルメンタルにアレンジしたという「D₋gate」という曲。
JOEくんのギター・テクが冴える!おお!「となりのトトロ」を鮮やかなギャロッピングで弾いて見せた!…イヤ、後ろを向いているので弾いているところが見えないぞ!
そして、激しい舞い。
ナゼか「ソーラン節」。
♪ドッコイショ~、ドッコイショ~!再びギターを手にして「Clap your hands!」。
アコースティック・ギターをMarshallで歪ませたサウンドで奏でるドライビング・ギター!(ウソこけ)
「サンキュー!」
「オレは常にいかにロックであるか…ハードロックであるか、ヘビーメタルであるか、
そんなことを考えている。
30歳になった今日もそんなことを考えている。
ソーラン節を久しぶりに踊って疲れた…今もそんなことを考えている。
その結果、オレは大都会東京の中心地、コンクリートジャングルの秋葉原へ向かった」大塚から山手線外回りに乗って秋葉原へ。
「お帰りなさいませ、ダンナさま~!」
「イヤ、今日初めてなんスけど…」
ジョーくんの「メイド喫茶潜入レポ」が具(つぶさ)に綴られていく。
ココは聴く者の創造力が問われる音声のみのスリリングな演出が施されていた。メイド姿の本人登場!
今時、メイド喫茶以外の場所でこんな典型的なメイドの姿をしている人がいるのか?と思うでしょ?
イギリスの郊外にある博物館の喫茶コーナーの店員ってキマってこういうメイド姿なんだよ。
もちろんもっとカワイイけどね。歌って踊ったキラー・チューンは「あいこめ♡フォーエバー」。
「ほぉ~むカフェ」の15周年を記念して制作されたナンバー…知らんけど。「♪愛を込めて~」
ナンだってこういうことをやりたいのかネェ。
しかし、JOEくんがやると「芸の一環として」みたいな必然を感じてしまってゼンゼン違和感がないのが不思議だ。曲がクライマックスに差し掛かると最前列で観ていたお嬢さんが狂ったように踊り出してビックリ!
それがサ、やっぱりこういう場所においてはこういうことがすごくマッチするんだよね。
突っ立って観ているよりよほどカッコよく見えるのがこれまた不思議。
お嬢さんを見ていて「阿波踊り」のスピリットを理解したような気になった。「オレは常にいかにロックであるか…ハードロックであるか、ヘビーメタルであるか、
そんなことを考えている。
やっぱりメイド服を脱いだ方がいい」「生着替えだ!」
「オレは常にいかにロックであるか…ハードロックであるか、ヘビーメタルであるか、
そんなことを考えている。
思ったんだ…ロックだけじゃロックがわからない。
だからオレは漫才をやることにした。
本日のスペシャルゲスト『超リフレイン』です!」ということで漫才コーナー!
盛りだくさんだ~!
「どうも~『超リフレイン』です。
名前だけでも覚えて帰ってくださ~い」ツッコミ(でいいのかな?)の阿賀くん。
JOEくんの同居人だとか…。
オイオイ、この人、ワタシの大学の後輩じゃねーか!
しかもまだ在学中だって!
ん?…1997年生まれでまだ「大学在学中」って…チョットまずいお年頃なんじゃないの?
今年がリミットだろう?
お笑いもいいけど、学校だけはチャンと卒業しておきなさいよ!ボケ(でいいのかな?)の市川おえくん。
1998年生まれ?…ワケェ!
アナタが生まれた時、ワタシゃもうMarshallの仕事をしていたわ!そこにJOEくんが加わってトリオ漫才に。
塚本”JOE”旭、30歳。
さすがJOEくん、ホンモノの「ワル」だけあって、板についたなかなか立派な芸でした。
「そうだ、忘れていたァァァぁ!
今日のこのライブ、誰のためのライブなのかァァァァ!
誰のワンマンライブなのかすべて思い出したァァァァ!
誰がカリスマか教えてやるぜェェェェ!」またギターを提げてジャ~ン!
「オレは常にいかにロックであるか…ハードロックであるか、ヘビーメタルであるか、
そんなことを考えている。
その結果、オレはテレパシーを習得した
オレの声が聞こえるか?
今も言ったがオレは常にいかにロックであるか…ハードロックであるか、ヘビーメタルであるか、
そんなことを考えている
そして1つ大きな言葉にブチ当たった…それは、セックス、ドラッグ、ロックンロール。
オレはセックスは好きだが、ドラッグはやっちゃいけないと思う。
だから、お前たちにもドラッグに変わる新しいものを提供しようと思う。
なんだと思う……そうだ…『カレー』だ。
最後の曲だ。聞いてくれ」
ナニ言ってんだか。とにかくアンプはMarshallゥゥゥゥ!
忘れんなァァァァ!ジャケットを脱ぎ捨て演奏したのはJOEくんの代表曲「Sex, Spice, Rock'n' Roll」。
おなじみの曲だったので思わず私も一緒に歌ってしまった!
これにてJOEくんのワンマン・ショウのコーナー終わり。
これでもか、これでもか!とチャンと仕込んで来た内容だったのでオモシロかった。
塚本"JOE"旭の詳しい情報はコチラ⇒Twitter<後編>につづく
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