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2021年10月 6日 (水)

【Marshall Blog Archive】PRAY FOR THE EARTH~We're with you!~富士スピードウェイのSHOW-YA


過日Marshall Blogで3本立てでレポートした通り、去る8月29日のコンサートでSHOW-YAは35周年イヤーを締めくくった。
7img_0008その記事の巻末に、2011年1月29日に初めて撮影したSHOW-YAのライブの写真を掲載させて頂いた。
そして、今年はその時からちょうど10年…げに時の流れは早いものである。
ところで、Marshall Blogは2008年4月21日にスタートしているので(第1日目はナント9本立てだった!)、その時の様子も当然レポートされていたのだが、私が転職したためにそのブログ自体が消滅し、当時の記事がすべて見れなくなってしまった。
でも大丈夫…消滅した約900本全ての記事と写真はチャンと保存されているから。
昔の記事を見ているとホントに驚くよ。
「ああ、そういえばこういうバンドがいたナァ!」とか「この人のライブはよく取材したナァ!」いう記事が次から次へと出て来る。
バンドが解散したり、ひとたび活動を休止したりすると、この業界ではアッという間に存在自体忘れ去られてしまうことを思い知る。
その「生き馬の目を抜く」ような世界で35年もの間、第一線でバリバリ活躍して来たSHOW-YAはやっぱりスゴイ!
そして、10年もの長い間、ライブの写真を撮らせて頂いている私はそれをとても誇りに思っている。Img_0658 さて、その見れなくなってしまった昔のMarshall Blogの記事の中に、どうしても公に残しておきたい思い出深い2011年のSHOW-YAの記事がありましてね。
今日は「SHOW-YA & ME 10th Anniversary」として、その時の記事を新しく作り直して再掲させて頂きたいと思う。
もうね、昔に書いた文章はダメなのよ~…ヘタクソで我ながら読んでいて恥ずかしくなる。
よくミュージシャンが昔の音源に照れまくっちゃうのを見かけるが、あの気持ちがよくわかります。
その「残しておきたい記事」というのは、2011年7月17日に富士スピードウェイでSHOW-YAが演奏した時のレポートなのだ。
それでは10年前に"Let's do the time warp!"(←『Rocky Horror Show』より)
 
早朝、事務所の皆さんと待ち合わせをして、mittanとさとみさんの家に迎えに行き、御殿場へ向かった。
この日、さかのぼって調べてみると3連休の真ん中だったのね?
東名高速は大渋滞。
とにかく最初っから最後までノロノロだった。
車中mittanが、景色が良い所に差し掛かると突然カバンからカメラを取り出してサッと写真を撮ったり、「渋滞どうなってんだ?」ということになれば、今度はタブレット端末を取り出して即座に渋滞情報をチェックしたりと、「女性なのに何てメカ好きな人なんだろう!」と感動したのを覚えている。

05高速を降りてからはスイスイで、結果的に何ら問題なく現場に到着した。
20_2天気が良くて暑い日だったな~。
でも、富士山の写真がただの1枚も残っていないんだよね…というか、結局一度も富士山を見なかったような記憶がある。10到着して早速会場の近くにある駐車場でリハーサル。

40カンカン照り!

60v本番に演奏する曲をひと通りさらってリハーサルは終了。

70この日は『2011年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦』の決勝レースということだった。
観客スタンドのようす。
暑いもんだからお客さんは直射日光を避けてみんな後ろの席の日陰に入っちゃってる。
そして、レース終了後にSHOW-YAとEARTHSHAKERが登場し、『PRAY FOR THE EARTH~We're with you!』と銘打った東日本大震災復興応援ライブが開催されるという寸法。
この時、「東日本大震災」はたった4ヶ月前の出来事だったからね。
80コースには出場するレーシング・カーが並び、エンジンの音と排気ガスのニオイで否が応でもレースの雰囲気が高まってくる。90コチラはバンドのファンの皆さん。
手を振っている人もいる。
SHOW-YAやEARTHSHAKERのメンバーの皆さんがスタート前のシーンを見届けようとコースを挟んだこっち側の展望デッキに並んでいるのだ。100スタート5分前。
コースの中央にはマイクが2本セットされている。110発走の前に恵子さんとMARCYさんが「君が代」を斉唱したのだ。
そして2人の「Start your engine!」の掛け声。
恵子さん、楽屋で練習してたっけ。
この「Start your engines」というのは「インディ500」由来のレースのオープニングの決まり文句だそうで。
インディでは「Gentlemen, start your engines」と、「Gentlemen」をくっつけて「engines」と複数形にするそうな。
120vそしてレースがスタートした!130…と言ってもわかんないんだよね。
この時の他にも、ココ富士スピードウェイに来ているし、筑波サーキットに何回も行ってレースに接しているんだけど、ナニをやっているのかがサッパリわからないんだよね。
もちろん車が走って速さを競っているのはわかるんだけど、そのドラマが読みほどけないワケ。
ナンカいつも知らないウチに終わっちゃう。
140ただ、エンジンの爆音と目の前をすっ飛んで行くレーシング・カーの疾走感は筆舌しがたい魅力があることはわかる。
それを写真に撮るのは結構オモシロい。
シャッター速度を少々遅めにしてカメラを車の動きに合わせて動かす「流し撮り」ってヤツ。
150今回も知らない間にレースが無事終了。
さっきのコースのスタート地点にステージ・トラックが設置される。
コースがアリーナ席に早変わり。
170レース用の観客席からもライブを観ることができる。
ライブだけを観たいファンのために、夕刻から入場できる入場券が発売されたそうだ。
160そして開演の時間となる。
SHOW-YAの出番は最初だ…と、どこからともなく車のエンジン音が…。180コースの彼方から走り寄って来る5台の車!
そう、この車の中にメンバーがひとりずつ乗っているのだ。190そして、SHOW-YAの100万馬力のエンジンがスタート!200寺田恵子210v五十嵐☆sun-go☆美貴

220v中村"captain"美紀

230v仙波さとみ240v角田"mittan"美喜250v1曲目は「限界LOVERS」だった。270v屋外の開放的な雰囲気に包まれてノッケからハジけるような演奏が飛び出す。280sun-goさんはもちろんMarshall。
今と同じセットだ。290v「Start your engne!」…2曲目は「Out of Limits」。320v_ool すさまじいドライブ感!340昼間のレーシング・カーの疾走感と何ら変わらない!330vもう1曲続けて「TROUBLE」。
360vこれまたmittanが叩き出すストレートなビートが最高に気持ちいい!

350_tr鮮やかなブレイクの後、sun-goさんのソロ炸裂!

380vキャプテンの分厚いキーボーズのキメ・フレーズがそれに続く。

Img_0550 MCを挟んで…「欲しいモノは……奪いとれ~!」390v_ubtアタマ4曲、まだレースが続いているかのような激しい猛攻が続く。400いつものことではある。

410おかげでアリーナ席は大盛り上がり!420_2MCをはさんでキャプテンの「手回しオルガン」…もしかしららこのパートは演らなかったかも知れない。
最初の頃はスキップしていたからね。

430v_rsそして、sun-goさんが♪ゴンゴロゴンゴロと刻み込む。440_2曲は「流星少女~Shooting Star 196X~」。
いつも書いているけど、私にとってとても思い出深い1曲。
ナントならばSHOW-YAさんとお付き合いさせて頂き出して、一番最初の新曲だったから。
700v東京キネマ倶楽部でのビデオの撮影にもお邪魔した。
思い込みってのは恐ろしくて、このビデオが先にありき…かと思っていたら、ナント、撮影したのはスピードウェイの半年後、2012年になってからだった!460_2mittanのドラムからスタートするのは「Get ny Beat」。

470_gmb_2コレも『Denuine Diamond』に収録された当時の超新曲。480vメチャクチャ「攻め」のセットリストだったんですな~。
コレがSHOW-YA魂!490v続けて「Metallic Woman」。500_mwさとさんのヘヴィな低音が富士の裾野に鳴り響く。
間違いなく須走口までは届いたことだろう。510v恵子さんもスゴいテンションでハード&へヴィなチューンを歌い上げる。
屋外、しかもカーレース場ということで普通の屋内の会場で演るより気分が高まっていたのかな?

520しかし考えてみると、こうして10年間ご一緒させて頂いていて、野外のステージって『Aurora』リリース時のチッタ以外はコレだけかな?
何かもっとあっても良さそうなものなんだけど…ホントにコレだけかな?
いいんですよ~、私は完全にインドア派だから。

610_2最後のセクション前のMC。
恵子さんはこの富士の裾野から、震災で被害に遭った地域の皆さんを励まし、被災地以外の方々も含めてみんなで助け合っていくことを呼びかけた。
とても力強いメッセージだった。530_mcMCを挟んだらもう最後のセクション。
sun-goさんが弾き出したのは「私は嵐」!

540v_wa人気のナンバーが飛び出して更に盛り上がりを増した!Img_0667 sun-goさんのソロから~…
Img_0923さとみさん!580そして…

590嵐ポーズ!
キマった~!

600v10年前も今も全く変わらないカッコよさなのだ!

620v続いて「BATTLE EXPRESS」。630しかし、濃いセットリストだな~。
もう1回この場に戻りたいな。640中盤のキャプテンと…

650vsun-goさんの掛け合い!

6602人とも気合の入ったフレーズの応酬でスリリングなバトルが展開した。

670v

680そして、10曲目。
最後の曲は「Fairy」!

690_frこの特別な機会を締めくくるにふさわしい5人の情熱的なパフォーマンス!
450v

570v

720v

Img_0790

730vFairyポーズもバッチリとキマった…って写真はそういう風には見えないね。
コレがホントの「I can't see」。

735最後の追い込み!

740そして、富士の裾野でサオ回し。
ヘッドが富士山に当たらないように注意して…

760バッチリ回りました!77010の珠玉のナンバーでつづられたゴージャスなロック・ショウ。
問答無用で素晴らしかった!Img_0913帰りも大渋滞!
も~、東名高速に乗った瞬間から車動かず。
でも、車内は楽しかったナ。
帰りは恵子さんも一緒で、「今では使われなくなった言葉シリーズ」みたいな話で盛り上がった。
「衣紋掛け(えもんかけ)」とか「チリ紙」とか…。
私は恵子さんと同じ世代なので意見はバッチリ同じ。
私なんかヘタをすると今でも「ハンガー」とは言わずに無意識に「衣紋掛け」って言っているかも知れない。
お母さんがそう言っていたからね。
そして、車の中が静まり返った時、スタッフのお1人が「♪降り注ぐ光浴びて…」と小声で「Fairy」を口ずさみ、続けてつぶやくようにこうおっしゃった。
「『Fairy』ってステキな曲ね…」
私は助手席に座っていて後ろから聞こえて来たこの言葉に強く感動してしまった。
そりゃ自分の事務所のアーティストの曲なのだからして、作品をホメることはごく当たり前のことかも知れないが、そういうのとは全く違ってスタッフが心からSHOW-YAの音楽を愛でている気持ちがロマンティックに私の心に伝わって来たのだ。
今日の記事を再掲したかった理由のひとつは、どうしてもこのことが書きたかったから。
 
この後、用賀までズッ~と渋滞!
予定では朝集合した場所で解散することになっていたが、終電に乗り遅れる危険性が出来たため、途中の渋谷で高速から降りて頂いて、最終的に地下鉄で家路に着いた。
長く、楽しい、忘れ難い10年前の夏の1日だった。
そして、この貴重な富士スピードウェイのSHOW-YAのライブが半永久的にMarshall Blogに記録されることになった…めでたし、めでたし。

780さて、全編英語詞による新譜『SHOWDOWN』が11月に世界発売も決定したSHOW-YA。
意気揚々と世界を狙う今後の動向が楽しみだ!
 
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャルサイト790cdSHOW-YAファンの皆さん、この後も見てね!
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下のバナーに使用されている写真は1985年にSHOW-YAが出演したロンドンのMarquee Clubの現在の姿です。
この時の様子を語ったsun-goさんのインタビューはコチラ

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200(一部敬称略 2011年7月17日 富士スピードウェイにて撮影)