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2021年9月13日 (月)

SHOW-YA 35th Anniversary Live FINAL 『Get Over』<中編>

 
<中編>は「夜シリーズ」の後のMCから。 
「皆さん楽しんでいますか?
35周年のファイナルなので、みんなと声を出しながら演れる曲をイッパイ選びたかったんだけど、それってSMじゃない?
上から目線のライブになっちゃって…それじゃパワハラじゃない?
それはやっちゃいけないと思って楽しくない曲を選びました」
「暴れる系」でなくても、皆さん十分お楽しみ頂いていますよ~。
 
「SHOW-YAの曲は悲しい恋の歌が多いでしょう。
『夜が来るまで眠りたい』も『夜のせいじゃない』もどっちも悲しい歌じゃん?」
会場全体がシーン。
「メンバーはしゃべっていいんだよ!みんなも声が聞きたいよね?」
ココで恵子さんが曲のタイトルについて解説。
「夜のせいじゃない」は元々「冬のせいじゃない」だったそうだ。
せっかく「季節限定の歌」を作ったのに、その季節にしか歌えないのでそのタイトルがNGになってしまったとか。
480v「35周年なのでアルバムを作っちゃいました!
明日だよね、リリース?」
会場シーン。
舞台上もシーン。
「チョット!メンバー!無視しないで!
私のリサイタルじゃなくてSHOW-YAのコンサートなのッ!」S41a0353 「レコーディングは一昨年やって、本当は去年リリースの予定だった。
でもコロナで延期になってしまったの。
そして、11月に海外リリースもキマりました!
世界でリリースされるけど、それは世界に飛び出して行くことではなくて…日本を離れるなんてことは絶対ないです。
みんなと一緒に歩みを続けていきたいのです」
会場拍手!
「もう少し拍手してくれッ!少しぐらい私に水を飲ませてくれ!
寺田飲みます!」S41a0363 SHOW-YAの海外といえば…筋金入りのファンの皆さんには「釈迦に説法」となってしまうが、SHOW-YAは1985年11月25日にロンドンのMarqueeに出演しているからね。
135vスゴイよな~。
マーキーですよ、しかも栄光のマーキー2号店!
向こうの人は「マークゥイー」と発音しますけどね。
そしてイギリスは「Mar」で舌を巻かない。
ただの「マー」です。
マークゥイーの2号店があったのはソーホー地区のウォードー・ストリートという繁華街で、The WhoだのLed Zeppelinだのが散々出演したワケだけど、私はこの前を通るたびに「SHOW-YAはココに出たんだもんな~」と毎回感心するのである。
その時の様子をsun-goさんにインタビューしているのでMarqueeに興味のある方はコチラをどうぞ!
  ↓   ↓   ↓
【イギリス-ロック名所めぐり】vol.20~Marquee物語 <後編>
70r4a0144_2「今日はそのアルバムから少し演ります。
みんなもう頼んでいるのかな?
初回盤にはミュージック・ビデオが付いているのだ!
もう観た人?」
会場から多くの数の手が挙がる。
「手を挙げてないヤツはどこだね?…あ、コレがパワハラだね!
ゼヒ初回限定盤をお買い求めください」

500vコレがこのコンサートの翌日にリリースされたSHOW-YAの12枚目のアルバム『Showdown』。
「showdown」とは「ドタン場の対決」という意味。
ポーカーで「勝負!」という段階で手持ちのカードを全部見せる。この時の合言葉は「Showdown!」。
…すなわち対決する時なんかも「showdown」と言う。
SHOW-YA初の世界発売をもくろみ全曲英語詞となった意欲作。
海外でのリリースは11月12日を予定している。490cdまずはアルバムのオープナーであるリード・チューンの「Eye to Eye」。510_etemittanの疾駆するドラミングがゴキゲンのドライビング・ナンバー。540sun-goさんはギターを持ち替え。
ハードな曲調にロマンティックなソロが耳を惹きつける。530そして、恵子さんの完璧な英語のボーカルズ。
いつかのMCで「特訓している」っておっしゃってたもんな~。
520「♪Lights and city, roaring city」のメロディがとても印象的な「TOKYO, I Scream」。550_tisリズム隊の2人がハードにはじき出すダンサブルなビートで客席がうねりだす。560v

S41a0767ドスの効いた恵子さんの「♪I sceam」から…

590vsun-goさんのカラフルなギター・ソロへ。
賑やかな曲で会場の熱気が更に増した!

580vアルバム7曲目の「Thunder」はタイトル通り疾風迅雷!
sun-goさんお得意の開放弦を使ったフレーズのイントロからスタートして最後まで徹底的にブッちぎる!600v_thdこういうドライビング・ナンバーでの恵子さんの勇ましいこと極まりない歌いっぷりは日本のロック界の宝だぜ。610キャプテンのオルガンがメチャクチャかっこいい!620以上、『SHOWDOWN』から3曲を披露。
やっぱり歌詞が英語でも日本のメロディに乗ると日本の曲に聞こえるもんだナァ。
つまり、SHOW-YAが奏でる音楽はトコトン「SHOW-YAの音楽」に聞こえるというところがスゴイ。
そして、このスタイルで海外に殴り込みをかけるところが大変に頼もしい!
欧米には十二支十干がないので「還暦」という概念はもちろん通用しないけど、「還暦間近の淑女がハードロックを引っ提げて海を越えてやって来る!」なんてモノスゴイことですよ。
そんなことができるのは世界でSHOW-YAしかいまい。
とにかく善戦を期待して止まない。630軽脱線。
「Showdown」で思い出した。
1966年の『テキサスの5人の仲間』というアメリカ映画。
主演はヘンリー・フォンダとポール・ニューマンの奥さんのジョアン・ウッドワード。
ジェイソン・ロバーツやバージェス・メレディスという名優も出演しているヘンリー・フォンダ生涯最後の出演作。
この作品、原題を『A Big Hand for the Little Lady』という。
ココの「A big hand」というのはポーカーの「モノスゴイ決まり手」という意味。
そして、下のポスターの左下の「Play it close to the vest」というのは「手の内を見せるな」ということ。
メチャクチャ面白い作品なので、チャンスがあれば映画好きの方はゼヒご覧になってマンマとダマされてください。
この映画、「showdown」するかしないかがものすごく大きな意味を持っています。7abh
「アルバムの中から3曲聴いてもらいました。
どうですか?
CDには訳詞も入っているのでどんなことを歌っているのか調べてみてください。
よろしく!」

10v「飲み物を飲みたい人は飲んでね。
でも絶対にマスクをハズした時はしゃべっちゃダメだよ。
早く口角の上がったみんなの顔が見たいね!後半はみんなの顔を一人ずつ見るから口角上げてね~。
マスクが動くぐらい上げてみて!」
S41a0555「口角をあげられなかったらウインクでもいいよ。
メンバーにイッパイ愛を送ってください。
私たちもその愛にイッパイ応えていきます。
セットリストもイッパイ送ってくれてありがとう。ユックリ見せてもらいます。
アルバムをたくさん出しているのでその中から選ぶのは本当に大変だったと思います。
 
さぁ、お待たせしました!
ココでメンバー・コーナーです!」0r4a0142 「皆さんこんばんは、mittanです。
配信の皆さまお元気ですか?
マスクの話が出ましたので、マスクに口角の絵を描いて来てくれたらうれしいナァ…なんて」

20_2「35周年ファイナルですが、40周年、45周年に向かって精進していきますので、今後とも何卒よろしくお願いします!」

30v「こんばんは、さとちゃんで~す。
元気です…元気ですか?
今回はコロナでいつもと違うライブなんですが、その中でも皆さんの暖かい拍手がうれしく、心に沁みています」
40v「私も暖かい心を忘れないようにしたいと思います。
いつも来てくれてありがとう!
配信もありがとう!」

50v「こんばんはキャプテンです。
会場の方、配信の方、ありがとうございます。
メンバーのみんなも言いました通り『感謝』しかないです」

70v_3「皆さんがズっと応援して来てくれたからこその35周年なので、コレからも皆さんの応援に応えられるようにガンバります」

80「チョット!今日って29日?…昨日お誕生日でした~!
コレで前3人、同じ歳になりました」S41a0179 前日の8月28日はさとみさんのお誕生日!
自らの手で年齢を表すさとさん。
左は「5」、右手は「3」になってた。
ウサギちゃん。
7s41a0591「こんな大変な時に、激震の渋谷へ来てくれて本当にありがとうございます」

90v「今、命がすごく大事だ、って思います。
ココにいるみんなが一人も欠けることもなく本当に楽しめるように生きていきましょう」

100_2「演奏しているときはコワいメンバーですが、しゃべるととても純粋な心を持っているメンバーです。
 
私たちアラカンじゃん?
『アラカンで世界を目指す』ってどういうこと?
アラカンで世界を目指すなんてSHOW-YAだけじゃないの?
今日は特別な日なのでいつもは演らない曲を演ります!」110vその「いつもは演らない曲」はキャプテンのピアノから始まった。120_uk「♪最終の列車から…」
1990年の『HARD WAY』収録の「うちにかえろう」。
S41a0465うん、いつも演らない。
ジックリと恵子さんの歌声を味わう。
140そして、sun-goさんのハートウォーミングなソロ。
激しいばかりがsun-goさんのギターじゃない。150v_2ドラム台に腰を降ろして最後までジックリと歌い込んだ恵子さん。
「♪はやくうちにかえろう」
160v_2そう!「家」が一番。
恵子さんの歌を聴いていて今度は『オズの魔法使い』の最後のシーンを思い出した。
…ということで今日の本脱線。
 
善玉の「北の魔女」に言われて、ドロシーが赤い靴の踵を3回合わせて口にするセリフ。
「There's no place like home」
72heel「There is nothing like~」で「~より勝るものはない」という意味になる慣用表現。
アーヴィング・バーリンの「There's no business like show business(ショウほど素敵な商売はない)」とかね。
アメリカ人は引っ越しなんかヘッチャラみたいなイメージがあるけど、実はそんなことなくてやっぱり住み慣れた家がいいにキマっている。
だから「家」をテーマにしている映画って結構あるんだよね。
『フォレスト・ガンプ』なんかもそう。
ガンプはいつも「家に帰りたい」と言っていた。
 
さて、その「There is no ~」の後の「like」を「but」に換えてみる。
例えば「There's no darkness but ignorance」。
コレはシェイクスピアの『十二夜』に出て来る名言。
「ignorance」とは「無知」のこと。
つまり「無知の他に暗闇はない」という意味になって、「およそ暗闇とは無知に外ならず」…けだし名訳ですな。
つまり「勉強しろ」ということよ。
何でこんなことを書いたのかと言うと、前回ロンドンの繁華街の中心にあるレスター・スクエア(Leicester Square:<前編>で紹介したSHOW-YAが出演したMarqueeというライブハウスへあるいて10分チョットぐらいのところにある有名な公園)にあるシェイクスピアの像にこの言葉が記してあるのを発見したからなの。
今日の脱線終わり。

Ws さぁ、ココからは「夢のセットリスト」でリクエストが多かったコーナーに突入だ!
 
キャプテンのキーボーズのソロ。
ちなみ「Keyboards」といつも複数形にするのが正しい英語。「vocals」も同様。
「vocals」というのはパートの名称で、ネイティヴの人たちは「vocal」ように単数形で使わない。
170毎回変わる趣向が楽しみなキャプテンのソロ。
今回はオルガンをフィーチュアした内容。200_2オルガンのサウンドで鍵盤を力強く叩く姿にハードロック・キーボーズの原点を見た気がした!

210v_2ド迫力の演奏に送られた大きな拍手に応えるキャプテン!72s41a0799 続いてはmittanのソロ・コーナー。720r4a0327 前半はいつも通りノリノリのディスコ・ビートやクラシックの名曲にシンクロさせてプレイするスタイル。
今回引用したのは「わが祖国」…つまり「モルダウ」。
スメタナは…チェコか。
オモシロいプレイだった。240そして、後半は長い四肢を駆使しての熱血ドラミング。
260v35周年イヤーを締めくくるにふさわしい「心技体」が巧みに組み合わさったドラム・ソロであった。250_2こちらも大歓声が送られた。270v_22人のソロ・パフォーマンスの後は「SHOW-YAの方程式」に則ってsun-goさんが「You Turn Me Over」が続く。280_ytmo皆さんのご希望通りの展開で最初の大きなクライマックスがやって来る。290vsun-goさんは下手へ移動していつもの通りのサオ・チームのフォーメーション。

300キャプテンとも。

S41a0795 メンバーを紹介して…「SHOW-YAにはとても大切なメンバーがいます!」

0r4a0272「And…and……and………You!!!!」

320「ウォォォ!」という歓声は起きないにしても、引けを取らない熱気あふれるレスポンス!

325「We are SHOW-YA!」0r4a0382フロント3人のフォーメーション。
ハイ、まずは下手~!

0r4a0389今度は上手~!0r4a0397 最後はセンター!

0r4a0405ココのコーナーはいつも楽しいナ。
「SHOW-YAを観てる!」ってことを実感するワイ。
350そうして『Get Over』は早くも最後のセクションに突入する。
 
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャルサイト

365<後編>につづく
  

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200(一部敬称略 2021年8月29日 LINE CUBE SHIBUYAにて撮影)