TREASURE☆ISLAND SEASON 38 <前編>~JEKYLL☆RONOVE & 5th DRAGON
『TREASURE☆ISLAND』というドラマーのSHOWさんが企画するイベント。
「SEASON 38」だから38回目! スゴイね。
大変ですよコレだけ続けるのは。
「Treasure Island」…「宝島」か。
何でもラスベガスにあったホテルの名前らしい。
相当カジノで儲けさせてくれそうないい名前ですな。
そして、「宝島」といえばスティーブンソンね…読んだことないわ。
でもこの小説を題材に据えたキース・ジャレットの『宝島(Treasure Island)』は一時期よく聴いた。
このアルバムのジャケットには「Treasure Island」と題したキース作の詩が載っているんだよね。こんなの…
The treasure has always been there
It is not hiden but is only where certain people would look at all
Thus it remains a secret to the rest and to solace themselves
They say it's hidden Or buried to still their invading thoughts
ーーー
Some are calm and content or at peace, in their words
Some are stirred and cloudy but they are improving their vision
ーーー
Of the island
Of themselves
宝物はいつもそこにある
隠されてはいないのだが、特別の人にしか見えない場所にある
だから他の人には秘密のままで、その人たちの心を和らげている
彼らの邪な考えを沈めるために宝物は隠されているか埋められているらしい
―――
ある者は穏やかに満足気に、彼らの言葉の中の安らぎにおいて
ある者は興奮交じりに陰鬱に、しかしその者たちの見方を向上させている
―――
島の
自分自身の
…ってか?
こういう文芸の英文の翻訳は本当にムズカシイ。
ナンチャッテで訳せたとしても意味がわかんないわ。
キースはナニを言いたかったんだろう?…勝手に解釈すれば、コレは「音楽」のことと思ったりして…。
いろんな音楽があって、それらはいつでも聴くことができる宝物だけど、楽しみ方を知らないがために、それが「宝」だということがわからない…ナンチャッテ。
そのキース・ジャレットも脳卒中を二度患い、76歳にして演奏活動に復帰することが不可能になってしまった。
今年の2月にはキースのライバルだったチック・クリアも亡くなってしまった。
もはや桂文楽を失ってしまった古今亭志ん生のようだ。
「レジェンド」と言われるクラスのアーティストたちがひとりずつ姿を消して行くサマを見るのは音楽がドンドン衰退していくようで本当に心苦しい。
さて、新横浜の「宝島」、トップに登場したのはThe 5th DRAGON。
ボーカルズはBoss the Golden Scream。
「鋼鉄(メタル)に選ばれた5つの戦士(エレメンツ)」がThe 5th DRAGON…なんだけどこの日のエレメントは4つだった。
ギターのKenten of White shredはお休み…まさかメタルだけに更迭されたんじゃないでしょうな? サウンドは純正和風ヘヴィ・メタル。
Dokumisoさん、モンゴルのギタリストみたいで雰囲気満点。
ギター・ソロでふんだんにフィーチュアされていた。
もちろんMarshall。
物販の紹介コーナーではQRコードまで出て来たよ!
みんな色々考えるな~。最初から最後までゴリッゴリのメタル・チューン。
イベントのトップ・バッターとして大いに盛り上げてくれた!
5th Dragonの詳しい情報はコチラ⇒The 5th DRAGON Official Website
続いてステージに上がったのはJEKYLL☆RONOVE。
Jekyll
いつもの愛器、Silver Jubilee2555Xと1960BVのコンビネーション。
そして、MayoちゃんはNATALなんだよね~(N★OTOくんのビデオのJekyll風に)。
オープニングはファースト・フル・アルバム『E=mc2』から「Rage Again」.
ん~、コレコレ!
もうJekyllの歌声はいつ聴いても最高だわ~!アレ?
考えてみると『ジキル博士とハイド氏』の原作は、『ジキル博士とハイド氏の奇妙な事件(The Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde)』といって、作者は『宝島』と同じロバート・ルイス・スティーヴンソンじゃないの!
まだ音源になっていない新しい曲。
ジキロノらしくストレートにドライブする曲。
私は今回でコレが2回目のYouさん。
何の違和感もなし。
ズッと昔からこのポジションで低音を弾き出してきている感じ。だってこんなになかよしなんだモン!
「ありがとうございます!
皆さんこのような中、起こし頂きありがとうございます。
ご視聴頂いている皆さんもありがとうございます」
「緊急事態宣言が出ている中、感染防止対策をバッチリして頂いています。
生ライブの躍動感は伝わっているでしょうか?
音の中に私たちの感謝の気持ちを目いっぱい詰め込んでお届けします。
シッカリ受け取ってください!」
Mayoちゃんのワイルド極まりないドラムスが暴れまくる「Seize the Day」。
セカンド・アルバム『A Dream with a Dream』のオープナーにしてリード・チューン。
ベースのピックアップ・ソロ!
そしてN★OTOのソロ。
やっぱこの人はレスポールのイメージだな。「ストラトキャスターはリズムを弾くギター」、そしてレスポールは「メロディを弾くギター」なのだそうです。
「どうもありがとう!
サビで手を上げてくれてメッチャうれしいです!
声も出せないこんな状況の中、何回もライブに来てくれてとてもありがたいです。
ヘアメタル研究会の皆さんにもお世話になって20年ぐらいになります」
「あと2曲演ります。
コブシでお願いします!
最後行っちゃっていいですか?!」
Mayoドラムでスタートするのは「SURVIVE」。
コレも『E=mc2』のオープナー。
しかし、カッコいい声だにゃ~。
そんな熱唱に呼応するかのような気合の入ったソロ。
もちろんリズム隊の2人にも抜かりは1ミクロンもない!
しかし、この人もロックを歌うために生まれて来たような人だね。
ステージに上がって声を発するだけで空気が締まるんだよね。
生徒たちが自習していたところにコワイ先生が入って入って来て教壇に登った感じって言うのかな?こうしてジキロのの出番もクライマックスを迎える。
最後を締めくくったのはコレもキラー・チューンのひとつ「Guilt and Innocence」。
今回は5曲とアッという間だったけど、ジキロノらしさを十分にアッピールできた4人だった!
次回のステージは6月20日、新宿Wild Side Tokyoでのイベント。
また単独公演でジックリ観るのがが楽しみですな。
JEKYLL★RONOVEの詳しい情報はコチラ⇒JEKYLL★RONOVE official site
ところで、N★OTOくんのデモビデオはご覧頂いておりますかな?
Marshall初のモデリング・アンプ「CODE」のデモンストレーションね。
まだご覧になってない方は今ココでゼヒ!
JekyllもMayoちゃんも出て来るヨ!
それからMarshallのレコード屋さん「マーシャル・ミュージック・ストア・ジャパン」がオープンしました!
Marshall Recordsのバンドの作品を販売するお店。
ゼヒ冷やかしにいらしてくだされ!
コチラへどうぞ!⇒Marshall Music Store Japan