【NAONのYAON 2021】vol.2~Mary's Blood & Gacharic Spin
「待ったァ~?お待たせ~。
ナニも返って来ないとさびしいね。
改めまして『NAONのYAON』へようこそ!
令和になって初めての『NAONのYAON』ですが、会場にはお客さんはいません。
ココにいるのはスタッフとミュージシャンとミュージシャンの関係者…ガラ~ンとしています。
雨の中でガンバっているアーティストたちにいっぱいコメントくださいね!
さぁ~、盛り上がっていこう!」恵子さんもさすがに最初はやりにくそうだったけど、そこは百戦錬磨の「寺田恵子」のこと、すぐに流れを掴んでいつも通りのMCを展開した。
「今日は目に見えないモノとの戦いです。
致し方なく配信になりました。
どんな形にせよ、みんなの魂に届くよう、生音を聴いているような錯覚を起こさせるメンバーがイッパイ出て来ます。
どうぞ楽しんでください。
ということで、まずは『NAONのYAON』のタイム・キーパー、時の番人、神取忍さんです!」やっぱりこうでないとね。
でも今回は、「密」を考慮して「時の番人チーム」は神取さんおひとりでのご登場。
「何かいつもと雰囲気が違うね!」楽屋で神取さんが恵子さんのことを「おねえちゃん」と呼んでいたのが外へ流れてしまった、という話で大盛り上がり。
「気を付けなきゃダメだよ~!ガハハハハ!」「今年もビシビシ仕切っていくのでよろしく!
このホイッスルで警告するからね!
コレが鳴ったら速やかに退場してもらいます」
いつもはゴングを鳴らしていたけど、今日は「笛」。「OK~!それじゃカウントダウンいくよ!
10、9、8、…3、2、1、ゼロ!
最初のバンドはMary's Blood!」
前回同様、Mary's Bloodで『NAONのYAON 2021』は幕を開けた!
そしてサポート・ギターのYASHIRO。
遠慮なしに飛び出す大轟音!
笑っちゃうぐらいスゴイ。
Maryには配信も有客も意味をなさない。1曲目はMaryのスタンダード・ナンバー「Coronation Day」…「戴冠の日」。
SAKIちゃんのギターが雨の野音に鳴り響く。
その激音はもちろんMarshallから。
愛用のJVM410のタトゥー・シリーズのハーフ・スタック。息もつかせぬMary'sメタル・サウンド!
スカっとするぜ!2曲目はアルバム『CONFESSiONS』から「アルカディア」。
これまた巨大な岩石が崖から転がり落ちて来るような爆発チューン。
SAKIちゃんがシュッレッドしまくる!
会場には歓声はなかったが、お茶の間(っていうのかな?)では「チャッキー!」の掛け声が飛び交っていたことだろう。
ところで皆さん、「配信、配信」っていうけど、こういうの一体ナニでご覧になっているのですか?
イスに座ってデスクトップ・パソコン?
寝っ転がってノート・パソコン?
パソコンをテレビにつないでコタツでミカンを食べながら(冬季限定)?
スマホ?
他にも方法があるのかしらん? 最後を締めくくったのは、アルバム『FATE』でも締めくくり役を演じている「Queen of the Night」。
「夜の女王」…ヴォルフガングですな?
いつものことだが、持ち時間一杯に「これでもか!」というMaryならではのメタル・サウンドを聴かせてくれた5人!
今回の『NAONのYAON』も激しい幕開けでございます。
コレでいいのだ!Mary's Bloodの詳しい情報はコチラ⇒Mary's Blood Official Site
「Mary'S Bloodでした!みんな拍手してね~。
一昨年も一発目だったっけ?」
「はい! 元気を出していこう!という大事なポジションですから気合を入れて演りました!」「EYEちゃんは字もウマいし、お裁縫もできるんだよね!」
「いつか恵子さんの衣装を作りたいんです。
すっごく可愛い衣装を着て欲しい!」
おお~、楽しみだ!
EYEちゃんの作った衣装だけ合って恵子さんと「相性がいい」…ナンチャッテ。「しかし、配信があってヨカッタ。
これからの『NAONのYAON』のスタイルも変わっていくかもしれないね。
そして、Mary's Bloodにはまだまだ秘められた部分があると思う。
コロナが収束したらみんなも是非ライブに足を運んで欲しいと思います」
「よろしくお願いします!」
2番目に登場したのは、常連のGacharic Spin!
はな
TOMO-ZO
オレオレオナ
そして、F チョッパーKOGA。
演奏したのは3月にリリースしたばかりの4枚目のアルバム『Gold Dash』からの3曲。
まずは「FRUSTRATION」。そして、タイトル・チューンの「Gold Dash」。
そして「超えてゆけ」。
さかのぼって調べてみるに、Gacharic Spinは2014年、『NAONのYAON』が復活した翌年から毎回欠かさず出演している。
その間、ダイナミックにメンバーやバンドの形態が変化してきたが、ブレないんだよね~。
今回もアンジーちゃんが伝統のけん玉芸を披露してくれたが、どんなにバンドに変化があってもGacharic Spinでいるのはスゴイことだと思う。今年もGacharic Spinのステージは最高に楽しかった!
Gacharic Spinの詳しい情報はコチラ⇒Gacharic Spin Official Web Site「いつもはメンバーみんなに話を聞いているんだけど、今回はコロナで代表者ひとりだけのインタビューとなります」
「密」に厳重に注意を払っての進行なのだ。
「Gacharic Spinは、私はお母さんみたいな気持ちでいるからね!」と恵子さん。「いろんなガチャリコを見てくださっていますからね~。
Gacharic Spinは歴史がありますから。
色々と変わって新しいGacharic Spinを楽しんでいます」とKOGAちゃん。
「また寺田リック・スピンやりたい!」
「やりましょう!
寺田家に遊びに行った時、タコ焼きパーティをやったんですよね。
ビックリなことに恵子ねえさん、タコ嫌いなんですよね!」
そうなのか…。
恵子さん、大きなタコが入ったタコ焼きがお似合いな感じがしないでもないが…。
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(一部敬称略 2021年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)