新生HELL FREEZES OVERとNATAL
2019年11月の『Marshall GALA2』では2番手でステージに上がったHELL FREEZES OVER。
若さ溢れる爆発的な演奏で自慢の4曲を披露してくれた。
このパフォーマンスを目の当たりにしてこのチームがお気に入りのひとつになったメタル好きの方も少なからずいらっしゃったのでは?
私も自信を持って皆さんにお送りした。
幕間のバンドへのインタビューでは「今時、こんな音楽を演っているなんて小野田さんみたいだ」とか「メンバー全員が同じ方向を向いている」とか私も語らせて頂いた…ハイ、覚えてますよ。
その後、最初のフル・アルバム『Hellraisers』をリリース。
オッと、コレじゃない…似てるけど。コレがHELL FREEZES OVERのファースト・フル・アルバム『Hellraisers』。
デジタル機器を一切使用しないフル・アナログ・レコーディングが一部では話題になった。
ま、CDなんで最後はデジタルになっちゃうけど、やっぱり音の太さが違った。…と、順風満帆に見えたHELL FREEZES OVERだったが、ベースのTakuyaくんが脱退してしまった。
私の印象ではもっともHELL FREEZES OVERっぽい感じがしていたんだけど、わからないものである。
結論としては、私の目は節穴で「メンバー全員が同じ方向を向いていなかった」ということになろうが、ワリィ…カンベンしちくりぃ!
バンドは残っているし、コロナ禍の中フル回転で活動を再開しているのだから!すでにメンバーの顔触れは発表になっているが、コレがその新生HELL FREEZES OVER。
TREBLE "GAINER" AIDYSHO
そして、新加入のベーシスト、RAY。
オイオイオイオイ、1995年の生まれだってか?
ついこないだじゃん!
私が初めてニューヨークに単身で行った年で、昨日のことのように覚えているよ。この通り、いい感じ。
メンバー全員が同じ方向を向いている…かどうかは私には語る資格はないが、波長がバッチリのようだ。
計算してしてみるとバンドの平均年齢は28歳。
まだ、この世にたった28年しか生きていないヤツら。で、どんな様子かと思ってリハーサルにお邪魔させてもらった。
この日は新曲の仕込みをしていて、RYOTOくんの指示にしたがって徐々にアレンジを進めているところだった。
もちろんMarshallしか出せないギター・サウンド満載の曲。
もちろん、HELL FREEZES OVERテイストもテンコ盛りだ。
新しいリズム隊のコンビネーションもピッタシ!
そして、GAINERちゃんも元気いっぱいに声を張り上げていた。
新生HELL FREEZES OVERには一転の曇りもないわ。
ヨカッタ、ヨカッタ。
ところで気が付いた?…Tomくんのドラムス。
新しいNATALのツーバス・キットなのです。
それもそのハズ、モノスゴイ鳴り!
トムくんのNATALは「本邦初」づくしなのだ。
まずは26"のバスドラム。
これまで24”はいくつかあったんだけど、26"は初めて。
エラく深い音がするもんですナァ。10"、12"、13"というトリプル・ラック・タムのコンフィギュレーションのオーダーも日本で初めて。
そして、この純白のフィニッシュ。
「ピアノ・ホワイト」といいます。
ナニ色かというと、その名の通りピアノをネガポジ反転させたような「白」。
まぶしいわ~!コレを思う存分叩きまくっていた。
そりゃ本人はキモチいいでしょいけど、見ている方も気持ちよかったわ。このNATALがステージに上がるHELL FREEZES OVERのライブが楽しみだ!
と思っていたら…
あるじゃないの!
『The New Beginning of H.F.O. 2021』と銘打った単独公演。
6月26日、新宿のWild Side Tokyo。
コレは楽しみだゾ~!おお、やっぱり同じ方向を向いているわ!
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