2020楽器フェア オンラインのMUTANT MONSTER
『2020楽器フェア オンライン』…12月12日にもうひとつ登場したバンドは…
MUTANT MONSTER!
新しいパプリシティ・フォトを引っ提げての登場。
ステージのようす。
JCM900 4100のフル・スタックが2セット。
ベースアンプはEDEN Terra Nova TN-501とD410XST&D115XLT。
ドラム・キットはNATALのCafe Racerだ。
今度は定刻通りにスタート。
MUTANT MONSTRのオープニングのルーティン、「OK, OK!」。
オープニングは「ABNORMAL」。
いきなりMEANAちゃんと…
もうこの「♪星になると誓うわ、リオン、リオン」というところがすごく好き…ってんで、役得でリクエストさせて頂いた。
そしたら早速演ってくれた!
私がリクエストしなくても演っただろうけど。
また転調するところがいいんだ~。MEANAちゃんのアルペジオっぽいギターからスタートするのは「離してあげる」。
この曲もBEちゃんとMEANAちゃんの2人の歌のパートが巧妙に組み合わさった魅力的な曲。
一番最初にこのバンドを観た時にこの曲が一番印象に残った。
「♪ハサミを入れるわ」というパンチ・ラインがいい。「こんにちは!
MUTANT MOSTERです!
初の配信ライブです。
ライブ自体が今年の3月以来ということでとても楽しみにしてきました!」今度はCHADちゃんのドラムスに…
MEANAちゃんのワイルドなギターが炸裂!
和風ビートから始まる「Sparkling Energy」。
「We could have loved each other」の「恋愛仮定法過去完了」ソング。
ポッカリと空いたハートにエナジー・ドリンクを流し込む。
私がその手の類のドリンクを口にすることはまずあり得ないんだけど、Marshallの50周年コンサートの時だけは別だった。
前にも書いたけど、もう人生最大の疲労に襲われてしまって、コンサートの休憩中に楽屋に置いてあった赤い水牛のロゴの栄養ドリンクの250ml入りを3本立て続けに飲んだ。
その空き缶を見てMarshallのひとりが「コレ飲んだの誰だ?まさか1人で3本飲んだんじゃないだろうな?」と。かなり真剣に声を荒げてそういった。
私は驚いて自分が全部飲んだことを告白すると…
「シゲか!? ダメよ、ダメダメ!コレをいっぺんにたくさん飲むと死んじゃうんだぞ!」と言われてマジでビビった。
おかげさまで全く何ともないどころか、疲れなんかゼンゼン取れなかったゼ。
私の疲労の勝ちだった。チョットおとなしめに「DEAR JOE」。
「ありがとうございます。
ライブをするのが久しぶりなので最初緊張してしまいました。
こうしてご覧の皆様と再会できてとてもうれしいです。
呼んでくれた楽器フェアの皆さん、どうもありがとうございます!」
今度もMEANAちゃんのアルペジオ。
BEちゃんフィーチュアで「東京」。
変な意味ではなくて、「東京」についての歌を歌えるのは地方出身の方々の特権だと思っている。
演歌と違って日本のロックは「土地の歌」ってのが苦手だからね。
観光大使よろしく「ふるさと応援歌」になっちゃうから。BEちゃんも感情を込めて「東京」を歌い上げる。
それもそのハズ…
「今の曲はいつもはもっと速いバージョンで演っているんですが、みんなに歌詞を聞いて欲しくてユックリしたアレンジでお届けしました」
そう、この曲のオリジナル・バージョンはハジけんばかりのドライビング・チューンなのだ。
「Lazy guy、私は愛せない」って!
次の曲もリクエストさせて頂きました。
リクエストしなくても演ってくれただろうけど。
曲は「バババブル」。
昨年末(アレから1年経ったのかよ!?)のワンマン・ライブでは最後の方に演ってね、すごく盛り上がってとてもいい感じだったのを覚えている。「♪ホラ、セーノでみんなが爆発すれば 大抵のことはナントカなるよ」なんてこの人たちに言われるとナントカなっちゃいそうな気がするのだ。
この日、本当に初体験だった配信ライブ。
順調に進んでおります!
続けては…キタキタ~、「No Way」。
この曲、「No way, no way 誰があなたを愛すというの」の最後の「い・う・の」のメロディがクロマチックになっているところが私にとってはモノすごく意外でオモシロいんだよね。CHADちゃんのキメのポーズもバッチリとキマった!
背が高いので、手が長いこと!
こうして見ているとそうでもないんだけど、MUTANT MONSTERって3人とも背がすごく高くてスラ~っとしてるんだよね。
海外へ行っても外人のサイズに負けないぜ。「Girl's Fight」から…
「私たち、この曲から始まりました」という…
「バーゲンセール」に続けた。
なるほど、そういわれてみると何となく「初々しさ」を感じるストレートなサウンドだ!
…と、最後に持って来たのは「夏」。
曲は「Summer Ticket」。みんなで歌う今風の「ウォーウォー」ソング。
盛り上がった~!
MUTANT MONSTER初の配信ライブほぼ無事に終了!
「ほぼ」というのは、MUTANT MONSTERは海外にもファンが多く、イギリスのファンなんかはこの配信ライブをとても楽しみにしていて、ガンバって朝5時に起きたそうだ。
それにもかかわらず、サイトが日本語表記のみでアクセスの仕方が皆目わからず断念せざるを得なかった。
この時代には全くふさわしくなく、完全に海外を無視した丸っきりドメスティックなイベントだったのね?
次回はよもや「オンライン開催」なんてことにはならないだろうけど、もしそういうことになった場合にはその方面には特段の配慮があるといいね。
最後に記念撮影。
ご出演ありがとうございました。
来年はイギリスで一緒になれるかな?
MUTANT MONSTERの詳しい情報はコチラ⇒MUTANT MONSTER OFFICIAL WEBSITE
(一部敬称略 2020年12月12日 都内スタジオにて撮影)