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2020年10月20日 (火)

【BREAK the CODE】vol.14~CONCERTO MOON 島紀史

 
Marshall CODEの魅力をプロ・ギタリストが解剖する動画シリーズ『BREAK the CODE』。

10その第14弾はCONCERTO MOONの島紀史。

20このシリーズ、ビデオの中に取り込んで頂きたいトピックスだけをあらかじめ出演するギタリストの皆さんに提示しておいて、残りのデモンストレーションのパートはお好きなように構成して頂いている。
実は、島さん(以下、「ノンちゃん」)の場合、このデモの部分がチト心配だった。

30v もちろんプレイのことではない。
はたまたトークの部分でもない。
それは、CODEの一番の特長である「限りない音色」を果たしてデモをしながらPRしてくれるのか?…という心配だった。
普段からCONCERTO MOONの音楽を作るのに使用しているギターの音色は「島トーン」とも言うべき美しいMarshallディストーション一辺倒でしょう?
ところが!
まさか「ピッチ・シフターは使わないだろうな」とは思っていたけど、なんと4種類ものサウンドを用意してきてくれた。

40それともうひとつ…。
「デジタルやモデリングとは無縁」のイメージが大きい人だ。
果たしてGATEWAYを操作してくれるのだろうか?…という心配。
ヘタをすればまだガラケーを使っているのではなかろうか?
さすがにコレは事前に確認させて頂いた。
これには「いいえ、スホ使ってますよ」と「マ」にストレスを置いて即答してくれた。

50撮影当日。
ノンちゃんはもうスッカリGATEWAYを自家薬籠中に入れていて、撮影中にチョット音質を変える必要が出てきた時、「ホイホイ」とスマホを手に取って「アレはこうして、コレはああして…」とかナントカ言って、お茶の子さいさいにGATEWAYを使いこなしていた!
見て!
この楽しそうな顔!
70プレイはスゴかった。
デジタルだの、サンプリングだの、モデリングだの言ったところで出て来るサウンドは結局「島の音」…なんていうと奄美か宮古か辺りの民謡のタイトルみたいだけど正真正銘の「島トーン」。
結局は指なんだよな~。
でも、それをちゃんと再現しているCODEも偉い!60vその「島の指」なんて言うと三宅か式根あたりの民謡のタイトルみたい…じゃないな。
そのノンちゃんの美しい指さばきをジックリ見て頂こうと前回の田川ヒロアキさんの時と同様、マルチカム(というほどではないが…)で撮影に臨んだ。
現場はノンちゃんと私の2人きり。
私は1人でカメラ2台の操作と録音、それにスチール・カメラのひとり4役をこなしたってワケ。
かつてこういう仕事のプロが「ワンオペはキツイですよ!」と言っていたけど、ホントだったわ。
でも、そうまでしてカメラを2台用意したのは、どうしてもノンちゃんの右手のテクニックをフィーチュアしたかったからなのだ!
「ギターは右手」だからね。Cuトークは全然心配なし。
他に記事に幾度となく書いている通り、昔は『Marshall Roadshow』と称してノンちゃんとMarshallのクリニックを何回もやった。
JMDの時は故ジーノ・ロートが見に来てくれたりしてね。
そこでノンちゃんのトークのうまさを知り尽くしているから、もうしゃべりの方は100%お任せしていた。
この撮影に先立ってノンちゃんは「1時間もあれば十分です」と豪語していたが、その言葉通り、撮影自体は1時間もかからずに終了。
トークはすべてワンテイク。
ギターは録音の状態を改善させるためにホンの2回か3回取り直した箇所があったが、「ほぼワンテイク」と言っていいだろう。
それでいて尺はこのシリーズ最長の27分27秒。
「島好き」なんて言うと父や母の小笠原あたりの民謡のタイトルのようだが…ノンちゃんファン、CONCERTO MOONファン、ヘヴィメタル・ファン、そしてギター・ファンにはあっという間の27分半だと思う。80それでは島紀史の『BREAk the CODE』をお楽しみあれ!
CODEの魅力も見逃さないでよ!
コレCODEの宣伝ビデオなんだから。


12月9日にニュー・アルバム『RAIN FIRE』のリリースも決定。
そして、コロナが終息して、発売記念ツアーと…この先がとても楽しみなCONCERTO MOONなのだ。
 

島紀史の詳しい情報はコチラ⇒CONCERTO MOON Official Site

90v『BREAK the CODE』はYouTube『Marshall Japan』チャンネルからどうぞ!⇒Marshal Japan

100s<『BREAk the CODE』まだ続きます>

200
(一部敬称略 2020年9月某日 Marshige Studioにて撮影)