SHOW-YA 東名阪ツアー『NEW WORLD 2019』<後編>
「SHOW-YAファンはいいよな~。だってMarshall Blogがあるじゃん!」…と誰かが言ったかどうかは知らないけど(多分誰も言っていないに違いない)、今日の記事はそう思われている感じがしちゃうぞ!
そんな仕上がり。
もちろんそれもレポートするショウの内容が素晴らしいからこそ…の話。
そんなSHOW-YAの9月の単独公演のレポートの<後編>。
SHOW-YAのコンサートのお楽しみのひとつ、メンバーのトークからスタート。
まずはmittan。
「ツアー最終日にお越し頂きましてありがとうございます!
SHOW-YAは来年35周年ですけど、美紀ちゃん、60ってどうする?
脳内では20歳台だと思っています」
「ライブってスゴイですね。ココまで続けられて来れて自分たちってエライな~って思います。
ライブこそSHOW-YAの不老長寿の秘密です。
これからも楽しいライブを続けられたら、と思います。
よろしくお願いします!」
「令和に替わって初のSHOW-YAツアーです。元号が変わってもSHOW-YAガンバってます!
今日は入り待ちしている人に『MCを長くやってください!』と言われました。
キャプテンの身体が続く限り走って行きます。35周年、よろしくお願いします!」
「祝、美紀ちゃんツアーの3本目…デビューした当時のメンバーにステージに立てるって本当にシアワセなことだと思いました。
美紀ちゃん60歳、私は永遠の14歳…」
「オリンピック・イヤーのSHOW-YAの35周年、そして美紀ちゃんの還暦…よろしくお願いします!」
そして、キャプテンからごあいさつ。
「とうとう来ちゃいました。本当に60歳になってしまいました。
メンバーと一緒にステージに立てるなんてこれほどシアワセなことはありません。
そして、皆さんが観に来てくれて…感謝しかありません!うれしいです!」左手には例の「還暦祝いスペシャル・スウェット・バンド」。
「出会った時はまだ10代で、メンバーの還暦を祝うバンドになるなんて思ってもみなかったです」
ロックの始まりは一応1955年のビル・ヘイリーということになってなっているでしょ?
だからロックって今年でまだ64歳なんだよね。還暦を迎えてまだ数年。
ロックだって出て来た当初は、将来還暦の人が演奏するとは思ってなかったでしょう。
「60歳ってナ~ニ?恵子が50歳になった時に『熟女ナメんなよ!』って言ってたでしょ?60歳って『熟女』って言わないよね?」
チョット!そんなこと気にしないで!
でも…「皆さん、60歳になりましたが…熟女ナメんなよ!」
その意気、その意気!…なんて私も人のこと言ってられないんだけどね。
「本当にありがとうございます。
来年のSHOW-YAの35周年に向けてよろしくお願いします!」
「キャプテン、還暦おめでとう!
SHOW-YAの唯一の既婚者。家に帰ればダンナが祝ってくれる。地方に出ればメンバーが祝ってくれる。ステージに立てばみんなが祝ってくれる…こんなシアワセはないのではないか!?
私もお嫁にいきたかった!
こんなに心が『愛』を欲しがっているのは、魂が『ロックしろ!』って言ってるからだよ!」
と、次の曲に進んだ。
さっそくキャプテンからスタートしたのは…
シットリと「何故」。
ジックリと歌い込む恵子さん。
イケイケの恵子さんはもちろん最高だけど、こうした曲を丁寧に歌いこなす恵子さんも素晴らしい。
加えて、まるで歌を歌っているかのような情感豊かなギターが心を打つ。
そして、何よりも…いい音~!
すべての女性ギタリストに耳を傾けてもらいたいギター・サウンドだ。
そのsun-goさんのギターの音を出しているのはMarshall。
ヘッドはJVM410H。
もっとも肝心な音の最終出口であるスピーカー・キャビネットは1960BDM。
還暦を迎えた(私まで言うことないか…)キャプテンのキーボード・ソロ。
SHOW-YAの曲においてのキーボーズの役割は途方もなく大きいのだ。
そのまま続いてmittanのドラム・ソロ。
華麗なスティックさばきで安定のドラム・ソロを聴かせてくれる。
この曲は楽しいね!
「無邪気なSHOW-YA」ってか?
でもギター・ソロはハードにキメるぞ!
クライマックス前のMC。
「今日は本当に、本当にありがとう!
オリンピック・イヤーにSHOW-YAは35周年を迎えます。
これからも戦って、戦って、戦い抜いて行きたいと思います。
既婚者になんて負けないぞ!
残り数曲…」
場内の雰囲気が変わるね。
ナンカ、こうもっとSHOW-YAと向き合おう!みたいな。
キマった!
この10年間に同じ写真を何枚撮ったかな~。
何回撮ってもうれしい。
安定のクライマックス・シーン。
ひと時も見逃せないエキサイティングな場面の連続だ。
やっぱり名曲ですな。
先日の『Marshall GALA2』のリハーサルで、とても一緒に歌ったりできないことを思い知ったけど。
マイクをステージ置いて、祈るように身体を動かし続ける恵子さん。
そして…
レポートを長らくお待たせしてしまったので、Marshall Blogの大サービス。
サオ回し…とくとご覧あれ!
アナタはどのカットがお好み?
アンコール、アンコール、アンコール…アンコールお願いしま~す!
別のパターン。
さっきステージに戻って来た時にキャプテンが感激の涙を流した理由はコレ。
SHOW-YAを愛するファンたちの本当のサプライズなのでした。
そりゃ感動するわナァ!
ヨカッタですね~、キャプテン!
「♪ティーティーティ」ってヤツを恵子さんとさとさんで。
さすが恵子さん、いつもテレビネタに強い。
「そんなの関係ネェ」とか、「ワイルドだろう?」とか、「熟女ナメんなよ!」とか…あ、コレはオリジナルだ…流行りのフレーズを必ずブチ込んでくるもんね。「SHOW-YAには、いつもどんな時もなくてはならない、SHOW-YAを支えてくれる大切なメンバーがいます…
アンド、アンド、アンド…You!
まだまだ突っ走っていくよ!最後まで付いて来いよ!」
抱えていたバラの花束を客席に投げ込んだ。
あ~あ~、こんなんなっちゃった!
もちろんお客さんは大よろこび!
ここまで横になっちゃうのは初めて見たよ。
「今日はどうもありがとう!
本当に本当に最後の曲になります。
みんな、アタマ振って帰れよ!」
次のお祝いコンサートは…sun-goさんか。
私はその1日前に済ませておくね。
そして、次のライブは『NAONのYAON』だ!
「オリンピックの関係で次回は日比谷野音が使えない」なんてことになっていたけど、大丈夫だったのね?
めでたし、めでたし!
楽しみにしています!
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA Official Website